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原発問題-福島第1原発で発生した放射性物質トリチウムの処分に、福島県知事は国に慎重な対応を求めた。

 標題について、河北新報は2016年5月31日、「東京電力福島第1原発で発生した汚染水の浄化後に残る放射性物質トリチウムの処分方法を巡り、内堀雅雄福島県知事は30日の定例記者会見で『合理性だけでなく社会的影響を踏まえて検討してほしい』と述べ、国に慎重な対応を求めた。」、と報じた。
 また、「海洋放出には風評被害を懸念する漁業者らが反発しており、内堀知事は『環境や風評に大きな影響を与えかねずデリケートな問題』と指摘。政府による今後の検討では『漁業者や県民の思いを考え、丁寧に議論を進めていくことが重要だ』と述べた。技術的な評価では海洋放出のほか、(1)深い地層に注入(2)蒸発(3)水素に変化させて大気放出(4)固化またはゲル化し地下に埋設-の各方法について検討された。」、と伝えた。


 以下、河北新報の引用。






河北新報-<福島第1>トリチウム処分 慎重対応求める-2016年5月31日


 東京電力福島第1原発で発生した汚染水の浄化後に残る放射性物質トリチウムの処分方法を巡り、内堀雅雄福島県知事は30日の定例記者会見で「合理性だけでなく社会的影響を踏まえて検討してほしい」と述べ、国に慎重な対応を求めた。
 政府の検討会は27日に終えた技術的評価で、海洋放出が最も短期間に低コストで処理できると公表。政府は新たな検討の場を設け、対応を総合的に判断する。
 海洋放出には風評被害を懸念する漁業者らが反発しており、内堀知事は「環境や風評に大きな影響を与えかねずデリケートな問題」と指摘。政府による今後の検討では「漁業者や県民の思いを考え、丁寧に議論を進めていくことが重要だ」と述べた。
 技術的な評価では海洋放出のほか、(1)深い地層に注入(2)蒸発(3)水素に変化させて大気放出(4)固化またはゲル化し地下に埋設-の各方法について検討された。


by asyagi-df-2014 | 2016-06-04 12:23 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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