2017年 08月 04日 ( 3 )

厚木基地の騒音被害で、周辺住民ら6063人が、国に米軍機と自衛隊機の飛行差し止めと、約86億3200万円の損害賠償などを求め、第5次の提訴。

 朝日新聞は2017年8月4日、標題について次のように報じた。


(1)米軍と自衛隊が共同で使用する厚木基地(神奈川県綾瀬市、大和市)の騒音被害をめぐり、周辺住民ら6063人が4日、国に米軍機と自衛隊機の飛行差し止めと、約86億3200万円の損害賠償などを求め、第5次となる訴訟を横浜地裁に起こした。
(2)最大の焦点は、騒音の大半を発生させている米軍機の飛行差し止めだ。1976年提訴の1次訴訟から、騒音を違法状態とする判決が定着。4次訴訟では一、二審で初めて自衛隊機の夜間早朝の飛行を差し止める判決が出たが、最高裁で破棄された。米軍機については日本の支配が及ばないことを理由に、一貫して審理の対象になっていない。
(3)5次訴訟では、飛行差し止めを求めるとともに、実現するまで国に対米協議を義務づけることを初めて求めた。損害賠償額も、4次訴訟の2倍の1人当たり月4万円を求めた。




by asyagi-df-2014 | 2017-08-04 20:26 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

沖縄-辺野古- 高江-から-2017年8月4日

貴重な経験値の積み重ね。 
「兵庫県西宮市の公同教会の小学校5年生や高校3年生までの子どもたちや引率者約20人が訪れた。子どもたちは「弥勒世果報(みるくゆがふ)」など3曲の歌を披露」、と琉球新報は伝える。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年8月4日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-兵庫県の児童ら歌で激励 辺野古ゲート前-2017年8月4日 12:19


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設工事では4日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で工事に反対する市民約40人が集会を開き抗議の声を上げた。」
②「ゲート前には、兵庫県西宮市の公同教会の小学校5年生や高校3年生までの子どもたちや引率者約20人が訪れた。子どもたちは「弥勒世果報(みるくゆがふ)」など3曲の歌を披露し、集会に参加した市民らを沸かせた。この日の午前9時ごろには、砕石などを積んだ車両49台が基地内に入った。」
③「工事車両の基地への進入を市民らが座り込んだが、県警に排除された。排除された市民らは『基地建設をやめろ』などと工事を進める防衛局や警備をする県警に抗議した。集会で登壇した仲村勝彦さん(75)=宜野座村=は『基地建設に反対する県民を、座り込みに結集させることが重要だ』と訴えかけた。」
④「一方、4日は台風5号の接近の影響で、午前10時現在、海上での新基地建設作業は確認されていない。警戒船や作業船は海上に出ていない。新基地建設に反対する市民らによるカヌーなどでも抗議行動も4日は行わない予定。」
⑤「『K9護岸』では3日まで確認されていた、クレーン車などの重機も確認されなかった。」


(2)琉球新報-読谷で実行委「全国に発信を」 12日県民大会、奥武山陸上競技場で開催-2017年8月4日 10:51


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「12日に那覇市の奥武山陸上競技場で開催される県民大会に向け、読谷村内の24団体で構成する『【翁長知事を支え、辺野古に新基地を造らせない県民大会】8・12読谷村実行委員会』が3日、設立された。市町村単位の実行委員会の設立は初めて。石嶺伝実村長が実行委員長を務める。」
②「総会後、記者会見した石嶺村長は『多くの県民は非常に憤りと不満がある。気持ちを全国に発信していきたい』と述べ、村民の参加を呼び掛けた。」
③「実行委は無料のバス10台を用意し、村全体で1290人の動員を目標とする。参加を促すため、横断幕や防災無線、ラジオ放送などで周知する。」
④「バスは読谷村役場に午前11時半に集合、正午出発。先着順。問い合わせは読谷村役場企画政策課(電話)098(982)9205(内線324、325)。」


(3)琉球新報-軍港移設 月内にも初3者会談 翁長知事、前向き姿勢示す-2017年8月4日 13:42


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「松本哲治浦添市長が3日、就任後初めて翁長雄志知事と県庁で会談した。松本市長によると、県と浦添市で意見が分かれている那覇軍港の浦添移設問題については、当事者の一人である城間幹子那覇市長の不在を理由に議論しなかった。那覇軍港移設については今月下旬にも那覇市長を含め3者で議論することで一致した。会談は予定の30分を超過し1時間に及んだ。」
②「会談後、松本市長は記者団に対し『これまで(面会できなかったことで)疑心暗鬼や臆測が一人歩きしていた部分もあったが、率直に話ができて良かった。これからスムーズに議論が進んでいくことを期待している』と述べた。」
③「翁長知事もその後、記者団の取材に応じ『ざっくばらんに話し良い形で進められた。今後も意見交換は重要だと私からも話した』と述べ、今後の3者会談に前向きな姿勢を示した。」
④「那覇軍港の浦添移設で浦添市は、埋め立て面積の縮小や景観保全を理由に、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)沿岸の南側に軍港と民港を一体で整備する『南側案』を提案している。だが移設問題を話し合う『那覇軍港移設協議会』の構成員である県や那覇市は、将来の民間物流の需要増加に対応できないとして南側案に難色を示している。」


