カテゴリ:沖縄から( 1040 )

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第15回

 沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
 
 
 今日の報告では、いつにも増して、「この映像を見ただけで、地球の裏側に住む学者でも、いや、専門知識などないアルプスの牧童でも、誰でも『この海を潰してはいけない』と言うはずだし、主張する権利は同じだけある。この海の価値を知る者にしかこの海は守れない。直感で動ける人にしか状況を変える力はない。『仕事だから』と思考を停止しながら埋立てに協力する人達や、『日米が決めたことに逆らえない』と諦めて眺めている人達は、たとえこの海に触れる近さにいたとしても、守る力を奪われてしまっているのだ。
 だから、この映像を見て『すごい!』と思ってくれた、大浦湾を見たこともない人達にお願いしたい。『この海を埋めるのは地球の損失であり狂気の沙汰である」と、表明して下さい。間に合わなくなる前に。」と、訴える。

 そうなのです。
 「間に合わなくなる前に」という言葉を肝に銘じて。
 今回は、このホームページで、動画を見てください。

 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-11-12 19:37 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-沖縄県知事選挙におけるカジノ問題

沖縄タイムスは2014年11月11日、「マレーシアでリゾートホテル運営や不動産開発などを展開する大手複合企業『ベルジャヤ・グループ』が日本でカジノが合法化された場合、同社が県内で保有する恩納村の恩納通信所跡地にカジノリゾートを建設する計画を描いていることが分かった。」と、報じた。
 これまでも、沖縄タイムスは、カジノに関する各候補者の公約について、次のように報じていた。

■導入する必要ある 下地幹郎氏
■財政の柱の一つに 喜納昌吉氏
■悪影響懸念で反対 翁長雄志氏
■県民の合意が前提 仲井真弘多氏

 一つの大きな判断基準である。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-11-11 17:24 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-嘉手納など騒音賠償、日本100億肩代わり

 嘉手納など騒音賠償、日本100億肩代わり」といった記事を見るたびに、日本という国の主体性をつくづく考えさせられてしまう。
 こうした日米の構造が、辺野古の新基地建設に現れている。
 沖縄タイムスは、2014年11月5日、次のように報じた。


沖縄タイムス-嘉手納など騒音賠償、日本100億肩代わり-2014年11月5日

 在日米軍基地などの騒音被害で周辺住民への損害賠償が確定した13の判決をめぐり、米国側が日米地位協定で規定されている分担に応じず、日本側が全額肩代わりしたままとなっていることが5日、分かった。損害賠償金と遅延損害金の総額は約218億円に上り、日本側の肩代わり分は、少なくとも100億円を超えるとみられる。

 判決が確定した騒音訴訟で米国が支払いに応じていないのは、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)3件、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)1件、米軍横田基地(東京都福生市など)4件、厚木基地(神奈川県)3件、航空自衛隊小松基地(石川県)2件の計13件。

 日米地位協定では、米国のみ責任がある場合、米国が75%、日本が25%を負担し、日米双方に責任がある場合は均等に負担すると規定されている。(共同通信)


by asyagi-df-2014 | 2014-11-08 18:08 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第14回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
 
 11月16日の沖縄知事選挙がやはりこれからの中心的話題にならざるを得ない。
 この第14回報告では、その様子を次のように伝える。

「彼(翁長候補)の行くところに熱狂があり、彼の言葉に固唾を飲んで聞き入る聴衆の横顔を見ると、今までこじ開けることができなかった新しい窓を、今度こそ県民の総力で開けられるのではないかと総毛立つような感覚にとらわれる。
 翁長候補を追う現職の仲井真候補の陣営も、応援弁士の数も多く迫力では負けていない。しかし鉢巻をしめて居並ぶ支持者の眼差しの中には、翁長候補に向けられたような希望、羨望や祈るような必死さは感じられない。彼の言葉一つ一つに集中する大衆のエネルギーも感じられない。二人の候補者が作り出す場の空気は、全然違う。」

 三上さんは、今回の選挙について、「それでも、である。今回の選挙が沖縄の歴史を塗り替えるものになるであろうことは論を待たない。」と、位置づける。
 それは、「生まれ育った生活の場が戦場(いくさば)になり、愛する人達を殺され、先祖の土地まで基地に奪われた沖縄。戦後、『本土復帰』まで植民地同然の27年間の辛酸をなめながら、ベトナムの爆撃基地として戦争の島であり続けた沖縄。日本に復帰すれば日本国憲法に守られると信じて闘ってきたものの、未だに土地は戻らず、財産権も平和的生存権も手中に収めることができない沖縄。さらにオスプレイ100機が飛ぶ計画に向けて新しい基地の建設を強行する沖縄。 あの戦争から、ずっと「戦場」であり続け、嘆きの声止まぬ沖縄。『戦後70年、もう、終わりにしたい』『ずっと戦場(であることから解放されないばかりか、今は辺野古崎が防衛局と海上保安庁の船に制圧されている。まるで戦争だ』。」との報告に集約される。
 そして、「あの沖縄戦から今日まで、戦場であり続けたこの島の運命を今度こそ断ち切りたい。」とし、「少なくとも、向こう4年間の知事を選ぶ選挙ではなく、自分たちが舐めた70年に及ぶ辛酸の日々を子や孫の世代に絶対に受け継がせてはならないという闘いなのだ。」と、今回の知事選挙の役割(意味)を伝える。
 
