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大寒波のなか、日出生台演習場前抗議集会に参加してきました。

 2018年2月4日13時より、日出生台演習場のゲート前で行われた抗議集会に参加してきました。
 この日の寒さは、「ローカルネット大分・日出生台」の浦田龍次事務局長が挨拶の中で、「日出生台でもこんな寒さは初めてだ」との挨拶があったほどでした。また、いつも参加している福岡県からの参加者からは「タイヤがノーマルなので、行けなくなった」と連絡があったことが報告されました。そうしたなか、、参加者は、40数名となりました。

 大分合同新聞は2018年2月5日、この抗議集会の様子を次のように報じています。


「県内外から約40人が参加。梶原代表が『米軍にやりたい放題されないために、声を上げていこう』とあいさつ。市民グループ『ローカルネット大分・日出生台』の浦田龍次事務局長、玖珠町日出生小野原の畜産業衛藤洋次さんらが『訓練の縮小・廃止を求め、日出生台も頑張っていく』と決意表明した。抗議文を安倍晋三首相に送ることを決め、『マリーンズ・ゴー・ホーム(海兵隊は帰れ)』『ストップ・ザ・トレーニング(訓練をやめよ)』などとシュプレヒコールを繰り返した。」


 また、浦田さんは挨拶の中で、2012年の第9回訓練以来に開催された在沖海兵隊による地元住民らを対象にした事前説明会について触れました。
 浦田さんは、「午後8時以降に砲撃訓練をしない」などとした四社協の確認書を交わしていることについて、この事前説明会で第12兵海連隊第3大隊長のリロイ・バトラー中佐が、「練度と即応態勢を維持するため最小限の夜間訓練は必要。午後8時以降に砲撃する可能性もある」と回答したことに対して、「従来と変わっていない」と批判しました。
 この抗議集会参加者は、5日からの今回の訓練に対して、緊張感を持って対峙していくことを確認しました。

 なお、この抗議集会では、「米軍の実弾砲撃演習に怒りをこめて抗議し、その中止と一日も早い廃止を要求する!」、とする抗議文が日出生台演習場ゲート前抗議集会参加者一同名で、内閣総理大臣安倍晋三宛てに発送することが決定されました。
 抗議文では、Ⅰ.米軍の実弾砲撃演習を中止し、速やかに廃止せよ!、Ⅱ.9条に手をつけるな!、Ⅲ.断じて武力に頼らず、平和外交を貫け!、Ⅳ.アメリカのいいなりになるな!、Ⅴ.日米地位協定を抜本的に見直せ!、Ⅵ.すべての米軍基地をアメリカに返せ!、と日本政府に突きつけました。


