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ヘイトクライム-ヘイトスピーチは人種差別 在特会側への賠償命令確定

最高裁第三小法廷(山崎敏充裁判長)は、9日付の決定で、在特会側の上告を退けた。
このことで、2014年年7月の二審・大阪高裁判決(「『在日特権を許さない市民の会』(在特会)の会員らによるヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を人種差別と認め、在特会側に計約1200万円の賠償と街宣活動の差し止めを命じた」)が確定した。
 この経過は、次のものであった。
「昨年10月の一審・京都地裁は『在日朝鮮人に対する差別意識を世間に訴える意図の下、在日朝鮮人という民族的出身に基づく排除で、人種差別撤廃条約が禁止する人種差別にあたる』と認定。『条約上の責務に基づき、人種差別行為に対し、被害者の効果的な保護や救済措置となるような額にするべきだ』とし、名誉毀損(きそん)訴訟としては異例の高額賠償を命じた。」
「今年7月の二審・大阪高裁も『何の落ち度もない児童らが、民族的出自だけのために卑俗な攻撃にさらされた。人種差別という不条理な行為で受けた精神的被害は多大だ』と述べ、一審判断を支持した。」
「在特会側が二審判決を不服として上告していたが、最高裁も主張を退けた。」

 実は、こうした判決が出されてきているにも関わらず、この7日にも、「国内外からの観光客が集う京都・八坂神社前。休日の7日、古都に罵声が響く。『政府は朝鮮人を日本からたたき出せ』。『在日特権を許さない市民の会』(在特会)のデモ隊が、ヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を繰り返した。」(朝日新聞)という実態が繰り返されてきた。

 朝日は、「子供が朝鮮第一初級学校に在校中にヘイトスピーチに遭遇した金尚均・龍谷大教授は言う。「娘はショックを受け、『朝鮮人って悪いの』と聞いてきた。ヘイトスピーチは単なる不快な表現ではない。相手に自尊心を喪失させる、深刻な被害を生じさせる行為だ」との説明を加えている。

 12月10日は、世界人権デーである。
 このことを肝に銘じて、ヘイトクライム、ヘイトスピーチに立ち向かおう。

 以下、朝日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-12-11 05:39 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

沖縄から-怒号と拍手の中、仲井真沖縄知事が退任

仲井真知事は、警察官にガードされて2期8年の任期を終えた。
 この日の様子を、沖縄タイムスは2014年12月9日、「仲井真知事は、反対の声を上げる市民が県庁に駆けつけていることに対し、『不謹慎。もっと節制し、もっと抑制を効かせて、大の大人だと思いますからね』と言及。『残念だとしか思えない』とコメントを残し、30分予定されていた会見は20分ほどで終了した。」と、伝えた。
 また、「『県民の尊厳を守れ』『裏切りを許さんぞ』と怒号が飛ぶ中、仲井真知事は県職員に見守られ、拍手で送られた。」とも伝えた。

 このことは、第一には、仲井真弘多という個人の責任問題である。が、そこには安部晋三政権の強い思惑が見える。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-10 05:33 | 沖縄から | Comments(0)

GDP下方修正、これをどのように考えるか。

朝日新聞は、2014年12月8日、「7~9月期のGDPの2次速報では、物価の変動をのぞいた実質成長率は、前期(4~6月)と比べて0・5%減、この状況が1年続いた場合の年率で1・9%減となった。」と、報じた。

 例えば、安部晋三政権の閣僚は、「経営者の責任」と演説した。それは、自己責任論を振りまいた経営者達の「本人の責任」の言葉を彷彿とさせる。
 その構造は、自らの責任を放棄するために、または自らを守るために、ターゲットを差し出すやり方であり、何とヘイトクライムの構造そのものでもあるのだ。

