<   2016年 09月 ( 72 )   > この月の画像一覧

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第59回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。


 今回の報告は、「ヒツジの皮をかぶってやってきた防衛副大臣~宮古島ミサイル配備は戦争への導火線」。
 「9月2日、突然宮古島に若宮健嗣防衛副大臣がやってきた。」、と始まった。
 三上さんは、「なにか重大発表でもあるのかと、急遽宮古島に飛んだ。」、ということでした。
 第59回は、その宮古島での報告です。
三上さんは次のように伝えます。


「この日唯一わかったことは、防衛省はヒツジ作戦に転じたということだ。こわい施設は造りませんよ、怖い物はもって来ませんよ、でも皆さんが台風や地震の災害にあったときには我々、頼もしいですよ、というヒツジの皮をかぶって宮古島に入り込むと決めたのだ。今は警戒している宮古島の人々も、いったんヒツジだと思って引き受けてさえくれれば、あとはフェンスの中でヒツジの皮を徐々に脱いでオオカミの姿を現してこようとも、特定秘密保護法がある限り尻尾をつかむことは容易ではないし、とんでもない計画が発覚したとして、その時に騒いでもときすでに遅し。島の人々の力で彼らを制御することはおよそ不可能だ。島民の運命は駐留軍隊と一蓮托生、71年前の悪夢の再現でしかない。」


 三上さんは怒りを持ってこう断言します。


「馬鹿にされたもんだ。相当、舐められたものだ。防衛白書に書いてあることも島民は読んでないだろうということか。防衛大綱、中期防、防衛白書と日本政府が公に発表している資料を読めば、南西諸島に展開される島嶼防衛計画の概要は誰にでもわかる。そんなことは理解できないだろう、計画にないといえば信じるだろうと、かなりおめでたい人たちだと決め付けられたも同然だ。メディアも含めて愚弄されたと自覚したほうがいい。」


 また、こうも伝えます。


「先月、私たちは中国の『環球時報』の社説に戦慄した。そこには、『日本の新型地対艦ミサイルが配備される宮古島は、必ず中国の戦略的照準対象になる』とはっきり書かれていたからだ。現在、中国が私たちのいる南西諸島、そこに駐留する米軍基地に向けてミサイルを配置している事実はない。そんなことをしたらとんでもない騒ぎになるだろう。それなのに、今私たちはこの南西諸島に、あからさまに仮想敵国を中国と名指しせんばかりのミサイル配置を進めようとしているのだ。私たちは標的になどなりたくない。真っ先に攻撃対象になるリスクを断固拒否します。とんでもない。でも、日本のメディアは南西諸島が押し付けられていくこの残酷なリスクについて、沈黙している。だから防衛省は東急ハンズに売っているようなお安いヒツジのコスプレ道具をかぶってでも『バレやしない』と決め込んで、宮古島の門をくぐろうとしている。」


「『環球時報』はこうも書いている。『この島(宮古島)の軍事基地は開戦時に最初に抜き取るべき【クギ】になる』と。そうなのだ。飛距離を伸ばした物騒なミサイルではあるが、そんなものは中国がこの島に何かを撃ち込む事態=開戦になったときには、陸上選手がスタートラインに立ったときにスパイクの前にたまたまころがっているような『クギ』」に過ぎないのだ。今年アメリカのシンクタンクが発表したシミュレーションでは、中国が日本と開戦したら、日本列島は5日で陥落するとあった。宮古島ごときに何本クギを置いても、そんなものは防波堤にもなんにもならない。それよりも、目の前にクギを掴んでいる拳を振り上げて威嚇されたときのことを考えてほしい。そうされた側が、相手の敵意を見てどう行動するのか。そのクギを目の前にかざす行為が引き出す変化のほうが、格段に大きい。」


 最後に、三上さんは、こう訴えます。



「賢明な国民には、今本当にそのことを真剣に考えて欲しい。自衛隊は存在意義をかけて『南西諸島防衛』にまい進しようとしている。国を守りたい気持ちに偽りがあるとは言わないが、けれどもそれが本当に『抑止力だ』と呼べるものかどうか。国民一人ひとりが、わからないといわずに考えてくれないと大変なことになるのだ。なぜ宮古島が、石垣島が、意味もなくリスクを負い、真っ先に攻撃対象にされる恐怖と今後永遠に向き合い続けなければならないのか。攻撃される理由をわざわざ提供するようなミサイル配備は、日本の安全を守るどころか、わざわざ導火線を設置するようなものだ。開戦に直結する導火線を、我々の税金で作るというのか。沖縄関係防衛費概算要求は1780億円(26%増)。狂気の沙汰である。」


 以下、三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記第59回の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-11 06:01 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年9月10日

 2016年9月10日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡って、「派遣されている機動隊の移動に使う給油代、高速道路代などの費用を沖縄県警が負担している」、という。
 沖縄が抱えさせられてきた矛盾は、このように深い。
こうした中で、「官邸がやるといえばやる」との防衛省関係者のつぶやきが届いた。
 すべての関係を破壊する行為である。


(1)琉球新報-北部訓練場、大型特殊ヘリで重機運搬開始-2016年9月10日 05:03


 琉球新報は。「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡って、沖縄防衛局は9日、民間の大型特殊ヘリを投入して、工事用の重機やその部品など約1時間で計5回にわたってG地区とH地区ゲート付近に設置された作業ヤードに搬入した。環境影響評価検討図書によると、工事に関連する重機などの空輸は1日5回以下、計20回とあるため、残りは15回となる。作業にヘリを使用したのは今回が初。ヘリは伊江島から飛び立ったとみられる。ヘリはN1地区ゲート付近に事前に置かれていた資材や重機をつり、5回に分けてH地区付近の作業ヤードに運んだ。約5分間隔で5往復し、午後3時過ぎに作業を終え北西方向に去った。『工事やめろ』などと訴える建設工事に反対する市民の頭上を約40分にわたって行き来した。」、と報じた。


(2)琉球新報-北部着陸帯警備 沖縄県警、県外機動隊の燃料や高速代負担-2016年9月10日 05:04


 琉球新報は、派遣されている機動隊の移動に使う給油代、高速道路代などの費用を沖縄県警が負担していることについて、次のように報じた。


①「米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事で、現場の警備を理由に県外から約500人が派遣されている機動隊の移動に使う給油代、高速道路代などの費用を沖縄県警が負担していることが分かった。沖縄平和市民連絡会が情報公開請求で、県警が警視庁警備局などに宛てた文書を入手し、9日に公表した。県警関係者は『九州沖縄サミットやインターハイなどで応援を受けた場合も同様の対応』と説明しているが、翁長雄志知事が『一方的に工事を進めようとする政府の姿勢は到底容認できるものではない』と批判するなど県民の反発が強い警備の費用を沖縄県警が負担しているのは今後、議論を呼びそうだ。」
②「文書は県警が7月12日に各都道府県警などに宛てたもの。沖縄に部隊を派遣する際の車両搬送は『燃料満タンで出発されたい』とした上で、『出発港までの間に給油する際は沖縄県警が発行する給油カードを提示して給油すること』を申し入れている。入県後は県警の契約店舗で『沖縄県警が発行する給油伝票を提示して給油すること』も確認。高速利用料は県警の高速券を使用し、修理経費は『本県(沖縄県)で負担する』としている。」
③「公開された文書には『援助要員・派遣期間および帯同車両一覧表』が添付され、警視庁と大阪府警、千葉、神奈川、愛知、福岡の各県警からの派遣が計画されていた。人員や派遣期間、帯同車両などは黒塗りで伏せられている。」
①「政府は7月22日に約2年ぶりに工事を再開。現場付近の反対運動に対処するため、沖縄県公安委員会が県外の機動隊員派遣を要請した。政府は8月8日、機動隊派遣に関する仲里利信衆院議員の質問への答弁書で『派遣中の警察官の俸給身分に直接付随する経費については、当該警察官が所属する都道府県が負担する』『派遣に伴う日当、宿泊費、交通費などは(警察)法第37条第1項の規定により国庫が支弁する』としたが、移動経費の説明はなかった。」