 抗議文は、以下のものです。


 私たちはいま、ここ日出生台演習場で明日から始まる米海兵隊の実弾砲撃演習に抗議し、その中止と一日も早い廃止を求めてゲート前に立っている。
私たちは、好戦的なアメリカに際限もなく追随して軍備を拡大し、戦争への道を突き進む安倍政権の暴走に、言葉にできないほどの不安と怒りを覚えている。折しも、沖縄で頻発する米軍ヘリの事故を取り上げた野党議員の質問に、副大臣の一人が「それで何人死んだんだ」と野次を飛ばした。安倍政権が正体を見せた瞬間である。私たちは、人びとの安全はおろか命さえ差し出してアメリカに隷従する政権に、将来にわたる命運を握られていることになる。はらわたの煮えかえる思いである。
1 9 9 7年、沖縄の痛みを軽減するためという名目で北海道・矢臼別、宮城県・王城寺原、静岡県・東富士、山梨県・北富士、大分県・日出生台の5カ所に分散移転された1 5 5ミリ榴弾砲の実弾演習は、日出生台だけで1 3回目となる。
 大分県と由布市・玖珠町・九重町の4者で構成する日出生台演習場問題協議会(4者協) は、米軍の窓口となっている九州地方防衛局と演習の基本に関する覚書を5年前に交わしている。防衛局が演習のつど米軍指揮官に示して、「砲撃時間の短縮」、「米兵滞在期間の短縮」、「情報の開示」、「安全対策の徹底」の4点を順守させるためのものである。
 しかしこの間、米軍はたびたびその書面に込められた住民の思いを踏みにじって、多くの問題を引き起こしてきた。
 夜間砲撃を強行し、見学した民間人に引き金を引かせ、小銃や機関銃などを使用する小火器訓練を追加し、深夜に完全武装の車列部隊が演習場を出て、住民の生活道路を通行した。平和を創る行動に身を捧げて早世した元海兵隊員アレン・ネルソンさんは、生前、「殺人マシンとして鍛え抜かれた海兵隊員の身体は周りの動きに瞬時に反応する。それゆえ、うしろから音を立てずに海兵隊員に接近してはならない」と語ったが、その海兵隊の指揮官が住民の生活圏でジョギングしたことさえある。米兵の外出日程や演習に先立つ地元説明会など、住民の安心にとって最低限必要な情報すら、ここ3回、開示されなかった。住民の不安がどれほどのものか、あなたに想像できるだろうか。
 いたずらに危機を煽り、在任する六年間、防衛予算を増やし続けて、新年度、過去最大の5兆2千億円をそそぎ込むあなたが負うべき「この国の未来に対する重大な責任」の自覚があるとは思えない。
 平和外交をないがしろにして軍拡に邁進し、それによって政権の支持基盤・財界を肥え太らせているあなたに、「少しでもいい世の中にして次代に渡す」志などあるはずがない。
 私たちは、それぞれの場で取り組む定例デモなどで、安倍政治を許さない!、安倍はやめろ!と声を挙げている。

米軍の実弾砲撃演習を中止し、速やかに廃止せよ!
憲法9条に手をつけるな!
断じて武力に頼らず、平和外交を貫け!
アメリカのいいなりになるな!
日米地位協定を抜本的に見直せ!
すべての米軍基地をアメリカに返せ!

2018年2月4日
            日出生台演習場前抗議集会 参加者一同

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by asyagi-df-2014 | 2018-02-09 07:28 | 新たな経験 | Comments(0)

「ちゃーすが大分の会」で、屋良朝博さん熱く語る。

 この講演について、大分合同新聞は2018年1月21日、「米軍基地の沖縄集中『政府は説明回避』」、と次のように報じた。


(1)「沖縄のさまざまな課題と向き合う市民団体『ちゃーすが大分の会』(麻生透代表)は20日、米軍基地問題などを考える会を大分市のコンパルホールで開いた。元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博さん=沖縄国際大非常勤講師=が『【虚構の抑止力】を考える』と題して講演した。」
(2)「約40人が参加。」
(3)「屋良さんは米軍基地が沖縄に集中している理由について『よくいわれる中国脅威論などを背景に、日本政府は地理的優位性、抑止力の言葉だけで説明を逃げている。沖縄の犠牲は日本の安全保障に仕方ないと思われている』と指摘。経済成長した中国は日米ともに欠かせない貿易相手である点などを挙げ、『日米が一緒に中国に対抗する図式は正しいか。むしろ米中関係に日本が取り残されるのが怖いのでは』と語った。沖縄は米軍がアジア太平洋地域に展開する際の本隊との合流地点にすぎないとの見方も示し、『場所は沖縄でなくてもいい』と強調した。」
(4)「会事務局長の工藤昌三さんは昨年8月に米軍の新型輸送機オスプレイが大分空港に緊急着陸したことを挙げ、『安全保障は沖縄だけの問題ではない。大分からも考えたい』と語った。」


 屋良朝博さんは、「言葉の一つ一つを再定義する必要がある。」、と語ってくれました。
 それは、日本政府の不作為を問うことでもあると言えます。
 
 2018年1月21日の沖縄タイムスは、「沖縄県は19日、2017年(1~12月)の入域観光客数が前年比78万3100人(9・1%)増の939万6200人となり、5年連続で過去最高を更新したと発表した。・・・一方、ハワイを17年1~11月に訪れた観光客は850万2545人で、同年12月が前年並みだと1年間で933万1018人。沖縄がハワイを超える計算になる。」、と伝えています。
 確かに、沖縄の地に在沖米海兵隊は必要ない。




by asyagi-df-2014 | 2018-01-23 07:15 | 新たな経験 | Comments(0)

