カテゴリ:沖縄から( 1198 )

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第73回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。



 今回の73回は、アップが遅れてしまいしました。
 今回の報告は、「文子おばあのトーカチ(米寿祝い)@ゲート前(三上智恵)」。
三上さんは、島袋文子さんの「トーチカ」の話を、またも「歌や踊りと笑顔といっぱいの沖縄文化の力で、国の暴力を押し返した」様子を伝えるのだが、まずは、三上さんの、撮影を続ける想いから始めます。
三上さんは、こう伝えます。


(1)私はこの楽しい動画を、沖縄バッシングをする人たちにまず見てほしいと願う。辺野古の基地反対闘争に難癖をつけたい人々は必ず「地元の人はほとんどいない」と決めつける。「プロ市民だ」「セクトが入っている」と言いたがる。今を時めく小池百合子さんは、2010年6月3日のツイッターで「辺野古の座り込みの1列目は沖縄のおじいさんおばあさんだが2列目からは県外の活動家がずらり」「カヌーを漕ぐのもプロ、この図式が報じられることはない」と書ききっている。この動画を見てもはたして同じことがいえるだろうか。「恥ずかしい偏見をばらまいてすまなかった」と言ってくれるのではないだろうか。
(2)現場に来たこともない、確かめる慎重さもなく、都合のいいフェイク情報をたれ流す程度の政治家を担ぎ上げて、今、大政党が崩壊していく。日本の政治状況は本当にお寒い。このトーカチに集まった人々の言葉、芸、熱気、身のこなし、そこから立ち上がる文化の力、真心、そして背負っている歴史と本土の何倍も平和を求めるエネルギー。これらのものが、「地元の人は最前列だけ」と決めつける人々が目を背けたいものなのだ。
(3)だから私は動画を撮る。テントに来なくても嘘は嘘と確かめることができるのだから、そのお手伝いができるなら安いもんだ。同じ国に生き、長寿を祝う気持ちになんら変わりはない。米寿の由来も、行事の形も形骸化しているように見える中、深いところで同じ文化を共有してきた月日が柔らかい光を放って横たわっている感触を確かめることができるだろう。


 だから、三上さんは、「この国に生きる者たちを結びつける大事なもの。それはなんだろうか。私は、それは足元深く、心の奥深くに眠っていると思う。政策論争なき空中戦で、今月、新しい国の形が決まるのだという。その空中を見つめていても、希望は何も見えてはこない。」、と。


 さて、島袋文子さんの「トーチカ」の話に、「文子おばあは百二十(ひゃくはたち)までの寿命が許されるに違いない。」との報告に戻します。


(1)9月27日は旧暦の8月8日。「八」が二つ重なって88歳のお祝いの日だ。日本全国に米寿のお祝いはあるが、沖縄では米寿とは言わず「トーカチ」と呼び、特別盛大にお祝いをする。ご存知、日本一有名な「反戦おばあ」となった島袋文子さんのトーカチ祝いは、毎日座り込んで基地建設を止めたい人と機動隊が衝突する、あの辺野古のゲート前で行われた。普通は、自宅にお飾りをして黄色い着物を着せられて祝う。最近はホテルで親戚縁者と会食、そして写真撮影なんていう洒落た家も増えてきたが、機動隊とトラックに囲まれたテントで祝った人は沖縄史上初だろう。おばあを慕う仲間たちが数ケ月がかりで準備し、そして400人余りの県民がお祝いに駆けつけ、日中は工事車両を近寄らせなかった。半日とはいえ、またも歌や踊りと笑顔といっぱいの沖縄文化の力で、国の暴力を押し返した格好だ。
(2)沖縄県警も手出しをしなかった県民的イベント「トーカチ」。それはいったいどんな行事なのか。今回はちょっと民俗学者のふりをして説明をさせてほしい。


(3)沖縄の長寿の祝いといえば、還暦(60歳)、トーカチ(88歳)、カジマヤー(97歳)が3大行事。親族・地域をあげて歌や踊りを繰り出して寿ぎ、そして「あやかりの儀」といって、長寿のものから目下のものに盃をわたす所作に象徴されるように、長寿という強運と幸福に参列者もあやかる、分けてもらうことが大事なポイントになっている。本人に「おめでとう」というだけでなく、これを祝うことで参加者も長寿にあやかり、みんなの寿命も延びるというWIN-WINの法則なので、我も我もと駆けつける人気行事になっているのだ。
(4)なぜ、トーカチというのか。トーカチとは、桝に入れたお米を水平にしてすりきり、正確に計測するときに使う「斗掻(とかき)」という道具のことだ。トーカチの祝いでは、かごに米をいっぱい入れて、そこにこの斗掻の竹をいくつも刺して、参列者にそれを持って帰ってもらうという地域もある。ではなぜ、斗掻道具が米寿のお祝いに使われるのか。本土では、八十八が漢字で書くと米になり、米にちなんだ道具だからだと解説する向きもあるが、それだけでは説得力に乏しいだろう。


 大学院で教えていただいた沖縄国際大学の遠藤庄治教授(故人)は7万話を超える沖縄民話を取集した民話研究の第一人者であったが、その遠藤先生が集めた民話で、米寿祝いの由来にかかわるこんなお話を思い出した。

 ある元気な男の子の前に髭の老人が現れる。神がかったその老人は「お前は丈夫だが、寿命は八歳までだ」と告げる。男の子は号泣、それを聞いた父親はこの老人を追いかけて行き、土下座して「せめてあと十年でもいいから、息子の寿命を延ばしてください」と頼んだ。すると老人は日を定め「この日に天の神様に御馳走を備えて頼んでみなさい」とアドバイスをした。父親がその通りご馳走をあつらえて天の神にささげたところ、寿命をつかさどる神さまは夢中で碁をさしていて、うっかり御馳走を食べてしまった。我に返った神さまは「しまった。寿命は帳面に書かれていて変えられないのに、御馳走を頂いてしまった。仕方ない、特別に八のうえに八と書き足しておこう」。父親は、あと八年の命を頂いたことに感謝した。しかしこの少年は八八歳まで生きた。そんなに寿命を延ばしてくれたことに感謝して、八月八日には盛大なお祭りをするようになった。

 しかし、この民話には八に八でめでたい漢字であるところの「米」というモチーフは出てこない。でも寿命を決める神さまが人間の命を測り、調整していること。そして心から感謝し願うことで運命は変えられるという庶民の希望が盛り込まれている。この話ともう一つ、古くから伝わる琉歌を合わせて読むと、桝に、命を表す米、そしてすり切って測る道具の斗掻という、米に関する道具のイメージは立体的になってくる。


米のトーカチや
切り升どやゆる
盛着のカジマヤゆ
御願さびら
(意訳)
 88歳は長寿ではあるが、それはちょうど桝を満杯にしたお米を斗掻ですり切った程度だ。でも、桝にはまだまだこぼれるように米を盛ることが出来る。これから先は斗掻の制限を超えて米を山盛りにし、長生きして97歳のカジマヤーまでお祝いしましょう。
 桝を満たすほどのお米というのは、まさに泥にまみれ働いた農民の収穫する喜びであり、無事に税を納め、家族の命をつなぐことができた喜びである。桝にすり切り一杯の米は100%素晴らしいが、その上に盛り上げたこぼれる程のお米というのはまさに+αの恵みであり、神の業なのだ。

 人間はそれぞれ大きさの違う桝を持っていて、天が決めた寿命というものがある。そうだとしても、神さまどうか杓子定規に斗掻で「はいここまでね」と決めないでください。うちのばあちゃんにはおまけして、桝の上にお米を山盛りにしてやってくださいね、という家族の思いが込められた歌だと思う。だからこれは私の解釈だが、斗掻というのは命の采配を決める神さまの道具なんだと思う。斗掻の神さま、こんなに長生きさせてくれて感謝いたしますが、もう斗掻は置いて命の期限を測らずに、後は天の恵みの日々を送らせてくださいという気持ちが、沖縄の民話や歌を読み込むと豊かに表現されているのだ。本土の米寿祝でも、米を測る道具は使われている。なのにうまく説明がなされていない。本土で薄れた民俗の意味が沖縄の行事から逆照射できる事例はたくさんある。きっとトーカチもその一つなのではないだろうか。


(5)なんちゃって民俗学者の解説が長くなったが、もう一つ、VTRの中で爆笑を誘っている、糸満市からやってくる島ぐるみメンバーの出し物について簡単に説明したい。これは本土にもある「戻り駕籠」という滑稽踊りの一つで、沖縄でもよく演じられる。



(物語)
 駕籠を担ぐ二人の男が、中に乗っている女性についてあれこれ期待を膨らましていく。「年のころは春の若芽、芙蓉の花のような美人だそうな」「もしもその心をつかむことができたら、古妻など捨てるのだがなあ」「何を言う、お前になど渡すものか、やるか」。二人の男の妄想が膨らむだけ膨らんだあと、駕籠の女性が楚々と降りてくるのだが、これが稀代の醜女であったとさ。


(6)この醜女役はたいてい口紅を塗りたくったおっさんが務める。手拭いを開いた瞬間、観衆は大爆笑という塩梅だ。おばあは糸満で育ったので大の芸能好きで、「戻り駕籠」の出し物をとても楽しみにしていた。旧習が残る南部糸満は村行事も多く、芸達者ぞろい。だから期待値も高く、片道2時間近くかけて辺野古まで通ってくれる糸満の人たちに、観客席からはやんやの拍手が送られた。


 さて、この「トーチカ」の話は、こう結ばれています。


「名護市の稲嶺市長、ビッグサプライズで登場した歌姫古謝美佐子さん、途中雨に見舞われながらもとても贅沢な見どころ満載の出し物が続き、笑いと熱気でおばあのトーカチは3時間を超えるお祝いとなった。これには寿命の神様も計測を忘れて楽しまれたことだろう。文子おばあは百二十(ひゃくはたち)までの寿命が許されるに違いない。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-12 12:07 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月11日

「たった9日間で、どうやったら26%から73%に飛躍できるのか」。
 米下院議員と遺族らの提訴の意味。
問われているのは、「都合の悪い事実は隠すという海兵隊の隠蔽(いんぺい)体質の文化を変えたい」。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月11日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


号外-琉球新報-ヘリ墜落 CH53 民間地で炎上-2017年10月11日 19:21


 琉球新報は、号外を次のように報じた。


(1)「国頭地区消防本部によると、11日午後5時35分ごろ、『東村高江で米軍機が墜落炎上している』という通報があった。沖縄防衛局によると、墜落したのはCH53大型輸送ヘリコプターという。けが人の情報はない。」
(2)「東村などによると、墜落したのは米軍北部訓練場近くの民間地で、高江の車地区の牧草地。午後6時半現在、米軍ヘリが墜落現場の上空を旋回し、消火活動に当たっている。住民提供の写真では、炎と黒煙が上がっている様子が確認できる。」
(3)東村高江に住む伊佐育子さん(57)は『「黒煙が牧草地から上がっているとの連絡を受け、現場に駆け付けた。米兵がいっぱいいた。高江公民館からわずか2キロ先だ。政府に対し、私たちの命を何と思っているのかと怒りでいっぱい。これ以上(米軍機を)飛ばすことはしないでほしい』と話した。」
(4)「米軍機は県内でたびたび墜落事故を起こし、県民の不安や懸念が高まっている。最近では昨年12月、名護市安部で米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落した。2013年、キャンプ・ハンセンでHH60救難ヘリが墜落。2004年には宜野湾市の沖縄国際大学に海兵隊のCH53D大型輸送ヘリコプターが墜落した。」


