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原発問題-免震棟の放棄で再稼働前提崩壊、と反原発の市民団体は九州電力に手続の中止を要請。

 標題について、佐賀新聞は2016年1月21日、「反原発の市民団体は20日、九州電力が原発の『免震重要棟建設を放棄したことで再稼働の前提が崩れた』として、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の稼働停止と玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働手続きの中止を九電に要請した。玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会とプルサーマルと佐賀県の100年を考える会の2団体が、福岡市の九電本店を訪れ、要請書を手渡した。」、と報じた。
 また、その要請内容について、「要請では、免震重要棟が福島第1原発事故の際に対応拠点となったことを踏まえ『建設の放棄は、住民をだまし、規制委員会との約束を破るもの』と批判した。川内原発の計画撤回と玄海原発の再検討に至った経過や判断の説明などを求めた。九電の担当者は、他の電力会社が免震構造の施設に関し、新規制基準の下で適合性審査を通っていない現状を説明した。川内原発では、これまで実績が多く、技術的に確立されている『耐震』に変更した経緯を伝えた。」、と伝えた。
 さらに、「市民団体のメンバーは、耐震ではなく、揺れを抑える『免震』のメリットを強調し、『計画通りに建設できないなら川内の稼働を停止し、玄海も再稼働すべきではない』と指摘した。」、と伝えた。


 以下、佐賀新聞の引用。







佐賀新聞-市民団体、九電に手続きの中止を要請 「免震棟の放棄で再稼働前提崩壊」-2016年01月21日 10時14分

 反原発の市民団体は20日、九州電力が原発の「免震重要棟建設を放棄したことで再稼働の前提が崩れた」として、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の稼働停止と玄海原発(東松浦郡玄海町)の再稼働手続きの中止を九電に要請した。

 玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会とプルサーマルと佐賀県の100年を考える会の2団体が、福岡市の九電本店を訪れ、要請書を手渡した。

 要請では、免震重要棟が福島第1原発事故の際に対応拠点となったことを踏まえ「建設の放棄は、住民をだまし、規制委員会との約束を破るもの」と批判した。川内原発の計画撤回と玄海原発の再検討に至った経過や判断の説明などを求めた。九電の担当者は、他の電力会社が免震構造の施設に関し、新規制基準の下で適合性審査を通っていない現状を説明した。川内原発では、これまで実績が多く、技術的に確立されている「耐震」に変更した経緯を伝えた。

 市民団体のメンバーは、耐震ではなく、揺れを抑える「免震」のメリットを強調し、「計画通りに建設できないなら川内の稼働を停止し、玄海も再稼働すべきではない」と指摘した。


by asyagi-df-2014 | 2016-01-22 17:53 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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