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沖縄-北部訓練場ヘリパッド工事の実態-2016年7月22日

 2016年7月22日の沖縄を沖縄タイムスと琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-高江緊迫、県道封鎖しヘリパッド着工へ 沖縄1600人が抗議-2016年7月22日 01:30


 安倍晋三政権は、7月22日にヘリパッド建設に入るという緊迫した状況の中で、これを阻止するために、緊急抗議集会が7月21日、建設予定地N1地区へ続く出入り口前で1600人の人々の参加で行われた。
 沖縄タイムスは、政府のやり方を次のように伝えた。


(1)「着工に向け、22日早朝に検問を始めて県道の通行を規制する。検問前から現場にいる市民らには、安全の確保などを理由に規制区域外への移動をうながし、従わない場合は排除も辞さない。人が入れないようにした上で、N1ゲート前に市民が停車している車両を撤去する。その後にゲートから資機材を搬入し、着工する。建設工事の再開は2014年7月以来、2年ぶりとなる。」
(2)「政府はN1、G、Hの3地区で、合計四つのヘリパッドを建設。当面はN1地区で、建設予定地につながる道路の舗装工事をする。来年3月までにすべて完成させる方針だ。着工に先立ち、沖縄防衛局はN1地区の裏手にある約0・4ヘクタールを「工事用道路」として使用できるよう、沖縄森林管理署に許可申請し、14日付で許可を得た。許可により防衛局が土地の管理権限を得ており、G、H地区の工事用道路として使う可能性がある。」
 一方、抗議集会参加者の様子を「抗議集会はヘリパッドいらない住民の会、高江現地行動連絡会などが主催。本島各地から自家用車や市民団体の大型バスで市民が続々と駆けつけた。住民の会を代表し伊佐真次村議は『10年近く毎日ここのテントに座り込んできた。こんなに多くの人が集まってくれてうれしい』とあいさつ。現地行動連絡会の間島孝彦さんは『残り四つのヘリパッドは絶対に造らせない。安倍政権の横暴と闘おう』と呼び掛けた。」、と伝えた。


(2)琉球新報-ヘリパッド建設工事に着手 沖縄防衛局が発表 機動隊員が市民の排除始める-2016年7月22日 07:16
(3)沖縄タイムス-【電子号外】国、高江ヘリパッド着工 抗議の中、強行-2016年7月22日 08:51


 機動隊員が市民の排除を始めた。琉球新報は、次のように伝えた。


(1)「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事で、沖縄防衛局は22日午前6時ごろ、新たなヘリパッドの建設工事に着手したと発表した。」
(2)「予定されているれている工事現場周辺で資材を積んだ車両が到着するなど工事着手に向けた動きが始まった。新たなヘリパッドの建設が予定されている3地区のうち、H地区とG地区のそれぞれのゲートに続く道路を防衛局関係者が封鎖し、工事車両20台以上が次々と入っていった。また工事に反対する市民が数人しかいない通称N1裏ゲートには車両3台が到着し、ゲート前に鉄板や鉄パイプなどを積み下ろした。」
(3)「N1地区ゲート前に東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事で、沖縄防衛局は22日午前6時ごろ、新たなヘリパッドの建設工事に着手したと発表した。予定さ市民らが止めている車両の撤去作業も6時42分に始まった。市民らが同ゲートを中心に南北で座り込みと車両の駐車によって県道70号を封鎖していた。午前5時半ごろ、北側から機動隊員ら数十人が車両から降りてゲート前に進入している。座り込み現場では市民らと機動隊員がもみ合った。
 市民らは午前2時すぎから同ゲートを中心に南北2カ所でそれぞれ60人程度が県道70号に広がるように座り込みを始めた。N1地区ゲート付近では県道の左右の路側帯に市民らが約100台の車を駐車した。道路中央にも数十台の車が道路の中央線をまたぐようにハの字形に駐車し、完全に道路を封鎖していた。
 県警の機動隊車両は午前5時ごろ、N1地区ゲートを挟むように東村側と国頭村側に大量に待機を始めた。うち国頭村安波の安波ダム構内では午前3時すぎ、機動隊車両約30台以上と沖縄防衛局の車両20台程度が待機しているのが確認された。機動隊員20数人程度が複数の場所で図面を手に話し合いをしていた。」


(4)沖縄タイムス-<高江ヘリパッド>早期完成目指す 中谷防衛相-2016年7月22日 11:08


 沖縄タイムスは、政府の考え方について、「米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江周辺のヘリパッド建設が再開されたことを受け、中谷元・防衛相は22日、防衛省で記者団に早期完成を目指す考えを示した。『沖縄の基地負担に資する。防衛省としては移設工事を着実に進め、1日も早い返還に向けて全力に取り組んでいる』と述べた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-安慶田副知事、防衛局長へ抗議 高江ヘリパッド着工で-2016年7月22日 12:04