(3)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>沖縄防衛局、民間ヘリで資機材を搬入-2016年9月10日 05:00


 沖縄タイムスは、米軍北部訓練場でのヘリパッド建設のため、民間のヘリコプターで重機や資材などを搬入したことについて、次のように報じた。


①「沖縄防衛局は9日、東村高江周辺の米軍北部訓練場でのヘリパッド建設のため、民間のヘリコプターで重機や資材などを搬入した。建設に反対する住民らの抗議運動などで工期に影響が出ていることから、工事の大幅な遅れを回避するため、空路での搬入に踏み切った。」
.②「県営伊江島空港から離陸したヘリは、午後2時26分にいったんG・H地区上空に飛来し、機体下部に資機材をつるためのロープを取り付けた。その後N1地区に戻り、同34分から55分にかけて約20分の間、資機材をつってG・H地区まで5往復した。最初の2回は網に入った資材のようなもの、残りの3回は建設機械を運んだ。伊江島で目撃した住民によるとヘリは午後3時20分ごろ伊江島空港に戻ったという。」
③「防衛省関係者はヘリでの搬入は『工事を円滑に進めるため』と説明している。防衛局は当初、8日の搬入を検討したが天候が悪く断念していた。
③「防衛局がことし7月に県へ提出した環境影響評価検討図書では、ヘリでの搬入は『工事の初期段階』でG地区に2回、H地区近くの作業ヤードに18回の計20回程度使用する予定と記載している。関係者は『ヘリ使用はアセスの範囲内で行う』と述べ、今後も搬入のためにヘリを使用する可能性に言及した。」
④「防衛局はさらに大型の機材を搬入するために自衛隊のヘリを使用することも検討している。防衛省関係者によると、既に米軍側から飛行許可を得ており、使用に向け省内での手続きに着手しているという。」
⑤「伊江島空港を管理する伊江村によると、ヘリ運営会社は9月1~17日まで、同空港にある格納庫を使い、航空機整備のための機材搬入を使用目的として申請。村担当者が9日、ヘリ搭乗者に高江での使用を確認したところ否定したという。県空港課は『目的外に使っていること自体に問題があるとは言いにくい』とした上で、仮に高江で使用しているのであれば『釈然としない』としている。」


(4)琉球新報-機動隊が車両で県道封鎖 北部ヘリパッド建設-2016年9月10日 10:06


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、工事に反対する約100人は10日午前7時半ごろから、国頭村安波と東村の高江橋などで抗議行動を展開した。機動隊はこれから安波に向かおうとした抗議行動の市民らの車両を止めようと、大型車両で県道70号をふさいだ。このため約10分間、県道70号は全面通行止めとなった。高江橋での抗議行動は両端に車両約30台を止めて工事車両の通行を阻止する行動を展開した。その間、一般車両は通行できるようにしていた。  午前9時半現在、工事車両の搬入やヘリによる機材つり上げは確認されていない。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>高江に市民300人結集「ヘリ使用は国の焦り」-2016年9月10日 11:40


 沖縄タイムスは、「沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する市民約300人が10日早朝、建設予定地周辺に集まった。この日は毎週水曜、土曜日に大規模行動をするようになって3回目。沖縄防衛局が前日、資機材を民間ヘリで空から搬入したことに『国は焦っている』との指摘が相次いだ。建設予定地N1地区の南側にある高江橋では、午前7時半から市民が車を止めて建設資材を積んだダンプなどを警戒。北側の国頭村安波でも同様に監視した。北側には午前8時すぎ、警視庁と大阪府警の車両10台が接近した。市民が路上に止めた車を移動させたものの、途中で作業を終えてUターンした。午前10時半現在、工事車両も作業員もN1地区には入っていない。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>工事遅れ、焦る政府が「最終手段」 自衛隊ヘリも検討-2016年9月10日 16:23


 沖縄タイムスは、「官邸がやるといえばやる」との防衛省関係者のつぶやきを次のように伝えた。


①「沖縄防衛局が9日、米軍北部訓練場へのヘリパッド建設に向け資機材を民間ヘリコプターで搬入した。防衛局が空輸という『最終手段(防衛省関係者)に打って出たのは、住民の反対などで工事が遅々として進まないことへの焦りといら立ちがある。今後、自衛隊ヘリの投入も引き続き検討しており、来年1月の工事完了へ向け、防衛局は3地区の同時工事を強行する構えだ。」
②「『これ以上の遅れは許されない。反対する市民を避けて機材を運び込むには、この方法しかない』。防衛省関係者は、ヘリを使った理由をこう説明した。防衛側が強く懸念するのは、来年3月から6月までのノグチゲラなど希少種の営巣期間だ。2月末までにN1、H、Gの3地区の工事が完了できなければ3月以降は工事を中断しなければならず、大幅な遅れは必至だ。」
③「防衛局がことし7月に県へ提出した環境影響評価検討図書には、工事完了時期を『来年1月末』と明記。その目標に向け、3地区同時に工事を進める計画を記載しているが、住民の反対により現在はN1しか着手できていないのが現状だ。さらに、東村の伊集盛久村長がH、G地区につながる農道の使用を拒否。防衛省幹部は『ヘリパッド建設を容認してくれている村長を裏切るわけにはいかない』と、農道を使用しない方針を決めたが、同時に陸路での機材搬入のめどが立たなくなった。」
④「省内では『一番安全なのは既存道路の使用』という認識は広くあったものの、工事の遅れを取り戻すために『空路』の選択を余儀なくされた形だ。防衛省関係者は9日の搬入は『遅れを拡大させないためのぎりぎりのタイミング』だったと明かす。」
⑤「一方、防衛省はさらに重い大型機材の搬入に、自衛隊ヘリを使用することを検討している。自衛隊ヘリは、災害の復興支援などで重機を運ぶことがある。県幹部は『自衛隊ヘリが投入されれば【政府は何でもやるのか】と県民が反発するのは間違いない』と語る。
防衛省内部にも、『米軍基地の建設は任務としてどうか』『自衛隊の配備も難しい沖縄で、さらに反発が起きないか』などの懸念の声があるのも事実だ。別の防衛省関係者は、民間ヘリで『事足りる』なら、自衛隊ヘリの投入は避けたい、との認識を示す。実際に、自衛隊ヘリを使用するのか最終判断はまだ出ていない。だが、省内手続きを進め、既に米側の了解も得ているという。」
⑥「北部訓練場の過半返還は政府にとって、沖縄の基地負担軽減『目玉』だ。返還の条件である早期のヘリパッド建設は、安倍政権にとっての『最優先課題』とも言える。自衛隊ヘリの投入に関し、防衛省関係者はこうつぶやいた。『官邸がやるといえばやる』。」