「桐谷夏子・森川万智子 朗読と講演の夕べ」で思いをあらたにしました。

 「慰安婦」がみた軍隊と戦場、そして戦場とは『文玉珠 ビルマ戦線楯師団の「慰安婦」だった私』と題された「桐谷夏子・森川万智子 朗読と講演の夕べ」が、2017年8月26日、大分県中津市の中津下毛教育会館で開かれました。
週刊金曜日大分読者会の四人で、参加してきました。
 60分ほどの桐谷さんの朗読の後の休憩時間に、会館のロビーで久しぶりにお会いしたAさんは、「初めてのいいものを聞かせてもらった」、と話しかけてくれました。そんな迫力に満ちた「一人芝居」を見ることができました。
実は、若い時から奈良岡朋子のファンであった私は、2017年に入って二度、演劇と井伏鱒二の朗読という形で奈良岡さんに出会うことができました。ただ、自分の中には、どこか燻っているものが残っていました。今回、初めて桐谷さんの朗読に出会って、はっきり気づいたことがありました。その燻りの元は、奈良岡さんには、今この時、例えば、辺野古の島袋文子さんやこのムン・オクチュを演じてほしかったという私自身の思いだったのだなということでした。これは、無理難題の押しつけですが。
 また、森川万智子さんは、60分ほどのムン・オクチュさんの話を通して、日本というものを見せてくれました。
 確かに、講演のテーマである「『慰安婦』の証明は必要か?」(性暴力被害者がなぜ証明をしなければならないか?)は、日本の現状を鋭く突く問い掛けです。
 この構図は、例えば、労働者問題でも、不当労働行為があったことの立証責任は不当労働行為の被害を受けた者にあるという構図と同じものなのです。
 森川さんは、日本軍慰安婦の問題は、こうした諸々の日本の差別構造に加えて、男女差別や「性」にかかわる問題が、より複雑にしていると説明してくれました。
森川さんは、ムン・オクチュさんについて、「戦争の中を生き延び、戦後を力強く生きた」と、愛情溢れる言葉で話してくれました。また、ムン・オクチュさんの証言は、彼女が見た世界は、「下級兵士の見た世界」であったとも。
 最後に、「語れなかった人、記憶を失った人の証明する」という森川さんの決意をひしひしと感じました。


by asyagi-df-2014 | 2017-09-03 07:33 | 新たな経験 | Comments(0)

「日出生台演習場ゲート前抗議集会」に参加してきました。

 2017年3月5日、大分県由布市で開かれた「日出生台演習場ゲート前抗議集会」に、参加してきました。いつもより少なめの参加者数となりましたが、変わらない怒りの意志を、2018年度もすでに演習の実施が決定している日米両政府に向けて、「来年もここに集まろう」と参加者全員で、シュプレルコールに込めてきました。
この様子について、大分合同新聞は、写真付きで、「『廃止求め全力で行動』 市民団体が抗議集会 米軍訓練2017」、と次のように伝えています。


(1)市民団体「草の根の会・中津」は5日、由布市湯布院町の日出生台演習場ゲート前で、米軍訓練に抗議する集会を開いた。県内外の約70人が参加した。
(2)梶原得三郎代表が「身を削る地元の人の思いをかみしめよう」とあいさつ。訓練の監視活動をしている浦田龍次さん(53)が、地元の要請に反して午後8時以降の砲撃があったことなどを説明した。社民党の吉田忠智党首も出席し、「皆さんの運動の成果である覚書が平気で破られる。訓練廃止を求め全力で行動する」と誓った。
(3)抗議文を安倍晋三首相に送ることを決め、「マリーンズ・ゴー・ホーム」などとシュプレヒコールを繰り返した。会は中津市のノンフィクション作家、故松下竜一さんの仲間らで構成。訓練のたびに集会を開いている。