 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-11-08 05:40 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-辺野古変更申請に「整合に疑問がある」との意見

 沖縄防衛局が提出した名護市辺野古の新基地建設埋め立て工事の変更申請について、沖縄県環境部は、これまでの比較検討内容との矛盾を挙げ、「整合に疑問がある」との意見を付けた。
 沖縄タイムスは、このことについて、「沖縄県環境部は4日、沖縄防衛局が提出した名護市辺野古の新基地建設埋め立て工事の変更申請に対する意見を土木建築部に提出した。4件の申請に対し、24件の意見を明記。焦点となった美謝川の切り替え案については『生物への影響が大きい』と指摘、これまでの比較検討内容との矛盾を挙げ、『整合に疑問がある』との意見を付けた。今後、県が承認しなければ工期が遅れる可能性もある。」と、報じた。
 
 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-11-06 18:50 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-沖縄県知事選告示、日本の政治のこれから

任期満了に伴う第12回沖縄県知事選挙が10月30日告示された。
 沖縄タイムスは、同日、「軍普天間飛行場返還問題や振興政策を主な争点に、11月16日の投開票までの県内最大の政治決戦が幕を開けた。」と、報じた。
 また、「元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、元参院議員の喜納昌吉氏(66)、前那覇市長の翁長雄志氏(64)の新人3氏、現職の仲井真弘多氏(75)=自民推薦=がいずれも無所属で立候補を届け出た。」とも報じた。

いよいよ、これからの日本のあり方を問うかたちにもなる県知事選挙が始まった。

 以下、沖縄タイム誌の引用。


沖縄タイムス-沖縄県知事選告示 4氏が届け出-2014年10月30日

 任期満了に伴う第12回県知事選挙が30日告示され、元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、元参院議員の喜納昌吉氏(66)、前那覇市長の翁長雄志氏(64)の新人3氏、現職の仲井真弘多氏(75)=自民推薦=がいずれも無所属で立候補を届け出た。米軍普天間飛行場返還問題や振興政策を主な争点に、11月16日の投開票までの県内最大の政治決戦が幕を開けた。

 普天間の辺野古移設は下地氏が県民投票実施、喜納氏が埋め立て承認の取り消し、翁長氏が反対、仲井真氏が容認―を掲げている。


by asyagi-df-2014 | 2014-10-30 17:28 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第13回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
 
 今回も伝える、沖縄の声を。
 「その苦しみを越えて初心を貫き、反対できる人は稀である。反骨精神旺盛だった当初のお年寄りたちは、ほとんど鬼籍に入られたか様々な事情で離脱して、いま、顔や名前を晒して反対できる方はわずかである。かと言って、顔を出して座り込まないから賛成ということでは絶対にないのだ。」
 こうも語りかける。
 「こういう、戦争を体験した方々の切実な思いが私の中に降り積もっている。だからこそ声なき声まで伝えたい。なぜ、いつまでたっても沖縄のお年寄りは、安心して後生(ぐそう・あの世)に行くことも出来ないのか。どうやったらこの苦しみは終わるのか。賛成、反対ではない。もう断ち切りたいのだ。おばあたちの命をもってではなく、私たちの手で。」 
 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-10-29 18:10 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第12回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
 
 今回の慨歎の報告は、「誰でも批判はできるだろう。しかし、どこまでが許容範囲でどこからが無理なのか。素人が海に出ること自体、無理だというのか。安易に批判する人に私は問いたい。『あなたの言う無理をせずに、この状況を止められますか?』」と、綴る。
 でもやはり、このように言う。
 「S船長、最後の瞬間まで船長として行動したあなたに敬意を表します。後生(グソー=あの世)で待つ大西さんに『こっちに来るの、早すぎたよ』と叱られて下さい。祐治さん、当山さんと酒盛りをし、久坊さんの船に乗って遊んで下さい。そして辺野古の海の神さまとともに、私達にこの海を、島を、守らせて下さい。遺志は必ず引き継ぎます。」

 少なくとも、その想いにどこかで繋がらなければ。
 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用




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by asyagi-df-2014 | 2014-10-27 05:42 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-辺野古新基地建設を巡る状況

辺野古新基地建設を巡る状況は、安部晋三政権の強権的手法が目に余るものになっている。一方では、11月16日の県知事選選挙が大きな影響を与えるものになっている。
 最近の状況は、以下、沖縄タイムス及び朝日新聞の引用。