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-10 21:25 | 沖縄から | Comments(0)

2016年度沖縄県総合防災訓練が、西表島仲間港と市総合運動公園で実施された。

 2016年度沖縄県総合防災訓練が、2016年9月3日の午後1時から4時まで、西表島仲間港と市総合運動公園で実施された。
 このことについて、八重山毎日新聞は2016年9月4日、「2016年度県総合防災訓練(主催・県、竹富町、石垣市、与那国町)が3日午後、西表の仲間港(通称・大原港)で実施され、自衛隊や消防など116機関団体、住民ら合わせて約1200人が参加した。同訓練は竹富町で初。地震と津波の襲来による島しょ地域の孤立を想定し、県立八重山病院がある石垣島への搬送や、倒壊した家屋からの救助などが本番さながらに展開され、参加者は救助救出活動を行いながら災害時の対応を確認した。」、と報じた。
 一方、八重山毎日新聞はその社説で、「防災訓練の必要性」を認めた上で「自衛隊参加の疑問」、と次のように疑問を投げかけた。


(1)自衛隊の本来の任務は災害救援活動ではない。自衛隊法第3条の「わが国の独立を守り、国の安全を保つため、わが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる」ことで、地震防災派遣は主任務でない。
(2)防衛省による石垣市民への自衛隊配備計画説明会では、災害派遣だけが強調された。しかし、自衛隊は軍隊だ。中国や北朝鮮への軍事力に対抗し、島しょ防衛や離島奪還作戦、さらに新型ミサイルを開発し配備するという、エスカレートする軍事戦略の前線基地が石垣島配備計画だ。
(3)県総合防災訓練を自衛隊は、離島統合防災訓練と呼ぶ。離島奪還作戦や配備計画に向けた宣撫(せんぶ)工作と一部の市民の間からは批判の声もある。離島奪還作戦など有事に防災訓練の教訓が通用するはずはない。先月28日に静岡県富士演習場で離島奪還をテーマに「富士総合火力演習」が行われたが、演習では島民の存在は想定されていないため「国民保護法」に基づく住民避難はなかったという。これはなかったのではなく、できないというのが本音だろう。自衛隊の国民保護などあってないに等しい。「島民の存在は想定されていない」という演習など税金の無駄遣いである。
(4)ミサイルや弾薬基地が先制攻撃されるのが軍事上の常識である。自衛隊配備基地は有人島だ。危険を招く自衛隊の島しょ配備は必要ない。防衛省の16年度概算要求で注目の先島関係では「宮古島の用地取得費等」とだけある。名目として石垣島建設候補地の用地取得費はないが、「等」が何を指すのか不気味だ。


 八重山毎日新聞の「県総合防災訓練を自衛隊は、離島統合防災訓練と呼ぶ。」、という指摘は、非常に重要である。
 いみじくも、このことをこのように描ききる。


「離島奪還作戦や配備計画に向けた宣撫(せんぶ)工作と一部の市民の間からは批判の声もある。離島奪還作戦など有事に防災訓練の教訓が通用するはずはない。先月28日に静岡県富士演習場で離島奪還をテーマに『富士総合火力演習』が行われたが、演習では島民の存在は想定されていないため『国民保護法』に基づく住民避難はなかったという。これはなかったのではなく、できないというのが本音だろう。自衛隊の国民保護などあってないに等しい。『島民の存在は想定されていない』という演習など税金の無駄遣いである。」


 八重山毎日新聞の「概算要求では先島へ配備するミサイルの射程距離延長に向けた費用も計上されている。ミサイル配備について中国の『環球時報』は、中国への威嚇だとして、軍事化した宮古島は中国の戦略的照準対象となると警告している。石垣島も同じで『標的の島』が現実とな。」、との示唆を肝に命じたい。


 以下、八重山毎日新聞の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-10 06:16 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年9月9日

 2016年9月9日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 琉球新報の記事は、「政府焦り〝最終手段〟 沖縄・北部訓練場、きょうにもヘリで重機空輸」、と踊った。
 防衛省は、給油という最終手段に踏みきった。
一方で、「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のメンバ-は、「米軍の存在は地球、平和、環境の破壊にしかならないことを改めて実感した」、と語る。


(1)琉球新報-政府焦り〝最終手段〟 沖縄・北部訓練場、きょうにもヘリで重機空輸-2016年9月9日 05:01


 「政府焦り〝最終手段〟 沖縄・北部訓練場、きょうにもヘリで重機空輸」、と琉球新報は次のように報じた。


①「沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事で、沖縄防衛局は9日にも工事用重機を民間の大型特殊ヘリで運搬する。防衛省は抗議する市民を排除した上で建設現場の「G地区」「H地区」に重機を運び入れることも検討していたが、東村から混乱を避けるために村道を使用しないよう求められたことも重なり、空輸という“最終手段”に踏み切る。来年3月からはノグチゲラの営巣期で6月末まで工事を中断しなければならず『なんとしても2月までには工事を終えたい』(防衛省関係者)との焦りが背景にある。市民の激しい抗議運動に直面する中で、工事の進捗(しんちょく)を左右する重機を空輸する政府の手法は、文字通り頭越しの対応となる。」
②「2年ぶりに再開した移設工事について、政府は県外から約500人の機動隊を投入し、反対運動に対峙(たいじ)してきた。ノグチゲラの営巣期に入る3月から6月末まで工事を再度停止した場合、『いったん県外に戻った機動隊をもう一度派遣するなど労力と費用の負担が大き過ぎる』(防衛省関係者)ため、一気に工事を進めたい考えだ。」
③「現場では政治的に中立を求められる警察が工事の作業員を基地内に輸送する事態も発生している。政府は重機の空輸に陸上自衛隊ヘリを投入することも検討しており、“本来業務”を逸脱するような形で、あらゆる機関が工事に投入される事態となっている。ただ自衛隊ヘリによる重機輸送は、当事者の自衛隊からも抵抗が強い。ある防衛省関係者は『陸自は沖縄に配備された当時は反対運動に直面したが、不発弾の撤去や急患輸送などで少しずつ支持を得てきた部分もある。工事に協力すれば【米軍との一体化】などと批判の矛先が向かいかねない』と吐露する。『陸自は宮古島と石垣への新たな配備も計画している』(同)中で、県民の反発が強い米軍施設建設に協力することで、批判が飛び火する政治的リスクを避けたいのが本音だ。」
④「県は北部訓練場の部分返還につながるとして、ヘリパッドの移設自体には反対していない。ただヘリパッドで県が配備に反対しているMV22オスプレイが運用されることや、機動隊を大量投入する形の工事は県民との対話を遮断するとして『政府の強引な手法には反対だ。オスプレイ運用の疑問も残り容認できない』(県幹部)と批判してきた。一方、ヘリによる重機輸送について県は『現段階でどのような影響が出るかは分からず、地元東村と国頭村の意見も参考にする必要がある』(別の県幹部)と静観の構えで、今後の成り行きを注視している。」


