原発問題-九州電力は、川内原発の再稼働を8月11日に。
2015年 08月 06日
新規制基準に基づいた全国初の稼働となる川内原発の再稼働について、毎日新聞は2015年8月5日、「九州電力は川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、11日に原子炉を起動し、再稼働する方針を固めた。10日の再稼働を目指したが、川内原発1号機は約4年ぶりの稼働となり、検査工程などをさらに慎重に考慮して判断した。近く原子力規制委員会に正式に伝える。」と、報じた。
また、毎日新聞は、「検査の状況次第で、再稼働はさらに遅れる可能性もある。原子炉を起動して約3日後に発電・送電を始め、9月中旬に営業運転を開始する方針だ。」とも伝えた。
以下、毎日新聞の引用。
毎日新聞-川内原発1号機:再稼働、11日に…九州電力-2015年08月05日
九州電力は川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、11日に原子炉を起動し、再稼働する方針を固めた。10日の再稼働を目指したが、川内原発1号機は約4年ぶりの稼働となり、検査工程などをさらに慎重に考慮して判断した。近く原子力規制委員会に正式に伝える。
九電は4日、原子炉内を実際の運転時に近い温度や圧力に上昇させる作業を始めた。10日に制御棒の挿入速度を測定する検査を実施する。検査の状況次第で、再稼働はさらに遅れる可能性もある。原子炉を起動して約3日後に発電・送電を始め、9月中旬に営業運転を開始する方針だ。川内原発1号機が起動すれば、新規制基準に基づいた全国初の稼働となる。【遠山和宏、寺田剛】