 安部晋三政権は、確かに、差し出すものと囲うものを明確化して戦略を作り上げてきた。 安部晋三政権の「成長戦略」とは、まさしくそういうものである。そして、そのもとにもたらされたものが、この結果である。
 だとしたら、安部晋三政権とは違う地平を目指さなければならない。
 何故なら、安部晋三政権が、この先、囲うもののために、より一層の差し出すものを用意しているからである。

 以下、朝日新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-09 20:59 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

反戦歌うと「監視」

東京新聞のこんな記事を見つけました。

「ライブから四年後、報道機関から突然、電話がかかってきた。『あなたが自衛隊の内部資料に載ってます』。資料は共産党が自衛隊員の内部告発を基に公表したものだった。男性の仕事は福祉系団体職員。所属政党もない。ライブ活動は芸名だ。それなのに勤務先や本名まで記されていた。
『陰湿さ、恐ろしさを感じた』。知らぬ間に監視対象にされたことに震えた。
『戦時中に憲兵隊や沖縄の日本軍がやったような国民監視はやめさせねば』。男性は〇九年二月、自衛隊の監視差し止めを求める裁判を仙台地裁に起こした。」

  記事は、「男性の個人情報を記載した内部資料には、消費税増税に反対する団体の活動も盛り込まれていた。男性は仙台で脱原発デモに参加しながら、監視の網が広がる不安をぬぐえないでいる。『原発再稼働や集団的自衛権への抗議活動も監視され、参加者を調べているかもしれない』と、警鐘を鳴らす。

 以下、東京新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-07 11:37 | 特定秘密保護法 | Comments(0)

沖縄から-仲井真知事が辺野古工法変更2件を承認。まさしく「民意に背く」。

危惧されていたたことがやはり起こってしまった。
 沖縄タイムスは、2014年12月6日、「名護市辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事の変更申請で、仲井真弘多知事は5日午後、『工事用仮設道路(3本、計2800メートル)の追加』と『辺野古崎南側の中仕切護岸の追加』の2件を承認した。仲井真知事は会見を開かず、知事コメントで(1)県が定めた審査の標準処理期間を大幅に過ぎている(2)承認基準に適合している-を承認の理由に挙げた。9日退任の4日前の承認に県議会野党などから『民意に背く』『印鑑の押し逃げ』などと批判が高まっている。」と、報じた。

 このことに関して、合わせて、12月10日に10日に知事に就任する翁長雄志氏の「『』大変残念だ。県知事選の民意を受けた判断をしてほしかった』と述べた。翁長氏は、知事就任後に検証していく考えもあらためて示した。」と、伝えた。

 あらためて選挙の意味をつくづく考えさせられてしまう。
 しかし、このことは、安部晋三政権の「姑息な」政権運営に基づくものであることは確かである。
 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-06 09:53 | 沖縄から | Comments(0)

この総選挙を考える。

安倍政権の「戦争する国づくり」にノーの審判を下すことを呼びかける法律家6団体共同声明(2014年12月1日)は、次のように呼びかける。

「今回の衆議院解散は、アベノミクスの失敗や「政治とカネ」の問題から国民の目をそらし、野党の選挙準備が整わないうちに選挙を行って過半数を獲得しようという意図のもとになされたものであり、政権の延命を図るという私利私欲・党利党略のために行われた大義なき解散である。同時に、安倍政権がこの時期に解散・総選挙に踏み切らざるを得なかったのは、特定秘密保護法の強行や集団的自衛権行使容認の閣議決定、原発再稼働、TPP交渉への参加、消費増税など、民意を無視し、憲法を破壊し、国民の命と暮らしを蔑ろにする安倍政権の暴走に対する国民の強い怒りと批判が広がったからにほかならない。これに追い打ちをかけたのが沖縄県知事選挙である。11月16日に実施された沖縄県知事選挙では、現職の仲井真弘多氏が名護市辺野古への新基地建設に反対する翁長雄志氏に歴史的大敗を喫し、新基地建設を強引に押し進めようとする安倍政権への抗議の県民意思が明確に示されたのである。その意味では世論と運動とによって安倍政権の側が追い込まれた解散・総選挙である」