(2)琉球新報-沖縄の新基地建設阻止、米で呼び掛けへ 退役米軍人ら-2016年9月9日 05:02


 琉球新報は、「沖縄を訪れている退役米軍人らの平和団体『ベテランズ・フォー・ピース(VFP)』の6人が8日、沖縄県庁で会見し、『米軍の存在は地球、平和、環境の破壊にしかならないことを改めて実感した』などと語った。メンバーらは米国に帰国後は沖縄での体験や現状を積極的に伝え、沖縄での新基地建設阻止へ広く呼び掛けていく決意を語った。」、と報じた。
 また、会見での声を、「1959年から63年まで米陸軍のパラシュート部隊に所属していたタラク・カウフさんは『悲惨な戦地を見てきたからこそ、これ以上、米国の軍事拡張を許すわけにはいかない』と指摘した。その上で『今こそ、米軍は沖縄を去るべきだ』と語気を強めた。高江での抗議行動に参加した元米陸軍兵のウィル・グリフィンさんは『米軍基地の存在を懸けて沖縄県民と日本人の機動隊が火花を散らす光景は異様だった。日本がいまだ米国の植民地であることが如実に表れている』と振り返った。」、と伝えた。



(3)沖縄タイムス-元軍人ら「基地撤去を支持」 米総領事に要請-2016年9月9日 14:57


 沖縄タイムスは、「米国の元軍人らでつくる平和団体の『ベテランズ・フォー・ピース』のメンバーが8日、浦添市の米国総領事館のジョエル・エレンライク総領事を訪ね、沖縄からアメリカ軍基地を撤去するよう求めた。 タラック・カウフ共同代表(74)は『県民が求める米軍基地の撤去をわれわれも支持している』と、米国総領事に伝えた。」、と報じた。
 また、あわせて、次の声を伝えた。


「タラック・カウフ共同代表(74)は『県民が求める米軍基地の撤去をわれわれも支持していると、米国総領事に伝えた。高江での抗議活動は非暴力で美しい。民主主義を生きる沖縄の現状をアメリカで多くの人に伝えたい』と語った。メンバーは、ベトナムやイラク・アフガン戦争などに参加した経験を持つ。過ちを繰り返したくないと平和活動を続け、5日には東村高江のヘリパッド建設現場で抗議行動にも参加した。キャンプ・シュワブの第3海兵師団戦闘強襲大隊で大尉を務めたマシュー・ホウさん(43)は県庁での会見で、『戦争で沖縄の美しい土地と海が破壊されること以上の凶器は存在しない。沖縄の抵抗運動は孤独ではない』と力を込めた。」


(4)沖縄タイムス-米軍ヘリパッド工事 ヘリで重機搬入-2016年9月9日 17:27


 沖縄タイムスは、「沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場のヘリパッド建設で、9日午後2時半ごろ、ヘリコプターで重機などを搬入する様子が確認された。ヘリコプターは複数回往復した。」、と報じた。


(5)琉球新報-米軍北部訓練場で赤土流出 N1裏、北部保健所が確認-2016年9月9日 13:54


 琉球新報は、「米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設に反対する市民らが座り込んでいる国頭村安波の通称「N1裏」に9日、県北部保健所の職員が訪れ、赤土が流出していることを確認した。現場では雨水が赤土色に染まっている。職員がN1裏テントを視察するのは今回が初めて。市民らによると、赤土の流出は6日から確認されており、それ以前までは流出がなかったという。市民らはヘリパッド建設と赤土流出の関連性の調査を保健所職員に要請した。現場を視察した保健所職員は『赤土の流出は確認できたが、ヘリパッド建設の関連性は現段階で確認できていない。県環境保全課にこれから報告する』と話した。9日午前に大型トラック10台がN1ゲートに資材を、5台が重機をメインゲートに搬入した。」、と報じた。


(6)琉球新報-北部訓練場、重機空輸を開始 防衛局、民間ヘリでワイヤつり下げ-2016年9月9日 17:11


 琉球新報は、「沖縄防衛局は9日午後2時半ごろ、東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設で民間の大型特殊ヘリを投入し、工事用重機の空輸を始めた。午後3時すぎまでの約40分間に、N1ゲートから搬入した重機や資材を、建設予定地のG、Hの両地区近辺に空輸する様子が少なくとも5回確認された。特殊ヘリは、初めにG・H地区付近でワイヤを装着した後、約5分間隔でN1地区とG、H地区を往復。ワイヤに機材や重機をつり下げ、森林上空を低空飛行で空輸した。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-09 22:07 | 沖縄から | Comments(0)

「辺野古・高江、目覆う無法状態 『傍観』が助長 司法機能せず」、と金平茂紀の新・ワジワジー通信。

 2016年9月2日の新・ワジワジー通信は、「沖縄で目を覆いたくなるような無法状態が横行している。」、で始まる。
 また、「僕は、遠く離れた本土(東京)から、時折、現地に取材に向かうとはいえ、基本的にはそのひどい状況を手をこまねくように眺めているに過ぎない。だから、沖縄の地元紙にこんな文章を書いていることがつらくなる。無法状態はどこで起きているのか。実は、沖縄の米軍基地の存在そのものが、無法状態を招いている根源的な問題としてある。だが、ここではそれについては触れない。紙面が足りなくなるから。」、とも。


