カテゴリ:沖縄から( 1105 )

沖縄から-不誠実極みではないか

 沖縄タイムスは、2015年4月25日、中谷元・防衛相の「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止の定義を『飛行機が飛ばないこと』と発言した3月26日の同委員会答弁は不正確だったとして撤回した。」と、報じた。
 この「5年以内」の問題は、安部晋三政権にとって、「『5年以内』は自民党県連が普天間の移設先を『県外』から『辺野古容認』に転換した際の条件で、仲井真弘多前知事が辺野古埋め立て承認をする直前の2013年12月17日に安倍晋三首相に要請し、約束させた。政府は翁長雄志知事就任後も『5年以内』に取り組むことは『不変』としている。」というものであったはずである。

 このことについて、沖縄タイムスは「『飛行機が飛ばない』以外の運用停止があるのか、理解に苦しむ答弁である。発言から透けて見えるのは、仲井真弘多前知事と安倍晋三首相との間で交わされた5年以内運用停止が『不可能だ』という本音である」と、解説する。。 また、「当初から政府内には『乾いた雑巾を絞るようなもの』と困難視する声が強く、米側も『空想のような見通し』と否定的だったにもかかわらずだ。今月開かれた中谷防衛相とカーター米国防長官との会談で、日本側は話題にすらしていない。仲井真氏には埋め立て承認を得るために見通しもない『幻想』を抱かせ、翁長雄志知事には手のひらを返し『幻想を与えるな』という二重の不誠実である。」と、評する。

 少なくとも、「普天間5年内停止」は仲井真前沖縄県知事の拠り所であったわけで、前知事にとっては無残である。
 沖縄タイムス紙上では、米国側からの「空想のような見通し」という情報は度々紙上でも掲載されてはきたので、このことは予想の範囲内ではあってとしても、安部晋三政権のやり方は、不誠実の極みである。

 改めて、「辺野古への移設を強引に進めるのは無理である。」ことを安部晋三政権は、真摯に考えなけねばならない。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-26 12:00 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-辺野古新基地建設でない別の道

 琉球新報は2015年4月19日、元駐日米大使特別補佐官の「辺野古移設以外の選択肢については、日米首脳会談で辺野古移設を再確認し、作業が進んでいることを理由に『いまの段階で別の道は見えにくい』としながらも『返還合意した19年前とは戦力状況が少し変わっている。もっと弾力的に軍事力に関する立案ができるはずだ』とも述べ、別の選択があることを示唆した。」と、報じた。

 このことは、政府の責任が重たいということの裏返しである。
 安部晋三政権は、役割発揮をすべき時である。

 以下、琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-20 06:08 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-翁長雄志沖縄県知事は「辺野古反対は圧倒的な民意」と。

 翁長雄志沖縄県知事は、安部晋三首相との初めての会談で、「米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する姿勢をあらためて強調した。」と、沖縄タイムスは2015年4月17日報じた。また、「『自ら(米軍用の)土地を奪っておきながら、『嫌なら代替案を示せ』というのは、こんな理不尽なことはない』と強い調子で、首相に迫った。」とも、伝えた。

 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-04-18 08:15 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-辺野古新基地建設における海上保安官

 沖縄の辺野古新基地建設における海上保安官の暴力行為等は、沖縄の二紙は、これまでも伝えてきている。
 今回も、海上保安官の犯罪行為について、「海保から船長に謝罪があったとの報告があった。」と、沖縄タイムスは、報じた。
 それでも、作業は続けられている。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-16 20:42 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄からー「故郷が戻ったよ…先祖に報告」、これが沖縄の姿

「故郷が戻ったよ…先祖に報告」と、2015年4月15日の沖縄タイムスは、宜野湾市安仁屋地域の一部が70年ぶりに軍用地から解放されたことを報じた。
 ただ、あわせて、「返還されたのは集落の山側にあたる部分で居住適地とはいえないため、安仁屋の地名が復活しても戻る人は少ないだろうというのが大方の見方。ただ61歳で『安仁屋』を知らない一人でもある郷友会長の仲村さんは『公的な支援も得て拝所を返還地に移し、会員が集まる場所がつくれたらいい』と話す。集落の地形は変わったが、いつでも戻れるよう集落の家や田んぼを記した図面は今も郷友会で保管している。『いつか帰れる日』を信じ、老若の会員は安仁屋のつながりを守り続ける。」と、伝えている。

