2017年 04月 16日 ( 4 )

「最低賃金、時給1500円なら夢ある」、と若者がデモ。

東京の新宿で、主催者の集計では約1500人が参加したデモが行われた。
 このことについて、朝日新聞は2017年4月16日、「労働者の最低賃金を時給1500円に引き上げることを求めて運動している若者のグループ『エキタス』が15日、東京・新宿でデモをした。東京都庁近くの公園を出発し、高層ビル街や新宿駅南口、歌舞伎町などを巡りながら、『最低賃金いますぐ上げろ』『税金つかって貧困なくせ』と訴えた。」(吉沢龍彦)、と若者たちの声を伝えた。
 また、この「エキタス」について、「エキタスは2015年秋から活動し、20代の若者が多く参加している。小気味よいビートに訴えを乗せ、最低賃金の引き上げをはじめ、経済格差の解消や長時間労働の是正も求めている。」、と報じている。
 さらに、朝日新聞は、このデモの要求等についても次のように伝えている。


(1)今回のデモでは、既存の労働組合にも連帯を呼びかけた。「若い人が参加しやすいように、見た目を重視して遠慮してもらっていた」というのぼりや旗の持ち込みも初めて歓迎したところ、連合(日本労働組合総連合会)や全労連(全国労働組合総連合)などの傘下組合のメンバーも多く集まった。主催者の集計では約1500人が参加したという。
(2)都道府県ごとに定められている最低賃金は現在、最も高い東京都でも時給932円で、最低の宮崎、沖縄両県は714円と目標の1500円の半額以下。仮に時給1500円で週40時間働くと、4週間で24万円になる計算だ。
(3)若者たちは「1500円は『健康で文化的な最低限度の生活』に必要な最低限の金額です」「1000円じゃなくて1500円と言うのは、ちょっと夢があるから。夢があるというのは(生活の)リアリティーがあるということ」と訴えた。(吉沢龍彦)





by asyagi-df-2014 | 2017-04-16 20:53 | 書くことから-労働 | Comments(0)

沖縄-辺野古- 高江-から-2017年4月16日

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。


 米軍が、「米軍嘉手納基地は15日までに、沖縄が攻撃された場合を想定した反撃訓練を12日に同基地で実施したと明らかにした。」(琉球新報)ことについて、市民団体リムピースの頼和太郎氏は、「『トランプ政権の動きをどう捉えるかだが、今までと緊張感はさほど変わらない。一連の基地の動きは実戦ではなく、戦力の誇示だ』と分析した。」、と琉球新報は伝える。
 この一連のことは、常套句で言うならば、「冗談じゃねーよ」、と言うことになる。
 例えば、琉球新報は、2017年4月16日付けの社説で、「恩納工事現場被弾 海兵隊は本国に撤退せよ」、と主張する。
 当たり前の言い分である。
 いや、もっといやらしいのは、この状況を利用して、明日(17日)から辺野古新基地建設を目論む安部晋三政権の傲慢さである。


 2017年4月16日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米軍嘉手納基地、沖縄に攻撃想定訓練 北朝鮮情勢対応か-2017年4月16日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地は15日までに、沖縄が攻撃された場合を想定した反撃訓練を12日に同基地で実施したと明らかにした。北朝鮮の核・ミサイル開発に伴い朝鮮半島情勢の緊張が高まったことを受けた訓練の可能性がある。在日米軍の動向を監視する市民団体リムピースの頼和太郎氏は『北朝鮮は沖縄の人を狙うというより、嘉手納基地を狙うことになる。県民は巻き込まれる構図だ』とし『軍が写真を出したのは兵員を鼓舞する意味も持つ』と分析した。」
②「同基地の第18航空団はホームページで所属機の写真や動画などを公開したほか、米空軍制服組トップのデビット・ゴールドフィン参謀総長が短文投稿サイト・ツイッターに、写真と共に『「この素晴らしい戦闘空軍力を見よ。戦闘態勢だ』と投稿した。空軍によると、12日の訓練は予告無しの即応態勢を向上させるのが目的だった。12日には嘉手納基地のゲートで一時『訓練・デルタ』と基地内の警戒態勢を示す表示が5段階中、最高の値を示していた。同時間帯に攻撃された場合を想定した反撃訓練を実施したとみられる。同日、滑走路上ではF15戦闘機20機が胴体と両翼の下に2種の空対空ミサイルを数発ずつ装着し、同航空団のHH60救難ヘリ、KC135空中給油機、E3空中早期警戒管制機が並ぶ様子が確認されていた。
③頼氏は『嘉手納基地はミサイル発射の監視や、その後の大気を分析する偵察機の最前線だ。軍としても一定の準備をしているだろう』と語った。『トランプ政権の動きをどう捉えるかだが、今までと緊張感はさほど変わらない。一連の基地の動きは実戦ではなく、戦力の誇示だ』と分析した。」


