2017年 09月 03日 ( 2 )

沖縄-辺野古 高江-から-2017年9月3日

 オスプレイノ緊急着陸にともなうエンジン交換について、米国の専門家は、「オスプレイは当初の設計より頻繁な部品交換が必要で、深刻な機体整備の課題がある」とし、「時折、飛行中に問題が発生し、緊急着陸を要する状況になる」(琉球新報),との指摘を。
構造的欠陥に加えて、機体整備の課題。
 まさしく、オスプレイが飛行してはいけないことを示す。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年9月3日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-100時間でエンジン交換? オスプレイ、米専門家が可能性指摘-2017年9月3日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。



①「【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが大分空港に緊急着陸し、エンジン交換が必要となっていることについて、米国防研究所(IDA)でオスプレイの主任分析官を務めた専門家、レックス・リボロ氏は設計上よりも短期間での交換が必要となるエンジンの欠陥と機体整備の課題を指摘した。」
②「リボロ氏は『エンジンはオスプレイの大きな問題だ。1200時間ごとの交換として設計されたが、現在おそらく100~200時間ごとの交換となっているのではないか』との見方を示した。本紙取材にメールで回答した。リボロ氏は、オスプレイは当初の設計より頻繁な部品交換が必要で、深刻な機体整備の課題があるとし、『時折、飛行中に問題が発生し、緊急着陸を要する状況になる』と指摘した。」
③「また、8月のオーストラリア沖での墜落事故原因は、分析に必要な数値がそろっていないとした上で、機体のメインローターが作り出した吹き下ろしの風によって揚力が出せなくなり、降下が止まらなくなる「セトリング・ウイズ・パワー(Settling With Power)」の問題だったのではないかと指摘した。『おそらく、パイロットが低速の降下速度を超えてしまったか、対気速度、降下率、縦揺れの複合的な要因が考えられる』とし、同様な状況下を想定したパイロットの訓練が適切に行われてない上に、操縦席内にこういった危険な状況を知らせる計器がないことが問題だと述べた。」


(2)沖縄タイムス-宮古島ゴルフ場、陸自用地の売却合意 10月以降国有化へ-2017年9月3日 11:10


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「宮古島の陸上自衛隊配備で、隊舎や宿舎などが建設される千代田カントリークラブ(下地藤康代表)が宮古島市上野野原のゴルフ場の売却で8月下旬に国と合意したことが2日、分かった。今月24日で営業を終了し、10月以降国有化される見通し。同社取締役が明らかにした。」
②「同社によると、ゴルフ場は面積22ヘクタールで同社が土地の約8割を所有し、残りは5人の地権者が持っている。8月28日に臨時の株主総会を開いて土地の売却について承諾を得て、翌29日に国と売買の同意書を交わした。地権者5人については国との同意は不明で配備の進展に影響が出る可能性もある。」
③「『「千代田』は復帰前に米軍関係者が利用していたバイクサーキット場の跡地を同社が地権者から買い取り、市内2カ所目のゴルフ場として1994年に開業した。防衛省は2018年度、同駐屯地に警備部隊380人の配備を計画している。」




by asyagi-df-2014 | 2017-09-03 17:30 | 沖縄から | Comments(0)

「桐谷夏子・森川万智子 朗読と講演の夕べ」で思いをあらたにしました。

 「慰安婦」がみた軍隊と戦場、そして戦場とは『文玉珠 ビルマ戦線楯師団の「慰安婦」だった私』と題された「桐谷夏子・森川万智子 朗読と講演の夕べ」が、2017年8月26日、大分県中津市の中津下毛教育会館で開かれました。
週刊金曜日大分読者会の四人で、参加してきました。
 60分ほどの桐谷さんの朗読の後の休憩時間に、会館のロビーで久しぶりにお会いしたAさんは、「初めてのいいものを聞かせてもらった」、と話しかけてくれました。そんな迫力に満ちた「一人芝居」を見ることができました。
実は、若い時から奈良岡朋子のファンであった私は、2017年に入って二度、演劇と井伏鱒二の朗読という形で奈良岡さんに出会うことができました。ただ、自分の中には、どこか燻っているものが残っていました。今回、初めて桐谷さんの朗読に出会って、はっきり気づいたことがありました。その燻りの元は、奈良岡さんには、今この時、例えば、辺野古の島袋文子さんやこのムン・オクチュを演じてほしかったという私自身の思いだったのだなということでした。これは、無理難題の押しつけですが。
 また、森川万智子さんは、60分ほどのムン・オクチュさんの話を通して、日本というものを見せてくれました。
 確かに、講演のテーマである「『慰安婦』の証明は必要か?」(性暴力被害者がなぜ証明をしなければならないか?)は、日本の現状を鋭く突く問い掛けです。
 この構図は、例えば、労働者問題でも、不当労働行為があったことの立証責任は不当労働行為の被害を受けた者にあるという構図と同じものなのです。
 森川さんは、日本軍慰安婦の問題は、こうした諸々の日本の差別構造に加えて、男女差別や「性」にかかわる問題が、より複雑にしていると説明してくれました。
森川さんは、ムン・オクチュさんについて、「戦争の中を生き延び、戦後を力強く生きた」と、愛情溢れる言葉で話してくれました。また、ムン・オクチュさんの証言は、彼女が見た世界は、「下級兵士の見た世界」であったとも。
 最後に、「語れなかった人、記憶を失った人の証明する」という森川さんの決意をひしひしと感じました。


by asyagi-df-2014 | 2017-09-03 07:33 | 新たな経験 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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