 梶原得三郎代表は、この抗議書を安倍晋三内閣総理大臣宛に内容証明付きで送付すると力を込めました。ただ、司会進行の渡辺ひろ子さんは、「読みはしない」と現政権のあり方を批判していましたが。
 さて、この抗議書には、こう記されていました。


 なぜ憲法9条を活かして、独自の平和外交を展開し、世界の信頼を得ようとしないのか。到底理解できることではない。
 ここ数回の演習においても、指揮官が生活道路上をジョッキングしたことや、夜間に砲を備えた複数の軍事車両と武装した兵士が県道に出てきたことなどがあった。演習の前後にわたる米軍兵士の駐留期間、地元の人々に強いられる緊張と不安がどれほどのものなのか、貴殿に想像できるだろうか。地元住民への説明会廃止を含めて、情報の公開は徐々に後退してきている。3月3日には、地元と交わした覚書を無視して午後8時以降の砲撃を行ったが、そのことで講義を受けたのも自治体に謝罪したのも福岡防衛局の職員であった。指揮官の命令で行われた演習で、講義を受ける場に、なぜ、指揮官は同席して自ら謝罪しないのか。これでは覚書の内容が事前に伝わっているのかどうかさえ疑わしい。米軍を高みに置く扱いは、日本政府の対米従属姿勢に連なるものだが、それは駐留米兵の差別意識を増幅し、不祥事を誘発しかねない。
 米軍の演習は地元住民にとって苦痛・迷惑以外のものではない。大分県、地元自治体、、住民は日出生台における米軍演習の縮小廃止を最初から求め続けている。


 この抗議書には、安倍晋三政権の政治手法と日出生台で起きていることの問題点が書き込まれています。
 確かに、安倍晋三政権への根本的指弾は、「 憲法9条を活かして、独自の平和外交を展開し、世界の信頼を得ようとしないのか。」、ということにあります。
最後に、ローカルネット大分・日出生台は、『住民からのメッセージ』をこのように呼びかけてくれています。


 1999年から、ここ湯布院(現在由布市)と玖珠町、九重町の3町にまたがる日出生台演習場において、米海兵隊の実弾砲撃訓練が強行実施され12回目をむかえようとしています。
 私たち日出生台周辺住民は、地域の暮らしを守る視点から、米海兵隊の問題を考え取り組んできました。
 米軍の演習に対して無関心でいることは、私たちの生活を壊すだけでなく、結果として米軍の演習に協力することになるでしょう。若い海兵隊員がだれかを殺し、また殺される。私たちの土地と税金をつかってその訓練をする・・・。
 アジアに人々に「また侵略される」という恐怖感を与え続ける。
 米軍基地の問題は私たちに、各地で同じ思いでこの問題に取り組んでいる多くの人々との出会いをつくってくれました。 
 軍隊による「国家の安全保障」にかえて友好を基礎に「民主の安全保障」を実現しましょう。
 憲法九条を護りましょう。


 本当は、残念ではあるけれど、また次の日出生台ゲート前で。
 梶原得三郎さんや渡辺ひろ子さんに会いに行きましょう。

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by asyagi-df-2014 | 2017-03-06 09:38 | 新たな経験 | Comments(0)

早く、事態が改善されますように。

昨夜は、M5.8・震度5強の地震に見舞われました。
日曜の朝から月曜の夕方までは、それなりに落ち着いた生活ができていたものですから、余計に応えました。
地域の避難所に、近所の独居の方ともども、すぐに避難しました。
今のところ、この地域では、水道が濁っている以外は、被害はないようです。

今は、自宅に戻れています。
朝の寒さも和らぎ、日差しが強くなり、春らしい陽気になっています。
それにしても、個人の経験は実は狭く、それなりで、本当のことは分かりにくいものだと、自分の経験から思っています。
熊本・大分の皆さん、南阿蘇の人たちのこれからの無事を、ともに願っています。
早く、事態が改善されますように。



by asyagi-df-2014 | 2016-04-19 08:27 | 新たな経験 | Comments(0)

