2017年 09月 24日 ( 2 )

沖縄-辺野 高江-から-2017年9月23・24日

 沖縄県の伊江村議会は、定例会で米軍普天間基地所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行中止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決。 
「抗議決議は駐日米大使や在日米軍沖縄地域調整官らへ、意見書は首相や防衛相、外相らへ送られる」、と琉球新報。
 この真剣な抗議を日米両政府は、真摯に受け取らなければならない。問われているのは、両国だ。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年9月23・24日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-オスプレイ飛行中止求める 伊江村議会が決議-2017年9月22日 17:43


 琉球新報は、「【伊江】伊江村議会(島袋義範議長)は22日、定例会で米軍普天間基地所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの飛行中止などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。 抗議決議と意見書では、6月に伊江島で緊急着陸したオスプレイと同一機が8月にも大分に緊急着陸したことや、オーストラリア沖で墜落事故があったことに触れ「米軍の整備体制や安全管理への取り組みに疑問を持たざるを得ず、強い憤りを覚える」と批判した。オスプレイ飛行の即時中止と事故原因の究明や、日米地位協定の抜本的な改定を求めた。抗議決議は駐日米大使や在日米軍沖縄地域調整官らへ、意見書は首相や防衛相、外相らへ送られる。」、と報じた。


(2)琉球新報-沖縄県、パラシュート降下訓練に抗議 県民の憤りと不安伝える-2017年9月22日 16:10


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【中部】県の謝花喜一郎知事公室長は22日、米軍嘉手納基地に第18航空団副司令官のリチャード・タナー大佐を訪ね、米軍が21日に嘉手納基地内でパラシュート降下訓練を実施したことに抗議し、今後同飛行場でのパラシュート降下訓練を実施しないよう求める抗議文を手渡した。」
②「謝花公室長は県民が同訓練に反対する背景を、時系列に沿ってタナー大佐に説明した。復帰前にパラシュート降下訓練でトレーラーが落下し少女が犠牲になった事故などを挙げて、21日の同訓練強行に県民が強い憤りと不安を抱えていることを訴えた。」
③「要請に対してタナー大佐は『15日の発表以前から(嘉手納基地でパラシュート降下訓練をしない方法を)考えたができなかったので、県民には15日の時点で21日やることを伝えた』と説明があったという。」
④「謝花公室長は『これまで伊江島で実施し嘉手納基地では控えられていた訓練が、今年になって連続して行われていることに納得がいかない。今後、同様のことがないよう司令官に伝えるよう強く申し入れた』と話した。」
⑤「米軍は21日、県や地元自治体が訓練中止を求める中、今年3度目となるパラシュート降下訓練を嘉手納基地内で実施した。日米両政府は日米特別行動委員会(SACO)最終報告で降下訓練を伊江島補助飛行場に集約すると合意し、2007年の日米合同委員会で嘉手納基地の降下訓練使用を例外的な場合に限って認めると追加合意している。」


(3)沖縄タイムス-岩国所属FA18、嘉手納に7機飛来 沖縄近海で訓練か-2017年9月22日 21:18


 沖縄タイムスは、「【嘉手納】米軍嘉手納基地に21日、岩国基地(山口県)所属の米海兵隊FA18戦闘攻撃機7機が飛来した。目撃者によると午前11時58分ごろに4機、午後1時36分に3機が着陸。沖縄近海での訓練が目的とみられる。FA18を巡っては岩国所属機が8月25日、宜野湾市新城の普天間第二小学校で『自動車のクラクション(前方2メートル)」に相当する最大111・4デシベルの爆音をとどろかせ、市に苦情が9件寄せられた。また昨年12月には高知沖で墜落してパイロットが死亡、機体は全損する事故が起きている。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-国際通り交通規制の不発弾処理、無事終了 那覇市松尾-2017年9月23日 11:25


 沖縄タイムスは、「那覇市松尾2丁目の工事現場で見つかった米国製50キロ爆弾1発の不発弾処理が23日午前11時14分、無事に終了した。国際通りの一部を含む、処理現場から半径166メートルの立ち入り禁止は解除された。市によると、国際通りの規制を伴う不発弾処理は2004年9月以来、13年ぶり。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-【解説】違反問えぬ政府の弱さ露呈 嘉手納基地パラシュート訓練-2017年9月23日 13:01


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「小野寺五典防衛相は21日に実施された米軍嘉手納基地でのパラシュート降下訓練について『SACO(日米特別行動委員会)合意に沿わない』と合意違反を示唆したものの、『違反』と厳しく指摘することは断固として避けた。米軍の強行的な運用に強く『待った』をかけられない日本政府の弱さが改めて浮き彫りになった。」(東京報道部・大城大輔)
②「小野寺氏は記者会見で『訓練はSACO合意違反か』と繰り返し問われ、あくまで『(合意に)沿わない』という言葉で返し続けた。法律や罰則規定がある場合に使う『違反』という言葉より、『適当な言葉遣い』と説明した。だが、嘉手納での訓練中止を求める日本政府の意志が、米側にどれほど伝わっているのか疑問だ。」
③「翁長雄志知事や地元首長がそろって上京し、8月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)での解決を求めた異例の抗議を受け、小野寺氏はマティス米国防長官らに沖縄の『懸念』を伝えた。だが、米側には抗議というより『日米が今後も沖縄の基地を共同で使用していくための【協力要請】』に映ったという。」
④今回も米側にはSACO合意に従い、伊江島補助飛行場で訓練するべきだとの考え方は伝えていた。しかし、またしても嘉手納で訓練を強行されたことからすれば、米側に重く受け止められていたとは言い難い。知事がこのところ『当事者意識をもって』と繰り返していることが、現状を示しているのではないか。」