 次に、「東村高江の米軍ヘリパッド建設現場周辺で起きている無法状態」について。


(1)これは一体何なのか。島尻安伊子・沖縄担当大臣が落選した7月10日の参議院選挙の投票締め切りからわずか9時間後、夜明けとともに高江N1ゲートからの資材搬入が始まった。周到に準備されていた動きだ。沖縄県民の民意が選挙を通じてどのように示されようが、そんなことは知ったことか、米軍ヘリパッド建設は至上命令だ、とでも言わんばかりの露骨なタイミング。島尻氏を大差で破った陣営は祝勝気分も吹っ飛んだことだろう。こういうことを狙いすましたように実行する冷厳さは、戦後歴代政権の中でも突出しているのではないか。
(2)7月22日には、N1ゲート付近にあった反対派住民のテントや車両等を、機動隊を導入して強制排除した。その機動隊員は約500人が、東京の警視庁、千葉県警、神奈川県警、愛知県警、大阪府警、福岡県警から派遣されてきている。通常は、沖縄県公安委員会からの援助要求という形式だけでもつけるものだが、今回の場合、県公安委の会議は全く開かれていない。そのことを市民団体などから追及されると、県公安委は「持ち回りで決めた」と釈明するありさまだ。
(3)「持ち回り」の証左として、7月12日付県公安委の「警察職員の援助要求について」なる文書が存在するが、何とその前日の11日付で、警察庁から、警視庁や各県警本部あてに「沖縄県警察への特別派遣について(通知)」という文書が出されていたことがわかっている。「沖縄県公安委員会から関係都道府県公安委員会あて要請が行われる予定であるが、派遣期間及び派遣部隊については次のとおりであるから、派遣態勢に誤りなきを期されたい」。これはどういうことか。
(4)県公安委の要請に基づくどころか、実際は警察庁=国が主導して派遣を決めてしまっているということだ。警察法第60条にはこう定められている。〈都道府県公安委員会は、警察庁又は他の都道府県警察に対して援助の要求をすることができる。2 前項の規定により都道府県公安委員会が他の都道府県警察に対して援助の要求をしようとするときは、あらかじめ(やむを得ない場合においては事後に)必要な事項を警察庁に連絡しなければならない。〉一体どこに警察庁が先回りして援助の要求を前提に準備してもよいなどと記されているか。県公安委など警察庁の出先機関みたいのものということか。法の趣旨を逸脱していないか。
(5)そのようにして派遣された機動隊員らのヘリパッド建設現場付近での警備活動のありようが酷い。
(6)何の根拠も示さずに生活道路である県道70号線を閉鎖し、通行止めにしている。反対派市民らに対する物理的な力による規制のありよう(老人や女性にけが人も出ている)に加えて、取材活動にあたっていた本紙・沖縄タイムスの記者や琉球新報の記者らを強制排除し一時的に身柄を拘束した。由々しい取材妨害である。その際の動きは動画でも撮影されている。
(7)新聞労連は「現場で何が起きているのかを目撃し伝えることは、地元紙はもとより沖縄で取材活動を続けている全ての報道機関にとって大切な使命だと考える。実力行使で報道を妨害する行為は、絶対に認めるわけにはいかない」として抗議声明を出した。
(8)反対派の中から逮捕者も出ているが、その逮捕自体が違法性を疑われている。7月22日の強制排除では、ある機動隊員が反対派の顔面を正拳で殴っていた。同じことを反対派が機動隊員に対して行えば公務執行妨害で確実に逮捕される。つまり「上から」お墨付きをもらった「物理的な力の行使」はやりたい放題ということか。これでは組織暴力団員と変わらないではないか。
(9)誰がそれを指示して、そのようにやってもよいと黙認しているのか。最近アメリカでは、無抵抗な黒人男性を警察官が射殺したことなどから各地で暴動が発生した。警察の活動のありように国民の側からチェックが働くのだ。No Justice No Peace.(正義のないところに平和は来ない)。アメリカ社会には辛うじてそれがコンセンサスとしてある。高江には、ない。


 新・ワジワジー通信は、「司法が機能しない国は無法がはびこる。」、と締める。
 金平茂紀は、「無法状態にある沖縄を僕らは遠くから傍観しているだけでよいはずはない。」、と決意表明する。


 この新・ワジワジー通信は、「沖縄の米軍基地の存在そのものが、無法状態を招いている根源的な問題」であるのに、これを容易に受け取る安倍晋三政権の強権な無法ぶりとこれを容認する日本社会への告発、であるように読める。
 もちろん、私も「無法状態にある沖縄を僕らは遠くから傍観しているだけでよいはずはない。」、との地平に立つ。


 以下、沖縄タイムスの引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-09 05:39 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年9月8日

 2016年9月8日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 機動隊員のつぶやきを、沖縄タイムスは、「住民を排除後、機動隊員の一人は『こちらも疲れている。何のためにやっているのか分からない』とつぶやいた。」、と。
 また、一方では、「7日早朝、抗議行動を遠目で眺めていた与党県議は『これでは反対していた人たちまで離れていく。工事を進めたい国の思うつぼだ』とつぶやいた。」、と。


(1)琉球新報-地位協定、基地の過重負担なお変わらず 県民投票から20年-2016年9月8日 05:01


 琉球新報は、「日米地位協定の見直しと基地の整理縮小を問う県民投票が実施されてから8日で20年を迎えた。地位協定の見直しと基地整理縮小を求める票は投票者の89%、当時の有権者数の過半数である53%に達し、県民の民意として示された。しかし、20年たった現在もなお、国土面積の0・6%、人口1・1%の沖縄に全国の米軍専用施設の約74%が集中する、過重な基地負担は解消されていない。」、と報じた。
 また、「米軍普天間飛行場の移設についても、移設先を名護市辺野古沖に求めることに県民の約8割(6月の本紙世論調査)が反対している。米兵や米軍属による事件事故も後を絶たず、今年4月にはうるま市で米軍属女性暴行殺人事件も起きた。政府は7月に日米地位協定の米軍属適用範囲見直しの大筋合意を発表したものの、県などが求める抜本的改定には踏み込まないままでいる。」、と続けて伝えた。


(2)琉球新報-資材空輸準備か 高江N1にロープ付き重機搬入-2016年9月8日 14:48


 琉球新報は、「米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り沖縄防衛局は8日午前、ロープを取り付けた重機を積んだトレーラー3台や、砂利を積んだダンプカー約10台を同訓練場のN1地区ゲート内に搬入した。重機に取り付けたロープは、ヘリコプターでN1地区からG地区やH地区へ空輸する目的とみられる。ヘリ空輸用とみられるロープ付き重機をN1地区ゲートへ搬入したのは7日に続いて2日連続になる。」、と報じた。
 また、高江の闘いについて、「ヘリパッド建設に反対する市民らは同日午前、北部訓練場のメインゲートからN1地区ゲートへ向かう県道70号沿いで2地点に分かれ、ヘリパッド工事車両の通行を阻止しようと駐車して座り込み、道路を封鎖した。全国から派遣された機動隊員たちが座り込む市民らを排除し、工事車両の通行路を確保した。」、と伝えた。


(3)沖縄タイムス-橋の欄干にしがみつく市民、強制排除し作業員誘導 米軍ヘリパッド建設-2016年9月8日 07:20


 沖縄タイムスは、「沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に反対する市民ら約100人は7日、早朝から大規模行動を展開した。工事関係車両の通過を阻止するため、N1表ゲートにつながる高江橋に車両約30台を停車。機動隊が橋を渡るため、欄干にしがみつく市民を排除するなど、もみ合いになった。降雨直後の欄干は滑りやすく、市民らは『危ないからやめて』と抗議したが、機動隊は数十人を投入して市民を排除し、強行突破。表ゲートに市民を行かせないよう、立ちはだかった。60代の女性は『いがみ合いに駆り出された機動隊員もかわいそうだが、国家権力に従う姿はロボットと一緒。最後まで諦めない』と語り、住民を排除後、機動隊員の一人は『こちらも疲れている。何のためにやっているのか分からない』とつぶやいた。」、と報じた。
 また、「正午ごろ、抗議行動が手薄になった表ゲートから9台の工事車両が進入。市民らが駆け付けた後も、機動隊が市民を取り囲み、ゲート内に作業員を誘導した。」、と伝えた。