避難準備で避難してきました。

 昨夜は、市の避難準備が出たことを受けて、家族で、市の指定避難所で一晩過ごしてきました。
避難準備の段階だったのですが、ここ数日の地震の異常さとやはり二日間寝れていない状況から、高齢の家族を連れて、過ごしてきました。
人生初めての避難でした。
 私の住んでいる地区では、私たちが行った避難所ともう一つの避難所で、60名の人が避難したそうです。
 2003年に廃校になった昔の小学校ですが、まだ新しい鉄筋の校舎ですので、十分に睡眠をとることができました。また、母は、避難所に行くことを嫌がったのですが、今では滅多に会えない人に出会えたようでした。
 まだまだ、先があると、覚悟しなければとも考えています。

by asyagi-df-2014 | 2016-04-17 07:15 | 新たな経験 | Comments(0)

強烈な地震の中に居ます。

2016年4月16日、強烈な地震の中に居ます。
人ごとではない、自分の問題として、恐怖、怯えの中に家族とともにじっと我慢しています。
ただし、私たちの環境は、電気、水道、住居はまだ保たれています。
隣の家に、声をかけるだけの心の準備も残っています。
今、また、強烈に下から突き上げてきました。

では、また。

by asyagi-df-2014 | 2016-04-16 06:12 | 新たな経験 | Comments(0)

「日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会」に参加しました。

 2016年2月21日、大分県由布市の日出生台ゲート前で開催された「日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会」に参加してきました。
 13時から開かれた集会は、連年に比べて、いささか参加者が少なかったような気がしました。また、相変わらず県外からの参加者が多く、大分県の人間が少ないことはいつも通りでした。
 天気は、少し風がありましたが、快晴の中で行われ、昨年の悪天候に比べると、嘘のようでした。
 会場では、九州各地から駆け付けた人たちのアピールが行われ、いつもの元気をもらいました。特に、東京から湯布院に移住して四年目という若い(きっと)女性の挨拶は、このところの参加者の高齢化が目立った中では、司会の渡辺さんの「若い人の参加はありがたいことです」という言葉が、集会参加者全員の思いでもありました。
 この場で、是非とも報告したいのは、島田さんのシュプレルコールにいつも以上に熱が籠もり、すべてを圧倒しようとする勢いがあったことと、池田さんの歌声も、確かに、会場参加者だけでなく、向こう側の人たちにもきちっと届くまでのすごみがあったということでした。
 さて、最近の日本の状況、米軍再編の状況、沖縄、日出生台の押し込められた様子等は、次の内閣総理大臣安倍晋三宛の「抗議文」に込められています。