 これが、沖縄の事実である。
 「沖縄の構造的差別」を現している。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-16 14:58 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-損傷したサンゴ94群体のうち、9割を超える89群体が県の岩礁破砕許可区域外

 沖縄防衛局は、2015年4月10日、大型コンクリートブロックによる損傷が確認されたサンゴ94群体のうち、9割を超える89群体が県の岩礁破砕許可区域外であることを明らかにした。
 このことについて、沖縄タイムスは、「許可区域外で多くのサンゴの損傷が確認されたことで、許可取り消しの判断にも影響を与えそうだ。」と、伝えた。

 一方、2015年4月11日の沖縄タイムスは、「抗議船3隻とカヌー隊21艇は午前9時ごろに出港。カヌー隊は、臨時制限区域を示すフロートの内外で海上保安官に一時拘束されたが、午後0時半までに全て解放された。」と、伝えている。

 安部晋三政権(沖縄防衛局)の強硬に強硬を重ねるやり方に法的瑕疵がある以上、辺野古新基地建設を早急に中止しなければならない。

 以下、沖縄タイムスの引用。


沖縄タイムス-辺野古損傷サンゴ、9割超が許可外 知事判断に影響も-2015年4月11日


 【東京】沖縄防衛局は10日、名護市辺野古の新基地建設に関連し、大型コンクリートブロックによる損傷が確認されたサンゴ94群体のうち、9割を超える89群体が県の岩礁破砕許可区域外であることを明らかにした。県はこれまで許可区域外の1カ所でサンゴ礁の損傷を確認しているが、より多くのサンゴが区域外で損傷を受けたことになる。

 防衛局は今年2月、新基地建設に伴う海上作業で、ブイ(浮標)を固定するための重しとして使った大型コンクリートブロックがどの程度サンゴを傷つけたのか設置した計75地点を調査。

 9日の第4回環境監視等委員会で94群体のサンゴが損傷していたことを明らかにしていた。

 翁長雄志知事は今年2月、県の調査で見つかったサンゴの損傷が、許可区域外の可能性が高いとして問題視。国に海上作業の停止を指示し、岩礁破砕の許可取り消しも検討している。

 許可区域外で多くのサンゴの損傷が確認されたことで、許可取り消しの判断にも影響を与えそうだ。(大野亨恭)


沖縄タイムス-辺野古沖作業続く 抗議のカヌー一時拘束-2015年4月11日


 名護市辺野古で進む新基地建設で、沖縄防衛局は11日、辺野古沖のボーリング調査とみられる作業を続けた。沖のスパット台船2基から海中に掘削棒が降ろされ、船上に作業員の姿が確認できた。

 抗議船3隻とカヌー隊21艇は午前9時ごろに出港。カヌー隊は、臨時制限区域を示すフロートの内外で海上保安官に一時拘束されたが、午後0時半までに全て解放された。

 米軍キャンプ・シュワブゲート前では、午前11時ごろまでに島ぐるみ会議メンバーら100人以上が集結。「基地は造らせないぞ」「辺野古の海を守ろう」と抗議の声を上げた。


by asyagi-df-2014 | 2015-04-12 06:13 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-「辺野古基金」が設立

名護市辺野古の新基地建設に反対し、「辺野古基金」が設立されることになった。
 このことについて沖縄タイムスは、この基金について「寄付金は辺野古反対の民意を広くアピールするため、国内や米国のマスコミへの意見園4月10日広告、米国内でのロビー活動などに充てる予定。関係者によると、数億円規模を目標にする。」と、報じた。
 なお、この基金の代表者は、「金秀グループの呉屋守將会長、かりゆしグループの平良朝敬CEO、沖縄ハム総合食品の長濱徳松会長、前嘉手納町長の宮城篤実氏に加え、県外在住者では元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏、菅原文子さん」とされている。

