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原発問題-川内原発再稼働反対集会が開かれる

 九州電力が川内原発1号機の再稼働を2015年8月11日に目論んでいる中、鹿児島(9日)、福岡(10日)で、再稼働反対の集会が開かれた。
 毎日新聞は、2015年8月10日「九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が11日にも見込まれる中、再稼働反対を訴える集会が10日、福岡市中央区の九州電力本社前であった。平和を考える世界1周の船旅を運営するNGO「ピースボート」など複数の民間団体が主催し、市民約100人が参加した。」と、報じた。
 朝日新聞は、2015年8月9日、「九州電力が11日に予定する川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機の再稼働を前に、脱原発を訴える市民団体などが9日、原発近くの海岸で、再稼働に反対する集会を開いた。主催団体によると、約2千人が参加し、原発周辺でデモ行進もした。ルポライターの鎌田慧氏や、日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛・京都造形芸術大教授も駆けつけた。」と、伝えた。

 以下、毎日新聞、朝日新聞の引用。








毎日新聞-川内原発:再稼働反対 九電本社前の集会に100人参加-2015年08月10日 


 九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が11日にも見込まれる中、再稼働反対を訴える集会が10日、福岡市中央区の九州電力本社前であった。平和を考える世界1周の船旅を運営するNGO「ピースボート」など複数の民間団体が主催し、市民約100人が参加した。

 集会は午前10時過ぎに始まり、ピースボートの吉岡達也共同代表は「広島、長崎の被爆を体験した国民として、原発に頼らない脱原発の世界を作りたい」と訴えた。参加者は「再稼働NO!」などと書いた横断幕を掲げ、「原発いらない」「原発から子供を守ろう」とシュプレヒコールした。

 九電本社前で座り込みを続ける福岡市博多区の青柳行信さん(68)は「私たちは、原発と人は共存できないことを福島の原発事故から学んだ。声を上げ続けて再稼働を止めたい」と話した。【川上珠実】


朝日新聞-「川内原発再稼働反対」集会に2千人 鎌田慧さんら参加-2015年8月9日


 九州電力が11日に予定する川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機の再稼働を前に、脱原発を訴える市民団体などが9日、原発近くの海岸で、再稼働に反対する集会を開いた。主催団体によると、約2千人が参加し、原発周辺でデモ行進もした。ルポライターの鎌田慧氏や、日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛・京都造形芸術大教授も駆けつけた。


朝日新聞-川内原発の再稼働反対集会、県が海岸使用不許可 鹿児島-2015年8月9日


 九州電力が11日に再稼働させる予定の川内原発(鹿児島県薩摩川内市)近くの久見崎海岸で、市民団体などが再稼働反対を訴えるために9日に開く集会について、県が海岸の使用を不許可としていることがわかった。実行委員会は反発し、予定通り開催する方針だ。

 集会は93の市民団体などでつくる実行委が企画し、参加者は3千人程度を想定している。ジャーナリストの鎌田慧氏らも参加予定。

 海岸を管理する県によると、実行委側から海岸の使用許可申請が7月下旬にあったが、8月3日に不許可にしたという。実行委側は異議申し立てをしている。

 海岸法に基づく県の要領では、催しで海岸を占用する場合、地域振興を図る目的などの条件を満たせば許可すると定めている。無許可で使用すると、6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる。県は不許可の理由について「集会は、要領にある許可できるものに該当しないと判断した。反原発だから不許可にしたわけではない」としている。

 実行委などは8日も、脱原発やウミガメ保護を訴えるコンサートを同じ海岸で開いたが、県はこの催しでの海岸使用も許可しておらず、ステージの撤去を指導したという。実行委に加わる市民団体「反原発・かごしまネット」の向原祥隆代表(58)は「表現の自由、集会の自由は憲法で保障されている。環境にも配慮して計画しており、規制されるべきものではない」と話す。(礒部修作、神崎卓征)


by asyagi-df-2014 | 2015-08-10 11:53 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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