2017年 10月 07日 ( 2 )

沖縄-辺野 高江-から-2017年10月7日

 「陸上自衛隊が10、11月に在沖縄海兵隊の水陸両用訓練に参加すると発表 」(沖縄タイムス)。
沖縄県議会が意見書で海兵隊の撤退を要求する中での「日米の関係強化」とは何なのか。
 そこにあるのは、米軍再編の名による自衛隊の強化・拡大に過ぎない。
 「辺野古が唯一」もそのためにあるのではないか。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年10月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-陸自90人、米海兵隊の訓練に参加へ 沖縄で10・11月-2017年10月7日 05:55


 沖縄タイムスは、「陸上幕僚監部は9月29日、陸上自衛隊が10、11月に在沖縄海兵隊の水陸両用訓練に参加すると発表した。金武町のブルービーチと周辺海域、ホワイトビーチなどで訓練する。二次に分け、一次は10月10~20日で第8師団など40人、二次は同16日~11月3日に第15旅団など50人が参加する。隊員の戦術技量の向上と、日米の関係強化を図るのが目的。」、と報じた。


(2)琉球新報-「緩やかにしなやかに闘い抜こう」 辺野古ゲート前に千人 新基地建設に抗議の拳-2017年10月7日 14:09


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、オール沖縄会議は7日正午、ゲート前県民大行動を名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で開き、約千人(主催者発表)の市民らが座り込んだ。市民らは『新基地建設を強行する政府が許せない』などの声を上げながら、新基地建設反対を訴えた。」
②「オール沖縄会議は毎月第一土曜日に県民大行動を開き、千人以上の座り込みを目指す。日米両政府をはじめとする県内外に新基地建設反対をアピールすることが目的だ。第一土曜日の県民大行動は今回が初開催。」
③「市民らは午前9時時点で150人以上がゲート前に座り込んでいた。集会開始時間の正午前には県内各地から市民らが続々と集まりだし、ゲート前やテント内に座った。正午になると、国道329の両歩道を覆うように市民らが並び、集会が始まった。稲嶺進名護市長やオール沖縄会議現地闘争部の山城博治氏らが登壇し、あいさつした。」
④「稲嶺進名護市長は新基地建設に関して『日本政府はわれわれの話を聞こうともしない、言おうともしない』と話し、沖縄の声が届いていない現状を指摘。『地域を、日本の民主主義を、地方自治を守るために一人一人頑張っていきましょう』と新基地建設反対を呼び掛けた。」
⑤「オール沖縄会議現地闘争部の山城博治部長は『心折れることなく緩やかにしなやかに笑顔で歌って、権力を笑い飛ばし、私たちの(非暴力)の闘いを続けて行こう』と強調した。集会の最後には、市民らは新基地建設反対に向けて『頑張るぞー』と拳を空に向けて突き上げた。」


(3)琉球新報-サンゴ近種に褐虫藻 琉大チーム科学誌発表 白化防止に期待-2017年10月7日 12:41


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「琉球大学理学部のジェイムズ・ライマー准教授らは、沖縄近海に生息するサンゴの近種『イワスナギンチャク』の体内に生息する微生物『褐虫藻』が4種類いることを突き止めた。3日、米科学誌『PeerJ』に発表した。褐虫藻は水温の変化に非常に敏感で、海水温が高くなると死んでしまい、サンゴの白化の原因になる。ライマー准教授は『沖縄近海のサンゴ礁の多様さを示す結果だ』と話す。将来的には、サンゴの白化防止策にもつながりそうだ。」
②「ライマー准教授らは2012~15年にかけて沖縄本島内の8カ所と奄美大島の1カ所の海域で褐虫藻を採取して、DNAの違いを分析した。ライマー准教授は『水温差がほとんどない本島内の各地域で、4種類の褐虫藻が見つかった。予想より細かく環境が分かれていることが分かった』と解説。『サンゴの保護も県内一様でなく、多様性を考慮した方法が必要になる』と強調した。」
③「研究には当時、理学部の学生だった野田肇子さんも携わった。野田さんは『一見同じように見える生き物でも遺伝子レベルの違いが見られ、沖縄の生物多様性の高さに改めて驚かされた』と感想を述べた。また『小さな環境の違いでも、生物にとっては大きな変化となり得ると知ってほしい』と話す。」
④「ライマー准教授らは現在、嘉手納町水釜の海域で調査を進めている。ライマー准教授は『学生たちと調査を進めて、褐虫藻の多様性の要因を突き止めたい』と意気込んだ。」


(4)沖縄タイムス-辺野古、砕石投下で粉じん舞う 「N5」護岸予定地-2017年10月7日 14:01


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設現場『N5』護岸予定地付近で7日午前、ダンプカーが砕石を投下した際、周囲に白い粉じんが舞う様子が確認された。砕石は根固め袋材にかぶせた黒いシートのようなものの上に投下された。海水の白濁は確認されていない。海上で基地建設に抗議する市民らは『石材の洗浄がされていない。違法だ』と声を上げた。沖縄防衛局は以前本紙に対し『採石場でダンプトラックに積んだ石材を150秒間洗浄している』と説明している。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-「海兵隊の隠蔽体質を変えたい」 オスプレイ事故 提訴した米共和党議員の思い-2017年10月7日 12:51