(1)沖縄タイムス-「海兵隊の隠ぺい体質を変えたい」 オスプレイ墜落 提訴した米共和党議員の思い-2017年10月11日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米アリゾナ州で2000年4月に19人の死者を出した米海兵隊垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイの墜落事故をめぐり、米下院議員と遺族らが情報の自由公開法に基づき3日、事故に関する情報の公開を求めて国防総省を提訴した。『都合の悪い事実は隠すという海兵隊の隠蔽(いんぺい)体質の文化を変えたい』と議員らは提訴に至った経緯を語った。」
②「与党共和党のウォルター・ジョーンズ下院議員は、海兵隊基地を擁するノースカロライナ州選出。操縦士の技量不足が19人の命を奪ったとの汚名をそそぎたい、遺族から真相究明の協力要請を受け、14年前から調査に乗り出した。ジョーンズ氏は海兵隊側との長いやりとりを振り返り、『なぜ操縦士のミスだと判断できたのか納得できる回答は得られなかった。昨年、ワーク国防副長官(当時)から、事故原因は操縦士の技量不足だけではなかったとの文書が届いたが、真相解明には程遠かった』と述べ、闘いを法廷の場に移した理由を語った。」
③「今回、国防総省を提訴したのは、ジョーンズ議員と操縦士2人の遺族ら計5人と1団体。事故当時の調査結果や海兵隊内部のやりとりの記録など、事故に関する情報公開を要求する中で、焦点となっているのが当時、海兵隊トップだったエイモス総司令官らのやりとりをめぐる文書だ。」
④「エイモス氏は00年11月に内部メールで『オスプレイの任務遂行率は26%』と記述していたにもかかわらず、9日後の記者会見では『73%』と主張していたとの報道を受け、ジョーンズ氏らは文書公開を要請したが、開示されたのは全て黒塗りの1枚だけ。ジョーンズ氏は『たった9日間で、どうやったら26%から73%に飛躍できるのか』と疑問を呈し、『この点だけでも資料が全て開示されれば、都合の悪い事実を隠していたのかが分かる』と期待を示した。」
⑤「国防総省は、30日以内(休日を除く)に回答する見通し。」(平安名純代・米国特約記者)


(2)琉球新報-「沖縄を戦場にしてはならない」 市民訴えゲート前座り込む-2017年10月11日 14:05


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設工事で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には11日、約50人の市民が座り込んだ。午前9時前と正午過ぎ、機動隊が市民らを強制的に移動させ、工事車両約110台がゲート内に入った。市民は県警に対し『ここにみんなが集まって基地反対を表明するのは、皆さんの子どもたちのためでもある。沖縄を再び戦場にしてはならない』と訴えた。」、と報じた。
 また、「シュワブの浜辺では午前中、作業員数人が何らかの作業を行う様子が確認された。市民らの抗議船やカヌーによる海上での抗議行動は行われなかった。」、と報じた。


(3)琉球新報-津堅島沖でパラシュート降下訓練 地元の反発を無視、ことし6度目-2017年10月11日 13:23


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍は11日午後1時ごろから、うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を始めた。同水域での降下訓練はことし6度目。午後1時ごろに2回の降下訓練が確認された。県や市はパラシュート降下訓練の通知を受ける度、中止を強く求めているが米軍は強行しており、地元からは反発の声が上がっている。」
②「正午すぎに嘉手納基地を飛び立ったMC130特殊作戦機が津堅島訓練場水域上空を数回旋回した後、午後0時38分ごろにパラシュートを付けた米兵7人と物資とみられるもの1個が海面に降下した。その後、午後0時58分に2回目の降下訓練が行われ、米兵3人がパラシュートで降下した。」
③「市には9月29日、沖縄防衛局を通じて『水面を使用する演習』の通知があった。9日には、米連邦航空局が発表した航空情報(ノータム)を元に、同局が市に津堅島訓練場水域での降下訓練実施を知らせた。」
④「県は1996年のSACO合意で、読谷補助飛行場で実施されてきたパラシュート降下訓練が伊江島に移転したことを受け、津堅島訓練水域ではパラシュート降下訓練を実施しないよう求めてきた。」


(4)琉球新報-防衛相「大破して火吹く」 東村高江の米軍ヘリ墜落、沖縄防衛局長が抗議-2017年10月11日 20:11


 琉球新報は、「小野寺五典防衛相は11日夜、米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが沖縄県東村高江の民間地で炎上したことを受け、中嶋浩一郎沖縄防衛局長がニコルソン四軍調整官に抗議したと明らかにした。防衛省で記者団の取材に答えた。事故の状況については『大破し火を吹いている』として、墜落なのか確認中という。」、と報じた。
 また、「事故が頻発していることについては『海兵隊の事故が続いている。安全な運航にしっかり対応するよう米側には強く申し入れたい』と述べるにとどめた。小野寺氏は『乗員は無事』だとしている。墜落現場が民間地だったことから、民間の被害がないか確認しているという。」、と報じた。


(5)琉球新報-辺野古岩礁破砕訴訟で訴えの追加を可決 県議会軍特委-2017年10月11日 15:02


 琉球新報は、「県議会の米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は11日、辺野古の新基地建設問題をめぐる国との裁判で、沖縄防衛局は県知事から岩礁破砕許可を得る義務があることを確認する『義務の確認』の請求を追加する議案を与党の賛成多数で可決した。16日の最終本会議で可決される見通し。米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練については、同基地での降下訓練の全面禁止を求める抗議決議・意見書案を本会議に提出することを全会一致で決めた。」、と報じた。
 また、「9月29日に石垣空港に米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイが緊急着陸した件についての抗議決議・意見書案の提出は、意見の一致をみなかった。与党会派の議員提出議案として本会議に提出する方向で調整を進める。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-「当然の判断を」翁長知事、埋め立て猛進する国批判 辺野古差し止め訴訟-2017年10月11日 14:14


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『当然のことを当然のごとく判示していただきたい』。10日にあった辺野古差し止め訴訟の第1回口頭弁論の意見陳述で、沖縄県の翁長雄志知事は約11分間、A4用紙5枚分にまとめた意見を丁寧に読み上げ、時折、国側へ鋭い目線で訴えた。翁長知事は『埋め立てにがむしゃらに突き進もうとしている』と国の姿勢を批判した。『国地方係争処理委員会』(係争委)が求めた『真摯(しんし)な協議も放棄した』と突き放し、訴訟の正当性を強調。」
②「これまでの経緯を振り返りながら、岩礁破砕許可にかかる従来とは真逆な対応をする国の矛盾に対し、『沖縄県だけの問題にとどまらず、全ての地方公共団体の自主性と自立が脅かされかねない』とした。」
③「冒頭では、辺野古新基地建設を巡り5度目となる裁判が“訴訟合戦”と表される状況に『決して本意ではない』と訴える場面も。手続きをないがしろにしようとする国を前に『(訴訟を)提起せざるを得ない』と理解を求めた。」
④「県側代理人は、海に見立てた青色の色紙2枚を使って名護漁協による漁業権の『一部放棄』を視覚的に解説。放棄の決議によって漁業権が消滅するとの考えに異を唱えた。国の恣意(しい)的な運用は免許制度の根幹に関わると問題視し、県側の訴訟提起が不適法だとする国側を批判した。」
⑤「裁判前に那覇地裁前の城岳公園で開かれた集会には、市民のほか、県選出の国会議員や県議ら約350人(主催者発表)が翁長知事を激励した。翁長知事はマイクを握り『県民の尊厳と意思を無視し、美しい大浦湾を埋め立てて永久の基地を造るのは絶対に許されない』と力を込めた。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-11 21:10 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月10日

「推薦地周辺に緩やかな規制をかけ、利用を制限する『緩衝地帯』が十分にあるかも審査で重視される。」、と沖縄タイムス。世界自然遺産の審査についてである。 
確かに、やんばるの森は『世界の宝、になり得るが、そもそも他国の軍事基地が世界自然遺産に馴染むものなのか。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月10日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-世界自然遺産:緩衝地帯、米軍施設…“異例”どう評価-2017年10月9日 19:18


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「推薦地周辺に緩やかな規制をかけ、利用を制限する『緩衝地帯』が十分にあるかも審査で重視される。現行案は4地域とも、地元との調整がつかないなどで緩衝地帯を設けられずむき出しの推薦地がある。本島北部に至っては米軍北部訓練場や跡地が隣り合うため東側のほぼ全てがむき出しの状態にある。」
②「返還跡地は国立公園化に向け準備が進むが、環境省は米軍訓練の影響を含め残された訓練場の存在にどう向き合うか具体的な姿勢を明らかにしないまま。推薦書にも記載していない。」
③「環境省によれば『自国の軍事基地が近接する遺産は把握しているが、他国の基地は聞いたことがない』。IUCNが“異例”ともいえる事態をどう評価するか注目される。推薦地の保全に米軍がどう協力するか示すよう求める宿題が出される公算は大きいとの見方もあり、そのハードルの高さによっては登録の時期に影響が出そうだ。」
④「緩衝地帯に限らず、登録後に見込まれる観光客急増への体制も十分とはいえない。希少種の密猟や車などにひかれて命を落とすロードキルを防ぐためのルール作り・確立も急がれ、住民の協力が不可欠だ。」
⑤「国内の他の世界自然遺産に比べ、奄美・琉球は希少種の生息環境と、住民の生活圏が近いのが特徴だ。林業や農業など産業活動の場も重なり、どこまでを自然遺産として法的規制の網を掛けて守るべきか、周辺住民らと線引きの合意形成に時間を要し、推薦に至るまでに10年以上を要した経緯がある。『ぎりぎりの線』(環境省)で合意にこぎつけた推薦地の範囲がどう評価されるか注目される。IUCNから登録までの宿題として推薦地の拡張を求められる可能性もある。」 
⑥「推薦地が自然遺産にふさわしい価値を持つ全ての区域を含んだ上、保全に十分な面積があるかは、審査基準の一つだ。環境省は『遺産リスト入りの条件は満たす』と自信をのぞかせるが、自然保護団体はやんばるの原型的な森林が推薦地に入っていないなど『狭すぎる』と指摘する。」
⑦「照葉樹林からマングローブ、サンゴ礁の連続した生態系が奄美・琉球の生物多様性を象徴するにもかかわらず、陸域のみが推薦地なのを疑問視する見方もある。推薦地の絞り込みなどを議論する環境省の有識者科学委員会でも推薦直前まで『海域を含めるべき』との意見が出ていた。小笠原諸島(東京都)は、IUCNの宿題に応じる形で推薦する海域を広げて遺産登録に至っている。」


(2)沖縄タイムス-世界自然遺産で新ブランド 沖縄の北部3村、登録へ期待と不安-2017年10月10日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『さあ世界へ』の掛け声とともに環境省や県などが目指す世界自然遺産登録に向け、国際自然保護連合(IUCN)の県内調査が15日から本島北部を皮切りに始まる。来夏にも登録が認められれば、やんばるの森は『世界の宝』として国内外の注目を集めることになりそうだ。長年、やんばるの自然と生きてきた地元の国頭、東、大宜味3村の住民らはどんな思いでいるのか。現場を歩いた。」(北部報道部・山田優介)
②「人口減少の一途をたどる国頭村。村の人口ビジョンによると、2010年の人口は1980年から2割以上減った。村は人口減少が地域経済の縮小を呼び、さらなる人口減少につながる『負の連鎖』を懸念する。『過疎が進む地域の定住促進につなげたい』。国頭村の世界自然遺産対策室の宮城明正室長は、遺産登録が負の連鎖を断ち切る突破口になりうると期待する。『世界自然遺産の名称を使った新たなブランドを確立し、観光客と地元住民が交流する機会を設けたい』と描く。やんばるの森を生活基盤としてきた林業関係者も新たなビジネスチャンスを模索する。国頭村森林組合では昨年、建築材やチップなどに使う木材を約400トン伐採した。仲原親一組合長は『木材のニーズはある。今まで通りの仕事は続けたい』としつつ『やんばるは【生活のための山】から【自然遺産の山】に変わる』とも語る。『環境保全に配慮し、時代の変化に対応するしかない。山を知り尽くした自分たちにできるのは観光客の案内。ガイドなどの新事業もいいかも』と考えを巡らせる。一方、遺産登録で暮らしがどう変わるのか不安の声も聞こえる。東、大宜味の両村の林業関係者が所属する北部森林組合の玉城政光常務理事は、国内外から環境保全の意識が高まることに複雑な表情だ。『確かに保全は大事だが、たとえ法的な許可を得て伐採しても自然保護団体や観光客から苦情が来そうで、やりづらくなる』と声を落とす。」
③「登録された直後は観光客が一気に増え、適切なルールなしでは逆に環境破壊をもたらしかねない。夜間の林道パトロールなどで希少生物の保護に取り組む大宜味村田嘉里の仲原秀作区長(35)は『村内で密猟者は見掛けないが、知名度が上がれば不安だ。観光客がモラルや節度を持ってもらわないと困る』と注視する。」
④「今月、県がIUCNの現地調査時に名護市辺野古の新基地建設問題を議論する場を設けるよう求めたとの報道があった。3村の関係者は『いまさら米軍基地問題を出し、登録に遅れが出たら困る。今まで県とは基地問題を避けることで足並みをそろえてきた。今後もそうするべきだ』と語った。」