 このことは、一自治体の対応としては、大変なことではないか。
 沖縄タイムスは、「沖縄防衛局が米軍北部訓練場へのヘリパッド建設工事を再開したことを受け、安慶田光男副知事は22日午前、県庁に中嶋浩一郎防衛局長を呼び、抗議した。安慶田氏は政府が警察力を使って住民を強制的に排除している事態は『県民に大きな衝撃と不安を与えている』と述べ、遺憾の意を表明。昨日の政府・沖縄県協議会で工事着手への説明がなかった点を挙げ、『政府には真摯(しんし)に協議に臨む姿勢が見られないといわざるを得ない』と批判した。その上で、県や地域住民に十分な説明がないまま工事に着手する政府の強硬姿勢は到底容認できないと抗議した。」、と報じた。


(6)琉球新報-機動隊ともみ合い3人救急搬送 防衛局、資機材を次々搬入-2016年7月22日 15:44


 琉球新報は、22日を次のように報じた。


東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設工事を22日着工した沖縄防衛局は同日、市民がN1地区ゲート前に止めていた車両やテントなどを午前11時すぎまでに撤去してゲートを開け、資機材を搬入した。市民は車両の撤去などに抵抗したが、数百人の機動隊に排除された。もみ合いの中でけがをしたり、体調を崩したり、救急車で搬送される人などが相次いだ。

①「N1地区ゲートでは22日午前5時すぎに機動隊がゲート前で市民の排除を始めた。市民をゲート前から閉め出した後、市民がゲート前に置いた車両や県道70号の中央付近にハの字形に並べた計150台以上の車両を次々に道路脇に移動させた。
 ゲートのすぐ前に止めていた街宣車の上では、車両の上で抗議行動をしていた市民らを機動隊員が排除する際、怒号が飛び交ったり、車両から落ちそうになったりする人がいるなど、混乱した。機動隊員とのもみ合いの際、けがなどをし、少なくとも3人が救急搬送された。」
②「ゲート前の車両が撤去された同日正午すぎ、3台のバスで民間警備員50人以上を含む沖縄防衛局職員らがゲート前に到着。警備員がゲート前にずらりと並び、防衛局職員が周辺の草木などを刈る作業を始めた。その後、重機やプレハブ、簡易トイレ、鉄パイプ、コンクリートブロックなどを積んだ作業車15台を含む36台が現場に到着。午後2時すぎに続々とゲート内に入っている。
 様子を見守った住民や支援者らは『数の力で押し切ろうという暴力だ』と政府の強硬な姿勢を批判。『これは始まりであって終わりではない。決して諦めない』など抗議行動の継続を誓っていた。」


 以下、沖縄タイムス、琉球新報の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-22 17:49 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、是正の指示や取り消し処分の適法性をめぐって、国と県が再び法廷で対決する。

 沖縄タイムスは2016年7月22日、号外で、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相は22日、辺野古埋め立て承認取り消しの取り下げを求める是正指示に応じないのは違法として、県を相手とする違法確認訴訟を那覇市の福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)に起こした。是正の指示や取り消し処分の適法性をめぐって、国と県が再び法廷で対決する。」、と報じた。
 また、国と県双方の見解について、「これまで国と県は、3月の代執行訴訟の和解で、辺野古の埋め立て工事を中止し、『円満解決に向けた協議』を続けてきた。しかし、普天間飛行場の移設先を『辺野古唯一』とする国と、『辺野古移設阻止』を掲げる県の溝は埋まらず、国が再度の提訴に踏み切った。県側は国地方係争処理委員会(係争委)の示した『協議での解決』を訴えており、提訴に反発を強めている。国側は、訴訟と協議は『車の両輪』として協議は続ける姿勢だ。」、と伝えた。
 さらに、「地元住民の反対が根強い東村高江の集落周辺でのヘリパッド建設工事に着手し、辺野古の陸上部での工事再開の方針を示すなど、沖縄に対し、強硬な姿勢が続いている。」、と指摘した。


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-22 13:00 | 沖縄から | Comments(0)

原発問題-四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求め、大分県内の住民4人が申し立てた仮処分申請の第1回審尋が行われた。

 標題について、大分合同新聞は2016年7月22日、「四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求め、大分県内の住民4人が申し立てた仮処分申請の第1回審尋が21日、大分地裁(竹内浩史裁判長)であった。住民側は同原発近くに国内最大級の活断層『中央構造線断層帯』があり、大地震が起きて重大事故に至る可能性が高いと主張しており、この日は争点整理などが進められた。四国電側は『代理人弁護士の都合がつかなかった』と欠席、8月10日の次回審尋までに答弁書を出すという。」、と報じた。
 非公開であるこの審尋の様子について、住民側弁護団は、「住民側は地震やテロが起きた場合などさまざまな論点で危険性を主張しているが、地裁は仮処分の検討に当たり▽地震▽津波▽土砂災害―の3点について関心を示したという。」、と伝えた。
 また、「伊方原発の基準地震動(耐震設計の目安となる揺れの強さ)は最大650ガル。住民側は南海トラフ地震の震源域上に位置し、中央構造線が近くにあるにもかかわらず過小だと訴えている。地震を巡る審理では『基準地震動の決め方、結論がいいかが問題になる』(弁護団)とみられる。」、と伝えた。
 さらに、「仮処分を申し立てたのは住民組織『伊方原発をとめる大分裁判の会』のメンバー。同会によると、仮処分は4人に絞って申請したが、今後、8月をめどに大分県在住者100人以上で差し止め訴訟も起こす。既に88人が原告になる意向を示しているという。」、と伝えた。


