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原発問題-高浜原発1、2号機の60年までの運転延長の申請

 「関西電力は30日、運転開始から40年になる高浜原発1、2号機(福井県)について、60年まで運転を延長するための申請を原子力規制委員会に提出した。運転期間を原則40年とし、例外として最長20年の延長を認める制度ができて以来、申請は初めて。新規制基準による通常の審査も通っていないと認可が出ないため、来年7月の期限に間に合うかどうかが焦点になる。」と、朝日新聞は2015年5月1日報じた。

 「3.11」は、原子力発電は人間の技術力では、制御できないことを立証した。もはやこの運転延長など許されるものではない。

 以下、朝日新聞の引用。



朝日新聞-高浜、運転延長を申請 40年超えに向け初 1・2号機-2015年5月1日

 関西電力は30日、運転開始から40年になる高浜原発1、2号機(福井県)について、60年まで運転を延長するための申請を原子力規制委員会に提出した。運転期間を原則40年とし、例外として最長20年の延長を認める制度ができて以来、申請は初めて。新規制基準による通常の審査も通っていないと認可が出ないため、来年7月の期限に間に合うかどうかが焦点になる。

 1号機は昨年11月に運転開始から40年がたち、2号機は今年11月に40年を迎える。いずれも新制度の経過措置で来年7月が延長認可の期限とされ、認可されなければ廃炉を迫られる。関電は、昨年12月から建物のコンクリートや原子炉内の劣化状況などを調べる「特別点検」を実施、延長しても問題ないと判断した。

 規制委は点検結果を踏まえ延長の可否を審査する。ただ、認可は関電が3月に申請した、新基準に基づく審査を通るのが前提。2基は燃えにくいケーブルを使っていないなど新基準を満たすうえでの課題もある。

 また、関電は5月中旬から美浜原発3号機(福井県)の運転延長に向けた特別点検を始めることも明らかにした。8月中旬までかかる見通し。
 (川田俊男)


by asyagi-df-2014 | 2015-05-01 19:11 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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