(3)琉球新報-海上作業確認されず ゲート前に40人-2017年10月10日 12:17


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で10日、米軍キャンプ・シュワブゲート前には、約40人が座り込み抗議の声を上げた。10日に公示された衆院選についてヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は『安倍政権への審判だ。県民の民意を示さないといけない』とマイクを握って話した。一方、10日正午現在、工事車両の搬入は確認されていない。海上では風が強く作業は確認されていない。」、と報じた。


(4)琉球新報-「辺野古新基地建設絶対に許さない」 辺野古差し止め訴訟で知事が意見陳述-2017年10月10日 15:21


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設工事を巡り無許可の岩礁破砕は違法として、県が国を相手に岩礁破砕の差し止めを求めた訴訟の第1回口頭弁論が10日午後3時、那覇地裁(森鍵一裁判長)で開かれた。」
②「翁長雄志知事が法廷で意見陳述し『県民は今日まで誇りと尊厳を持って新基地建設反対という声を出し続けている』と強調。『知事として、辺野古に新基地を造ることなど絶対に許すことはできない』と訴えた。さらに『国は漁業関係法令の運用に関する見解を、辺野古案件のため恣意(しい)的にねじ曲げた』と批判。訴状陳述で県側は工事現場水域に漁業権が存在し、岩礁破砕工事をするには県知事に許可を得る必要があるなどと主張し国側の違法性を訴えた。一方、国側は訴えの内容が裁判所の審判対象外などとして県には法律上訴える権利そのものがなく不適法として請求の却下を求めた。」
③「意見陳述で翁長知事は『(破砕許可申請など)義務を履行しないまま工事を進める開き直しを、国が率先して行い、それに司法がお墨付きを与えてしまえば日本の法秩序はどうなってしまうのか、切実な危機感を持っている』も述べ、裁判所の判断を期待した。」
④「開廷前には那覇地裁近くの公園で支援集会も開かれた。」


(5)沖縄タイムス-辺野古ゲート前、JR東労組青年部33人が激励 150人の寄せ書きも-2017年10月10日 13:36


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で10日、新基地建設に反対する市民らは抗議行動を続けている。午後1時半時点で、ゲートから工事車両の搬入は確認されていない。午前はゲート前の集会にJR東労組の青年部33人が訪れ、新基地建設阻止に向けて市民らと連帯する意志を表明し、激励した。」
②「引率した組織担当部長の宮内政典さん(41)=埼玉県=は『基地は経済発展の阻害要因になっていると学んできた。沖縄の闘いに連帯したい』と強調。仙台地方本部約150人による寄せ書きを届けた川名剛生青年部事務長(31)=宮城県=は『辺野古の現場で、決して諦めない沖縄の闘いは勉強になった。地元に持ち帰って、若い人を中心にどういう闘いが必要か考えていきたい』と語った。」
③「一方、海上では市民らが船2隻とカヌー4艇で抗議の声を上げた。海上での作業は確認されなかった。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-10 18:04 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月8・9日

 『欠陥機』オスプレイが配備されて五年がたった。
「配備から5年がたち、オスプレイの墜落が相次いでいる。いつ人の上に落ちてきてもおかしくないという身の危険を感じている」「配備撤回に向けて今後もゲート前での闘いを続けていく」、との沖縄タイムスが伝える声を忘れてはいけない。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月8・9日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-NYでジュゴン保護訴え 県出身者ら「沖縄を守れ」-2017年10月8日 12:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【平安名純代・米国特約記者】米ニューヨークの市民団体『オキナワ・ピース・アピール』は5日、在ニューヨーク日本総領事館前で、大浦湾のジュゴン保護を訴えるアピール行動を実施した。」
②「ニューヨーク近郊在住の県出身者ら11人が『ノーオスプレイ』『沖縄の権利は大切だ』『高江を守れ』『沖縄守らぬ議員いらない』などのメッセージを書いた横断幕などを持ち、市民らに沖縄の状況を説明してジュゴン保護を訴えた。」
③「団体主宰の大山紀子さん(今帰仁村出身)によると、三線で琉球民謡を奏でたり歌ったりしたアピールに、道行く人々が関心を示し、説明を聞いて飛び入りで参加する若者もおり、反応が良かった。ジュゴン訴訟について、『アメリカの訴訟なので、アメリカにいる私たちがさまざまな方法で訴える必要性を感じている』と、行動継続への意欲を示した。」


(2)沖縄タイムス-オスプレイ配備5年、撤回求め100人が誓い「諦めずに頑張ろう」-2017年10月9日 06:24


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイの配備撤回などを訴える『普天間基地ゲート前行動』の5年集会が8日、宜野湾市立中央公民館であった。普天間爆音訴訟団や命どぅ宝・さらばんじぬ会、沖縄平和市民連絡会などが主催。約100人の参加者が『オスプレイの配備撤回に向けて最後まで諦めずに頑張ろう』と誓い、拳を突き上げた。」
②「宜野湾市の野嵩ゲート前で抗議行動を続ける赤嶺和伸さん(63)は『配備から5年がたち、オスプレイの墜落が相次いでいる。いつ人の上に落ちてきてもおかしくないという身の危険を感じている』と強調。沖縄市から参加した大浜節子さん(71)は『配備撤回に向けて今後もゲート前での闘いを続けていく』と決意を新たにした。」
③集会ではオスプレイの配備撤回と名護市辺野古の新基地建設の阻止、普天間飛行場の即時閉鎖・撤去を求めていく行動提起を採択した。沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんが辺野古新基地建設の工事の現状や今後の問題点などを報告したほか、チョウ類研究者の宮城秋乃さんによる講演などもあった。」


(3)沖縄タイムス-差別主義者を選ぶな 分断深まるアメリカから沖縄へ[平安名純代の想い風]-2017年10月9日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「トランプ米大統領は9月22日、南部アラバマ州で開いた集会で白人支持者を前に、暴力的な侮蔑語を使ってコリン・キャパニックを非難した。キャパニックは米NFLの元スター選手。警官が丸腰で無抵抗の黒人を射殺しても罪に問われない事件が多発するのは許容できないと、昨年8月、試合前の国歌斉唱を拒否して片膝をつく抗議行動を始めた。」
②「スター選手の無言の抗議は話題を集めたが、白人の多くはキャパニックの訴えには耳を傾けず、国や国旗を侮辱する行為だと非難した。」
③「非難はキャパニックの事実上の引退で幕引きとなっていたが、トランプ氏の発言で再燃。CBSが発表した世論調査によると、国歌演奏中の抗議行動に賛成と答えたのは38%で、反対は52%と過半数を占めた。抑圧する側が抑圧される側の『痛み』を理解せず、権力への抗議という行為すら奪おうとする構図は今も昔も変わらない。」
④「警察の虐待行為にも言及し、『私には夢がある』」とキング牧師が演説したワシントン大行進の翌年の世論調査では、73%が黒人は大規模抗議をやめるべきだと回答。ベトナム戦争に反対し徴兵を拒否したモハメド・アリは、ボクサーとしての全盛期に選手生命を奪われただけでなく、その後も『兵役を受け入れろ』と圧力を加えられ続けた。」
⑤「米国憲法で定められた法の下の平等な権利が現実と共存しないのは、人種差別はいけないという基本理念が軽視されているからに他ならない。人種差別を公言するトランプ大統領が誕生したのも、共和党が理念よりも選挙に勝つ選択をし、多くの米国民が支持したからだ。」
⑥「人種差別の容認は、一部の人種に利益を、一部の人種に不利益をもたらす不平等な制度を生み出す。日本本土が基地のない暮らしを享受する傍らで、基地が集中する沖縄が犠牲を強いられ続けているのも、沖縄に対する差別が根底にある。」
⑦「差別をする人間が政治家になるのを許してはならないと、分断の深まるアメリカから沖縄に想いをはせてみると、政界再編で沖縄への差別で知られる政治家の顔がずらりと並ぶ。日本という国は一体どこへ向かっているのだろう。」(米国特約記者・平安名純代)


(4)沖縄タイムス-トランプ米大統領、嘉手納基地の視察検討 11月訪日時-2017年10月9日 09:42


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【平安名純代・米国特約記者】トランプ米大統領が11月上旬に訪日する。ベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への参加を主目的とするアジア歴訪の一環だが、ホワイトハウス筋によると、北朝鮮情勢を念頭に在日米軍基地の訪問も検討しており、嘉手納基地も候補に浮上しているという。」
②「同筋は本紙に対し、トランプ氏の訪問先については現在、ハガティ駐日大使らが候補地を視察するなど検討を進めているとした。ホワイトハウス内には、『時間的制約はあるものの、北朝鮮への強硬姿勢をアピールする案として嘉手納基地視察を推す声もある』などと説明した。ハガティ氏は7日から3泊4日の日程で、来県している。」
③「北朝鮮政策を巡っては、対話外交を主張する国務省と国防総省に対し、トランプ氏は『対話は不要』との強硬姿勢を貫くなど、政権内の足並みはそろっていない。」
④「トランプ氏は1日、ティラーソン国務長官が北朝鮮との対話を試みているとの報道の翌日、自身のツイートで『交渉を試みるのは時間の無駄だ』『われわれはやるべきことをやる』などと批判。ホワイトハウスのサンダース報道官は2日、「現在は協議の場を持つ時ではないとこれまでも明確にしてきた」と対話の可能性を否定した。これを受け3日、マティス国防長官は上院軍事委員会で『ティラーソン国務長官の試みを全面的に支援する』と証言し、外交的解決を模索するティラーソン氏と歩調を合わせた。」
⑤「マティス氏側近によると、北朝鮮情勢を巡っては、トランプ氏の発言が情勢を緊迫させており、外交的対処の誤りが軍事力行使を招く『政治的偶発』を懸念する声が国防総省内でも高まっているという。そのため嘉手納基地訪問は『北朝鮮への刺激が強すぎる』と憂慮する声も多いと説明した。」


by asyagi-df-2014 | 2017-10-09 17:34 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月7日

 「陸上自衛隊が10、11月に在沖縄海兵隊の水陸両用訓練に参加すると発表 」(沖縄タイムス)。
沖縄県議会が意見書で海兵隊の撤退を要求する中での「日米の関係強化」とは何なのか。
 そこにあるのは、米軍再編の名による自衛隊の強化・拡大に過ぎない。
 「辺野古が唯一」もそのためにあるのではないか。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-陸自90人、米海兵隊の訓練に参加へ 沖縄で10・11月-2017年10月7日 05:55


 沖縄タイムスは、「陸上幕僚監部は9月29日、陸上自衛隊が10、11月に在沖縄海兵隊の水陸両用訓練に参加すると発表した。金武町のブルービーチと周辺海域、ホワイトビーチなどで訓練する。二次に分け、一次は10月10~20日で第8師団など40人、二次は同16日~11月3日に第15旅団など50人が参加する。隊員の戦術技量の向上と、日米の関係強化を図るのが目的。」、と報じた。