 以下、大分合同新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-22 11:20 | 書くことから-原発 | Comments(0)

米軍再編-法的に問題ではないのか。英国兵が沖縄の米軍基地で訓練。またも、なし崩しか。

 英国兵が沖縄の米軍基地で訓練していることについて、沖縄タイムスは2016年7月18日、「英国海兵隊の将校が、キャンプ・シュワブやハンセンで米海兵隊の訓練に参加していることが、本紙による英政府への情報公開請求で分かった。英国防省海軍司令部は、訓練が双方の合意に基づき2015年1月に始まったと説明。これまでに中尉2人が『ジャングル戦闘訓練と射撃訓練』に参加したと明らかにした。」、と報じた。
 また、「米軍が日本国内の基地で第三国の軍人を訓練していた事実を、政府機関が公式に認めたのは初めて。こうした訓練は日米安保条約で想定されておらず、日本政府も禁じられているとの見解を過去に示している(1971年12月1日、参院本会議)。」、と伝えた。
 このことの詳細について、次のように報じている。


(1)「朝鮮戦争で編成された『国連軍』が使用できる米軍基地は日本国内に7カ所あり、沖縄県内では嘉手納基地、普天間飛行場、ホワイト・ビーチの3カ所。法的には英国軍も使用できる。」
(2)「一方、シュワブやハンセンは国連軍施設ではない。今回の訓練自体も国連とは無関係に実施されており、法的な問題がある。」
(3)「英国海兵隊は『精鋭部隊』とされ、米海兵隊と行動を共にすることが多い。イラクやアフガニスタンの戦闘にも参加している。」
(4)「米軍準機関紙『星条旗』が昨年8月、県内での訓練について報道した。『将来の共同作戦に向けて統合運用性を高める』ため、英国海兵隊の将校を1年半にわたって米海兵隊に従軍させる新たな取り組みの一環だという。記事は今後、従軍は拡大する予定だと指摘した。しかし、英国防省は本紙の情報公開請求に16年と17年の従軍予定はないと回答し、見解が食い違っている。」


 沖縄タイムスは2016年7月19日、「在沖米基地での英国兵訓練参加 沖縄県幹部『大問題だ』」、と継続して、次のような沖縄県側等のの見解を掲載した。


(1)「沖縄県幹部は18日、『事実ならとんでもない話だ』と述べ、日米両政府へ事実確認をする必要性を指摘した。」
(2)「県幹部は、現在の日米安全保障条約下ではこうした訓練は行えないと規定されているとし、『誰もが自由に使えるとなれば、何でもありになってしまう。日本政府は知っていて黙認したのか、知らなかったのか、どちらにしても大問題だ』と語気を強めた。」(3)「一方、防衛省関係者は一般論として『米軍が個別の訓練ごとに外交ルートで日本から同意を得ればいいのではないか。東日本大震災時に豪州軍の輸送機が投入されたのと同じだ。他国軍が訓練することは憲法で禁じられていない』とした。また別の関係者は、自衛隊も他国軍の共同訓練を視察することがあることを挙げて『2人は米軍の訓練を視察したのではないのか』と疑問を呈した。」



まさに、最近の安倍晋三政権の強権的かつなし崩し的手法そのものでである。


 以下、沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-22 06:25 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄-北部訓練場ヘリパッド工事の実態-2016年7月21日

 2016年7月21日の沖縄を沖縄タイムスと琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-沖縄・高江ヘリパッドあす着工 空から資材搬入も検討-2016年7月21日 05:00
(2)琉球新報-市民ら反発、検問を阻止 沖縄・高江のヘリパッド建設問題 基地ゲート前で資材搬入警戒-2016年7月21日 05:03
(3)沖縄タイムス-沖縄・高江ヘリパッド 地元の東村長、建設容認を再表明-2016年7月21日 08:08
(4)沖縄タイムス-高江ヘリパッド、なぜ空輸検討? 搬入路に難所、崖崩れも【深掘り】-2016年7月21日 8:10
(5)琉球新報-高江強制撤去「いよいよ始まる」 市民ら警戒、応援呼び掛け-2016年7月21日 11:42
(6)沖縄タイムス-沖縄県議会、高江建設中止を求める意見書可決-2016年7月21日 16:18


