2017年 08月 19日 ( 1 )

沖縄タイムスの「不条理の連鎖」を読む。(3)

 沖縄タイムスは、2017年8月9日より、【不条理の連鎖】、という特集を組んだ。
 沖縄タイムスには、「12日午後2時から、那覇市の奥武山公園陸上競技場で辺野古新基地建設中止を政府に求める県民大会が開かれる。昨年から今年にかけてあった米軍絡みの事件事故を振り返り、新基地に対する地元住民や関係者の声を聞いた。」、と記されていた。
この【不条理の連鎖】を読む。


 第3回目は、「辺野古新基地は「負の遺産」 その存在、同世代に問いたい【不条理の連鎖・3】」、と表され、次のように報告した。


(1)公開捜査から1週間がたった2016年5月19日、4月下旬から行方不明になっていた沖縄県うるま市の女性の遺体が、恩納村安富祖の雑木林で見つかった。県警は遺体を遺棄した疑いで、元米海兵隊員で軍属の男を逮捕。殺人と強姦致死の容疑でも再逮捕・起訴された。県民は深い悲しみと強い憤りを感じ、6月に開かれた県民大会には6万5千人(主催者発表)が結集した。
(2)ニュースで逮捕の一報を知ったオール沖縄会議共同代表の玉城愛さん(22)は、同年代で同じうるま市に住む女性の命が奪われ、「怖さや怒りというよりも言葉にならない感情があふれ、体が震えた」と振り返る。
(3)ウオーキング中の女性が襲われた市内の犯行現場周辺は生活圏内で、恩納村安富祖の遺棄現場の前を通る県道104号は、自宅から大学までの通学路だった。「根本には基地があるゆえに起きた事件だ」と実感し、「自分たちに何ができるか」を真剣に考えた。
「いつまで私たち県民はばかにされるのか」「再発防止や綱紀粛正などという使い古された幼稚で安易な提案は意味を持たず、軍隊の本質から目をそらす貧相なもの」。県民大会では強い口調で語った。日米両政府に突き付けたその言葉には「女性として、ウチナンチュとしての怒り」を込めた。
(4)事件から1年以上たった今も、米軍関係者による事件事故は後を絶たない。政府は辺野古の新基地建設を強行し、在沖米軍のオスプレイ墜落事故や地元の意に反するパラシュート訓練もあった。「両政府の姿勢は『沖縄の犠牲は当たり前』というように映り、基地に苦しめられる県民実感は変わらない」。同世代の若者から、新基地建設に対する諦めや無関心な声をよく聞くが、「沖縄戦やその後の米軍統治下から続く歴史の中で、若い世代が新基地建設をどう考えていくかが今問われている」と感じる。
(5)12日の県民大会にも登壇する予定。「『子や孫に負の遺産を残さない』という思いを私たちが共有し、基地建設阻止に向けて結束を強めたい」と願う。


 
 今回の報告は、無作為の罪を追求するもの。
 結局、辺野古新基地建設は「負の遺産」。
米軍が日米合作の「運用」というからくりの中で、「重大な事故が起きる危険性を伴う訓練を行っている」ことこそが問題である。
 それは、ある時から、沖縄に基地が置かれ続けることによる。




by asyagi-df-2014 | 2017-08-19 06:09 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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