2017年 09月 06日 ( 2 )

沖縄-辺野 高江-から-2017年9月6日

結果は、「沖縄でよかった」で終わらせるのか。
 海兵隊の戦略的位置付けが変わる可能性の中で、「従来在沖米海兵隊が持っていた155ミリ榴弾(りゅうだん)砲よりも強力な火器が沖縄に装備され在沖米海兵隊の機能が強化されていることになり、専門家は海兵隊の任務拡大の可能性も指摘している。」、と琉球新報。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年9月6日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-高機動ロケット砲、那覇軍港に荷揚げ 在沖米軍配備-2017年9月6日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「8月に北海道で実施された日米共同訓練『ノーザン・ヴァイパー』に参加した在沖米海兵隊部隊の車両が5日、那覇軍港に降ろされ、その中に自走式の高機動ロケット砲システム『HIMARS(ハイマース)』6台が確認された。従来在沖米海兵隊が持っていた155ミリ榴弾(りゅうだん)砲よりも強力な火器が沖縄に装備され在沖米海兵隊の機能が強化されていることになり、専門家は海兵隊の任務拡大の可能性も指摘している。」
②「HIMARSは最大6発のロケット弾を搭載でき、射程距離は六十数キロに及ぶ。従来の多連装ミサイルシステムのMLRSを軽量化したもので、MLRSの無限軌道からタイヤ仕様に変わり、輸送機C130にも搭載可能だ。過去には米空軍嘉手納基地のMC130特殊作戦機に積み込む作業も確認されている。イラクでの戦闘でも使われた。」
③「日米共同訓練「ノーザン・ヴァイパー」には米軍普天間飛行場の海兵隊輸送機MV22オスプレイも参加した。自衛隊の発表文では、海兵隊の参加部隊名は第三海兵師団の第12海兵連隊(砲兵)で、装備品として155ミリ榴弾砲のほかHIMARSも列挙している」。
④「在日米軍の動向を監視する市民団体『リムピース』の頼和太郎編集長は『海岸部だけではなく、もっと深い所を支配していこうという意図があるのかもしれない。海兵隊の戦略的位置付けが変わることを表している可能性もあり、沖縄にいる海兵隊もそれに組み込まれているのかもしれない』と推測した。」
⑤「県内の米軍基地を監視する県平和委員会の大久保康裕事務局長は『海兵隊の地上部隊ではこれまで155ミリ榴弾砲が主力だったが、それを上回るものが少なくとも1年以上前から配備されていたことになる。空軍や自衛隊との連携もあり、軍種や国を選ばず機動能力を高めている実態がある』と指摘した。」
⑥「HIMARSは、沖縄から米軍車両などを運搬した民間チャーター船「はくおう」(1万7400トン)が5日に那覇軍港に降ろした。」


(2)琉球新報-沖縄の現状、思い熱く訴え 石川真生さん写真展始まる-2017年9月6日 07:10


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「写真家・石川真生さんの写真展『大琉球写真絵巻パート1~4』5日、那覇市久茂地の那覇市民ギャラリーで始まった。同日、ギャラリートークが行われ、石川さんは展示されている写真を解説し、『今、ネットでは【基地反対運動はよそ者が多い】など誹謗(ひぼう)中傷があるが、沖縄の人々は生活の中で訴えている。それを沖縄の人がちゃんと示さないといけないと思った』などと熱く語った。」
②「『大琉球写真絵巻』は、石川さんが辺野古新基地建設を推し進める政府に怒りを抱いたことをきっかけに、2013年から撮影を始めた。沖縄の歴史的場面を友人、知人らが演じ、それらの場面を一連の写真として展示する企画だ。」
③「展示4年目の今年、23点が新たに加わった。昨年までと異なるのは、日常生活の中で人々が感じる思いを写したり、表現したりした作品が多いことだ。『みんな普通の人。過激でも何でもない』。キャンプシュワブのゲート前で辺野古反対を訴える若い女性の写真の隣には、家で家事をする夫や子どもたちの日常風景を写した写真を展示した。石川さんは『みんな、ゲート前の運動しか撮影しないが、私はそれを支える家族も撮りたかった』と観客に語った。家族そろって正月料理を食べるテーブルの周りを、機動隊員に扮(ふん)した男たちが囲む写真については『いくら暴力を使っても僕たちから笑顔や愛を奪えない』という思いを形にした。」
④「石川さんは『パート4』の撮影途中でがんが見つかり、病を押して撮影に臨んだ。手術を終え、経過は良好で、今後、パート5も考えている。展示は10日までで、午前10時~午後7時(最終日のみ午後4時まで)。入場無料。石川さんは毎日会場にいる予定。」