 沖縄県議会は、2016年7月21日、米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江周辺のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対し、建設中止を求める意見書を賛成多数で可決した。
 このことについて、沖縄タイムスは、「県議会(新里米吉議長)は21日、6月定例会最終本会議で、米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江周辺のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対し、建設中止を求める意見書を賛成多数で可決した。意見書を提案した与党3会派の26人が賛成し、野党の自民の15人は反対、中立の公明と維新の計6人は退席した。意見書は米海兵隊がヘリパッドを使用してオスプレイの訓練を実施する点を踏まえ、県議会としてオスプレイ配備の撤回や在沖海兵隊の撤退を求める意見書を可決していると強調。住民がオスプレイの騒音や低周波音の被害を訴えていることや、機動隊による反対運動の排除を批判し、工事の中止を求めている。あて先は首相、外相、防衛相、沖縄担当相。」、と報じた。

 さて、東村高江周辺のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設は、いよいよ強制撤去が、7月22日から始まろうとしている。
 琉球新報は、このことについて、「米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対している市民らは21日、同ゲートを封鎖するために駐車した車やテントなどの強制的な撤去が22日早朝にも始まるとの報道に警戒を強めている。21日早朝にはゲート前に約40人の市民らが集結し、『いよいよ始まる』『何としても阻止するぞ』と気勢を上げた。
 市民らはこの日午後2時からN1地区ゲート前で集会を開き、抗議行動への県民の参加呼び掛けと工事断念を訴える。千人規模を目指している。
 米軍北部訓練場のメインゲートからは21日午前5時50分ごろ、2台のトラックを含む13台が車列を組んで基地内に入った。N1地区ゲート前では21日午前8時半現在、市民らがゲートを封鎖するために止めている車両や、テントなどの撤去作業は行われていない。」、と伝えた。
 さらに、沖縄タイムスは、沖縄防衛局が建設に使う資材搬入のために空輸を検討していると報じた。



 以下、沖縄タイムス、琉球新報の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-21 18:14 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄タイムスと琉球新報で高江を考える。-2016年7月21日

 沖縄タイムスと琉球新報の二紙は、2016年7月21日、緊迫する沖縄県高江の状況を、
「[緊迫高江]「暮らしと自然」こそ宝」「高江県道検問 市民の反対活動制限するな」、とそれぞれ社説を掲載した。
緊迫する沖縄県高江の状況を、この二紙で考える。
沖縄タイムスは、このように押さえる。


(1)主張
①「参院選が終わったとたん、手のひらを返したように強硬姿勢に転じるのは、話し合いで解決するという政治本来の役割と責任を放棄したのに等しい。憂慮すべき事態だ。」
②「なぜ、高江を取り囲むように計画されたのか。住民説明会でも地元の不安や懸念を解消することはできなかった。計画自体が住民無視のずさんなものだったのだ。生物多様性に富む『ヤンバルの森』がヘリパッド建設工事やオスプレイ訓練の影響を受けるのは避けられない。その点についても政府は説明責任を果たしたとはいえない。強権的ヘリパッド建設は、かけがえのない自然と住民生活を脅威にさらす『愚行』である。計画を見直すべきだ。」
(2)事実
①「東村高江周辺の緑豊かな『ヤンバルの森』が異様な緊張に包まれている。政府が22日にも、米軍北部訓練場でのヘリパッド建設工事を再開する意向を示しているためだ。
 警察庁は全国から500人規模の機動隊員を動員し、防衛省は応援のため本土の防衛局から約50人の職員を投入する計画だという。高江周辺の道路では、本土から大挙派遣された警察官が検問を実施し、住民に免許証の提示を求め、行き先を聞き、住所や名前まで記録している。それだけでも露骨な威圧である。プライバシー権の保護や表現の自由という点から言っても、あきらかにやり過ぎだ。」
②「映画『標的の村』の公開にあたって東村高江の安次嶺現達さんは、こんなメッセージを寄せている。『ヤンバルの豊かな自然を守りたい。家族を守りたい。ただ、それだけです』。」。憲法第13条によって保障された個人の尊厳と幸福追求権を、なぜ自分たちだけが享受できないのか、と訴えているのである。この言葉は重い。」
③「米軍北部訓練場の一部約3987ヘクタールの返還は、ヘリパッドの移設が条件になっている。『ヘリパッドが完成しなければ予定地の返還ができない』と政府は主張する。だが、この主張にはさまざまな疑問がつきまとう。
 1996年に返還合意した段階でも、高江区の集落を取り囲むように6カ所のヘリパッドを建設する計画が2007年に持ち上がったときも、オスプレイ導入の話は住民に知らされていなかった。政府がオスプレイの普天間飛行場配備を正式に発表したのは12年9月。13年1月には県内のすべての市町村議会が配備反対の意見書を決議し、安倍晋三首相に配備撤回の建白書を提出している。」
④「県が沖縄防衛局の資料を基に県議会で明らかにしたところによると、高江のヘリパッド周辺の6月の夜間騒音発生回数(午後7時~翌午前7時)は383回にのぼり、14年度の約24倍に達した。1日あたりの騒音発生回数も8倍に増えている。生活が変化し、騒音に脅かされるようになったのは明らかだ。『ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う』(JCA-NETより)というのが、緑深い高江の現実なのである。」


