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原発問題-水俣病センター相思社メールから。

 水俣病センター相思社から、次のようなメールが届きました。
 相思社では、4月16日(土)より物資の募集を始め、被災者への食料支援などを行っています。
やはり確認しておきたいことは、次の部分です。


①「水俣は一連の震源からは離れていますので、最大でも震度5弱程度で、大きな被害は出ていません。相思社は全スタッフ、建物、お仏壇、資料に直接的な被害はありません。
しかしいまだ余震による揺れが続いています。本震のときは津波警報が出ましたし、今後に「日奈久断層南部に震源が移動する可能性が指摘されています。」
②「日奈久断層は中央構造線に沿った断層ですが、その先には川内原発が稼働しています。相思社から南西に40キロしかなく、地震による大事故が起こった場合、逃げる時間がありません。」
③「九州電力や川内市長は、新幹線や九州自動車道による住民の避難計画を立てていましたが、川内市民をはじめとする現地住民にとって、真っ先に使えなくなる交通手段であることが今回証明されました。」
④「これらのことにより、周辺住民も心理的不安を抱えています。規制委員会は「安全性に問題はない」と発表しましたが、住民一人ひとりが不安を感じているというリアルが重要です。」


 今回、相思社メールではっきりしたことは、九州電力や川内市長による「新幹線や九州自動車道による住民の避難計画」は、破綻したということです。
 その上で、私たちが大事にしなければならないのは、「住民一人ひとりが不安を感じているというリアルが重要」、であるということです。


 さて、一つの方法として、下記内容で、皆さんの取り組みをお願いします。


今後も物資の支援を求めています。
鹿児島県出水市の民泊プランニングさんが、相思社への物資の中継地点になってくださっています。
以下にお送りいただくと、スタッフの皆さんが相思社に届けてくださいます。

〒899-0202
鹿児島県出水市昭和町16-5出水観光ビル2階
一般社団法人出水民泊プランニングさん 相思社気付
電話0996-79-3320

また、佐川急便であれば、遅延するけれど水俣までお送りいただけるそうです。
佐川急便の場合は相思社まで
〒867-0034 水俣市袋34 水俣病センター相思社
電話 0966-63-5800

現在、道路が寸断されていたり、通行止めなどの影響から熊本県内への荷物の発送が遅れる状況です。
多くの宅配・運送会社が受付を中止していますので、断られた方も多いかもしれませんが、
再度のチャレンジ、どうぞよろしくお願い致します。

水俣周辺の方は、相思社の集会棟仏間まで届けていただけるとありがたいです。
交通手段がない方は、ご連絡をいただければ取りにうかがいます。
どうぞよろしくお願い致します。
【必要としている物資】
・飲料水
・インスタントご飯
・カップ麺
・パン
・缶詰類
・粉ミルク
・インスタント離乳食
・おしり拭き
・子ども用紙オムツ
・介護紙オムツ(大人用)
・毛布
・洋服(下着類を含む)
・割り箸
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・生理用品

以上、ご自宅などにありましたら、お送りいただけると幸いです。

長期的支援が必要になるかと思いますが、どうぞ今後共よろしくお願い致します。


一般財団法人 水俣病センター相思社
〒867-0034 熊本県水俣市袋34番地
電話 0966-63-5800/FAX 0966-63-5808
営業時間:9時~17時
休業日:毎週土曜日 年末年始


 以下、相思社メールニュースの引用。







相思社メールニュースです。


熊本地震の発生から、5日目が過ぎました。
相思社には多くの方々から、ご心配やお見舞いの電話・FAXやメールをいただいております。
ありがとうございます。

永野は前震があった15日(金)に熊本に行きました。
その日の夜に水俣に帰ってきましたが、その時よりも今回の本震と呼ばれる16日(土)未明のほうが揺れと被害が酷かったとのことで、相思社では、4月16日(土)より物資の募集を始め、被災者への食料支援などを行っているところです。
水俣市や出水市などからたくさんの方が相思社に物資を運んでいただいており、物資を被災地に届けることができています。
流通が止まったことが分かった17日(日)からは、鹿児島県出水市経由で、全国より物資をお送りいただいています。

水俣は一連の震源からは離れていますので、最大でも震度5弱程度で、大きな被害は出ていません。
相思社は全スタッフ、建物、お仏壇、資料に直接的な被害はありません。
しかしいまだ余震による揺れが続いています。
本震のときは津波警報が出ましたし、今後日奈久断層南部に震源が移動する可能性が指摘されています。
日奈久断層は中央構造線に沿った断層ですが、その先には川内原発が稼働しています。
相思社から南西に40キロしかなく、地震による大事故が起こった場合、逃げる時間がありません。
九州電力や川内市長は、新幹線や九州自動車道による住民の避難計画を立てていましたが、川内市民をはじめとする現地住民にとって、真っ先に使えなくなる交通手段であることが今回証明されました。
これらのことにより、周辺住民も心理的不安を抱えています。
規制委員会は「安全性に問題はない」と発表しましたが、住民一人ひとりが不安を感じているというリアルが重要です。
国家の倫理では国民は守られないことが証明されたのが水俣です。
何もないから止めないではなく、何もないうちに、原発を止めたいと思います。


今後も物資の支援を求めています。
鹿児島県出水市の民泊プランニングさんが、相思社への物資の中継地点になってくださっています。
以下にお送りいただくと、スタッフの皆さんが相思社に届けてくださいます。

〒899-0202
鹿児島県出水市昭和町16-5出水観光ビル2階
一般社団法人出水民泊プランニングさん 相思社気付
電話0996-79-3320


また、佐川急便であれば、遅延するけれど水俣までお送りいただけるそうです。
佐川急便の場合は相思社まで


〒867-0034 水俣市袋34 水俣病センター相思社
電話 0966-63-5800


現在、道路が寸断されていたり、通行止めなどの影響から熊本県内への荷物の発送が遅れる状況です。
多くの宅配・運送会社が受付を中止していますので、断られた方も多いかもしれませんが、再度のチャレンジ、どうぞよろしくお願い致します。

水俣周辺の方は、相思社の集会棟仏間まで届けていただけるとありがたいです。
交通手段がない方は、ご連絡をいただければ取りにうかがいます。
どうぞよろしくお願い致します。
【必要としている物資】
・飲料水
・インスタントご飯
・カップ麺
・パン
・缶詰類
・粉ミルク
・インスタント離乳食
・おしり拭き
・子ども用紙オムツ
・介護紙オムツ(大人用)
・毛布
・洋服(下着類を含む)
・割り箸
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・生理用品

以上、ご自宅などにありましたら、お送りいただけると幸いです。

長期的支援が必要になるかと思いますが、どうぞ今後共よろしくお願い致します。


一般財団法人 水俣病センター相思社
〒867-0034 熊本県水俣市袋34番地
電話 0966-63-5800/FAX 0966-63-5808
営業時間:9時~17時
休業日:毎週土曜日 年末年始


by asyagi-df-2014 | 2016-04-20 06:50 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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