(3)沖縄タイムス-宮古島への陸自配備 弾薬庫は城辺保良の採石場で調整-2017年9月6日 05:05


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「【宮古島】宮古島への陸上自衛隊配備計画で、防衛省が地対空、地対艦ミサイルを保管する弾薬庫や射撃訓練場などの配備先を、宮古島市城辺保良(ぼら)にある採石場とする方向で最終調整していることが5日までに分かった。政府関係者など複数が明らかにした。今後、地権者との話し合いを具体化し、年末の2018年度予算決定までに、最終決定する見通し。」
②「弾薬庫などの配備を巡って防衛省は当初、大福牧場(市平良西原)を検討していたが、下地敏彦市長が地下水汚染の懸念が拭えないとして反対を表明し、16年9月に断念した経緯がある。そのため、防衛省は城辺地域の複数の候補地から代替地を探していた。」
③「防衛省は8月末の来年度予算概算要求で宮古島への陸自配備で計260億円を計上し、うち弾薬庫や射撃訓練場の用地取得費や実施設計費などに約117億円を充てる。関係者によると、同市城辺保良のゴルフ場も候補に挙がっていたが、すでに千代田カントリークラブ(市上野野原)に隊庁舎などを建設することが決まっているため、観光協会やゴルフ協会が『ゴルフ場を2カ所とも無くすのはダメだ』と反対し、防衛省にも伝えられているという。」
④「採石場は面積約20ヘクタール。隣接する場所に不発弾の保管庫が置かれており、関係者は『すでに不発弾を置いている場所のため、弾薬庫ならダメだとはならないのではないか。地元の理解も得やすいと思う』と話した。また、採石場はくぼ地であることから、弾薬庫を造るための地形があらかじめ整っているほか、土地は採石場の経営者と複数の親族が所有し、地権者の同意が得られやすいのも利点としている。」
⑤「防衛省は18年度、千代田カントリークラブに警備部隊380人を配備予定。弾薬庫などの整備が遅れるため、ミサイル部隊の地対空誘導弾部隊(中SAM部隊)と地対艦誘導弾部隊(SSM部隊)は19年度以降の配備を検討している。」


(4)琉球新報-大気観測機が離陸 本土上空大気情報を収集か 嘉手納基地-2017年9月6日 13:46


 琉球新報は、「【嘉手納】米空軍嘉手納基地に5日午前に飛来した米ネブラスカ州オファット空軍基地所属の大気観測機WC135Cコンスタントフェニックスが6日午前、嘉手納基地を離陸した。同機は大気中の放射性物質を採取、分析する機体で、北朝鮮が3日に発表した水爆実験実施を受けて日本海上空などで大気を収集した後、5日に嘉手納基地に飛来したとみられる。 離陸は、日本本土上空の大気調査を目的に再び日本海側へ向かったとみられる。」,と報じた。


(5)沖縄タイムス-米軍、嘉手納で即応訓練 きょうから実施予定-2017年9月6日 12:12


 沖縄タイムスは、「在沖米空軍第18航空団は6日、米軍嘉手納基地で今週、即応訓練を実施すると発表した。サイレンや拡声器放送、模擬爆発装置(GBS)を使用するとしており、基地周辺では騒音の発生が予想される。嘉手納町によると、訓練は6日から数日間実施される予定だという。」、と報じた。






by asyagi-df-2014 | 2017-09-06 18:16 | 沖縄から | Comments(0)