 琉球新報は、このことによる具体的な被害の実態を告発する。


(1)主張)
①「警察権の乱用は明らかだ。市民の自由な活動を制限する不当な車両検問は直ちに中止すべきだ。」
②「無秩序な警察活動は、県民の警察への信頼、協力関係を損ねることを県警は肝に銘じてほしい。」(琉球新報)
③「北部訓練場『N4地区』ヘリパッド周辺の高江では6月の夜間の騒音発生回数が383回、2014年度の月平均の24倍にも激増している。オスプレイが飛来するヘリパッド建設により住民の平和的生存権、静穏な環境権が破壊されているのだ。
 住民にとっては死活問題だ。生命の安全、静かな生活環境を求める住民、県民の自由な反対活動は最大限、保障されねばならない。
 警察法2条、『憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用(らんよう)することがあってはならない』を警察はかみ締めるべきだ。」(琉球新報)
(2)事実
①「ヘリパッド建設工事の再開が予定される米軍北部訓練場のゲート前で、警察による一斉検問が行われた。交通量は少なく、普段、検問が実施されている場所ではない。犯罪車両の逃走など緊急に検問が必要だったわけでもない。
 普段と異なるのは、工事に反対する県民が東村高江のゲート前に結集していたこと。それと対峙(たいじ)し、県警、全国から多数の機動隊員、防衛省職員が現場に投入されていることだ。」
②「高江区に向かう全車両を停車させ、行き先などを聞き運転免許証を提示させた。2カ所で50分も停車させられた女性もいた。高江の抗議行動への参加を足止めし、抗議行動を鈍らせる狙いを疑わせる。県警は『交通安全および秩序の維持』などを検問の理由に挙げた。交通安全を妨げているのは不必要な検問ではないか。昼日中、県道の車両通行を制限することこそ秩序に反する。工事反対の市民活動を秩序に反すると言いたいのか。」
③「ヘリパッドとは無関係に、畑に向かうなど日常生活の交通を足止めされた住民もいたはずだ。無秩序な警察活動は、県民の警察への信頼、協力関係を損ねることを県警は肝に銘じてほしい。」
④「問題は多い。車両検問は(1)犯罪発生時の緊急配備(2)交通違反の予防摘発(3)交通事故多発地域での一斉検問-の3類型があるが、小口幸人弁護士は最高裁判例にも照らし「要件を満たさない違法な検問」と断じている。もう1点。検問で運転免許証を提示させたことについても小口氏は『みだりに個人情報を収集するもの』とし、プライバシーの侵害を指摘している。」


 現在の沖縄県高江における強権的ヘリパッド建設は、明らかに日本国憲法が保障する「人らしくある」という個人の権利を著しく侵すものである。
確かに、沖縄タイムスの指摘する「かけがえのない自然と住民生活を脅威にさらす『愚行』」でしかない。
 また、このことに伴い現実に起こっている「市民の自由な活動を制限する不当な車両検問」は、警察権の乱用にあたることは明らかである。
まさしく、琉球新報の「警察法2条、『憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用(らんよう)することがあってはならない』を警察はかみ締めるべきだ。」、ということに尽きる。
 「ロハスな暮らしの上空に戦争のためのヘリが舞う」(JCA-NETより)という表現は言い当てて妙であるが、「憲法第13条によって保障された個人の尊厳と幸福追求権を、なぜ自分たちだけが享受できないのか、と訴えているのである。」、という沖縄からの言葉の重みを日米両政府及び日米両国民はきちっと受け取らなければならない。


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-21 12:45 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-沖縄県は、米軍シュワブ内を新たに遺跡認定。

 標題について、沖縄タイムスは2016年7月21日、「沖縄県教育庁は20日、米軍の新基地建設が計画されている名護市のキャンプ・シュワブ内の一部区域を、新たな遺跡「長崎兼久遺物散布地」に認定した。辺野古崎の陸地と海辺から石器や土器などの埋蔵文化財が多数見つかり、文化財保護法に基づく遺跡の一種、遺物散布地と認めた。範囲内には新基地予定地も含まれる。工事する場合は、本格的な調査が必要となるため、政府の移設計画に影響が出る可能性がある。」、と報じた。
 このことについて、「名護市教育委員会は昨年から、シュワブ内で現地踏査や試掘を続けてきた。その結果、昨年2月に文化財『碇石(いかりいし)』を発見。以降、貝製品や土器などが相次いで見つかり、県教育庁は同市の申請を受けて昨年11月に計17点を文化財に認定。20日には遺物散布地認定と併せて、新たに11点を文化財と認めた。」、と伝えた。
 また、「シュワブ内にはほかにも七つの遺跡があり、一部区域が建設予定地にかかる。文化財保護法では遺跡で工事が計画された場合、記録保存に向けた詳細な調査が求められ、名護市の稲嶺進市長は『法にのっとりしっかりと調査する必要がある』とコメント。このため、工事の遅れも予想される。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-21 09:08 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第56回


沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。


 今回の報告は、「全国の機動隊、高江へ~22日にも着工か~」で、「これは間違いなく日本の沖縄の、いや日本の歴史に残る汚点になるだろう。」、というものです。
 何故なのか。三上さんは、こう続けます。


(1)「沖縄本島北部の過疎地、東村の高江集落はわずか160人足らず。間もなく、国が米軍のためにオスプレイも使う新しいヘリパッドの工事に着手する。2007年から粘り強い反対運動が続いてきたが、国は今度という今度は、圧倒的な腕力で基地に着工しようとしているのだ。しかし、この山の中で座りこむ人の数など数十人、緊張が高まっている今日現在でも150人くらいのものだ。辺野古のゲート前に比べてもかなり小規模な座り込みだ。そこに他府県から500人の機動隊員。沖縄県警とあわせると800人規模とも、1000人規模になるとも報道されている。150人の非暴力の市民を相手に1000人の機動隊部隊。どう考えても常軌を逸している。」

(2)「1879年の琉球処分の際に、処分官・松田道行が軍隊と警察官600人を連れて来島したことを想起させると話す人もいる。数百人規模の機動隊の出動なんて、大規模な暴力団の制圧のような事例しか聞いたことがない。暴動も起きていない。過激派でもない、ごく一般の市民が非暴力のルールの下で抗議の座りこみをしているだけだ。制圧しなければいけない混乱など、どこにも発生してはいない。それなのに、あたかもすごい数のならずものが沖縄で大暴れしているかのような印象操作をして、あえて大規模出動を決定したのが、沖縄には終始冷たい安倍政権だ。」

(3)「しかし機動隊員は安倍総理の私兵ではない。治安を守る任務は当然だが、政治的には中立であるはずだ。東京を中心とした国の利益と、国の周縁部に位置する沖縄県の利害が真っ向から対立しているときに、100%国側の意向を実現するために、異なる意見を持って行動する県民を押さえつけていいのか? 弱者の側に立つという理想や正義もかなぐり捨てる覚悟で沖縄まで来たというのか?」


 三上さんは、現状をこのように描写する。


 今日(19日)は、高江にやってきた関東や九州の機動隊が、ヘリパッド工事現場の手前で検問をする態勢に入った。反対派の市民を現場に近づけないために、現場の南北数カ所で片側を通行止めにし、「免許証を見せて下さい」とやり始めたのだ。

 「ここは県民の生活道路だ! なんの権限があって県外から来た君たちが道をふさぐんだ?」

 激怒したリーダーの山城ヒロジさんは機動隊にくってかかる。任務初日、まだ肌の色も白い。土地勘もない機動隊員が戸惑いながら、博多弁丸出しで声を掛け合っていて、なんとも拍子抜けする。

 「私たちがなんで反対しているのか、あなたたちに解るの? どんなくやしい思いをしてきたか解るの? 解らないのに来ないでちょうだい!」

 「お前らの故郷がめちゃめちゃにされたらどうする? 国の言うことは正しいですって故郷の連中を押さえ込むのか?」

 うなずきながら話を聞く機動隊員。「そんなつもりはないです」、と唇を震わせていた人もいた。ひどい現場に来てしまったと顔を強ばらせている若者たちは、しかし指示を受ければ強制排除に入る。

 福岡出身で、長く沖縄に住んでいる男性が叫んだ。

 「きさんら、なんしにきよったんか! 恥はないんか? こげん仕事して!」

 意味もわからずこんな仕事をさせられている故郷の青年の姿を見たくない。彼は目を真っ赤にしてそう言った。

 何かを踏みにじっている。ここにいるのは素手の沖縄県民たちだ。これは俺の仕事なのか? 心の中でそう思った隊員は少なくなかったはずだ。やり甲斐も達成感もそこにはないだろう。苦しいだろう。そんな思いを、これから全国各地から来る500人もの機動隊の若者がここ高江でするのか。こんな豊かな森で、アカショウビンの声に心を躍らせる間もなく、鉛を流し込まれるような重い気持ちを抱え、ポーカーフェイスで基地建設を進める手伝いをするのか。今、壊されていくのは決して山原の自然だけではないのだと思う。


 また、こんなことが起こっていたのだ。すごいことだ。


 「東村の村長は、工事車両が高江の集落の中を走るならそれは許さない。身体を張ってでも止めると言ってくれた。だから、やがて工事が始まったら一緒に座りましょう、と今からお願いしに行こう!」

 ヒロジさんの提案はいつも唐突だ。それを決めたのは朝の7時だったが、立っているだけで熱中症になるこの暑さの中、なんと山道を20キロでも行進しながら行こうと座り込みの参加者に呼びかけた。

 「車で役場に乗り付けるのは簡単だ。それでは何も伝わらない。暑い中、4時間かけて歩いてきましたと、熱意を伝えよう!」

 8時前にゲート前を出発した一行20人弱は、横断幕を持って、マイクでリレートークをしながら熱いアスファルトを踏みしめて歩いた。緑豊かな、やんばるだ。途中、30分歩いても民家が1軒もない、ヤンバルクイナしか聞いてない、という区間もあった。ヒロジさんは一度気が遠くなってしまい、しばらく休憩をとった。なじみの沖縄県警の一人が心配して声をかけに来た。そんな風にして東村の役場に辿り着いたのは、出発から7時間半も経過した午後3時過ぎだった。