 つまり、この総選挙は、大義なき、政権延命のためのものであると。

 しかし、「今回の総選挙によって問われるべきは安倍政権の『戦争する国づくり』である。」以上、やはり、「岐路に立つ日本、平和と自由と民主主義を堅持する国民の意思を示すとき」と次のように訴える。

「今回の総選挙は、安倍政権の改憲・壊憲政策による戦争への道を突き進むのか、それとも、戦後70年近くをかけて積み上げてきた日本国憲法が示す平和国家の道を堅持し、深化させるのか、国民の選択が迫られている。今、日本は岐路に立たされている。今こそ、日本と世界の未来のために平和国家としての道を歩み続けることを願う国民の意思を示す時である。」

 やはり、自分の意思は示さなければならない。


by asyagi-df-2014 | 2014-12-05 05:45 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

沖縄から- 辺野古埋め立て申請「承認を許さない」 2200人が県庁包囲

  沖縄タイムスは、2014年12月4日、沖縄防衛局が沖縄県に提出した埋め立て工事変更申請について、「名護市辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事の変更申請で、市民らが仲井真弘多知事に対し、任期が切れる9日までに申請を承認せず、翁長雄志次期知事に判断を委ねることを求める」とした2,200人の県庁包囲行動を伝えた。


by asyagi-df-2014 | 2014-12-04 22:41 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第18回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
  
 今回の報告は、基地建設に反対する座り込みに欠かさず参加しているおばあの島袋文子さん(84)のインタビューです。
 最後に、三上さんは、「どうしても、どうしても引き下がれない文子さんの闘い。警察も警察官である前に沖縄に生きる一人の若者である。彼女を無理やりトラックの前から引き剥がすのではなく、もう身体を貼らないでいい沖縄をどう創ればいいのか。十字架をおろし、身も心も軽やかに人生を楽しんでもらうためにどんなお手伝いができるのか。それをぜひ一緒に考えてほしい。」と、まとめています。
 
 私も、一生懸命考えます。

 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-12-04 05:30 | 沖縄から | Comments(0)

労働問題-実質賃金 16カ月連続減、これが実態

東京新聞は、2014年12月2日、「厚生労働省が二日発表した十月の毎月勤労統計調査(速報)によると、基本給と残業代、ボーナスを合計した「現金給与総額」は前年同月比0・5%増の二十六万七千九百三十五円となり、八カ月連続で増加した。」と報じた。
 合わせて、同日、「財務省が一日発表した七~九月期の法人企業統計で、企業が株主配当や税金などを払った後に社内にためた内部留保(利益剰余金)が、三百二十三兆七千億円と過去最高になっていたことが分かった。安倍晋三首相の経済政策『アベノミクス』で企業業績が急回復する一方、従業員の給与がなかなか伸びない状況に、労働団体などから『内部留保の一部を賃金引き上げの原資に回すべきだ』との指摘が出ている。」とも報じた。

 この実態が、安倍晋三政権のもたらした結果である。

 以下、東京新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-03 18:08 | 書くことから-労働 | Comments(0)

衆院選公示、地方紙から考える

衆院戦が公示された。
 あえて、九州の地方紙からこのことを考える。
まとめてみると次のようになる。

(1)選挙の持つ意義

・琉球新報
「2009年の政権交代、12年の政権奪還をわれわれは経験した。その成果と不首尾を総括すべきときだ。だが前2回に比べ有権者の関心が薄いと懸念されている。政治家が公約をほごにし、公約にないことを実行したことで、政治との距離が増したのではないか。
 公約を基に投票先を選び、政権党はその公約を守り、有権者が選択した未来を実現する。それで初めて国民は主権を実感するのだ。本来の主権者たる国民の手に政治を取り戻すため、候補者には公約の明示と実行の確約を求めたい。」
「問われているのは、日本が一地域を差別して恥じない国であるのか、民主主義を重んじる国であるのか、という根本なのである。」