(2)琉球新報-「緩やかにしなやかに闘い抜こう」 辺野古ゲート前に千人 新基地建設に抗議の拳-2017年10月7日 14:09


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、オール沖縄会議は7日正午、ゲート前県民大行動を名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開き、約千人(主催者発表)の市民らが座り込んだ。市民らは『新基地建設を強行する政府が許せない』などの声を上げながら、新基地建設反対を訴えた。」
②「オール沖縄会議は毎月第一土曜日に県民大行動を開き、千人以上の座り込みを目指す。日米両政府をはじめとする県内外に新基地建設反対をアピールすることが目的だ。第一土曜日の県民大行動は今回が初開催。」
③「市民らは午前9時時点で150人以上がゲート前に座り込んでいた。集会開始時間の正午前には県内各地から市民らが続々と集まりだし、ゲート前やテント内に座った。正午になると、国道329の両歩道を覆うように市民らが並び、集会が始まった。稲嶺進名護市長やオール沖縄会議現地闘争部の山城博治氏らが登壇し、あいさつした。」
④「稲嶺進名護市長は新基地建設に関して『日本政府はわれわれの話を聞こうともしない、言おうともしない』と話し、沖縄の声が届いていない現状を指摘。『地域を、日本の民主主義を、地方自治を守るために一人一人頑張っていきましょう』と新基地建設反対を呼び掛けた。」
⑤「オール沖縄会議現地闘争部の山城博治部長は『心折れることなく緩やかにしなやかに笑顔で歌って、権力を笑い飛ばし、私たちの(非暴力)の闘いを続けて行こう』と強調した。集会の最後には、市民らは新基地建設反対に向けて『頑張るぞー』と拳を空に向けて突き上げた。」


(3)琉球新報-サンゴ近種に褐虫藻 琉大チーム科学誌発表 白化防止に期待-2017年10月7日 12:41


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「琉球大学理学部のジェイムズ・ライマー准教授らは、沖縄近海に生息するサンゴの近種『イワスナギンチャク』の体内に生息する微生物『褐虫藻』が4種類いることを突き止めた。3日、米科学誌『PeerJ』に発表した。褐虫藻は水温の変化に非常に敏感で、海水温が高くなると死んでしまい、サンゴの白化の原因になる。ライマー准教授は『沖縄近海のサンゴ礁の多様さを示す結果だ』と話す。将来的には、サンゴの白化防止策にもつながりそうだ。」
②「ライマー准教授らは2012~15年にかけて沖縄本島内の8カ所と奄美大島の1カ所の海域で褐虫藻を採取して、DNAの違いを分析した。ライマー准教授は『水温差がほとんどない本島内の各地域で、4種類の褐虫藻が見つかった。予想より細かく環境が分かれていることが分かった』と解説。『サンゴの保護も県内一様でなく、多様性を考慮した方法が必要になる』と強調した。」
③「研究には当時、理学部の学生だった野田肇子さんも携わった。野田さんは『一見同じように見える生き物でも遺伝子レベルの違いが見られ、沖縄の生物多様性の高さに改めて驚かされた』と感想を述べた。また『小さな環境の違いでも、生物にとっては大きな変化となり得ると知ってほしい』と話す。」
④「ライマー准教授らは現在、嘉手納町水釜の海域で調査を進めている。ライマー准教授は『学生たちと調査を進めて、褐虫藻の多様性の要因を突き止めたい』と意気込んだ。」


(4)沖縄タイムス-辺野古、砕石投下で粉じん舞う 「N5」護岸予定地-2017年10月7日 14:01


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設現場『N5』護岸予定地付近で7日午前、ダンプカーが砕石を投下した際、周囲に白い粉じんが舞う様子が確認された。砕石は根固め袋材にかぶせた黒いシートのようなものの上に投下された。海水の白濁は確認されていない。海上で基地建設に抗議する市民らは『石材の洗浄がされていない。違法だ』と声を上げた。沖縄防衛局は以前本紙に対し『採石場でダンプトラックに積んだ石材を150秒間洗浄している』と説明している。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-「海兵隊の隠蔽体質を変えたい」 オスプレイ事故 提訴した米共和党議員の思い-2017年10月7日 12:51


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米アリゾナ州で2000年4月に19人の死者を出した米海兵隊垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイの墜落事故をめぐり、米下院議員と遺族らが情報の自由公開法に基づき3日、事故に関する情報の公開を求めて国防総省を提訴した。『都合の悪い事実は隠すという海兵隊の隠蔽(いんぺい)体質の文化を変えたい』と議員らは提訴に至った経緯を語った。」
②「与党共和党のウォルター・ジョーンズ下院議員は、海兵隊基地を擁するノースカロライナ州選出。操縦士の技量不足が19人の命を奪ったとの汚名をそそぎたい、遺族から真相究明の協力要請を受け、14年前から調査に乗り出した。」
③「ジョーンズ氏は海兵隊側との長いやりとりを振り返り、『なぜ操縦士のミスだと判断できたのか納得できる回答は得られなかった。昨年、ワーク国防副長官(当時)から、事故原因は操縦士の技量不足だけではなかったとの文書が届いたが、真相解明には程遠かった』と述べ、闘いを法廷の場に移した理由を語った。」
④「今回、国防総省を提訴したのは、ジョーンズ議員と操縦士2人の遺族ら計5人と1団体。事故当時の調査結果や海兵隊内部のやりとりの記録など、事故に関する情報公開を要求する中で、焦点となっているのが当時、海兵隊トップだったエイモス総司令官らのやりとりをめぐる文書だ。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-07 17:42 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月6日

 文化というものを考える。
 芝居や歌が演じられ、本が作られる。
続けていく想いの篤さ。
 「県平和祈念資料館の特別企画展『戦世(いくさゆ)と沖縄(うちなー)芝居~夢(いみ)に見る沖縄 元姿(むとぅしがた)やしが~』が5日、糸満市の同館で始まった。」、と琉球新報。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月6日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-戦超え息づく沖縄芝居 衣装、写真で復興紹介 県平和資料館特別企画展-2017年10月6日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「県平和祈念資料館の特別企画展『戦世(いくさゆ)と沖縄(うちなー)芝居~夢(いみ)に見る沖縄 元姿(むとぅしがた)やしが~』が5日、糸満市の同館で始まった。戦前、戦中の文化統制や戦後の沖縄芸能の復興について当時の新聞記事や写真、衣装などを通して紹介している。入場無料。12月10日まで。」
②文化などのアイデンティティーの尊重や表現の自由が平和な社会につながることを再認識しようと企画された。戦時色が濃くなるにつれ、沖縄芝居でもうちなーぐちが禁じられたことなどを紹介している。琉球新報の連載『焦土に咲いた花』も参考にした。」
③「戦争で傷ついた人々を慰問するために沖縄民政府が設立した竹劇団の平良良勝(りょうしょう)団長の衣装も展示している。米軍の食糧袋をマラリアの薬で染め、紅型のような図柄を描いている。」
④「企画展を担当した渡邊尚子さん(48)は『沖縄芝居には郷土の文化が凝縮され、人々が大切に守ってきたことを若い人にも感じてほしい。平和の大切さを考える機会になればいい』と話した。見学した良勝さんの息子敏さん(81)は『戦後の芸能発祥の地であるうるま市に、芸能の資料館ができたらいい』と話した。」
⑤「関連催事として29日午後2時から同館で浦添市立港川小学校、県立南風原高校の児童生徒が劇や舞踊を上演する。企画展は来年1月20日から2月22日まで石垣市の八重山平和祈念館でも開かれる。問い合わせは県平和祈念資料館(電話)098(997)3844。」


(2)琉球新報-被覆ブロック製造進む 護岸用、1万個超必要か 辺野古-2017年10月6日 06:20


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、名護市の米軍キャンプ・シュワブ内で5日、被覆ブロックが64個製造されているのが小型無人機による取材で分かった。シュワブ内の被覆ブロックの製造は9月25日に初めて確認された。その時点で8個造られていた。5日午後2時の時点では56個製造されていた。」
②「被覆ブロックは埋めて立て予定地の護岸建設に使われる。平和市民連絡会の北上田毅さんは『沖縄防衛局の資料によると、被覆ブロックはK9護岸で2894個、辺野古側の護岸工事で1万6283個が必要だ。全体の量から見れば全然足りない』と説明。『「作業スペースも限られているので、短期間で新基地建設工事が急激に進む可能性はほとんどない』と話した。」
③「沿岸部では『K1護岸』と『N5護岸』建設などに使う資材の搬入用道路の設置に向けた作業が続いた。 一方、新基地建設に反対する市民らは抗議船2隻とカヌー10艇で抗議した。シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民ら約50人が座り込んだ。」


(3)沖縄タイムス-枝野幸男氏「辺野古新基地はゼロベースで」オスプレイは安全性・必要性を検証-2017年10月6日 06:03


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】立憲民主党の枝野幸男代表は5日、沖縄タイムスのインタビューで米軍普天間飛行場の移設先についてはゼロベースで検討を始め、結論を出す考えを示した。危険性の除去のため、新型輸送機オスプレイの安全性や必要性、訓練についても検証するという。」
②「安倍政権の辺野古新基地建設の進め方について『強引なやり方では沖縄の理解は得られず、結果として日米同盟に悪影響を与える。いったん立ち止まるべきだ』と指摘した。枝野氏は民主党政権時に、官房長官や沖縄担当相などを歴任。『(辺野古移設の)選択をしたのは当時の一つの判断だった。時間を区切り短い期間で結論を出すことにしてしまった。時間が経過し、米軍の国際戦略が変化するなど安全保障環境が変化した。(政権時の)経緯や、過去に辺野古へ決まったプロセスや結論も含めて時間を掛けた検証をすべきではないか。違った道を模索できる余地がないか再検証してみたい』と答えた。」
③「5年前、普天間飛行場にオスプレイが配備された時も民主党政権だった。枝野氏は『運用してみたら、思った以上に問題が指摘されている。安全性と必要性、県民に影響を与えない訓練などを検証したい。政府に対して説明を強く求める』と述べた。日米地位協定については、米国が日本以外と結んでいる協定と比較しても不公平感は強いとし『沖縄の声を踏まえて改定を求めていく。外交交渉の技術や能力の問題だ』とした。」


(4)沖縄タイムス-米軍機、嘉手納の旧駐機場を使用 場所を間違えたと釈明-2017年10月6日 13:25


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地(沖縄県)に所属するMC130特殊作戦機が5日正午ごろ、複数回、同基地の旧海軍駐機場を使った。エンジンをかけた状態で駐機場に入り、人員が乗り降りしている様子が目撃された。旧駐機場で音を発生する使用は『日米合意に違反する』と嘉手納町などが強く反対している。沖縄防衛局によると、米軍は『パイロットが駐機場所を誤認したもので、今後、関係者への周知徹底を図る』と釈明したという。」
②「嘉手納町によると、沖縄防衛局の中嶋浩一郎は同日午後、嘉手納基地で再発防止を求めた後に町役場を訪れた。中嶋局長は當山宏町長に対し、旧駐機場を米軍が誤って使用した経緯を報告した上で『厳重に抗議した』と伝えたという。」
③「當山町長は『なし崩し的な使用で(日米合意に基づく旧駐機場の不使用が)形骸化されては困る。今後こういうことがないよう対処してほしい』と中嶋局長に申し入れた。」
④「沖縄防衛局の目視調査によると、MC130は正午ごろ2回にわけて計4機が旧駐機場を使った。人員の乗り降りや使用目的などについて沖縄防衛局は『承知していない』としている。」


(5)沖縄タイムス-辺野古新基地:生コン車など工事車両116台が基地内へ-2017年10月6日 13:10


 沖縄タイムスは、「【名護】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブで6日午前、新基地建設を阻止しようと工事用車両専用ゲート前に座りこむ市民を、機動隊員が2度排除した。午後0時20分までに生コン車や産業廃棄物収集運搬車、石や海上に浮かべるオイルフェンスを積んだ車両延べ116台が基地内に入った。海上では、『N5』護岸予定地近くの仮設道路工事に抗議する市民7人がフロートを越えた。海上保安官に拘束される女性もいた。」、と報じた。