(6)沖縄タイムス-宮古島陸自:城辺保良住民らが反対の会 弾薬庫配備報道で-2017年9月24日 19:55


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県宮古島への陸上自衛隊配備で、防衛省が宮古島市城辺保良(ぼら)の採石場『保良鉱山』地対空、地対艦ミサイルの弾薬庫配備を検討しているとの本紙報道などを受け、城辺地域の住民8人が23日、『ミサイル・弾薬庫配備反対!住民の会』を発足した。同日、市内で会見し、配備に反対する声明文を発表した。」
②「防衛省が保良鉱山への配備を決定してからでは計画を覆すのは難しいとして検討段階での反対を訴え、断念につなげる方針。また、海上保安庁が保良鉱山から約1・3キロ東の国有地に射撃訓練場の整備を予定していることから、声明では同訓練場にも反対している。」
③「共同代表は城辺保良在住の平良長勇さんと下地博盛さん、城辺新城在住の仲田繁市さんの3人。保良集落や隣接する七又集落の住民を中心に加入を呼び掛け、署名集めやアンケートなどを実施する。平良共同代表は『新聞報道で不安を持っている住民が多い。組織づくりを進め、反対の意思を伝えていきたい』と話した。」


(7)沖縄タイムス-[詩歌の本]芝憲子詩集「沖縄という源(みなもと)で」 揺るがず貫く反戦平和-2017年9月24日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「著者の芝憲子は東京生まれ。沖縄に移り住んだのは復帰の年、以来45年間、沖縄の歳月を自らの歳月として刻んできた。本詩集は9冊目の詩集だ。第1詩集は東京で発行したものだが第2詩集『骨のカチャーシー』以降は沖縄で発行されている。本詩集でもそうだが、芝憲子の詩人としての姿勢は明確だ。『反戦平和』である。沖縄に移り住んで沖縄戦の悲劇に出合い基地被害の実態を知って以来、一貫して詩人の姿勢は揺らぐことがない。詩は『詩人会議』『詩と思想』『民主文学』などに発表される。本詩集もこれらに発表された詩を編纂(へんさん)したものだ。決意や心情が衒(てら)いのない言葉で潔く述べられている。詩人特有の比喩や文学的修辞は味わい深い。」
②「沖縄では1950年代に『琉大文學』に拠(よ)った詩人たちが島ぐるみの土地闘争のただ中で戦闘的な詩作品を書いた。今日の沖縄もそのような状況を彷彿(ほうふつ)させる。島ぐるみの反基地闘争のただ中にある。本詩集にも時代と対峙(たいじ)する詩が多数あるが、同時に人間の心の奥深くまで錨(いかり)を下ろして実存的な問を放さない詩の重さがある。民衆に寄り添い背後の闇まで照射する生活者としての言葉が躍動している。これがいい。逆説的に言えば、本詩集を読むことを通して沖縄を取り巻く状況が直接的な表現を求めるほどに緊迫していることが理解できる。」
③「本詩集の特徴の一つに、これまで以上に物事を相対化する視点と詩世界の時間と空間を広げたことがあげられる。沖縄での歳月が詩人をこの地点に行き着かせたのだろう。射程の長い好感のもてる詩はたくさんある。特に『ペ・ポンギさんの小鍋』は、『辺野古』や『高江』などが頻繁に出てくる詩群の中でも異彩を放っている。詩は様々(さまざま)な衣装をまとうが政治の言葉に対峙できるという力強いメッセージを感じることができる。同時に芝憲子の詩人としての現在と、私たちへの連帯のメッセージも強く感じられる。」(大城貞俊・作家、大学非常勤講師)
④「【著者プロフィール】しば・のりこ 1946年東京生まれ、那覇市在住。72年4月、那覇市に転居。79~81年は英国、2001~02年はニュージーランドと豪州に居住。「東京の幽霊」「海岸線」など詩集多数」




by asyagi-df-2014 | 2017-09-24 20:48 | 沖縄から | Comments(0)

原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働への審査で、東京電力の「適格性」を条件付きで認める。(3)

 毎日新聞は2017年9月21日、表題について次のように報じた。


(1)原子力規制委員会は20日の定例会に東京電力の小早川智明社長ら経営陣を呼び、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査に関連して3回目の意見聴取をした。小早川社長は自ら先頭に立って原発の安全性向上に取り組むことなどを原発の保安規定に盛り込むことを了承し、規制委は東電が原発を再び運転する適格性を認める方針を決めた。
(2)焦点だった東電の適格性を巡る議論が決着したことで、規制委は近く6、7号機が新規制基準に適合したことを示す審査書案をまとめる。ただし、新潟県の米山隆一知事は再稼働に慎重な姿勢を示しており、稼働時期のメドは立たない。
(3)規制委は東電が重大事故を起こしたことを重視し、通常の技術審査に加えて原子力事業者としての適格性を見極める異例の対応を取った。この日の定例会で、原発の運転手順などを定める保安規定に安全性向上や福島第1原発の廃炉に取り組む姿勢を明記するよう東電に求めた。小早川社長は「将来にわたり適格性を維持するよう努めていく」と応じた。
(4)保安規定は規制委の認可が必要で、違反した場合は規制委が是正を求めたり、悪質な場合は運転停止を求めたりできる。




by asyagi-df-2014 | 2017-09-24 06:45 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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