 辺野古新基地建設反対に向けた広範な闘いのあり方は、重要である。

「辺野古基金」の振込口座は、次のとおりである。

「辺野古基金」口座番号は(店番号)(口座番号)の順で、県労働金庫県庁出張所953、3406481、琉球銀行県庁出張所251、185920、沖縄銀行県庁出張所012、1292772、沖縄海邦銀行県庁内出張所102、0082175。

 以下、沖縄タイムスの引用。


沖縄タイムス-「辺野古基金」が発足 菅原文太さん妻も代表に 米で意見広告-2015年4月10日


 名護市辺野古の新基地建設に反対する県議や県内企業の代表らは9日、那覇市内で記者会見し「辺野古基金」の設立を発表した。共同代表に、昨年11月に死去した俳優菅原文太さんの妻・文子さんら6人が就任した。寄付金は辺野古反対の民意を広くアピールするため、国内や米国のマスコミへの意見広告、米国内でのロビー活動などに充てる予定。関係者によると、数億円規模を目標にする。

 与党県議でつくる準備委員会の新里米吉氏(社民・護憲)が、共同代表の名簿を発表した。

 金秀グループの呉屋守將会長、かりゆしグループの平良朝敬CEO、沖縄ハム総合食品の長濱徳松会長、前嘉手納町長の宮城篤実氏に加え、県外在住者では元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏、文子さんの2人が就任した。

 5月の設立総会までに翁長雄志知事に相談役への就任を依頼し、本土の有識者や著名人にも共同代表就任の打診を進める。

 会見に同席した翁長知事は「たいへん頼もしい。沖縄の実情を米ワシントンにも伝えねばならない」と述べ、基金を通じて辺野古移設反対の民意を国内外に発信する効果に期待した。

 会見では長濱会長が、沖ハムグループから100万円を寄付。呉屋会長も金秀グループの経常利益1%相当を基金に充てる考えを発表した。

 問い合わせは金秀本社内の事務局、電話098(868)6611。


by asyagi-df-2014 | 2015-04-11 06:11 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-翁長雄志沖縄知事との初会談を考える。

 朝日新聞は、「菅義偉官房長官との初の会談に臨んだ翁長氏の言葉を、国民全体で受け止めたい。」とした。
 まさしく、この主張が今の辺野古新基地建設をめぐる状況への解決策の方向性を言い当てている。
 少なくとも、京都新聞の「ここは作業をいったん止めて話し合いを深めるべきだ。安倍首相も沖縄に出向き、早期に対話に応じる必要がある。ごり押しは許されない。」ということを安部晋三政権は、肝に命じるべきだ。
 ここで、2015年4月6日付の各新聞社の社説を挙げてみる。産経新聞以外になる。
 一つには、「沖縄県民の民意の重さ」を言い表している。
 「国と沖縄の対話 対等な立場で進めねば」
「翁長・菅初会談 民意の重さ受け止めよ」
「辺野古初会談  民意に向き合ってこそ」
「菅氏と翁長知事初会談 沖縄の民意をまず誠実に聞け」
 「[翁長・菅初会談]菅流 上から目線にノー」
「菅・翁長会談―『粛々と』ではすまない」
 また、もう一つは、新しい道を探れという主張である。
「【菅・翁長会談】辺野古以外の道も探れ」
「翁長・菅会談 自治の抑圧 即時やめよ 辺野古移設の断念を」