(6)琉球新報-護岸用石材積み重ねる作業続く 工事車両70台が基地内へ 名護市辺野古-2017年10月6日 12:35


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、辺野古海上では袋入りの石材を積み重ねる様子が確認された。米軍キャンプ・シュワブゲート前では午前8時過ぎから、新基地建設に反対の市民らが抗議の声を上げた。」
②「辺野古海上の『N5護岸』建設予定地付近では、仮設道路工事作業が続けられた。市民は抗議船3隻、カヌー10艇で抗議を続けている。市民は『沖縄に来るたくさんの観光客は米軍基地を見に来るのではない。豊かな自然と文化を見に来る。基地は経済の阻害要因だ』と訴えた。」
③「一方、ゲート前では午前9時前から工事関係車両約70台が基地内に入る様子が確認された。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は『愚直に、粘り強く闘いを続けることで(辺野古新基地建設阻止の動きが)広がる。きょうも1日頑張ろう』と述べた。」


(7)琉球新報-オスプレイ事故、情報開示求め米遺族提訴 米高官16年に欠陥認める-2017年10月5日 06:20


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【ワシントン=座波幸代本紙特派員】2000年にアリゾナ州で起きた米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故を巡り、ウォルター・ジョーンズ米下院議員(共和、ノースカロライナ州選出)と遺族は、情報の自由公開法(FOIA)に基づき、国防総省に対して事故に関連する全ての情報の開示を求め、ワシントンDC連邦地裁に訴訟を起こした。ジョーンズ議員らが3日、記者会見し、明らかにした。」
②「2000年、アリゾナ州ユマ海兵航空基地を飛び立った試験飛行中のオスプレイが墜落し、19人が死亡した。国防総省は当初、墜落の主な原因は操縦士2人の『人為的要因』と発表した。」
③「16年、ワーク国防副長官(当時)はジョーンズ議員宛てに書簡を送り、人為的要因が事故の一因だったことに疑いはないとする一方、操縦士2人にだけ責任があるのではなく、開発段階だったオスプレイに欠陥があったことを認めた。」
④「下院軍事委員会委員でもあるジョーンズ氏は、約15年にわたり事故に関する情報の提供を求めてきたが、十分な回答がなかったと説明。『オスプレイは、海兵隊がそうなると考えていたドリームマシン(夢の航空機)とは思わない』と述べた。」
⑤「原告となった操縦士2人の妻、トリシュ・ブロウさん、コニー・グルーバーさんは『求めているのは、全ての事実の開示と透明性だ』と訴えた。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-06 17:53 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月5日

 大きな迷惑をかけておいて、「何もなかったのは私たちのおかげですよ。」と強弁する傲慢な姿勢。これを、普通は植民地主義的対応という。
 「9月29日に石垣空港に緊急着陸後、駐機を続けていた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が、4日午後9時前に同空港を離陸し、同10時ごろに普天間飛行場に戻った。沖縄防衛局から、県や関係市町村への事前連絡はなかった。」、と琉球新報。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月5日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-石垣駐機のオスプレイ、普天間帰還 関係自治体への連絡なく-2017年10月5日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「9月29日に石垣空港に緊急着陸後、駐機を続けていた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が、4日午後9時前に同空港を離陸し、同10時ごろに普天間飛行場に戻った。沖縄防衛局から、県や関係市町村への事前連絡はなかった。防衛局によると、米側は今回の緊急着陸の原因について『片方のエンジンの潤滑システムの問題により、警告灯が点灯した』と説明し、必要な修理は行ったとした。」
②「オスプレイは午後8時57分に離陸。防衛局はその後に、県など関係機関に離陸を連絡した。県は原因究明がされるまでの飛行停止を求めていたが、米軍や防衛局は4日まで緊急着陸の具体的原因や整備状況などを公表しなかった。」
③「4日のオスプレイの修理作業は午前7時45分ごろに開始され、右エンジン部分への部品の取り付けなどを行った。日没後も作業を進め、エンジンを起動しプロペラを回転させながら、離陸直前まで断続的に右エンジン部分を整備した。」


(2)琉球新報-石垣駐機のオスプレイ、普天間に帰還-2017年10月4日 21:57


 琉球新報は、「石垣空港に緊急着陸し、駐機を続けていた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが4日午後9時前に離陸し、同10時ごろ、普天間に着陸した。オスプレイは29日午後5時ごろに同空港に緊急着陸し、修理を続けていた。」、と報じた。


(3)琉球新報-オスプレイ事故、情報開示求め米遺族提訴 米高官16年に欠陥認める-2017年10月5日 06:20


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【ワシントン=座波幸代本紙特派員】2000年にアリゾナ州で起きた米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故を巡り、ウォルター・ジョーンズ米下院議員(共和、ノースカロライナ州選出)と遺族は、情報の自由公開法(FOIA)に基づき、国防総省に対して事故に関連する全ての情報の開示を求め、ワシントンDC連邦地裁に訴訟を起こした。ジョーンズ議員らが3日、記者会見し、明らかにした。」
②「2000年、アリゾナ州ユマ海兵航空基地を飛び立った試験飛行中のオスプレイが墜落し、19人が死亡した。国防総省は当初、墜落の主な原因は操縦士2人の『人為的要因』」と発表した。」
③「16年、ワーク国防副長官(当時)はジョーンズ議員宛てに書簡を送り、人為的要因が事故の一因だったことに疑いはないとする一方、操縦士2人にだけ責任があるのではなく、開発段階だったオスプレイに欠陥があったことを認めた。下院軍事委員会委員でもあるジョーンズ氏は、約15年にわたり事故に関する情報の提供を求めてきたが、十分な回答がなかったと説明。『オスプレイは、海兵隊がそうなると考えていたドリームマシン(夢の航空機)とは思わない』と述べた。」
 原告となった操縦士2人の妻、トリシュ・ブロウさん、コニー・グルーバーさんは「求めているのは、全ての事実の開示と透明性だ」と訴えた。


(4)沖縄タイムス-二千人が「NO!」 日比谷野音で辺野古新基地の反対集会-2017年10月4日 23:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、沖縄県が国を相手に破砕を伴う工事の禁止を求める訴訟が10日に始まるのを前に、『基地の県内移設に反対する県民会議』らは4日、東京の日比谷野外音楽堂で『辺野古新基地建設を許さない10・4集会』を開いた。主催者発表で約2千人が参加した。」
②「県民会議の大城悟事務局長は、海上では護岸の工事が行われているとしつつも「ゲート前の行動や全国からの声によって、工事は沖縄防衛局の計画通りに進んでいない。大きな行動で工事を遅らせ、建設を止めよう』と訴えた。全国港湾労働組合連合会の糸谷欽一郎中央執行委員長は『土砂搬出など県民の意に反することには応じられない。実力で阻止する』と主張した。」
③「参加者は全国で新基地建設反対の声を上げ、不当判決を許さないと裁判を注視するよう呼び掛けるアピールを採択。また、新石垣空港への緊急着陸や墜落事故が続くオスプレイの配備撤回も求めた。」


(5)沖縄タイムス-辺野古新基地:市民90人、抗議の座り込み続く「工事止められる」-2017年10月5日 12:36


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では5日午前、新基地建設に反対する市民が最大で約90人が座り込み抗議を続けた。」
②「沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは、防衛省が示した海上から資材搬入する方針について「採石場から港への移送、台船への積み込みとかなりの手間暇がかかる。長期的に見て追い詰められているのは国の方だ。強制排除され悔しい思いをしても、工事を止められる展望はあると確信を持とう」と呼び掛けた。午前中、基地内に入る工事用車両はなかった。」
③「一方、シュワブ沿岸の『N5』護岸予定地では海中への砕石の投下が繰り返された。『N5』と『K1』護岸を結ぶ仮設道路の建設現場沖では、オイルフェンスの設置準備とみられる作業が進められた。辺野古新基地建設に反対する市民がカヌー10艇、船2隻で抗議した。」


(6)沖縄タイムス-米軍、シリアのオスプレイ事故に「墜落」明記 被害甚大なクラスA分類-2017年10月5日 13:35


 沖縄タイムスは、「【平安名純代・米国特約記者】米海軍安全センターは3日、米海兵隊の垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイがシリアで9月28日に墜落した事故について、最も重大な事故(クラスA)に分類したと公表した。事故の概要を『支援任務で着陸時に墜落』と表記している。同機は、過激派組織『イスラム国』(IS)掃討を進める米軍主導の有志連合の任務に当たっていた。クラスAの事故は、死者が出た場合や機体の被害額などが200万ドル(約2億3500万円)相当の場合に適用される。」、と報じた。


(7)沖縄タイムス-ハブの毒に偶然の「進化」 OISTがゲノムを解読、治療応用に期待-2017年10月5日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【恩納】沖縄科学技術大学院大学(OIST)と県衛生環境研究所のチームがハブ毒のゲノム(全遺伝情報)を初めて解読し、4日発表した。えさを捕まえるのに有利な強い毒だけでなく、弱い毒も次世代に受け継ぎながら進化しており、それが偶然の働き『遺伝的浮動』に基づくことを明らかにした。ハブの毒には獲物の血圧を異常にしたり、血液を固まらせたりする複数の成分が含まれる。一つが効かなくても他の成分で確実に仕留める仕組みだ。」
②「ダーウィン以来の『自然淘汰(とうた)』の考え方だけでは、ハブの生存に不利な弱い毒の成分が遺伝することの説明がつかない。毒が全体として強力なため、弱い成分も遺伝的浮動によって偶然残っているという仮説があり、今回の研究でそれが実証された。」
③「ゲノムを解析したのはタイワンハブとサキシマハブ。論文の責任著者であるOISTのアレクサンダー・ミケェエヴ准教授らは『毒を総合的に分析する手法を確立できた。これから多くのことが発見できるだろう』とコメントした。ハブ被害の治療に応用することも期待できるという。」
④「論文はオンライン専門誌『ゲノム生物学と進化』に掲載された。」


(8)沖縄タイムス-沖縄県知事公室長「県民投票、意義ある」 辺野古埋め立て承認の撤回見据える-2017年10月5日 07:40


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て承認の撤回を見据えた県民投票に関し、謝花喜一郎知事公室長は4日、『これまで住民投票は政策決定に大きな影響を与えてきた』と述べ、撤回の理由として県民投票の有効性を改めて示した。県議会一般質問で崎山嗣幸氏(社民・社大・結)の質問に答えた。」
②「謝花氏は、県のまとめで、これまで全国で少なくとも24回の住民投票が実施され、うち22件で投票結果が施策に反映されたと指摘。『県民投票で民意を問うことは意義がある』と述べた。また、県民投票で示された民意は、撤回後に予想される国と県の訴訟に影響を及ぼすとの認識も示した。一方、『実施には県民が主体となった議論が重要だ』と慎重な姿勢も示した。」
③「翁長雄志知事は県民投票に関し、これまで『県民主体で実施する意義は大きい』と、住民署名による直接請求での県民投票に理解を示してきた。」


(9)琉球新報-「不安与え申し訳ない」 防衛局長が石垣市長へ謝罪 石垣空港オスプレイ緊急着陸-2017年10月5日 11:18


 琉球新報は、「【石垣】米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが沖縄県石垣市にある石垣空港に緊急着陸したことについて、石垣市の中山義隆市長は5日午前、石垣市役所を訪れた沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に抗議した。米軍と防衛局に、徹底した原因の究明や再発防止策の策定・公表などを求める要請文を手渡した。中嶋局長は『不安を与えて申し訳ない。米軍にも伝えたい』とした。中嶋局長は中山市長に、緊急着陸後の状況などについて説明した。」、と報じた。
 また、「石垣空港には9月29日、オスプレイ2機が緊急着陸した。不具合を起こした機体が4日夜に離陸するまで、同空港への駐機を続けた。」、と報じた。


