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原発問題-九州電力社長は川内原発免震棟の撤回譲らず。さらに、九州電力は川内原発の訓練計画に規定違反。

 標題について、南日本新聞は2106年2月3日、「原子力規制委員会は3日、臨時会合に九州電力の瓜生道明社長を呼び、川内原発の免震重要棟新設計画撤回などについて意見交換した。瓜生社長が耐震施設での代用を『免震棟と同等以上に安全性が確保できると判断したが、説明がうまくできてない』と釈明したのに対し、規制委は『提案は納得できない。準備不足ではないか』と再検討を求めた。瓜生社長は、自社で免震棟の実績がないことを踏まえ、『免震装置や機器の確認試験、保守メンテナンスまで含めると課題があると考えた』と、再考しない意向を強調した。」、と報じた。
 また、2016年2月4日、「原子力規制委員会の定例会合が3日あり、規制委事務局の原子力規制庁は全国の原発で行った本年度第3四半期の保安検査の結果報告をした。再稼働した九州電力川内原発については、訓練計画に保安規定に違反する不備があったとし、今後監視すると判定した。違反とされたのは、火災や竜巻の発生を想定した対処訓練の手順書。訓練に参加しなかった所員に対し、『保安規定で要求した訓練に参加するのと同水準の事後訓練を施す内容になっていない』と判断した。規制庁は『今後の保安検査で改善されているか確認していく』としている。」、と報じた。


 あきれた九州電力の対応である。


以下、南日本新聞の引用。







南日本新聞-川内原発の訓練計画に規定違反 規制庁が指摘-2016年2月4日


 原子力規制委員会の定例会合が3日あり、規制委事務局の原子力規制庁は全国の原発で行った本年度第3四半期の保安検査の結果報告をした。再稼働した九州電力川内原発については、訓練計画に保安規定に違反する不備があったとし、今後監視すると判定した。
 違反とされたのは、火災や竜巻の発生を想定した対処訓練の手順書。訓練に参加しなかった所員に対し、「保安規定で要求した訓練に参加するのと同水準の事後訓練を施す内容になっていない」と判断した。規制庁は「今後の保安検査で改善されているか確認していく」としている。
 川内原発の検査は昨年11~12月に実施。内部監査の実施状況などのほか、抜き打ちで設備の維持・管理状況をチェックした。


南日本新聞-九電社長、川内原発免震棟の撤回譲らず 規制委は再検討要求-2016年2月4日


 原子力規制委員会は3日、臨時会合に九州電力の瓜生道明社長を呼び、川内原発の免震重要棟新設計画撤回などについて意見交換した。瓜生社長が耐震施設での代用を「免震棟と同等以上に安全性が確保できると判断したが、説明がうまくできてない」と釈明したのに対し、規制委は「提案は納得できない。準備不足ではないか」と再検討を求めた。
 瓜生社長は、自社で免震棟の実績がないことを踏まえ、「免震装置や機器の確認試験、保守メンテナンスまで含めると課題があると考えた」と、再考しない意向を強調した。
 委員からは「(再稼働後の撤回で)社会からどんな反応を受けるか織り込み済みだったのか」「福島第1原発事故で免震棟が使われた経験をよく考えた方がよい」など厳しい意見が続出した。


by asyagi-df-2014 | 2016-02-05 05:18 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人