沖縄タイムス-辺野古工事変更、知事選後に判断見通し-2014年10月25日

 名護市辺野古の新基地建設埋め立て工事で沖縄防衛局が提出した設計概要の変更申請をめぐり、仲井真弘多知事の承認の判断が、11月16日投開票の沖縄県知事選後に持ち越される見通しとなった。24日までに知事周辺が明らかにした。知事の任期は12月10日で、投開票後に判断する可能性がある一方、周辺からは選挙の結果次第では次期知事に判断を委ねる考えも出ている。

 知事周辺によると、知事選後に承認の判断を持ち越すのは、県の審査が10月30日の告示後にずれ込む可能性があり、選挙に影響を与えかねないという懸念が出ているため。
 防衛局は9月3日に変更を申請。県の規定で標準処理は44日間とされていることから、当初は告示前にも審査が終わり、承認するかどうか判断できる状況が整うとみられていた。
 しかし、防衛局の申請に対して、県が不明瞭な記載があるなどとして35件を補正するよう求めたほか、県環境部への意見照会など審査の手続きが遅れている。

 防衛局の変更申請は、美謝川の水路切り替えなどの工事4件の変更が主な内容。辺野古漁港への作業ヤード整備や辺野古ダムの関連工事を避け、市の許可や同意がなくても当面の工事が進められるよう工法を変えている。

 しかし、現時点で建設に反対する市から工事に必要な許可などを得られる見込みがない上に、変更申請についても承認判断が滞れば、新基地の建設事業に大幅な遅れが出る可能性がある。仲井真氏は24日、変更申請について「事務処理が終わり次第判断する。知事選の前や後といったことは考えていない。淡々と(審査を)やっているのでそれを待ちたい」と述べた。

朝日新聞-辺野古移設、埋め立て本体工事入札を公告 年明けに契約-2014年10月24日

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画で、沖縄防衛局は24日、埋め立て本体工事の入札を公告した。本体工事の入札手続きは初めてで、年内に業者を募り、来年1~2月に契約する見通し。

 24日に公告されたのは、辺野古沿岸部にケーソン(コンクリート製の箱)や護岸を新設する工事、汚濁防止膜を設置する工事など計6件。防衛局は8月に辺野古沖の海底ボーリング調査に着手し、埋め立て予定地の地質を調べている。これらの調査や埋め立てに向けた設計を11月末までに終え、その後に本体工事に入る予定にしている。


沖縄タイムス-辺野古埋め立て変更申請を提出 沖縄防衛局-2014年9月3日

 米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は3日午後、公有水面埋立法に基づく設計概要の変更申請を沖縄県北部土木事務所に提出した。工事用仮設道路や中仕切り護岸の追加、水路(美謝川)切り替えルート変更と埋立土砂運搬方法の一部変更などを盛り込んだ。

 井上一徳局長は「設計概要変更申請書について、今後沖縄県での審査が行われることから、理解が得られるよう最大限努力するとともに、一日も早い普天間飛行場の返還とキャンプ・シュワブへの移設に向けて、引き続き全力で取り組みたい」とコメントした。


by asyagi-df-2014 | 2014-10-25 08:04 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-基地立ち入り権 実効性乏しい奇妙な合意だ

沖縄タイムスは、2014年10月20日に、「日米両政府は20日、在日米軍基地への環境調査に関する新協定について『実質合意した』と共同発表した。米軍が日本側関係者の基地内への立ち入りを認めることを柱としている。米軍による環境保全事業の経費を日本側が負担する財政措置も明記した 」と、報じた。
 この協定については、「米軍基地のある全国の自治体が対象。一方で、立ち入り調査権の明確化は沖縄県が要求してきた経緯があり、11月の同県知事選をにらんだ対応といえる。」とされている。
 
 このことをどのように評価するのか。
 「実効性の乏しさを厚化粧を施して取り繕っているのではないか。そんな疑念が湧いてくる。」とする琉球新報の主張が的を得ていると言える。
 琉球新報の次の見解が、限りなく真実に近い。
「返還前の立ち入りに関し、自治体側が汚染の有無を確認するための土壌の掘削調査が実施できるかは交渉中で見通せないという。
 基地内で環境汚染の有無を確認する立ち入り調査が実施できる担保はないのである。県内自治体による基地内立ち入り調査申請はほどんど、理不尽な判断を繰り返す米軍の厚い壁にはね返されてきた。従来の構図と何が変わるのか。
 実質合意という奇妙な発表を急いだ動機は不純だ。11月16日の県知事選前に、米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進している仲井真弘多知事を支援する思惑があるとみられる。
 返還が決まった基地を抱える自治体は土壌や地下水の汚染が跡利用の遅れにつながることに懸念を深め、事前の立ち入り調査と浄化措置の確立を訴えている。沖縄側が求める立ち入り権実現を宣言できないのに、選挙対策と疑われるような実質合意を前倒しすることは、屋上屋を架すようなものだ。」

 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-10-23 05:28 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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