(10)琉球新報-「欠陥機が頭上を飛ぶ」 ゲート前に50人座り込み オスプレイ危険性指摘相次ぐ 海上、資材搬入路建設作業進む-2017年10月5日 11:49


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する市民ら約50人が5日午前、米軍シュワブ・ゲート前に座り込み、基地建設阻止を訴える抗議集会を開いた。午前11時までに工事車両による資機材などの搬入は行われていない。」
②「集会では、普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが9月29日に石垣空港に緊急着陸して駐機を6日間続けた上で、10月4日夜に普天間飛行場へ戻ったことに触れる発言が多く聞かれた。トラブルが相次いでも十分な説明もないままオスプレイの飛行が続くことに抗議の声が上がった。普天間飛行場が所在する宜野湾市に住む屋良朝敏さん(68)は『いつ落ちてもおかしくない欠陥機が頭の上を飛んでいる』と訴えた。」
③「大浦湾海上の辺野古新基地建設現場では、シュワブ沿岸部の『K1護岸』と『N5護岸』建設に使う資材搬入用道路の設置に向けた動きとみられる作業が続いている。5日午前には、シュワブ内の道路のガードレールの一部を外したり、重機でオイルフェンス(汚濁防止膜)を浜辺に並べたりする作業が確認された。新基地建設に反対する市民らは抗議船2隻とカヌー10艇で抗議した。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-05 18:08 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月4日

 「できることは全てやる」(菅義偉官房長官)という言葉が腐臭を放つ。
 六つのヘリパッドが造られた東村高江区には、米軍機による60デシベル以上の騒音回数が過去5年間で12倍超と激増している場所が生まれてしまった。
それは、伊江島、名護、宜野座でも。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月4日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-政府の言葉と逆行 米軍機の騒音5年で12倍 沖縄・高江、オスプレイ配備後-2017年10月4日 05:52


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「昨年末までに集落を囲むように六つのヘリパッドが造られた東村高江区の牛道集落で、米軍機による60デシベル以上の騒音回数が過去5年間で12倍超と激増していることが沖縄防衛局の調べで分かった。東村のほか宜野座、名護、伊江島など基地周辺の主な5地点のうち伊江島を除く4地点でも増加している。MV22オスプレイの県内配備から5年。政府は沖縄の基地負担軽減のため、『できることは全てやる』(菅義偉官房長官)とするが、北部地域では逆行する実態が浮き彫りになった。」
②「防衛局によると高江の牛道集落では、2012年度の騒音回数が567回から16年度には6887回と増えた。夜間(午後7時~翌午前7時)では、102回から1664回と16倍超になっている。特に14年度の1474回から15年度は4216回と大幅に増加。これには15年2月に運用が開始された、集落に最も近いN4地区ヘリパッドでの訓練が関係しているとみられる。」
③「民間地上空でのつり下げ訓練が繰り返される宜野座村城原区では、14年度から16年度にかけて約1・5倍増加。カラオケ店内に相当する90デシベル以上の夜間の騒音回数は、45回から169回と3・7倍に増えた。」
④「名護市も辺野古、許田などは近隣区含めて増加傾向で、ほぼ同じ騒音回数で推移している。」
⑤「北部訓練場の過半返還や普天間飛行場の名護市辺野古への移設で「県内の基地負担軽減につながる」と繰り返す政府だが、すでにヘリパッドが建設された東村高江を始め、北部地域全体で騒音が増えている。」
⑥「7月には新たに完成した高江ヘリパッドN1、H地区でオスプレイの離着陸が始まった。さらに100機のオスプレイが駐機可能とされる辺野古新基地が建設されれば伊江島、高江、宜野座村城原を結ぶ三角形のエリアを中心に騒音被害の増加、拡大が懸念される。」


(2)琉球新報-「オスプレイは撤退せよ」 石垣空港に駐機続けるオスプレイに平和団体が抗議-2017年10月4日 12:21


 琉球新報は、「【琉球新報電子版】八重山地方の市民らでつくる平和団体『平和憲法を守る八重山連絡協議会』は4日、石垣市の石垣空港に緊急着陸した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが9月29日から駐機を続けていることを受け、抗議活動を行った。市民約20人が機体が見える空港のフェンス近くに集まり、オスプレイの退去を求めた。」、と報じた。
 また、「市民は『オスプレイは石垣、沖縄、日本から撤退せよ』『NOオスプレイ』などとシュプレヒコールを挙げた。長期にわたって駐機することで、観光への悪影響を懸念する参加者もいた。同協議会は、オスプレイが石垣空港を離れるまで、毎日午前10時から抗議を続けるとしている。」、と報じた。


(3)琉球新報-「沖縄だけの問題ではない」 ゲート前に約100人座り込み 56台が資材搬入-2017年10月4日 12:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う沖縄県名護市辺野古の新基地建設工事で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には4日午前、約100人の市民が集まって座り込んでいる。午前8時48分ごろ、機動隊による排除があり、工事車両56台がゲート内に入った。」                               ②「午前10時40分ごろ、新基地建設に反対する市民らが座り込んでいるゲート前に栃木県から『平和と憲法を守る栃木県北の市民ネット』のメンバーが訪れた。共同代表の飯田稔さん(75)は『辺野古新基地建設は沖縄だけの問題ではない。栃木からも伝えていきたい』と呼び掛け、約30人の寄せ書きと、『今回は来ることができなかった仲間の思い』として募金を贈呈した。『たびたび来られるわけではないが、思いは同じだ』と強調した。飯田さんは、人間のへそはさまざまなものが集約される場所だと語り、『沖縄は日本のへそ。民主主義の原点だ』と話した。」
③「辺野古崎西側の「K1護岸」建設予定地付近の仮設道路工事では、クレーンで鉄板をつり上げ、浜辺に延びる道路の鋼材上に敷く作業が行われた。『N5護岸』予定地付近でもクレーンが動いていたほか、両地点の中間付近でもクレーンでオイルフェンスをつり上げているのが確認された。被覆ブロックを作っている辺野古崎付近で、コンクリートミキサー車が行き来しているのも確認された。」
④「新基地に反対する市民は船2隻とカヌー10艇で工事を監視、抗議行動を展開した。」


(4)琉球新報-ハガディ駐日大使が知事と初面談へ 県は新基地建設など訴え 8月に着任-2017年10月4日 08:08


 琉球新報は、「ウィリアム・ハガティ米駐日大使が7日、翁長雄志知事と面談する方向で調整している。翁長知事とハガティ氏の面談は初。ハガティ氏は、7月に米議会で承認され8月に東京に着任した。」、と報じた。
 また、「県は、辺野古新基地建設問題に県民の多くが反対していることのほか、米軍によるオスプレイの事故や不具合の続発、SACO合意に反する嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の強行など、沖縄の過重な基地負担の現状について訴える見通し。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-世界遺産登録へ IUCNの専門家、15日から沖縄本島・西表島を現地調査-2017年10月4日 07:52


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島』(鹿児島県、沖縄県)の世界自然遺産登録に向けた審査で環境省は3日、国際自然保護連合(IUCN)の専門家が15、16日に本島北部を、17~19日に西表島を現地調査すると発表した。両地域で、IUCN側と地元で活動する環境保護団体、観光業や林業の関係者、住民らとの意見交換の場が設けられる。」
②「一方、翁長雄志知事は現地調査中、IUCN側と新基地建設問題を議論する場を設けるよう求めていたが、環境省は日程が過密で技術的な観点の調査のため『ハイレベルな政策決定者との面会は必要ない』と断り、実現しない。」
③「現地調査では、IUCNの専門家2人が遺産推薦地やその周辺で利用に緩やかな法的制限をかける『緩衝地帯』の区切り方、管理体制などを確かめる。奄美大島、徳之島は12~15日。希少種の生息情報が明らかになるなどの環境負担を避けるため、具体的な調査地は公表されなかった。」


(6)沖縄タイムス-FA18が飛行経路逸脱か 沖縄市・北谷町の広範囲で騒音100デシベル超-2017年10月4日 08:18


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【中部】沖縄市と北谷町で2日午後4時半ごろに米軍機騒音の苦情が相次いだ問題で、北谷町宮城で108・6デシベル、砂辺で108・1デシベルを測定したことが町のまとめで3日分かった。いずれも本年度の最高値。町北玉で105・8デシベル、沖縄市山内でも101・5デシベルと広範囲で爆音が確認された。米軍岩国基地から嘉手納基地に飛来したFA18戦闘攻撃機が飛行経路を逸脱した可能性がある。」
②「100デシベル超えは電車通過時の線路脇に相当するうるささ。騒音の激しかった時間はFA18の旋回や嘉手納基地のF15戦闘機が訓練する様子が目撃された。FA18は3日午後4時ごろ、新たに4機が飛来。全ての機体が左翼にレーザー誘導爆弾(模擬爆弾)を装着していた。」
③「町によると、宮城と北玉の測定局の本年度のこれまでの最高値は70デシベル台。担当者は北玉で100デシベルを超えたことに『少なくとも近年は聞いたことがない。外来機が飛行経路を外れたのが原因ではないか』と述べ、役場から目撃されたFA18の影響との見方を示した。」
④「沖縄市では2日午後4時20分から同30分にかけ、市内六つの測定局のうち5カ所で90デシベルを超えた。知花97・8デシベル、比屋根96・5デシベル、コザ96デシベル、宮里95・1デシベル。市の担当者は山内の100デシベル超えを『ほとんど聞いたことがない高い数値。米軍機の旋回が確認されたので、その影響ではないか』とみている。」
⑤「米軍機の騒音に関する市民の苦情は2日は11件。3日にも市池原の住民から『米軍機がとてもうるさい。米軍に苦情を言ってほしい』との訴えがあった。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-04 18:16 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月3日

「建設海域で希少サンゴが見つかったにもかかわらず県に報告しなかったことなどが『不適切』だとして、工事を停止しサンゴ類の保全対策を県と協議するよう沖縄防衛局に文書で行政指導した。」、と琉球新報。
 翁長雄志沖縄県知事の「防衛局の姿勢は不適切かつ不誠実。承認権者として環境保全措置の実効性を確保する上で見過ごせない。環境保全の視点を欠き、工事進捗(しんちょく)を優先する防衛局の姿勢は大変遺憾だ」との批判は地方自治の本旨に基づく当然の反応。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月3日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-沖縄県、辺野古工事停止の行政指導 希少サンゴ報告なく「不適切」-2017年10月3日 06:30


 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り県は2日、建設海域で希少サンゴが見つかったにもかかわらず県に報告しなかったことなどが「不適切」だとして、工事を停止しサンゴ類の保全対策を県と協議するよう沖縄防衛局に文書で行政指導した。県の立ち入り調査にも速やかに応じるよう求めた。新たに海上運搬に使うことが明らかになった「K9護岸」について事前協議のやり直しも要求した。法的拘束力はない。

 2日会見した翁長雄志知事は「防衛局の姿勢は不適切かつ不誠実。承認権者として環境保全措置の実効性を確保する上で見過ごせない。環境保全の視点を欠き、工事進捗(しんちょく)を優先する防衛局の姿勢は大変遺憾だ」と批判した。今後防衛局が予定している希少サンゴの特別採捕許可申請について、翁長知事は「厳正、かつ適切に対応していく考えだ」と強調した。県によるとこれまで採捕許可が不許可となった例はない。
 今回の希少サンゴやK9護岸の設計変更の可能性が、埋め立て承認撤回につながるかとの問いには「一つ一つ対処しているところ」と述べるにとどめた。
 希少サンゴ発見公表から1週間足らずでの行政指導に翁長知事は「環境保全対策の確実な実施を求めるため、早い方がいいだろうと出した」と説明した。