 新聞社の社説を見ていると、安部晋三政権の強権的施策に大きな違和感を覚える。

 以下、各新聞社の社説・主張の要約。

(1)北海道新聞
「米軍普天間飛行場を名護市辺野古へ移設する計画について、両氏の主張は平行線をたどった。国と沖縄との話し合いは今後も継続していく方向だ。一方で辺野古での工事が進むのでは納得できない。沖縄の民意に寄り添う気持ちがあるなら、まず工事を停止し、対話を通して理解を得る努力をするのが筋だろ」
「その一方で国が着々と工事を進めていくのではとても対等な話し合いにはならない。これまでの経緯の中でも、国側の強引さは際立っている。」
「地方自治に十分配慮して丁寧な合意形成を図ることが肝心だ。」
(2)中日新聞社説
「辺野古に米軍基地を新設する政府方針を伝えるだけでは、沖縄県民の思いを踏みにじるだけだ。安倍政権には、民意の重さを受け止め、沖縄の過酷な歴史や負担の重さを直視する誠実さが必要だ。」
「そもそも安倍政権は、沖縄の民意を軽く見ているのではないか。菅氏は翁長氏との会談前、昨年の知事選について『選挙結果は基地賛成、反対の結果ではないと思う』と述べた。政権に近い国会議員や識者も同趣旨のことを述べ始めている。とんでもない詭弁(きべん)だ。」
「選挙に表れた沖縄県民の民意をあえて見ようとしないのは、民主主義国家のあるべき姿なのか。」
「安倍政権は、沖縄が強いられた過酷な歴史と向き合い、選挙に表れた民意に深く思いを至らせるべきだ。県民に寄り添う気持ちがあるのなら、県内移設の強行など安易にできないはずである。」
(3)京都新聞
「遅きに失したとはいえ、ようやく実現した会談である。話し合いは平行線に終わったが、政府は移設への『アリバイづくり』にせず、沖縄の民意に真摯(しんし)な姿勢で向き合う契機としなければならない。」
「本土防衛のために県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦を経て、戦後も安全保障のために在日米軍専用施設の約74%を背負い続ける現実がある。それを『差別』と受け止める県民感情にどう向き合うか。政府のみならず、国民全体が問われている問題である。」
「ここは作業をいったん止めて話し合いを深めるべきだ。安倍首相も沖縄に出向き、早期に対話に応じる必要がある。ごり押しは許されない。」
(4)愛媛新聞
「国と沖縄県がようやく直接会談の場を持ち、対話継続を確認できた意義は大きい。しかし、あまりに遅きに失しよう。しかも菅氏は会談直後、『工事を進める考えに変わりはない』と断言した。会談しようがしまいが結論ありきで沖縄の『民意』など一顧だにする気がないと明言したに等しい。頑迷な安倍政権の姿勢に、強い憤りを禁じ得ない。まずは直ちに移設工事を中断し、誠実に地元の声に耳を傾けるべきだ。」
「『この期に及んで』」の沖縄の『ノー』は、長年の国への不信感と沖縄の将来を見据えた、やむにやまれぬ思いの発露である。その覚悟を、決して踏みにじってはならない。」
(5)高知新聞
「かつての米軍再編計画で普天間の移設は、在沖縄海兵隊約8千人のグアム移転とセットで実施することになっていた。それが8千人の半分強を先行移転させる方針に変わっている。沖縄に集中する海兵隊が攻撃されれば、米軍は大打撃を受けかねない。そこでグアムの拠点化を急ぎ、沖縄からの分散化を進める狙いが指摘されている。そうであるなら普天間の移設ではなく閉鎖も、選択肢として浮上してくるのではないか。」
「『この道しかない』は安倍政権の決まり文句である。だが政府が本当に負担軽減を図ると言うなら、辺野古一本に絞るのではなくさまざまな可能性を検討するべきだ。菅氏だけでなく安倍首相も翁長知事と会い、原点に立ち戻って議論をやり直す時である。」
(6)琉球新報
「『キャラウェイ高等弁務官の姿が思い出される』 就任以来ようやく実現した菅義偉(よしひで)官房長官との会談で、翁長雄志知事が言い放った。」
「名護市長選、知事選、衆院選で示された辺野古移設反対の民意が存在しなかったかのように振る舞うことは『自治は神話』で日本は独裁国家と言うに等しい。」
「看過できないのは、なぜ知事にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)沖縄誘致の話を持ち出すのか。USJは民間企業である。まるで国営企業のようではないか。勘違いも甚だしい。あまりにも露骨な懐柔策だ。
 知事は普天間飛行場が沖縄戦の最中に住民から土地を奪って建設された史実を語った。戦争中に民間地の奪取を禁じるハーグ陸戦条約に違反する行為であり、日本が降伏した時に、返されるべき施設である。それを70年もの長きにわたって占拠し続ける米国の異常さを認識すべきである。
 代替の新基地を求めること自体もっての外だ。日本政府が米国の不当行為に加担して、普天間の危険性除去のために沖縄が負担しろというのは、知事が主張するように『日本の政治の堕落』でしかない。」
(7)沖縄タイムス
「新基地建設に反対する沖縄側の覚悟と、問題の原点である『安保の過重負担の解消』を突き付けた意義は大きい。」
「辺野古移設で菅氏がよく使う『粛々と』という決まり文句についても、『上から目線の言葉』と指摘し、県民の多くが感じていることを代弁した。」
「政府が本気で『一日も早い危険性の除去』を考えているのであれば、仲井真弘多前知事が官邸と約束したという『普天間の5年以内の運用停止』を何が何でも実現させるべきである。5年以内の運用停止は『あり得ない』と表明している米側に対し、政府はどのような対応を取ってきたのか、それを語ることが先決だ。佐賀空港へのオスプレイの移駐についても、どうなったのか聞きたい。普天間問題の原点は過重負担の解消だった。安全保障のコストを日本全体で分かち合うという、そもそもの課題にも方向性を示していない。」
(8)朝日新聞
「菅義偉官房長官との初の会談に臨んだ翁長氏の言葉を、国民全体で受け止めたい。」
「戦後70年間、沖縄の米軍基地撤去のために、政府がどれほどの努力をしてきたのか。日本の安全保障政策は常に基地負担にあえぐ沖縄の犠牲の上で成り立ってきた現実を、今こそ国民に見つめてほしい。翁長氏の指摘は、そんな重い問いかけだととらえるべきだ。」
「そのためにまず、辺野古で進める作業を中止すること。それが話し合いに臨む最低限のルールではないか。もはや『粛々と』ではすまない。
(9)産経新聞
「焦点である米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる主張はすれ違いに終わった。それでも、遠く離れて批判しあうのではなく、顔を見ながら言葉を交わした意味は小さくないはずである。」