 「抗議文」を引用します。


抗議文
内閣総理大臣安倍晋三 殿

 2月15日から、ここ日出生台で行われている米軍による示談砲撃訓練に強く抗議し、米軍訓練の速やかな廃止を求めます。
 配線から70年を経てなお、アメリカは戦勝国の権利を手放そうとはしません。加えて、日本の歴代政権は、「飼い犬」と揶揄されるほどの対米従属路線を歩んできました。その間に、米軍基地と関連施設の機能は増強され、「思いやり予算」は増大しています。
 世界の歴史も現状も、武力が「永続する真の平和」を創れないことを示しています。
 選挙制度のペテンによって政権与党が多数を占め、あなたは「経済最優先」、「私が最高責任者」と繰り返しつつ、無残なまでに劣化した議員や閣僚を従えて、なりふり構わず、戦争への道を突き進んでいます。安倍政権は防衛費を3年連続で増額し過去最高としました。
 安倍政権は、安全保障関連法案という名の戦争法案を参院本会議で採決したと嘘をつき続けています。裁決はされていません。多くの人々がメディアの映像で確認しています。 安倍思軒は、圧倒的多数の憲法学者、各界の学識経験者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁長官が憲法違反と明言した法案の裁決をでっち上げたのです。
 憲法の三本柱である立憲主義、民主主義、平和主義を蹂躙し、「国権の最高機関」をコケにする無法政権などあっていいはずはありません。
 安倍政権のこうした好戦性は、日出生台における米軍や九州防衛局の対住民姿勢にも影を落としています。
 地元に暮らす人々の安全と安心にとって、訓練に関する全情報の開示は最低限必要なことです。ところが、9回目(2012年)まで恒例としてきた地元説明会を米軍は10回目(2015年)から取りやめました。ほかにも、小海訓練場の場から報道関係者を閉め出す、滞在中、指揮官が記者会見を行わなかったなど情報開示は明らかに後退しています。 訓練期間中の夜間、榴弾砲を牽引する米軍車両が県道を走るという重大事が起きたのは9回目のことです。10回目(前回)、155ミリ榴弾砲の発車弾数は、過去最高の1070発。それまでの9回平均の2倍でした。訓練規模の拡大だけでなく、質も変化しています。骨も焼き尽くすという伯リン弾や照明弾の発射数が増え、林野火災の発生で、自衛隊の消火ヘリが出動するという事態も起きました。
 2013年、北海道矢臼別の米軍訓練では榴弾が場外に飛び出すという事故が起きています。日出生台の米軍訓練ではこれまでに重大事故を防いできたのは、日常的に米軍訓練の縮小・廃止を求めつつ、訓練の期間中、地元で監視を続ける人たちの緊張感に溢れた敏速な活動なのです。そのことを安倍政権は忘れてはなりません。護るべき人々の生活の場をアメリカの軍事訓練のために差し出すような政権であってはなりません。 
 私たちは思いを同じくする多くの人々に連帯して、さまざまな場で、さまざまな機会をとらえて「戦争させない」、「戦争法廃止」、「安倍政治を許さない」と声を挙げています。

米国大統領バラク・オバマ 殿

任期満了を控えてご多忙のことと拝察いたします。日本社会の一員として重大な関心事につき、用件のみ認めます。

「草の根の会・中津」は、心ある人々が権力の人権侵害を許すまいとして、反戦・反原発を中心に、ささやかな行動を続けている少人数の集まりです。

 同封した、日本国首相・安倍晋三氏あての抗議文をお読み頂ければ幸いに思います。そこにありますように、私たちは2016年2月21日、日出生台演習場ゲート前で抗議集会を開催し、その場でこの抗議文を拡声器を通して読み上げ、「Stop the training」、「Marines go home」、「No more war」「We love peace」などのシュプレヒコールをしました。なお、日出生台演習場における米海兵隊の実弾砲撃訓練に対しては、その都度、さまざまな組織や個人が訓練の縮小廃止を求めて抗議行動をしています。(新聞記事のコピーを同封します)

2016年2月23日                      草の根の会・中津 梶原得三郎




戦争するな/戦争国家アメリカの武力に寄りかかるな/9条の理想を掲げて全方位平和外交に励め/武装した自衛隊員を海外に送るな/自衛隊を災害救助隊に変えよ/安倍政権はただちに退陣せよ 


2016年2月16日
日出生台で11回目となる米軍の実弾砲撃訓練に抗議するゲート前集会・参加者一同


闘いは、諦めることなく、明白な意志の基に、続けられる。



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by asyagi-df-2014 | 2016-02-23 06:01 | 新たな経験 | Comments(0)

「筑波海軍航空隊」を観てきました。

 「筑波海軍航空隊」を、10月5日、大分市のシネマ5で観てきました。
 「神風特攻隊」などの戦争物は、これまでどこか警戒感が強く、避けてきてような気がします。
 今回、義母が「観たいのだが」ということでしたので、母の同級生の女性も含めて、4人で観に出かけました。
 何故、義母がという疑問には、こちらが全く知らなかった事情がありました。
 義母は、尋常小学校の教師であった「西田高光中尉」の5年生時の教え子で、何とこの長編ドキュメンタリ-に出演していたのでした。
 義母は、「涙が出た」、と言っていましたが、私も、いつになく、真面目に観ていました。

 