 あいにく伊集盛久村長は留守で、代理の職員に伝言をお願いする形になった。ヒロジさんは丁寧にお辞儀をして汗だくの帽子をとった。その表情を見て、私は喉が詰まってしまった。この一週間で、ヒロジさんの顔は一気に10歳年を取ってしまったように感じた。基地建設反対の伊波洋一候補が当選した1週間前の祝勝会で、あんなにはしゃいでいたヒロジさんのはじける元気が、遠い昔のように思えた。毎晩ほぼ寝ることもできず、高江に張り付いたこの5日間が、ここまで彼を痛めつけていたのか。もともと、反対運動のリーダーなんて大病から復帰した人にやれる仕事ではない。辺野古に警視庁の機動隊が投入されても一歩も引かなかったヒロジさんだが、800人、1000人を相手にどうやって非暴力の抵抗をつらぬくのか。今も現場の指揮を執りながら、刻一刻、悩み抜いていると思う。しかしこれで、もつのだろうか。このまま指揮を任せていていいのだろうか。


 三上智恵は、覚悟のもとに訴える。


 「高江のヘリパッド建設問題」ってなあに? と言う人が今も国民の大半だろう。放送局で必死にこの問題を取材していた私が、たったの一度も全国ネットにできなかったのだ。だから、他の局も含めて「辺野古」は報道しても「高江」の報道はまだほとんどない。ドキュメンタリー番組だった『標的の村』を映画にしたのも、全国に伝える手段が他に思いつかなかったからだ。思いのほかのヒットで、少なく見積もっても10万人は見てくれたと思う。しかし、この事態になっても全国ニュースでは全く、きれいに全く、取り上げていない。

 「高江」はこのまま誰も知らない中で、圧殺されていくのか? そうはさせない。そのために、私だけではない、現場から多くの人がSNSやツイキャスやネットメディアを駆使して現状を伝え、SOSを発し続けている。だから是非、テレビでやってないから知らないとはいわないでほしい。少しアンテナを張ってくれれば、いくらでも高江の情報は出ている。全国の多数が選びとった安倍政権が見えないところで暴走していないかどうか、一票を投じた人はちゃんと見張っていて欲しい。

 レッカー移動が終われば、金曜日には政府の言う「本格着工」の予定だ。今日は福岡で、大阪で、東京の警視庁前で、高江の工事強行に抗議する緊急集会が開かれた。高江を見殺しにするものか、という人たちが声をあげてくれたことが、どんなに現場を勇気づけているか。いま、沖縄と本土の間に修復不可能な裂け目ができようとしている。でもその前に、私たちはまだまだ信じている。良識ある国民が次々と声を上げ、高江を潰そうとする暴力的な政策にブレーキをかけてくれることを。



 そうなのだ。
 はっきりしているのは、「150人の非暴力の市民を相手に1000人の機動隊部隊」、それは、「1879年の琉球処分の際に、処分官・松田道行が軍隊と警察官600人を連れて来島したことを想起させる」ようなもの、あるのは、「過激派でもない、ごく一般の市民が非暴力のルールの下で抗議の座りこみをしているだけだ」という事実のみ。
 そこには、「制圧しなければいけない混乱など、どこにも発生してはいない」、のだ。
このことにより壊されるのは、「決して山原の自然だけではないのだ」。
 今問われているのは、日米両政府、日米両国民。


 
三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い

『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。

■振込先
郵便振替口座:00190-4-673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会

◎銀行からの振込の場合は、
・ 銀行名:ゆうちょ銀行
・ 金融機関コード:9900
・ 店番 :019
・ 預金種目:当座
・ 店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
・口座番号:0673027
・加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会


 以下、三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記第56回の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-21 05:39 | 沖縄から | Comments(0)

米軍再編-政府は、新型輸送機オスプレイを含む米軍機の訓練を鹿児島県・馬毛(まげ)島(西之表市)へ移転する方向で検討。

 標題について、西日本新聞は2016年7月20日、「政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の負担軽減策として、新型輸送機オスプレイを含む米軍機の訓練を鹿児島県・馬毛(まげ)島(西之表市)へ移転する方向で検討していることが19日、政府関係者などへの取材で分かった。近く沖縄県に伝え、協議する見通し。翁長雄志(おながたけし)知事は前向きに検討するとみられるが、西之表市の反発が予想される。」、と報じた。
西日本新聞は、「鹿児島では反発必至」、と次のように伝えた。


(1)「21日に首相官邸で翁長氏が出席する『普天間飛行場負担軽減推進会議』と『政府・沖縄県協議会』が開かれる。複数の政府、沖縄関係者は『馬毛島に訓練を移転する方向で話が進むことになるだろう』と話した。」