 最後に、安部晋三政権は、「粛々と」という表現が、民主主義をどれほど愚弄しているかについて、気づかなければならない。

 以下、各新聞社の社説及び主張の引用。



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by asyagi-df-2014 | 2015-04-07 18:30 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-会談で知事「新基地できぬと確信」。

 沖縄タイムスは、翁長雄志知事と菅義偉官房長官の会談について、「『基地問題で後退することはまったくない。県の行政手続きの中でありとあらゆる手段を用いる』と述べ、移設阻止への決意をあらためて強調した。」と、報じた。

 辺野古に新基地建設を許さない闘いに、繋がろう。

 以下、沖縄タイムスの引用。


沖縄タイムス-辺野古断念を要求 知事「新基地できぬと確信」-2015年4月6日


 翁長雄志知事は5日、那覇市内のホテルで就任後初めて、菅義偉官房長官と会談した。両者は普天間飛行場の返還問題で主張を述べ合い、知事は「辺野古の新基地は絶対に建設できないと確信を持っている」と県内移設断念を求めた。これに対して菅氏は「辺野古移設は唯一の解決策」「移設の断念は普天間の固定化にもつながる」と従来の二者択一論を強調し、平行線をたどった。知事は安倍晋三首相との会談を菅氏に要望した。

 知事は会談後、記者団に「基地問題で後退することはまったくない。県の行政手続きの中でありとあらゆる手段を用いる」と述べ、移設阻止への決意をあらためて強調した。

 知事は会談の冒頭で、菅氏が記者会見などで繰り返す「移設を粛々と進める」との発言に、時間を割いて反論。「問答無用という姿勢が感じられる。上から目線の言葉を使えば使うほど県民の心は離れ、怒りは増幅していく」と指摘した。