 さて、この長編ドキュメンタリ-で、深く心に残ったものは、パンフレットに掲載されていた木名瀬信也さんの次の言葉と木名瀬さんの生き残った者の戦後の生きにくさを語る苦悩の姿でした。


 「平和を求める人は、戦争の真実を真実を知る必要があると考えて降ります。
 戦争の災禍は今更言及するまでもありませんが、戦争に否定的であった若者が、将来に 希望をかけて、眼前の危急に率先挺身して逝ったことを、  
是非記憶にとどめて欲しいと存じます。
 筑波壕に一高・東大出身の吉田信という少尉がおりましたが、
 彼の残した寄せ書きに、唯一字『望』という字を見て、私は衝撃を受けました。
 出撃数日前のことでした。
 筑波記念展の展示作品の中には、様々な遺品や記念品があります。
 当時の戦時情勢を背景にご覧願えば、若者の息吹が聞こえ、心情が伝わってくると存じ ます。
 私共生き残った者から見ても、惜しい人物を死なせた思いが致します。
 せめて戦死者の心根に共感し、その生き様を理解してもらうことが、私共の願いであり ます。」


 もう一つ、太平洋戦争というものの実態を、説明してくれたのは、橋本義雄さんの次の思いでした。


「戦闘機乗りが戦闘機を駆使して戦うには、最低1000時間なんですよ。1000時間なんてとんでもない。私で200時間だからね。200時間で何やれ、これやれで、とても戦えるもんじゃないです。そこへ持ってきて、ガソリンは少ない、オクタン価が低い、祖いう状況下でね、戦争しろって言うんですからね。これは、もう言う方も言う方だし、そういう状況下でよくぞ戦争など起こしたなと、本当にそう思いますよ。」


 今般の「安保関連法案」を考える上で、名古屋市の弁護士の川口創さんは、「イラクの子どもを救う会制作のイラク戦争のビデオを観る中で、この中で写し出された戦争の実像こそが、今後『参戦する』戦争の姿であり、『集団的自衛権』の意味するところである」、と講演会の中で、説明してくれました。
 つまり、本当の戦争の実像を知ることが大切なのだと。
たとえば、それは、この映像に貫かれている「なぜ、戦争はしてはいけないのか?」という問いかけを、感じ取ることだと思います。


by asyagi-df-2014 | 2015-10-08 05:43 | 新たな経験 | Comments(0)

初めて糸島クラフトフェスに行ってきました。

 初めて、福岡県糸島市で記載された第8回糸島クラフトフェスタに行ってきました。

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 このイベントは、「糸島市の主催とかイベント会社が立ち上げたものではなくて作り手による作り手のイベント」(家具工房CLAPのブログより)という成り立ちだそうです。

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 こうした施設ならば、少しぐらいの雨でも大丈夫だねと。友人と話しました。
 会場では、こんなやり取りがあちこちで見られました。
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 日頃は、糸島の工房でそれぞれに営みを積み重ねているわけで、フェスでいろんな人の作品を一同に見ることができるのはうれしいけれど、改めてそれぞれの工房を訪れてみたいとも、作品を見ながら思いました。
 ほんのちょっとした短い時間で切り取った作品群です。
 木工作品の画像が少ないのは、撮影をするのを忘れるほどその気になったからです。
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 最近、木工や作陶ものに、心引かれます。
 そこには、生きることと作ることが、否応なしに繋がっている。
 そんな気がしています。
 こんなことを言うと、一昨日まで参加していた農作業(カボス作業)も一緒じゃないかと言われてしまいますが。

 糸島フェスに行く前に気になっていたことが二つありました。
 一つは、『安保関連法」に見られた日本国憲法をめぐる状況をどのように写し取っているのかということ。
 二つ目は、玄海原発再稼働の問題をどのように発信できているのかということ。

 『杉の木クラフト」さんのブースに、「憲法9条」という文字がさりげなく飾られていました。
 あとは、自分では見つけることはできませんでした。
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by asyagi-df-2014 | 2015-09-25 05:52 | 新たな経験 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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