(2)「政府と沖縄県は、普天間飛行場を名護市辺野古に移設する計画を巡って対立。沖縄県は辺野古への移設にかかわらず、2019年2月までに普天間飛行場の運用を停止するよう求めている。政府は米軍機の訓練移転先として佐賀空港(佐賀市)などを検討したが、地元の反発を受けて取り下げた経緯がある。」


(3)「馬毛島はほぼ全域を民間企業が所有する無人島。沖縄が地元の下地幹郎衆院議員(おおさか維新の会)が今年5月、沖縄県に訓練移転先として提案していた。翁長氏は18日に馬毛島を視察し、那覇市内で記者団に『前に進められるものがあれば政府側と意見交換したい』と語った。」


(4)「菅義偉官房長官は15日の記者会見で、馬毛島の活用について『(沖縄県から)提案があれば政府の考え方を申し上げたい』と述べている。」


(5)「馬毛島は過去にも米軍訓練の移転先に挙がった。11年6月の日米共同文書に、米軍空母艦載機の離着陸訓練の恒久的な移転候補地と記されたが、西之表市は市を挙げて反対した。今回も正式に提案されれば、強い反発が予想される。地権者は訓練誘致に前向きだが、防衛省との用地買収交渉の見通しは立っていない。関係者との調整次第で、沖縄県との協議自体を見送る可能性もある。」


 以下、西日本新聞の引用。



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by asyagi-df-2014 | 2016-07-20 21:31 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄-北部訓練場ヘリパッド工事の実態-2016年7月20日

 2016年7月20日の沖縄を沖縄タイムスと琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-東村高江、6月の夜間騒音383回 訓練増影響-2016年7月20日 05:01
(2)沖縄タイムス-<高江ヘリパッド>「いつまで続く」防衛局職員の過酷な警備-2016年7月20日 05:04
(3)琉球新報-辺野古陸上工事は移設関連 米、07年に工程表明記 政府説明と矛盾-2016年7月20日 05:04
(4)沖縄タイムス-高江ヘリパッド工事「年内に終了」 米司令官が上院軍事委に伝達-2016年7月20日 05:37
(5)沖縄タイムス-高江ヘリパッド:沖縄県議ら抗議の市民ら激励-2016年7月20日 12:23
(6)琉球新報-自衛隊F15がブレーキ故障 那覇空港滑走路を一時閉鎖-2016年7月20日 16:06


 まず、安倍晋三政権の米国従属政策の実態を暴く。それは、「北部訓練場が返還されれば、辺野古移設に反対する県民感情も緩和されるだろう」とする日米両政府の思惑の誤謬を示すものでもある。


 琉球新報は「辺野古陸上工事は移設関連 米、07年に工程表明記 政府説明と矛盾」として、「沖縄のNGOなどが起こした『米ジュゴン訴訟』で米政府が2007年6月29日に提出した証拠書類に、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事の工程が記載され、『基地内(米軍キャンプ・シュワブ)の空いている敷地』に、埋め立てに先立ち隊舎や映画館などを整備していく計画が明記されていることが分かった。政府は14日、辺野古代執行訴訟の和解を受けて開いた県との『作業部会』で、和解に伴い中断を確認した『埋め立て工事』とは『関係がない』として、隊舎や娯楽施設などシュワブ陸上部の工事を再開したいと伝達しており、関係性が問われそうだ。」、と政府側の欺瞞を指摘する。
 あわせて、沖縄タイムスは、「米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリ着陸帯(ヘリパッド)の移設工事について、ハリス米太平洋軍司令官が2月、米上院軍事委員会の委員らに対し、年内に終了するとの見通しを伝えていたことが18日までに分かった。」、と報じた。
 また、このことに関して、「同委員会の有力議員は沖縄タイムスの取材に対し、ハリス氏は『日本政府と県の間で成立する和解に伴い、代替施設の建設工事が中断する』などと報告。東村高江のヘリパッド建設は年内に完成するとの見通しを示した上で、『北部訓練場が返還されれば、辺野古移設に反対する県民感情も緩和されるだろう』と説明。また『県知事は代替施設建設には反対しているが、北部訓練場の返還は推進している』とも述べ、日本政府側とも工程などを確認済みと報告したという。」、と伝えた。


 さらに、「米軍北部訓練場に隣接する東村高江で、6月の夜間騒音発生回数が383回に上ったことが分かった。2014年度の年平均16・2回の約24倍で、米軍のオスプレイ訓練などの増加によりヘリパッド周辺の騒音が激しくなり住民が過度な負担を強いられている実態が明らかになった。」、との実態や、「東村高江周辺のヘリパッド建設で、最前線で警戒に立つ沖縄防衛局職員から『静かな集落にオスプレイが来る。反対する住民の気持ちも分かる』との声が漏れている。過酷な24時間の警備態勢に悲鳴も。政権中枢の強硬姿勢とは裏腹に、現場には『厭戦(えんせん)ムード』が漂う。」、と現地防衛局側の様子を伝えた。



 以下、沖縄タイムス、琉球新報の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-20 16:32 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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