安部晋三政権の目指すもの

 沖縄タイムスは、2014年7月14日に、この3月に退職した20代の元自衛官のインタビュー記事を掲載しました。
 その内容は、次のようなものでした。
 何故辞めたのかという質問には、「今回の集団的自衛権容認の閣議決定で、海外の『戦闘』に加わることが認められるようになります。自衛隊は、人を殺すことを想定していなかったのでまだ、『仕事』としてやれましたが、今後はそうはいきません。昇任試験も合格したばかりで、自衛官を続ける道もありましたが、戦争に加わって命を落とすかもしれません。命は大事です。」と。
 今回の集団的自衛権行使容認をどう捉えているかについては、「戦争への参加宣言で、自衛隊の軍隊化だと思っています。」と。
 こうした返答は、集団的自衛権の本質は、当時者だからこそ、よく見えるということかもしれません。
 また、安部晋三政権最近のキナ臭さについても、「去年の終わりごろ、秘密保護法が成立して、友人関係や家族についての調査がありました。国に管理されることに違和感がありました。統制のために政府が強引に法案を通したようにしかみえませんでした。秘密保護法の成立で、集団的自衛権の行使容認への流れはできていたと思います。日本が主体となる戦争が今後、起こることも否定できません」と、証言しています。
 特に、衝撃なのは、次のインタビューの内容についてです。
 元自衛官は、「安倍政権になってから、内容が大幅に変わりました。人を標的とする訓練が始まりました。これまでは、相手を捕獲することが基本でしたが、もう今までと違います。軍隊としか思えません。」と。
 知らなかったのは、自分だけではなかったのか。
 安部晋三政権を批判してきたつもりだったのに、実は、「人を標的とする訓練」までも取り入れられてきていたことさへ気づかなかったということ。
 集団的自衛権が戦争するためのものであるということが、こんなにも明確に証明されている。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-11 05:20 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

原発問題-原子力規制委員会は九州電力川内(せんだい)原発1、2号機原発の新しい規制基準を満たしているとの審査結果

 川内原発の再稼働に関して、東京新聞は2014年9月10日、「原子力規制委員会は十日の定例会合で、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)が、原発の新しい規制基準を満たしているとの審査結果を正式に決めた。」と、報じた。
 このことに関しては、「新基準に適合したと認められる初の原発となるが、火山の危険性をめぐる審査で、専門家から多数の批判が出たのに十分検討せず、住民を守るための避難計画も議論しなかった。」と指摘した。
 これを受けたかたちで、「鹿児島県の伊藤祐一郎知事は10日、原子力規制委員会が九州電力川内原発の審査書を正式決定したことを受け、10月9日から審査結果について住民説明会を開催すると発表した。」とも報じた。

 以下、東京新聞の引用。





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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-10 22:57 | 書くことから-原発 | Comments(0)

これからの日本という国について

 明日の自由を守る若手弁護士の会のブログで、東京新聞の9月3日(水)の「貧困層に『経済的徴兵制』?」という記事から、「奨学金と経済的徴兵制?」という投稿が載りました。
 東京新聞の記事は、「文科省の有識者会議でメンバーの一人が、奨学金の返還ができない人たちについて、『防衛省などに頼み、1年とか2年とかインターンシップをやってもらえば就職は良くなる。防衛省は考えてもいいと言っている』と発言した」というもののです。
 このブログでは、この記事を受けて、「国民に服役を義務づける徴兵制がなくても、仕事や収入がないため、軍隊に志願せざるをえない状況になってしまわないか心配されています。」と、まとめています。
 新自由主義政策が、アメリカモデルの模倣を追求する中では、当然この心配が出てくるのは、当然です。
 そして、安部晋三政権の目指すものが、日本を「実戦、すなわち人の命を奪う訓練をするということが、経済的苦境を理由として余儀なくされる」ような社会に必然的に作り替えてしまうことに、「そんな状況にしていいのでしょうか」と訴えています。
 
 本当に、こんな話が安易に出てくるような国に、日本はなってしまった。

 以下、明日の自由を守る若手弁護士の会のブログからの引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-10 05:30 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