 復帰前の米軍施政権下で「沖縄の自治は神話」と発言した米国民政府トップを引き合いに「官房長官の言葉が全国放送で出てくると、キャラウェー高等弁務官の姿が思い出される」と痛烈に批判した。

 沖縄に米軍基地が集中した経緯として「沖縄県が自ら基地を提供したことはない。銃剣とブルドーザーで強制接収された」と説明。

 「県民に苦しみを与えておいて、世界一危険な飛行場の危険除去のために(代替施設を)沖縄が負担しろ、お前たち(移設先の)代替案は持っているのか、という話がされること自体、日本の政治の堕落ではないか」と述べ、県内移設の不当性を訴えた。

 昨年の名護市長選、知事選、衆院選で辺野古移設に反対する候補が勝利したにもかかわらず、菅氏が「争点は辺野古だけではなかった」と発言したことにも反論。

 知事選を例に挙げ「私と前知事は、埋め立て承認以外に政策の違いはない。争点はただ一つ、埋め立て承認の審判が問われた」と述べ、辺野古移設反対の民意が明確に示されたとの認識を強調した。


by asyagi-df-2014 | 2015-04-06 06:39 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-翁長雄志知事との会談

 菅義偉官房長官は2015年4月4日、米軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区返還式典に出席するため沖縄を訪れた。5日には翁長雄志知事と会談を行うとされている。
 どうやら、その理不尽さが読み取れるキーワードは、次の三つの言葉である。
 ①「辺野古が唯一の選択肢」、②「総合的な政策で選ばれる」、③「法事国家として」。  
沖縄タイムスと琉球新報の社説から、この間の安部晋三政権の理不尽さを読み取る。
 
 (1)「辺野古が唯一の選択肢」について、「安倍晋三首相が好んで使う『この道しかない』という言葉は、サッチャー元英首相のスローガン『ゼア・イズ・ノー・オルタナティブ(ほかに選択肢はない)』に由来する。この言葉を政権は恐らく辺野古推進の哲学にしている。なぜ辺野古なのか、県外はどうなったのか。詳しい説明がないまま、県の頭越しに現行案を決め『唯一の選択肢』や『危険性の除去』を脅し文句のように繰り返している。」と、分析する。また、「選択肢のない政策はない。国と県が今後も協議を継続するのであれば、辺野古での海上作業を一時中断し、対話の環境を整えるべきである。」と、指摘する。
 実に、明快である。


 (2)「総合的な政策で選ばれる」について、次のように反論する。
 管氏は、「移設に反対する人もいれば、逆に普天間の危険除去を一日も早く実現してほしいという多くの民意もある」と述べたが、「菅氏の言う危険性除去は新基地建設のための方便にしか聞こえない。」。何故なら、「危険性除去を最優先させるなら、ここまで長期にわたって問題を引きずることはなかったはずだ」と。そして、「危険性の除去が主たる目的であるのなら、事故後すぐに基地は閉鎖されるべきであった。いまだに「世界一危険」なまま放置されていることに疑問を抱く。 菅氏の一連の発言にちらつくのは、政権のおごりと、都合のいい解釈である。」と、結論づける。
 これまた、明快である。


(3)「法事国家として」について、行政不服審査法の第1条「趣旨」は、「行政庁の違法不当な処分、公権力行使に関し、国民に広く不服申し立てのみちを開く」と定義されている。そもそも「国の不当な行為から私人を守ることが『趣旨』である法を使い、国の行為を守ったのだ。立法趣旨に反するとの意見が法学者の間でも強い。これで『法治国家』もあるまい。」と、切って捨てる。
 そして、「およそ非論理的な発言の数々は滑稽ですらある。これ以上、詭弁(きべん)を続けるのはやめてもらいたい。」と、結論づけた。

 安部晋三政権の方法論と沖縄の二紙のどちらが理に適っているか、これまた明快である。

 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-05 09:49 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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