・沖縄タイムス
「安倍晋三首相がこの時期に突然、衆院を解散したことについては、全国の有権者から『』大義なき自己都合解散』との批判が強い。消費税の再増税先送りが選挙の争点になりにくいのは確かである。
 ただ、こうなった以上、安倍政治に対する審判の機会が与えられた、と積極的にとらえ直したほうがいい。
 候補者を擁立する与野党9党は、それぞれが重視する争点を掲げている。経済政策『アベノミクス』の是非、閣議決定に基づく集団的自衛権の行使容認、安全保障政策の急転換、社会保障、原発再稼働、東日本大震災の被災地復興、地方再生、政治とカネなど、論ずべきテーマは多様である。」

・南日本新聞
「問われるのは政権奪還後2年間の『安倍政治』である。」
「『1強多弱』の勢力図が塗り替わるかどうかが最大の焦点だ。」
「成熟社会の日本のどんな未来図を描くのか。与野党の本格的な論戦を期待したい。」

・西日本新聞
「『今回の衆院解散には大義がない』からと選挙に対する関心を喪失し、投票所へ向かうのをためらったら、誰がほくそ笑むのか。冷静に考えたい。賢明な主権者として『大義ある審判』で応じよう。」


(2)何を焦点とすべきなのか。

・琉球新報
「今回の選挙で真っ先に問われるべきは憲法改正の是非、なかんずく9条改正の是非である。」
「各党に何より問いたいのは、沖縄に米軍基地の過重負担を押し付け、犠牲を強要する『構造的差別』を、今後も続けるか否かだ。」

・沖縄タイムス
「沖縄選挙区(1~4区)は、知事選で浮上した新たな政治潮流を反映し、従来にない構図になる見通しだ。最大の争点は、やはり辺野古問題である。」
「『県外』から『県内容認』に転換した以上、そのことの是非がまず問われなければならない。」

・南日本新聞
「道半ばのアベノミクスで、最もしわ寄せを受けるのが子どもたちだ。『子どもの貧困率』は2012年、16.3%で過去最悪を更新した。実に6人に1人である。」
「アベノミクスの恩恵はまだ、円安で潤う一部の輸出企業や富裕層などにとどまっている。」
「選挙戦後半には、『知る権利』の侵害が懸念される特定秘密保護法が施行される。安全保障の情報を特定秘密にし、漏えいすると最高で懲役10年を科す。憲法9条の解釈変更による集団的自衛権の行使容認の閣議決定とともに、『安倍政治』を象徴する施策だ。
 こうした世論を二分する戦後安全保障政策の大転換を、まともな国会論議を避けたまま押し通す政治手法や、異論に耳を貸さない姿勢も問われるべきである。」

・西日本新聞
「安倍首相の経済政策『アベノミクス』が大きな争点であることは否定しない。しかし、果たしてそれが『最大』かどうかは、有権者の判断に委ねられる。」
「その一方で、昨夏の参院選で衆参ねじれを解消した後の『決めすぎる政治』を問題にする有権者も少なくないはずだ。
 国民の知る権利を侵害しかねない特定秘密保護法を採決強行の連続で成立させ、戦後の歴代内閣が『憲法解釈上できない』としてきた集団的自衛権の行使を一内閣の閣議決定で容認へ踏み切った判断の是非は、今回の総選挙で徹底的に論じてほしい。」
「そして、私たちが特に訴えたいのは、来年の戦後70年へ向けてこの国はどこに向かうのか-という歴史的な時間軸に根差した将来のいわば『方向感覚』である。」

 ここでは、西日本新聞の「そして、私たちが特に訴えたいのは、来年の戦後70年へ向けてこの国はどこに向かうのか-という歴史的な時間軸に根差した将来のいわば『方向感覚』」という主張を肝に銘じたい。

 以下、各紙社説の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-12-02 20:59 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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