「二度と朝鮮半島を戦場にしてはならない  米朝は武力ではなく対話による解決を」。

 ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン(VFPJ)の井筒高雄代表は4日、都内で記者会見した。
この会見で、井筒高雄代表は「ミサイル発射を続ける北朝鮮に対する日米両政府の対応について、「さらなる圧力が行き着く先は、軍事行動しかない」と警鐘を鳴らし、外交交渉で解決するよう求めた。沖縄を含む在日米軍基地がある地域が巻き込まれる可能性」(沖縄タイムス)を指摘した。
 また、沖縄タイムスは、井筒高雄代表の次の指摘を伝えた。


(1)圧力や経済制裁は「失敗している」とし、軍事行動に行き着きかねない状況を指摘。安倍晋三首相が軍事行動を示唆するトランプ米大統領と電話会談を重ねたり、小野寺五典防衛相が集団的自衛権を行使可能な存立危機事態の認定に言及したりしていることに「本当にそこまでの覚悟があるのか」と疑問を呈した。
(2)自衛隊が巻き込まれる可能性も指摘し、「基地がある地域は沖縄に限らず、攻撃対象としてのリスクは上がる」と強調した。
(3)地対空誘導弾パトリオット(PAC3)などを中心とした今の日本のミサイルへの対処能力については、「北朝鮮のミサイルが単発ならやりようがあるが、複数発射されたら守れる能力、迎撃態勢はまったく不十分だ」と指摘した。


 なお、2017年8月17日、ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン(VFPJ)はほかの35団体とともに、「二度と朝鮮半島を戦場にしてはならない  米朝は武力ではなく対話による解決を」、との緊急声明を発表した。
 この緊急声明は、「私たちは現在の米国と朝鮮民主主義人民共和国の間の対立による戦争の危機に対し、東アジア地域に暮らす市民として強い恐怖を感じている。そして、私たちは、この危機を回避するために、米朝両政府に対しては、いかなる挑発的言動も、いかなる軍事的行動も自制するよう強く求めます。また、日本 政府と韓国政府には朝鮮半島の緊張を高める米軍との合同軍事演習の中止を強く求めます。」、と主張している。
また、具体的に次のような要求を。各国に示している。


(1)朝鮮民主主義人民共和国に対してはグアム島周辺に向けてのミサイル発射の自制 を求めます。
(2)米国に対しては、同国に対するいかなる先制を含む軍事的攻撃を行わないことを国際社会に約束することを求めます。
(3)また、朝鮮戦争の現在の停戦協定から包括的な平和協定締結に向けて早急かつ具体的な対話を行うことを強く求めます。
(4) 韓国、ロシア、中国、日本の各国政府に対しては、米朝のリーダーに対し挑発的 言動の停止を即刻要求すること、そして米朝の外交交渉再開への支援、また6者協議の再開に向けて早急に最大限の努力を行うことを求めます。


 
 昨今の状況は、より一層戦争へのキナ臭さを感じさせるものになっている。
この緊急声明は、最後にこのようにまとめている。


Ⅰ.1950年に勃発した朝鮮戦争において朝鮮・韓国の市民300万人以上が犠牲とな り、ヒロシマ・ナガサキでは原爆によって20万人以上の市民が犠牲となりました。
Ⅱ.私たちはこのような非人道的悲劇を二度と繰り返してはなりません。そして、万が一、再び朝鮮半島で軍事衝突が発生すれば中国、ロシアという核保 有国をも巻き込んだ東北アジア全域での核戦争へと発展する可能性があると言わ ざるを得ません。
Ⅲ.国際社会は今年7月、核兵器禁止条約を生み出し、核兵器廃絶という人類にとっ て重要な人道的目標に向かい歩みを始めました。今回の大陸間弾道ミサイルを巡 る緊張はまさに、その目標達成に向けての最大の試練です。
Ⅳ.私たちは、朝鮮半島の緊張を生み出している当事国の政府が人間の理性に基づ き、朝鮮半島の恒久平和と非核化の実現に向けて真摯に対話を始めることを切に要求します。


 あらためて、この緊急声明を繰り返し要求する。


 私たちは、朝鮮半島の緊張を生み出している当事国の政府が人間の理性に基づ き、朝鮮半島の恒久平和と非核化の実現に向けて真摯に対話を始めることを切に要求します。




by asyagi-df-2014 | 2017-09-06 06:13 | 持続可能な社会 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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