(2)沖縄タイムス-オスプレイ緊急着陸:「長期居座り」住民懸念 1機石垣離陸も、故障機めどなし-2017年10月3日 07:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【石垣】米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイ2機が石垣市の新石垣空港に駐機し続けている問題で、オイル漏れを起こした機体番号『03』機とは別の『02』機が2日夕、同空港を離陸した。約1時間後、普天間飛行場に着陸したとみられる。『03』は引き続き駐機し、沖縄防衛局によると離陸のめどは立っていない。市民からは『長期間居座り不安』との声が漏れている。『02』はトランスミッションオイルの注入が必要で、『03』とともに9月29日から駐機が続いていた。」
②「米軍は同日、8月にエンジントラブルで大分空港に緊急着陸した機体『11』に資機材を積み、新石垣空港に派遣。午後5時すぎに着陸したが民間空港に一時、オスプレイ3機が駐機することになり、空港は物々しい雰囲気に包まれた。『11』は積み荷を降ろした後に離陸。『02』はエンジンを調整した後、午後6時半ごろに同空港を離れ、午後7時半ごろ普天間飛行場に到着したとみられる。」
③「『02』は当初、フィリピンに向かう予定だった。先月30日、飛来した空中給油輸送機KC130がトランスミッションオイルを積んでおらず、離陸を断念。KC130はオスプレイの乗員約半数を乗せ、フィリピンへ向かった。駐機を続ける『03』は、米兵が右翼エンジンを開け、各部品を布のようなもので拭き取る様子が確認された。」
④「市内で農業を営む花谷史郎さん(35)は『軍が一般空港を平然と利用し続けるのは、日米関係の象徴のよう。島に自衛隊基地ができると日常的になるだろう。不安と恐怖を覚える』と憤った。」


(3)沖縄タイムス-負担軽減どころか障壁? 基地立ち入り1件だけ 環境補足協定締結から2年-2017年10月2日 19:40


 
 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「在日米軍基地の運用を定めた日米地位協定を補足し、土壌汚染などがあった際に地元自治体の立ち入りを認める『環境補足協定』に日米両政府が署名して9月29日で2年がたった。締結当時、両政府は沖縄の負担軽減につながると強調したが、協定運用後に県の立ち入りが認められたのは昨年12月の米軍北部訓練場への調査1件のみ。協定は基地返還の約7カ月前から日本側の立ち入りを認める一方で、返還日が決まってないと適用されないためだ。」
②「協定が障壁となり、道路建設や文化財調査などに遅れが出ており、県関係者からは実効性を疑問視する声が上がっている。」
③「協定を理由に、北谷町と沖縄市を結ぶ県道24号バイパス建設に遅れが生じている。県は2030年度の開通を目指しているが、キャンプ桑江に掛かる区間895メートルで県が求める測量調査などに必要な手続きが進んでいない。バイパスのそばには、大規模災害発生時に住民や観光客が避難できる防災拠点(2ヘクタール)が20年度以降に完成する予定だ。拠点には給食センターや北谷消防署の移転も控えていることから、県幹部は『バイパスが完成しないと、防災拠点の機能が十分に発揮されない』と気をもむ。」
④「また、普天間飛行場の埋蔵文化財を調査できない状況も続いている。普天間飛行場も返還日が決まっていないため『設定日よりも前に立ち入る場合』に当たり、日米両政府間の決定が新たに求められることになった。防衛局を通して調整を続ける担当者は『早めに(調査の)めどが立てるようにしてほしい』と求めた。」
⑤「ある県幹部は、協定締結前は地元と米軍担当部との調整をもって工事を進めることができていたとし『国が間に入ったことで余計にがんじがらめになっている』と批判した。」


(4)琉球新報-「知事も反対している」 ゲート前、市民30人訴え 仮設道路工事進む-2017年10月3日 11:11


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場に伴う名護市辺野古への新基地建設工事で、米軍キャンプ・シュワブのゲート前には3日午前、新基地に反対する市民約30人が座り込み抗議の声を上げた。県警機動隊が市民を排除し、工事用車両61台がゲート内に入った。辺野古の海上でも工事が進められた。」、と報じた。
 また、「2日に翁長雄志知事が防衛局に向け新基地建設工事中止を求める文書を送ったことを受け、市民は『知事も反対している基地だ。沖縄の声を聞け』と訴えた。」、と報じた。
③さらに、「辺野古海上の『K1護岸』建設予定地付近では、仮設道路工事現場の土砂を重機でならす作業が行われた。市民は抗議船3隻、カヌー10艇で抗議を続けている。市民3人がカヌーで浮具(フロート)内に入ったが、海上保安庁に止められた。」、と伝えた。


5)琉球新報-「工事進める考え変わりなし」 防衛相が県に反論 名護市辺野古の新基地建設工事続行を明言-2017年10月3日 12:00


 琉球新報は、「【東京】小野寺五典防衛相は3日の閣議後会見で、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、県が絶滅危惧サンゴの報告遅れなどが『不適切』だとして工事を停止するよう沖縄防衛局を行政指導したことに対し、『適切かつ、不誠実な対応であるとの沖縄県側のご指摘は当たらない』と反論した。その上で『工事を進めていく考えには変わりはない』と工事を続行すると明言した。」、と報じた。
 また、「防衛省は絶滅危惧サンゴを移植する手続きとして、翁長雄志知事に特別採捕許可申請を予定している。一方、県側は特別採捕許可を工事停止の知事権限の一つとみており、慎重に対応する考えをみせている。小野寺氏は工事は埋め立て承認願書に付された留意事項に沿って、環境監視等委員会の指導、助言も受けて『県側と協議を行うなど適切に進めてきた』と正当性を主張した。」、と報じた。


(6)琉球新報-「工事止めサンゴ調査を」 新基地建設で名護市長 衆院選、辺野古への無関心懸念-2017年10月3日 12:36


 琉球新報は、「【名護】名護市の稲嶺進市長は3日午前の定例記者会見で、辺野古の新基地工事を停止してサンゴ類の保全対策を県と協議するよう県が沖縄防衛局に行政指導したことについて『工事を中止して影響を確認する調査をすべきだ』と述べ、沖縄防衛局が県の指導に従うよう求めた。」、と報じた。
 また、「見つかった希少サンゴの大半が死滅していたことに『工事を止めてなぜこうなったのか説明すべきだ』と述べた。工事によるサンゴへの影響については『工事の影響が明らかに想定できると思う』と指摘した。」、と報じた。
 さらに、「衆院選で全国的には、辺野古新基地の問題が主要な争点になっていないことについて、『日本全国民が等しく負担を分かち合うべきだと言ってきた。意図的な排除ではないか。無関心が広がるのを懸念する』と述べた。」、と伝えた。


(7)沖縄タイムス-沖縄県、米国と他国の地位協定検証へ 日米地位協定の不平等鮮明に-2017年10月3日 12:30


 沖縄タイムスは、「謝花喜一郎知事公室長は3日、米国が他国と結んでいる地位協定と日米地位協定の比較、検証の作業に着手する考えを示した。日米間の協定の不平等さを明らかにし、国内での抜本改定への機運を高めることが狙い。県議会9月定例会の一般質問で金城勉氏(公明)の質問に答えた。謝花氏は『本年度予算を活用して検証し、分かりやすく示したい』と述べ、近く作業に着手する考えを明らかにした。外部に委託し、各協定の英語の原文を検証する方針だ。」、と報じた。
 また、「翁長雄志知事は地位協定改定に関する全国知事会での議論に触れ『改定の理念には理解を頂けるが、現実感がない』と理解が深まっていない現状を説明。その上で、全国的な議論の盛り上がりに向け『共通の価値観を持つなど工夫したい』と述べ、引き続き改定を求めていく考えを示した。」、と報じた。


(8)沖縄タイムス-辺野古新基地:抗議の市民を2度強制排除 工事車両110台が基地内へ-2017年10月3日 13:39


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では3日午前、新基地建設に反対し座り込みを続ける約30人の市民らを機動隊が2度強制排除し、工事用車両計約110台が基地内へ入った。市民らは『われわれの権利を弾圧するな』『きれいな海を埋め立てさせない』などと訴えた。宜野湾市から参加した60代の男性は『最近は司法も政府と一体となって人権を弾圧している。理不尽さを感じる』と悔しそうに話した。」、と報じた。
 また、「一方、シュワブ沿岸の『K1』護岸予定地付近では、新基地建設に反対する市民5人が午前10時すぎと11時半すぎの計2回、カヌーでフロートを乗り越え抗議。間もなく海上保安庁に拘束された。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-石垣空港のオスプレイ、整備続く 離陸のめど立たず-2017年10月3日 13:51


 沖縄タイムスは、「沖縄県米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイが石垣市の新石垣空港に駐機している問題で、米軍は3日午前、オイル漏れがあった機体番号『03』の整備を続けた。主要な部品は1日に取り外したままで、離陸のめどは立っていない。米兵らは午前8時半から整備を始め、エンジン内の部品を布で拭いてオイルをぬぐい取り、パネルを取り付ける作業にあたっていた。『03』機はフィリピンの演習に向かう途中で警告ランプが点灯し、新石垣空港に緊急着陸。同時に駐機した僚機の『02』は2日夕、同空港を離陸し、普天間飛行場に戻ったとみられる。」、と報じた。


(10)沖縄タイムス-「漁業権は消滅」総事局、石垣港で岩礁破砕許可申請せず 県が行政指導へ-2017年10月3日 12:05


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「大型クルーズ船受け入れに向けた石垣港の整備事業を巡り、沖縄総合事務局は岩礁破砕許可が切れる10月中旬以降も県に許可を申請せずに工事を進める方針であることが2日、分かった。総事局は理由について、名護市辺野古の埋め立て海域と同様に、地元漁協が漁業権を放棄したことを挙げている。県は、県漁業調整規則に違反するとして近く、行政指導に踏み切る。」
②「八重山漁業協同組合は、6月24日に総会を開き、石垣港の岸壁の一部と防波堤の一部を建設予定の計2950平方メートルの漁業権を放棄することを可決。総事局は、可決をもって漁業権が消滅したとの見解で、許可が切れても新しく申請しない方針。3年前には漁協が漁業権を放棄した岸壁と防波堤も許可申請していた。前回との違いに『前回の担当者は詳しく理解していなかった』と述べた。」
③「県は9月15日に、工事継続のためには新たな許可申請が必要だと文書で指摘。総事局は9月25日、水産庁がことし3月に全国の知事に示した見解を根拠に、漁業権は消滅していて許可を受ける必要がないと回答した。」
④「県は7月、名護市辺野古の新基地建設で、知事に無許可で岩礁破砕を進めるのは県漁業調整規則に違反しているなどとして、国を相手に工事の差し止めを求める訴訟を起こしている。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-03 18:23 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月2日

 1万8934回。14年度の1万3638回よりも約4割(5296回)増加。 
この数字が、沖縄の負担軽減と言いくるめる日本政府の偽りを暴く。
これは、「米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)のある名護市久志、宜野座村城原、東村高江と伊江村西崎で、2016年度に騒音測定器で計測された60デシベル以上の騒音回数の合計」、と琉球新報。
「5年前に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米軍普天間飛行場に配備されて以降、本島北部と伊江島のヘリパッドでオスプレイの訓練が常態化」、とも。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月2日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-オスプレイ、石垣駐機長期化も 部品取り換えか-2017年10月2日 06:10


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【石垣】石垣空港に9月29日から駐機を続ける米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸送機MV22オスプレイ2機は1日、空港にとどまったまま離陸することはなかった。一方、トラブルを起こしたとみられる機体番号『03』を米兵らが点検し、部品を取り外すなど整備する様子が確認された。『03』機は、部品の取り換えが必要とみられ、駐機は長期化する可能性もある。」
②「『03』の周辺には午前11時半ごろから整備兵ら5~6人が集まり始め、機体右側のエンジン部分のカバーを開け、漏れ出したオイルの拭き取りや点検を開始した。同50分ごろに円筒状の大型部品を取り外したことを皮切りに、午後1時半ごろまでの約2時間の作業で4個の部品がエンジンから外された。」
③「一方、機体番号『02』機は、9月30日に離陸予定だったがトランスミッションオイルの不足などによって1日も離陸しなかった。この日、『02』機は特段整備をしている様子はみられなかった。米軍は午後1時半、同日の全ての作業が終了したと沖縄防衛局に通達した。」


