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原発問題-1万1175人分の再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める署名簿を、市選挙管理委員会に提出。

 伊方原発再稼働を巡る住民側の動きについて、愛媛新聞は2015年12月8日、「四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働をめぐり、八幡浜市の市民団体『住民投票を実現する八幡浜市民の会』は7日、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める署名簿を市選挙管理委員会に提出した。同会は、直接請求に必要な有権者の50分の1(616人)を大きく超える、1万1175人分を集めたとしている。今後、市選管の審査と縦覧を経て、有効と認められれば、同会は条例制定を大城一郎市長に本請求する。市長は請求を受理した後、条例案に意見を付けて、市議会に提案。市議会が可決すれば、住民投票が実施される。」、と伝えた。
 一方、伊方原発再稼働を巡る状況について、「伊方3号機の再稼働については大城市長が9月、中村時広知事に、条件付きで了承するとの意見を伝えた。県と伊方町も10月下旬、再稼働に同意している。原子力規制委員会の残る審査などを経て、3号機は来年以降に再稼働する見通しだ。市議会(定数16)は9月定例会で、3号機の早期再稼働を求める決議案を賛成多数で可決している。」、と伝えた。

 以下、愛媛新聞の引用。







愛媛新聞-伊方再稼働、住民投票求め署名簿提出 1万超分-2015年12月8日03時00分


 四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働をめぐり、八幡浜市の市民団体「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は7日、再稼働の賛否を問う住民投票条例の制定を求める署名簿を市選挙管理委員会に提出した。同会は、直接請求に必要な有権者の50分の1(616人)を大きく超える、1万1175人分を集めたとしている。

 今後、市選管の審査と縦覧を経て、有効と認められれば、同会は条例制定を大城一郎市長に本請求する。市長は請求を受理した後、条例案に意見を付けて、市議会に提案。市議会が可決すれば、住民投票が実施される。

 署名集めは11月3日から今月2日まで実施した。この日、同会は会見し、共同代表の遠藤綾さんは「市民みんなの声で再稼働の賛成、反対を決めましょうと呼びかけた」と説明した。

 市選管によると、1日現在の有権者数は3万776人。遠藤さんは「(直接請求に必要な数を大きく上回る)有権者の約3分の1が賛同した。市長と議会は重く受け止め、住民投票の実現のために力を貸してほしい」と話した。

 来年1月にも開かれる臨時市議会で条例案が成立するには、過半数の賛成が必要になる。同会には共同代表を務める石崎久次市議(無所属)をはじめ、岩渕治樹(同)、遠藤素子(共産)、大山政司(社民)の計4市議が参加している。

 伊方3号機の再稼働については大城市長が9月、中村時広知事に、条件付きで了承するとの意見を伝えた。県と伊方町も10月下旬、再稼働に同意している。原子力規制委員会の残る審査などを経て、3号機は来年以降に再稼働する見通しだ。

 市議会(定数16)は9月定例会で、3号機の早期再稼働を求める決議案を賛成多数で可決している。(佐藤英法)


by asyagi-df-2014 | 2015-12-10 17:17 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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