(4)沖縄タイムス-「大臣が変わっても…」辺野古問題で国と対立する沖縄県 官邸主導の強行路線変わらず-2017年8月4日 11:20


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「第3次安倍第3次改造内閣が3日発足した。沖縄県と国が鋭く対立する名護市の辺野古新基地を所管する防衛相に就いた小野寺五典氏は、前回在任時の2013年に埋め立て承認を前知事からとりつけた“当事者”。沖縄県庁内からは物腰の柔らかさから協議の進行に期待する声も上がるが、基地負担軽減担当相を引き続き兼務する菅義偉官房長官のもと、基地問題を巡る官邸主導の強行路線は変わりそうにない。」(東京報道部・大城大輔、上地一姫、政経部・大野亨恭)
②「沖縄の問題をよく理解している」「答弁が安定していて、うまい」
③「小野寺氏に対し防衛省内では、たびたび発言が波紋を呼んだ稲田朋美前防衛相と対照的な評価が広がる。13年の初来県では、終始低姿勢で知事らと向き合い、沖縄に寄り添う姿勢をみせた。一方、防衛省関係者は『どちらかというと官邸の意向を伺っている面が多かった』とも話す。今回の改造では稲田氏の下で混乱した組織の体制立て直しを最優先に、小野寺氏に白羽の矢が立った。そういったことからも、関係者は「沖縄問題の政策に変更はないだろう」と話す。」
④「外相には河野太郎氏が就いた。国会では与野党関係なく、舌鋒鋭く政府を批判する場面もあった。自民党の議員連盟で幹事長として日米地位協定の改正素案をまとめた経験がある。だが、当時を知る関係者は『結局、沖縄問題は官房長官が牛耳る。(河野氏が)入閣しても彼が言ってきたことができるかどうか。閣内に入ると難しいだろう』と、存在感を発揮できるかは未知数だとする。」
⑤「県幹部は改造に対し『大臣が代わって全て好転することはない』と冷ややかだ。過去に小野寺氏と接したことのある幹部は『県の照会を無視するような今の国の態度は異常。小野寺さんは常識的な対応をとってくれるだろう』と期待する一方、『それでも官邸主導の下、安倍政権の言うとおりに動くのだろう』とみる。改革派イメージのある河野氏に対しても『地位協定改定に踏み込んでほしいが外務官僚の壁は厚い』と指摘。閣内に入った河野氏がどこまで声を上げられるのか手腕を見守る意向だ。」
⑥「『二階派内でのスライド。沖縄に関心の薄い首相は党内バランスを重視し、沖縄を取り仕切る菅義偉官房長官は異論を挟まない人であればいい』。政権関係者は鶴保庸介氏から江崎鉄磨氏への転換をこう説明する。辺野古問題を巡り対立を深める中、県は振興策の要請でも首相官邸の面会予約がとれないことが多い。そんなときに知事が頼るのが二階俊博自民党幹事長だ。県幹部も『安倍一強の中で、二階氏は沖縄への配慮を口にしてくれる』とし、沖縄相に二階派が続いたことを歓迎する。だが、別の政府関係者は『知事や経済界など沖縄が二階幹事長に抱きつけば、それだけ沖縄の利権に寄ることができる。派閥から沖縄担当相が出るならなおさら』と指摘。『沖縄との関わり方は、橋本龍太郎元首相や小渕恵三元首相がいた派閥とは違う』と強調した。」




by asyagi-df-2014 | 2017-08-04 17:46 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄県は、2017年7月24日、辺野古工事差し止め訴訟に入る。(4)

 沖縄県は、2017年7月24日、辺野古工事差し止め訴訟を、那覇地方裁判所に提訴した。
このことについて、新潟日報は2017年7月30日、「辺野古再提訴 負担軽減の訴えは切実だ」、と表した。
 まずは、「基地負担軽減を目指すという一方で、新基地建設を着々と進める。国の姿勢に沖縄県が異を唱えるのは当然だろう。」、と断定するる新潟日報の主張を要約すると次のようになる。


(1)今回の訴訟でどんな判決が出たとしても、双方の対立が解消しないのは明白だ。むしろ激化することが予想される。解決の糸口を探るには、話し合いしかない。国は埋め立て工事をいったん中断し、県と向き合うよう改めて求めたい。
(2)安倍首相は、大田氏が基地のない沖縄を追求したことを忘れないでもらいたい。また、安倍首相は同席した翁長氏とは一言も言葉を交わさなかったという。自らと異なる意見には耳を貸さず、強引に政策を進めようとする姿勢が内閣支持率急落の背景にあることも指摘しておきたい。
(3)沖縄は今年、本土復帰45年を迎えた。日本の国土の0・6%にすぎないのに、今なお在日米軍専用施設の70%が集中している。米軍は今年に入って、日本政府が訓練見合わせを要請した基地で危険なパラシュート降下訓練を相次いで行った。夜間や早朝の飛行訓練による騒音被害は常態化している。裁判を起こしても、米軍機の飛行差し止めを退ける判決が続いている。沖縄県民は復帰によって基地負担が大幅に軽減するよう願ったが、かなわなかった。辺野古に新たに基地が建設されれば、沖縄の苦しみはさらに続くことになる。子や孫が平和に暮らせる沖縄を築きたいとの訴えは切実だ。国はしっかり耳を傾けるべきである。


 確かに、問題は、新潟日報の「辺野古に新たに基地が建設されれば、沖縄の苦しみはさらに続くことになる。」、という指摘の立場に自らを置くことができるかにある。
 この立場から見れば、「子や孫が平和に暮らせる沖縄を築きたいとの訴えは切実だ。国はしっかり耳を傾けるべきである。」、という論理に行き着くはずなのである。




by asyagi-df-2014 | 2017-08-04 07:24 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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