(4)沖縄タイムス-高江の農家、ヘリパッド抗議に苦情 県道混乱で生活にも支障-
2016年9月8日 07:58


 沖縄タイムスは、「東村高江周辺のヘリパッド建設への抗議活動で県道70号が連日混乱し、高江区を中心とする村内の農家が悲鳴を上げている。村は区の要望で農家向けに「高江生産組合」と書かれたステッカーを作製。区はステッカーのある車を優先通行させるよう抗議市民、警察双方に求めている。」、と報じた。
 また、次のように伝えた。


①「ステッカーを使った対策は5日から始まった。区は村を通じ県警に通知。市民側にも伝えているが、仲嶺久美子区長は『農家から効果があったとの報告はない。周知が必要』と言う。」
②「県道70号では8月から、市民が『牛歩作戦』として、工事車両の前を時速10キロ未満の速度で走る抗議行動を展開。機動隊の交通規制もあって県道は渋滞し、出荷や作付けする農家を中心に地元住民の往来に支障が出ていた。」
③「高江区の農家の男性(75)はカボチャの植え付けに向かう途中で渋滞に巻き込まれ、本来10分で到着するはずの畑に1時間以上を要した。『作付け期間は限られている。このままでは1年間の収入に響く』と嘆く。『決してヘリパッドに賛成ではない。ただ、彼らのやっていることはわれわれの生活の破壊。もう爆発寸前だ』と憤慨する。当初の機動隊への怒りの矛先は市民側に変わりつつある。」
④「ヘリパッド建設予定地に近い国頭村の安波小学校では5日、『牛歩作戦』の影響で教員1人が授業に間に合わず、学校側は授業を急きょ変更した。宮城尚志校長は『反対運動を否定しないが、もっと別にやり方はないのかと思う』と首をかしげる。」
⑤「高江共同売店では物品の入荷日を抗議集会のある曜日は避けるようにした。仲嶺区長は『区民のストレスは限界に来ている。早くヘリパッドを完成させた方がいいとの声も出ている』と打ち明ける。通勤、保育園送迎、通院などに支障が出ていると苦情は絶えない。」
⑥「7日早朝、抗議行動を遠目で眺めていた与党県議は『これでは反対していた人たちまで離れていく。工事を進めたい国の思うつぼだ』とつぶやいた。」







 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-08 22:07 | 沖縄から | Comments(0)

防衛省は、宮古島への陸上自衛隊配備計画で、大福牧場への陸自配備を断念すると表明。

 沖縄タイムスは2016年9月2日、「宮古島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省の若宮健嗣副大臣は2日午前、宮古島市役所に下地敏彦市長を訪ね、大福牧場への陸自配備を断念すると表明した。配備による地下水汚染の懸念が払拭できないことから、配備反対を打ち出した下地市長の意向を受け入れた。防衛省が大福牧場への配備断念を表明するのは初めて。」、と報じた。
 また、「若宮副大臣は南西諸島の防衛力強化の観点から、もう1カ所の予定地である千代田カントリークラブについては配備を進める方針を強調。警備部隊や地対艦誘導弾部隊、地対空誘導弾部隊を配置し、隊庁舎や宿舎のほか、車両整備場、給油所、倉庫、保管庫などを整備するとした。」、と伝えた。
 さらに、「ヘリポートや誘導弾を保管する火薬庫を整備する計画はないとした。」、と。


 さて、この現状をどのように捉えることができるか。
 三上智恵さんの次のブログの一部を紹介する。
 安倍晋三政権の意図をきちっと見据える必要がある。
 もちろん、三上さんの眼と怒りと嘆きも伝わる。


 うそつけ!。

 南西諸島強化を全面に打ちだした防衛大綱に書かれている地対艦ミサイル地対空、空対艦間で動員して離島奪還訓練をここでやること水陸両用車両の着上陸訓練場や当初から予定されていた射爆場ヘリ着陸帯 指揮所と呼ばれる地下司令室、この図面のどこにも書かれていない。
 弾薬庫をおかないということは、 ミサイルを持ってこないということ?、と聞く素直な記者もいたし、下地市長は、 地対艦ミサイルは来ないということでしょ?と、 その後の会見で言ってた。
 そんなバカなことはない。

 若宮大臣は。 ぶら下がりでも、みなさんが怖がってるものは何も持ってきませんよー
というトーンで通そうとしていたが、地対艦ミサイルも来ないんですね、と聞くと、さすがに、いや、地対艦ミサイルは配備させてもらいます。
  まだどこにということは、、、。と白状。
 私が指揮所は地下に作るんですね?と聞くと
 地下と、誰から聞いたんですか?と、なんか色めき立って、作ります、地下とかではないです。
 場所?それは、 こちらの手の内を明かすことになりますから、、、と濁した。

 高江の時にも、 防衛局は オスプレイ配備の数ヶ月前まで、 ここには来ませんと断言していた。
 彼らは大前提として、国防の機密に関することを、全て市民につまびらかにする必要は
全くないという立場だから、嘘をついているという罪悪感は持たない。

 今日の副大臣との面談を見てわかったことは、宮古の自衛隊配備で、国は、猫かぶり作戦に路線を変えたということだ。
 ホントは虎だけど、可愛い猫の皮をかぶり、来るのは隊員と家族、 作るのはグラウンドと倉庫、怖いものは今のところ、計画はないです、 大福に変わる土地は まだ全く考えてません。

 全部 「今のところ」です。
 宮古島の人たちを安心させる言葉を変えれば、簡単に騙せるだろうという、人をバカにした作戦だ。
 しかしこれで安心する人も多いだろう。 これでは自衛隊配備反対で市長選を戦うのは不利かもしれない。

 はー、、、、。


 以下、沖縄タイムスの引用。





More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-08 05:50 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年9月7日

 2016年9月7日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 特に、沖縄タイムスは、米退役軍人らでつくる平和団体VFP(ベテランズ・フォー・ピース)のメンバーは、「ベトナムやイラク戦争を経験し、むしろ米軍が世界各地で紛争を巻き起こしていることを肌で知るメンバーが、米軍基地の機能強化に向けた工事に『ノー』を突きつける。」、と記す。
米軍再編に巻き込まれることの意味を正確に指摘する。
 気になるのは、「沖縄は一人じゃない」という発言である。
 もしかして、日本人は、沖縄を一人ぼっちにしてきているのではないか。


(1)琉球新報-抗議の女性運転手逮捕 東村高江 公務執行妨害疑い 容疑を否認-2016年9月7日 05:04


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に伴う市民らの抗議行動に関して名護署は6日、運転していた車を急発進させ、警察官を後方に退かせる暴行を加えたとして、公務執行妨害の容疑で女性を逮捕した。名護署によると、女性は『事実については反論する』と容疑を否認し、身元を明らかにしていない。」、と報じた。


(2)琉球新報-工事差し止め提訴へ 着陸帯建設 高江住民「人格権を侵害」-2016年9月7日 05:03


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、東村高江などの周辺住民が国を相手に工事の差し止めを求める訴訟を那覇地裁に提起する方針であることが6日、分かった。早ければ今月中旬にも提訴する。差し止めを求める仮処分も併せて申請する。」と報じた。
 また、「住民側弁護団によると、建設によりオスプレイなどの訓練が激化することで騒音被害が発生し、日常生活に支障が生じるという『人格権』侵害を主張する。米軍機墜落への不安や、建設の必要性などについても主張する方針だという。」、と伝えた。