(2)琉球新報-北部4市村で米軍機騒音4割増 高江小付近激増7.5倍 名護市・防衛局調査-2017年10月2日 06:20


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【北部】米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)のある名護市久志、宜野座村城原、東村高江と伊江村西崎で、2016年度に騒音測定器で計測された60デシベル以上の騒音回数の合計が1万8934回と、14年度の1万3638回よりも約4割(5296回)増加したことが沖縄防衛局と名護市の調査で分かった。5年前に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが米軍普天間飛行場に配備されて以降、本島北部と伊江島のヘリパッドでオスプレイの訓練が常態化している。住民は「新基地ができるとさらに騒音が激化するのでは」と今後の暮らしに不安を感じている。」
②「沖縄防衛局は宜野座、東、伊江の3村に、名護市は米軍キャンプ・シュワブ周辺7カ所に独自で騒音測定器を設置している。3村4地点を結んだ三角形を中心に、米軍の訓練が頻繁に行われている。複数の測定地点のうち、最も騒音回数の多かった4地点のデータを用いて分析したところ、宜野座村城原区では、90デシベル以上の騒音が14年度の103回から16年度は316回と約3倍になった。90デシベルは騒々しい工場内や、カラオケ店内のうるささに近いといわれる。」
③「東村立高江小学校がある東村高江区牛道(うしみち)では、13年度の騒音回数が918回だったのに対し、16年度は6887回と約7・5倍に激増した。東村高江の米軍北部訓練場では、15年1月にN4地区が、今年7月にN1、H地区のヘリパッドの運用が始まった。」
④「伊江村西崎では、90デシベル以上の騒音が13年度の157回から15年度には234回になった。16年度は148回だった。名護市久志では、13年度の騒音回数が1274回から16年度が1470回と、右肩上がりに推移した。」


(3)琉球新報-「ニュース女子」訂正なし 東京MX30日特番 賛否の意見紹介-2017年10月1日 09:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】東京メトロポリタンテレビジョン(MX)の番組『ニュース女子』が、県内の基地建設反対運動に取り組む市民らをテロリストに例えるなどの内容を報じた問題で、東京MXは30日夜、報道特別番組『沖縄からのメッセージ~基地・ウチナンチュの想い』を放送した。番組は沖縄の歴史に沿ったり、高江のヘリパッド建設や辺野古での新基地問題を巡る反対・容認双方の声を取り上げたりした。しかし、ニュース女子が報じた事実関係の真偽などには踏み込まず、訂正や謝罪などはなかった。」
②「MXは『検証番組ではない』と前置き。『沖縄と本土の歴史について考えの違いを伝える』目的で制作をジャーナリストの吉岡攻さんに依頼した。吉岡さんは地元沖縄の人々20人以上のインタビューを番組で流した。」
③「琉球王国時代の非武の文化からひもとき、沖縄戦や米国統治下の土地接収、コザ騒動、日本復帰など節目の出来事を振り返った。少女乱暴事件、米軍普天間飛行場の返還合意、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備、高江や辺野古の問題に至る経緯や県民の基地への反発、複雑な思いについて、反対・容認、双方の人のコメントを拾って報じた。」
④「ただ、『ニュース女子』を巡っては、基地反対市民が『救急車を止めた』『米軍基地に反対という声は大多数の人からは聞かない』『反対市民は2万円の日当をもらっている』などと報じたことに対して『虚偽だ』との批判がある。しかし、特番では『救急車を止めた』という事実について、地元消防署が『誰が乗っているのかとの確認のために止められたことはある』としたコメントを紹介し、救急車の走行を妨害した事実はないことは報じたものの、コメントだけの内容にとどまった。日当についても、反対住民の『もらっていない』との発言を拾っただけだった。新基地建設への反発が強い民意にも触れたが、ニュース女子での報道には言及はなかった。」


(4)琉球新報-「米軍なき安保」探る 自衛隊を活かす会に140人-2017年10月1日 10:52


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「平和憲法の精神を生かした自衛隊の活用や安保政策を考えようと『沖縄から模索する日本の新しい安全保障』(自衛隊を活かす21世紀の憲法と防衛を考える会主催)が30日、那覇市の青年会館で開かれた。約140人が来場した。柳沢協二元内閣官房副長官補、伊勢崎賢治東京外語大教授、渡辺隆元陸上自衛隊東北方面総監、加藤朗桜美林大教授、伊波洋一参院議員の5人が登壇し、在日米軍の『抑止力』を前提としない安保政策の可能性などについて意見を交わした。」
②「柳沢氏は『脅威』や『危機』を考える視点について、『日本にとっては尖閣が中国に奪われるか否かの【主権の戦争】だが、米国にとってはアジア太平洋地域での米国主導の覇権が維持できるかどうかの【覇権の戦争】だ』とし【この二つは完全には重ならない】と分析。武力攻撃をとなえる声が出てきた時に『それは誰のための、何を守る戦争なのか。そこに【日本】という要素がどれくらい含まれているのかを考えるべきだ』と指摘した。
③「伊勢崎氏は朝鮮半島の問題を解決するには国連軍の名を借りて米軍が南北国境沿いに駐留している現状を変える必要があると指摘し『米軍は土俵から出ていき、韓国と北朝鮮という当事者同士で向き合うべきだ。ドイツなどの中堅国が国連安保理にその動議を出すべきだ』と話した。」
④「渡辺氏は、米国と中国の軍事力が均衡する地点が、韓国から現在はグアムに移りつつあるとし『そのような状況下で、米軍が対中戦略を考える際、沖縄では近すぎるのでグアムまで下がるという声が出てくるのも極めて妥当だ』と述べた。」
⑤「加藤氏は『米中が和解したらこの地域には平和が訪れる。その時、米中二国覇権体制下で日本はどういう位置をとるのかを考える必要がある。日本人の覚悟の問題だ』と提起した。」
⑥「伊波氏は、米軍や自衛隊による“離島奪還訓練”が当然のように報道される現状について『離島を奪還するということは、米軍が沖縄を守れなかったことを意味する。そこを問題視する声がない』と危機感を示した。」


(5)沖縄タイムス-沖縄県、「核配備」を外務省に照会 報道巡り計14項目-2017年10月2日 08:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍統治下の沖縄に最大1300発の核ミサイルが配備されていたなどと放映したNHKの番組『沖縄と核』について、翁長雄志知事は9月27日の県議会代表質問で、『大きな衝撃を受けている』と感想を述べた。外務省内部文書で日本への核持ち込みの事前協議制度に『沖縄を含まない』と明記されていたことに『オスプレイ配備や辺野古新基地建設などの重要案件を(県民の)頭越しに決める現在の日本政府の姿勢は米軍統治下時代と変わりなく、強い憤りを禁じ得ない』と不快感をあらわにした。」
②「吉田勝廣政策調整監は、NHK報道について13項目を外務省に照会したと説明。(1)復帰前の沖縄への核ミサイル配備(2)沖縄への海兵隊移転の理由は核配備(3)伊江島で1960年に起きた模擬弾爆発で住民死亡(4)59年の核弾頭搭載ミサイル誤射(5)核持ち込みの事前協議に「沖縄を含まない」-といった報道内容の事実関係を確認している。また、2015年3月の沖縄タイムスの記事『62年のキューバ危機時、沖縄の核ミサイルに誤った発射命令が出た』に対する事実関係を照会している。」
③「回答期限を定めていないが、吉田氏は『早急な回答を求め、対処する』と述べた。狩俣信子県議(社民・社大・結)への答弁。」


(6)沖縄タイムス-翁長知事が意見陳述へ 辺野古訴訟、今月10日に第1回弁論-2017年10月2日 09:10


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めている訴訟の進行協議が9月29日、那覇地裁(森鍵一裁判長)であり、翁長雄志知事が10日の第1回口頭弁論で意見陳述をすることが決まった。県側代理人弁護士2人も陳述する。」、と報じた。
 また、「県側は国側が9月29日までに、県側が求めた漁業権解釈の説明を求める求釈明に対して、『回答する必要がない』と返答したことを明らかにした。同日は、破砕を伴う工事の一時的な禁止を求める仮処分の第2回審尋も地裁で開かれた。次回の審尋は、本訴訟の第1回弁論後に開かれる予定。」、と報じた。


(7)沖縄タイムス-基地引き取り運動「全国に広がれば…」 東京で集会、沖縄からも訴え-2017年10月1日 16:02


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】沖縄の米軍基地の引き取り運動をしている市民団体『沖縄の基地を引き取る会・東京』は30日、都内で公開集会を行った。沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で連日、抗議活動をしている岸本セツ子さん(78)=那覇市=と知念栄子さん(73)=豊見城市=が上京して参加し、『日米安保体制が必要なら、本土で平等に基地を引き受けて』と訴えた。」
②「岸本さんは、都道府県別の基地面積の比率が示された自家製のプラカードを持参。沖縄が突出している現状に『これが公平ですか。なぜ沖縄県民だけが差別されないといけないのか』と問い掛けた。」
③「知念さんは『全国各地で引き取り運動が増えれば、政府も【辺野古が唯一】と言えなくなるのでは。ぜひ風穴をあけてほしい』と期待した。」
④「高橋哲哉東大大学院教授が講演し、基地引き取り運動に向けられる批判や異論をどう論破すればいいのか、持論を語った。集会には約100人が参加し、耳を傾けた。」


(8)沖縄タイムス-抗議市民ら60人が辺野古座り込み 機動隊の強制排除、車両122台が搬入-2017年10月2日 13:15


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では2日午前、新基地建設に反対する市民らが抗議の座り込みを続け、機動隊が市民らを2度強制排除した。資材を積んだ工事車両計122台が基地内に入った。市民らは『違法な工事は今すぐやめろ』と抗議。午前中は最大約60人の市民が座り込んだ。一方、辺野古崎西側の『N5』護岸予定地では仮設道路の工事が進み、市民らはカヌー12艇を出して、抗議の声を上げた。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-オスプレイ緊急着陸:沖縄副知事、トラブル続きを問題視 外務・防衛に抗議-2017年10月2日 13:20


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県石垣市の新石垣空港に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属のMV22オスプレイ2機が緊急着陸した問題で、富川盛武副知事は2日午後、県庁に外務省沖縄事務所の川田司大使と沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長を呼んで抗議し、改めて飛行中止を申し入れた。」
②「富川氏は、県民へ不安を与え、米軍の安全対策へ大きな疑念を抱かせたとし『極めて遺憾』と批判。事故やトラブルのたびに原因究明や飛行中止を求めているにもかかわらず、十分な説明なしに飛行を継続する米軍と、容認する日本政府の姿勢に『怒りを禁じ得ない』と強く非難した。」
③「川田氏は事故後、在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官へしっかりと整備点検を実施するよう申し入れたと説明。中嶋氏は新石垣空港に駐機している2機に関し『できるだけ早く整備を終わらせないといけない』との考えを示した。」
④「また県は、オスプレイの事故、トラブルが続いていることを問題視し、米軍の他機種の事故やトラブル回数のデータ提供を求めた。中嶋氏は会談後記者団に『検討する』と述べた。」


(10)沖縄タイムス-辺野古の資材搬入、海上メインに 防衛省、1日2隻を想定-2017年10月2日 11:45


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】防衛省の担当者は9月28日、辺野古新基地建設で石材などの資材を海上から搬入する計画について、1日あたり2隻の台船稼働を想定していると明かした。海上搬入をメインにしつつ、大型トラックの陸上搬入も考えているという。参院議員会館で開かれた『美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会』や国際環境NGO『FoEJapan』など主催の会合で答えた。」
②「防衛省の担当者は『100メートルまで延伸しているK9護岸先端に台船を接岸させてから搬入するのは一つの選択肢としてある』と述べた。また、この他に海上から陸揚げする別の方法も併せて検討していると伝えた。」
③「埋め立て用の大型ケーソン(コンクリート製の箱)の仮置き場として設置予定だった海上作業ヤードについては、造成の取りやめではなく『ケーソンの設計や製作の状況などを見つつ、海上ヤードの工事にいつ着手するかは今後の検討になる』と発注時期を見極める考えを示した。」





by asyagi-df-2014 | 2017-10-02 17:38 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