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米アリゾナ州で2000年4月に19人の死者を出した米海兵隊垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイの墜落事故をめぐり、米下院議員と遺族らが情報の自由公開法に基づき3日、事故に関する情報の公開を求めて国防総省を提訴した。『都合の悪い事実は隠すという海兵隊の隠蔽(いんぺい)体質の文化を変えたい』と議員らは提訴に至った経緯を語った。」
②「与党共和党のウォルター・ジョーンズ下院議員は、海兵隊基地を擁するノースカロライナ州選出。操縦士の技量不足が19人の命を奪ったとの汚名をそそぎたい、遺族から真相究明の協力要請を受け、14年前から調査に乗り出した。」
③「ジョーンズ氏は海兵隊側との長いやりとりを振り返り、『なぜ操縦士のミスだと判断できたのか納得できる回答は得られなかった。昨年、ワーク国防副長官(当時)から、事故原因は操縦士の技量不足だけではなかったとの文書が届いたが、真相解明には程遠かった』と述べ、闘いを法廷の場に移した理由を語った。」
④「今回、国防総省を提訴したのは、ジョーンズ議員と操縦士2人の遺族ら計5人と1団体。事故当時の調査結果や海兵隊内部のやりとりの記録など、事故に関する情報公開を要求する中で、焦点となっているのが当時、海兵隊トップだったエイモス総司令官らのやりとりをめぐる文書だ。」




by asyagi-df-2014 | 2017-10-07 17:42 | 沖縄から | Comments(0)

ハンギョレが伝える「元慰安婦ハルモニ」撮り続ける日本在住韓国人写真家安世鴻(アン・セホン)氏 のインタビュ-。

 ハンギョレは2017年10月1日、「慰安婦問題は韓国と日本の間だけの問題ではなく、アジア全体の問題という点を知らせたいです」との安世鴻さんの声を次のように伝えた。


「30日、東京新宿区の慰安婦被害者写真展展示場で会った日本在住写真家の安世鴻(アン・セホン)氏 (46)は、東南アジアまで行き慰安婦被害者たちの写真を撮っている理由について、こう語った。『重重ー消せない痕跡II~アジアの日本軍性奴隷被害女性たち』という名前で開かれるこの展示会は、今月9日まで開かれる。安氏は展示のために昨年、フィリピン13人、インドネシア15人、東ティモール2人など計30人の日本軍慰安婦被害者に会い、証言を聞いて写真を撮った。1996年、雑誌社記者時代に『ナヌムの家』を訪問したことをきっかけに、慰安婦被害者に会いはじめたという。以降、中国居住の韓国慰安婦被害者たちの写真を撮り、その後は東南アジアへ赴いて取材を行った。これまで取材した被害者は合わせて129人に上る。今回の展示の準備のために韓国と日本でクラウドファンディングを行い、韓国で1050万ウォン(約105万円)、日本で59万円が集まった。『日本の人たちと話をしてみると、慰安婦被害者が韓国と中国のほかにもいるという事実自体を知らない場合が多いです』」


 ハンギョレはこう続ける。


(1)「彼の作業は2012年、元慰安婦ハルモニ(おばあさん)のニコン写真展の中止事件のため、さらに注目をあびた。彼は日本の市民社会の支援を受け、法廷闘争を繰り広げて勝訴した。日本の裁判所はニコンが慰安婦写真展を取り消した処置が不当だとし、2015年に確定判決した。」
(2)「彼は12・28慰安婦合意以降、日本の一般人たちの認識の変化を肌で感じていると話した。『合意以前は【申し訳ない】と言う人が多かったが、今は解決した問題だという声が多いです。そういうときは、合意で被害者の苦痛が消えるわけではないと答えます』。展示場の方にも右翼と推定される人々が『(展示場の運営者は)本当に日本人か』『なぜ性奴隷という表現を使うのか』と、展示を妨害する電話をかけ続けていると彼は話した。」
(3)今回の展示には、証言集と動画を追加した。東ティモールのマルチナ・マデイラ・ホアル(87)さんは『12歳の時、日本軍に連行された。後に姉も(慰安婦として)連れて行かれた事実を知った。そのときのことを考えるだけで頭が痛い』と証言した。フィリピンのルシア・ルリーズさん(87)も姉と一緒に日本軍に連行されたと証言した。今回の展示には、昨年94歳で中国で亡くなったイ・スダンさんが赤ちゃんの人形を抱えている写真も展示されている。中国人の夫との間に子どものいなかったイさんは、晩年に赤ちゃんの人形を抱いて暮らした。」


 ハンギョレの記事は、「被害者のおばあさんたちは、もう会っても話がしづらくなっており、今後この作業は5年以上続けるのが難しそうです。公共の場所に記録として保存したいが、具体的な方法がわかりません」、との安世鴻さんのインタビューで終わっている。




by asyagi-df-2014 | 2017-10-07 08:47 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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