(3)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>抗議の女性逮捕 警察官5人がかりで-2016年9月7日 05:47


 沖縄タイムスは、「名護署は6日午前9時54分ごろ、沖縄県東村高江の県道70号を低速で運転していた女性運転手が停止を求められた際に急発進して男性警察官(38)をのけぞらせたとして、公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。女性は住所、氏名、年齢不詳。調べに対し『事実関係は反論する』と否認しているという。警察官にけがはなかった。女性は県道70号で、警察車両や資材搬入トラックの車列の前方で低速走行を繰り返し、停止を求められていた。逮捕の際、運転席から警察官が5人がかりで女性を車外に引きずり出した。同乗の女性が「前に進もうとしていただけだ」と抗議した。」、と報じた。
 また、「逮捕を受け、市民ら約60人が名護署前で抗議集会を開いた。抗議の意思を示すために十数人が署の敷地内に数回入り、署員や機動隊員ら約100人が排除。もみ合いになるなど一時騒然とした。」、と伝えた。


(4)沖縄タイムス-普天間の県外移設、日米両政府に要請へ 9日に軍転協-2016年9月7日 05:31


 沖縄タイムスは、県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)の要請行動について次のように報じた。


①「沖縄県と基地所在26市町村でつくる県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)は9日、首相官邸などを訪れ、日米両政府へ米軍普天間飛行場の県外移設やオスプレイ配備計画の見直しなど、沖縄の基地負担軽減を求める。これに先立ち、7日には在沖米軍と在沖米国総領事館に要請する。」
②「本年度は新たに、環境補足協定締結後に認められなくなっている米軍施設内での文化財調査の実施や、米軍の研修教育内容への県の関与、米軍人・軍属による事件事故の再発防止と綱紀粛正などを追加で求める。」
③「米軍伊江島補助飛行場内で始まった着陸帯改修工事やF35戦闘機の運用に関する情報の提供、オスプレイ訓練の増加によりキャンプ・ハンセンでの騒音被害が増加している現状などにも要請書の中で触れる。8月の通常総会で伊江村、宜野座村から『地元の声を反映してほしい』と要請書に盛り込むよう要望が上がっていた。
 要請は①基地負担軽減②日米地位協定の抜本的見直し③米軍基地の返還促進と跡利用に関わる問題の解決促進―の3本柱で、普天間飛行場の5年以内の運用停止なども求める。」
④「要請は、軍転協として毎年度実施しており、東京要請には会長の翁長雄志知事、副会長の桑江朝千夫沖縄市長、當眞淳宜野座村長らが参加。首相官邸、外務、防衛、内閣府の各省庁のほか米国大使館も訪問する予定。」


(5)沖縄タイムス-「沖縄は一人じゃない」 元米兵、高江で座り込み参加-2016年9月7日 07:13


 沖縄タイムスは、「米退役軍人らでつくる平和団体VFP(ベテランズ・フォー・ピース)のメンバーが、沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する市民らとともに、工事車両を止めようと道路上に座り込み、警察機動隊と激しくぶつかっている。『私たちは戦争がどういうものか知っている』。ベトナムやイラク戦争を経験し、むしろ米軍が世界各地で紛争を巻き起こしていることを肌で知るメンバーが、米軍基地の機能強化に向けた工事に『ノー』を突きつける。」、と報じた。
 また、沖縄の海兵隊の位置づけや平和団体VFPの実際の声を次のように伝えた。


①「5日午前、背中に『やんばるの森を守ろう』などと記された黄色いTシャツを着た31~79歳のメンバー6人は座り込んだ。機動隊員4人に両手両足を捕まえられて排除されるが、何度も座り込む。ウィル・グリフィンさん(31)は『日本の警察はまだ優しいね。米国だったら蹴り飛ばされ、もっと乱暴な扱いを受けるだろうよ』と笑い飛ばす。」
②「マイク・ヘインズさん(40)はイラク戦争を経験。テロリストがいるとされた家屋の玄関を片っ端から壊し、中に入った。『でも普通の家族ばかり。米情報部からの多くの情報は間違いだった。私たちがテロリストだったことが分かった』。今でも家の中で泣き叫ぶ子どもたちの声が脳裏から離れない。マイク・ヘイスティーさん(71)は『米軍が世界各地でやっていることを止めないと、世界中を破壊するおそれがある』。だから高江も止めている。」
④「世界に約800カ所ある米軍基地で韓国、ドイツ、エジプト各地で反基地運動が起きているという。グリフィンさんは現場を離れる際、こう付け加えた。『沖縄は一人じゃない』」
⑤「メンバーは高江の闘いを『海兵隊より勇敢だ』と評し、今後も連帯した闘いを誓った。」
⑥「キャンプ・シュワブの第3海兵師団戦闘強襲大隊で大尉を務めたマシュー・ホウさん(43)は6日までに沖縄タイムスの取材に応じ、中国や朝鮮半島の有事で、『在沖海兵隊は決定的な役割を果たせない。沖縄に駐留する軍事機能的な必要性はない』と主張した。
ホウさんは1998年から2009年まで米海兵隊に所属し、00~02年の3年間、沖縄に駐留した。」
⑦「日米両政府は海兵隊の沖縄駐留の理由として、潜在的紛争地域に対する地理的優位性や抑止力維持を挙げるが、元海兵隊幹部は『駐留の必要はないが、地元住民が反対するから出ていくというわけにはいかない。周辺諸国に米国の力を見せつけたいという意味はあっても、軍事的な意味はない』と疑問を投げ掛ける。」
⑧「在沖海兵隊が、兵士を運ぶ大型の艦船や航空機といった輸送手段を持たないことが問題と指摘。中国や朝鮮の有事では米本土から海兵隊員を運び、沖縄の海兵隊員は『最後まで置き去りになる』との見方を示す。さらに米軍の朝鮮有事作戦計画(OPLAN)でも、真っ先に駆けつけるのは米本土の部隊であることが明らかになっていると証言した。」


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-07 16:48 | 沖縄から | Comments(0)

元海兵隊将校に、屋良朝博さんが質問をぶつけました。

 2016年9月1日の屋良朝博さん(以下、屋良とする)のFBへの投降が、非常に面白いものでした。
 このFBを考える。
屋良の文章は、このように始まる。


「昨日、ヘリパッド建設で揺れる東村高江を訪問したアメリカの平和のための退役軍人会メンバーの中に、数年前に沖縄に駐留した元海兵隊将校がいました。質問をぶつけてみました。彼はイラク戦争にも参戦したそうです。」


 屋良の質問と元海兵対象校の答え。


(1)「なぜ海兵隊は沖縄に駐留しなければならないのか?」
(元)「海兵隊は移動手段がありません。隊員や物資を運ぶ艦船はないし、大型輸送機も沖縄に配備されていません。まったく動けない兵力なのです」