沖縄から-辺野古市議選は反対を示した。

 辺野古基地問題を焦点として行われた名護市議選は、「建設反対の稲嶺進市長を支える与党候補が過半数を維持した。1月に稲嶺市長が圧勝した市長選に続き、あらためて建設に反対する名護市民の民意を明確に示したことになる 」と報じられた結果となった。
 この結果は、「4年前の市長選以降、市民が2度の市長選と2度の市議選で基地建設反対の意思を鮮明にし、維持し続ける意味は大きい。」ものである。
 本来、政府はこの結果を受けて、「新基地建設を強行せず、地元名護市民が出した建設反対の意思を真摯に受け止める必要」があるはずである。
 しかし、安部晋三政権の菅官房長官は、次の様に政府の姿勢を述べている。
 「市議選はその一点だけの結果ではない。辺野古移設は淡々と進める」とし、「地元のみなさんにはさまざまな意見があることは承知している」とした上で、「普天間の固定化は絶対に避けなければならない」と強調。「一日も早く普天間返還が実現できるよう全力で取り組む」と。
 こうした安部晋三政権のあり方について、琉球新報は、以下のように、現政権を切って捨てる。
 「それなら今回、逆の結果が出たのだから、政府は『市民の民意は移設反対だ』と言明すべきだ。移設作業を中断するのが筋であろう。しかし政府は移設強行の姿勢をあくまで続ける構えだ。論理性はみじんもない。
 ことし1月の名護市長選で稲嶺氏は「自然と未来の子どもを守るためにも、辺野古に新しい基地は造らせない」と訴えた。市民はその決意を信じ、自らや子孫の将来を託した。本来ならその時点で政府は新基地建設を断念すべきだ。
 例えばじゃんけんをするとする。幼児は往々にして、自分が勝つまで執拗(しつよう)に繰り返すよう求めるものだ。
 自分の見たいものだけを見て、自分が見たくないものには目をふさぐ。見たい選挙結果が出るまで、何度でも執拗に繰り返しを求める。辺野古移設をめぐる政府の態度は、そのような幼児的心性そのものだ。」

 あえて、安部晋三政権には、要求する。
「政府は新基地建設を強行せず、地元名護市民が出した建設反対の意思を真摯(しんし)に受け止める」こと。そして、沖縄の民意に立って、辺野古新基地建設を永久に断念すること。

以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用





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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-09 05:30 | 沖縄から | Comments(0)

原発問題-原発は廃炉の時代

 朝日新聞は、廃炉の動きが本格化していると、報じている。
 具体的には、「関電が廃炉を検討している美浜原発1号機は運転開始から43年、2号機は42年を超える。九電は玄海1号機(38年)、中国電は島根1号機(40年)、四国電は伊方1号機(36年)の廃炉の是非を検討中だ。」と、名前が挙がってきている状況だ。
 しかし、そのすべてが、電力会社の自己都合による判断に委ねられている。
 また、「廃炉を着実に進めることで比較的新しい原発の再稼働に理解を得るねらいもある。」と、原発再稼働推進のための戦略と位置づけられている。
 原発問題を成長戦略の中に位置づけてる安部晋三政権には、原発問題については根本的な議論を改めて要求していくしかない。

 以下、朝日新聞の引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-08 05:36 | 書くことから-原発 | Comments(0)

原発問題-川内同型原発は審査簡略化可能か

 「川内(せんだい)原発と同型炉なら審査の効率化は可能じゃないですか」という菅官房長官の発言を改めて考えてみた。
 この発言は、これまでにも指摘してきたように、命の問題は隅に追いやり、成長戦略を題目として掲げた以上何としてもやりとげようとする安部晋三政権の政治的意図を感じさせるものである。
 このことについては、次のような反論がまっとうなものして出されている。

(東京新聞引用)
「菅氏の発言は、早く原発の審査を終えたいという本音なのでしょう」。規制委に対しても、「本来、『審査をなんだと思っているんだ』と苦言を呈すべきなのに、なぜ黙っているのか」と批判した。

「上流のダムを一つ決壊させれば、下流のダムも次々と決壊するということなのでしょう。だが、川内が終わる前から、次の原発の再稼働を考えているとは、あきれてものも言えない」

「原発ごとに地震の大きさ、津波の影響も変わる。老朽化の具合も違う。それぞれの原発の事情を考慮することなく審査を簡略化するようなことは、あってはならない」

「安全審査でなく、基準の適合性を審査した。安全だということは私は申し上げませんと、国会でも答えてきた」などと話した。つまり、菅氏の「安全軽視」の姿勢は根本的に誤っているというわけだ。

(小出裕章ジャーナル引用)
「新規制基準では、『活断層をより厳密に審査しろ』ということであったり、あるいは、『津波の影響がどれだけあるかを審査しろ』とかいうことであったわけで、そういうものは全て敷地に依存していますので、加圧水型という原子炉のかたちとは違うことをキッチリと評価しなさいというのが新規制基準の目玉ですので、そんなもの簡略化できる道理がないのです。」

   この問題は、小出裕章さんの次の結論に尽きる。

 「一番大切なのは、本当に住民の安全が守れるかということなのであって、それこそ大切であって、個別敷地に依存しているのです。ですから簡略化というのは、ほんのごく一部でできる場所もあるかもしれませんが、ほとんどのものはできないと思った方がいいと思います。」

 以下、東京新聞及び小出裕章ジャーナルの引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-07 09:36 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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