(2)「日本では朝鮮半島情勢や中国脅威で沖縄基地の重要性が強調される。海兵隊は有事対応でどのように動くのか」。
(元)「沖縄の海兵隊は輸送手段がないのだから、第一撃には使えない。米本国にある大型輸送機が運ぶ海兵隊は、カリフォルニア・ペンドルトン基地の第1海兵遠征軍であり、沖縄の第3海兵遠征軍ではない。大型輸送機はカリフォルニアと朝鮮半島を往復し、第一遠征軍を運び終えた後、必要なら沖縄から第3遠征軍を追加で運ぶ。二次的な兵力なんです」


(3)「朝鮮有事で、在韓米軍は2万5000人ほどですが、米本国からの増派部隊は何人くらいでしょうか」
(元)「30万から40万くらいのオーダーでしょう。その中の海兵隊は第1遠征軍が主力になります」


(4)「日本の安全保障は宗教的ですね」
(元)「そうそう」(と笑ってました。)


(5)「それではなぜ海兵隊は沖縄に固執するのだろうか。」
(元)「メンツの問題だろうね。地元住民が反対するから出て行くとなっては格好が悪いでしょ。そもそも軍隊は自身の意思で駐留先を決める組織じゃないから、彼らは政治の指示に従うだけだよ」。


 最後に、屋良は、日本をこんな風に描き出しています。


「いま政府は翁長知事を裁判で訴えています。政府の主張は地理的優位性がある沖縄でしか海兵隊は機能できず、普天間を移設するとしたら辺野古が『唯一』と主張しています。海兵隊側からすれば失笑を買うような議論を大真面目でやっているのが日本政府。そんな論理で辺野古の海を埋め立て、高江の森を潰し、オスプレイが縦横無尽に民家の上を飛ぶ。なんておかしな国なんでしょうか。」


 この屋良のFBで、よくわかったこと、
 米軍再編後、沖縄に残る部隊は31海兵遠征隊という部隊は、「抑止力」の範疇には入らないこと。
 また、このことを主張し続ける日本政府はあまりにも愚かだし、下を向いて笑っている米国政府は、やはり軍事的植民地主義の支配者である。


 以下、屋良朝博FBの引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-07 05:36 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年9月6日

 2016年9月6日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


 拘束された女性の車に同乗していた女性は、「車の前方を警察官が動画を撮影しながら後ろ向きに歩いていた。さらに後方から追い抜いた警察車両が前方をふさぎ、女性の車のドアを開け、地面に押さえ付けて手錠を掛けた」、と証言する。
 今回の件は、どのように考えても、「地面に押さえ付けて手錠を掛けた」という行為が検察官に許されるはずはない。
 そして、一方では、「県警、作業員また搬送」との事態を引き起こしている。
 もはや、やりたい放題の「無法」状態ではないか。
 


(1)琉球新報-名護市長「辺野古阻止へ支援訴え」 IUCN世界会議で環境問題提起-2016年9月6日 05:04


 琉球新報は、「稲嶺進名護市長は4日、ハワイ州ホノルル市で開催中の国際自然保護連合(IUCN)の第6回世界自然保護会議のワークショップで、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設問題について報告し、『一日も早い県民の安全と安心と心の安寧を取り戻したい。パートナーとなって、支援をお願いしたい』と述べ、国際社会に新基地建設阻止に向けた支援を訴えた。新基地に関する4度にわたる勧告案採択をしてきたIUCNに対しては『勧告が生かされているのかチェックしてほしい』と強調した。」、と報じた。
 また、その様子について次のように伝えた。


①「稲嶺市長は新基地建設に関する環境影響評価(アセスメント)について『100ヘクタール以上を埋め立てるが、環境に影響は少ないと政府は言っている。(建設が)計画されている大浦湾は豊かな自然が残っている。環境アセスの内容は科学的だと言えないものばかりだ』と環境アセスの不備を指摘した。さらに環境アセスに対し、自然環境保全、ジュゴンの生息問題、埋め立て土砂の問題点などに関する市長意見を提出したが、日本政府が参考にすることはなかったと説明した。」
②「IUCNの勧告については『日本はまったく振り向こうとしない。日本政府は真摯に向き合うべきだ』と強調した。」
③「新基地建設を強行する日米両政府に対しては『人権、民主主義を踏みにじり、地方自治を否定していると言わざるを得ない』と批判した。」
④「ワークショップの参加者からは『専門家にアプローチをしているのか』『IUCNの代表と話し合いをしてはどうか』『(市が)専門家を連れてきて、きちんと環境問題を指摘する必要があるのではないか』などの意見や提案が上がった。」
⑤「ワークショップに先立ち開かれた記者会見で稲嶺市長は新基地建設を巡る沖縄の現状
を報告した上で『私たちの声を聞いてほしい。専門家の知見、協力に期待している。力を貸してほしい』と述べた。」


(2)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>県警、作業員また搬送 「トラブル防止」目的-2016年9月6日 07:11


 沖縄タイムスは、「東村高江周辺のヘリパッド建設で、沖縄県警は5日、民間の作業員を警察車両で作業現場まで搬送した。作業員搬送は2日に続いて2度目。県警は本紙の取材に『作業に反対する市民とのトラブル防止、作業員の安全確保が目的』との見解を示した。県警によると、5日午前、市民らが県道70号で工事車両の通行を妨害。車両から降りた作業員を警察車両や県警が借りたレンタカーに同乗させ、N1ゲートまで搬送した。
搬送の法的根拠について、犯罪の予防や秩序の維持に当たることを「警察の責務」とした警察法2条1項を挙げた。」、と伝えた。
 また、「今後も同様の搬送を続けるかどうかに関し『個別の状況に応じて、その都度適切に判断する』と説明した。県警幹部は『警備任務で警察車両に一般人を同乗させるのは、よくあることではない』としつつも、『作業員と市民の双方に不測の事態やけがが出ると想定され、必要と判断すれば今後も搬送を実施していく』と話した。」、と伝えた。


(3)琉球新報-高江、徐行運転の女性を拘束 同乗者「地面に押さえ付け手錠」-2016年9月6日 15:42


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に伴う市民らの抗議行動で6日午前、東村高江の新川ダム近くの県道70号上で工事関係車両の動きを封じるために徐行運転していた女性が警察に身柄を拘束された。」、と報じた。
 また、「市民らは3台で徐行運転をしており、そのうち車列の真ん中を走っていた1台の運転者のみが拘束された。同乗していた別の女性によると『車の前方を警察官が動画を撮影しながら後ろ向きに歩いていた。さらに後方から追い抜いた警察車両が前方をふさぎ、女性の車のドアを開け、地面に押さえ付けて手錠を掛けた』という。現場で抗議行動をしていた石原理絵さん(52)=東村高江区=は『転びもしていないのに(拘束だとは)。意図的に狙われていたとしてもおかしくない』と話した。同訓練場「N1地区」ゲートには工事関係と見られる大型トラック10台が入っていた。複数の市民によると、トラックは資材のほか、現場作業員も乗せていった。」、と伝えた。


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。






More
by asyagi-df-2014 | 2016-09-06 21:08 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