(2)琉球新報-ハンセン流弾「早急に原因究明を」 調整監、現場を視察-2017年4月16日 07:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「恩納村安富祖の米軍キャンプ・ハンセン内で14日までに、建設中の安富祖ダム工事現場にあった車両と水タンクが破損し、近くで銃弾らしき物が発見された問題で、県の吉田勝広政策調整監が15日午前、作業現場のゲート前を訪れ、『早急に原因究明するべきだ』と指摘した。見つかった銃弾らしき物は米軍の担当者が回収した。」
②「2008年、金武町伊芸区の民家にあった車両のナンバープレートに突き刺さった銃弾が発見された。その後、県警の鑑定で米軍で広く使われている『M33普通弾』50口径であることが判明したが、米軍は訓練に関する安全基準を順守していたことを理由に『海兵隊による最近の訓練とは直接的に関係はない』とした。元金武町長の吉田調整監は、当時のことについて触れ『米軍の事件事故だと、うやむやに終わる場合が多い。県とこれから調整するが、まずは原因究明を求めていく』と説明。『いつどこで、誰がどんな角度で何を撃ったのか、明らかにするべきだ。県警が調査できれば、解明は早くなる』と述べ、捜査に県警が関与することを期待した。」
③「恩納村の長浜善巳村長は15日、『一歩間違えば人命に関わる問題だ。再発防止を関係機関に強く求めていきたい』と述べた。14日、長浜村長は米軍から原因が分かるまでは、現場付近の射撃訓練場での射撃訓練を中止する、との説明を受けたという。」


(3)沖縄タイムス-嘉手納基地、有事に備え支援態勢 米メディア報道 北朝鮮想定し訓練-2017年4月16日 07:00


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「複数の米メディアは14日までに、米軍嘉手納基地で北朝鮮への軍事力行使を想定した戦闘出撃訓練が実施されるなど、在日米軍が戦闘に備えた後方支援態勢を整えているなどと報じている。」
②「フォックスニュースは14日、米軍嘉手納基地で12日に有事を想定した戦闘出撃訓練が『予告なし』で実施されたと指摘。同基地所属の戦闘機F15や空中給油機、早期警戒管制機や救助任務用のヘリコプターなどを一斉に滑走路に並べた訓練の様子を動画で紹介。『象の行進と呼ばれる同訓練は在韓米軍基地で実施されたことはあるものの、在日米軍基地での実施は極めて珍しい』などと解説。在韓米軍が昨年11月に米兵の家族らを輸送機で嘉手納基地に避難させる訓練を実施したことなどもあわせて報じた。」
②「ABCニュースは、海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが岩国基地(山口県岩国市)で精密誘導爆弾の搭載訓練を行ったとの報じた。一方、在沖米海兵隊の動向に関する報道は見受けられない。」


(4)沖縄タイムス-米軍流弾:沖縄県警、立件を困難視-2017年4月16日 15:48


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県警捜査幹部は15日、米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で発覚した米軍の流弾と見られる被害について、刑事事件での立件は『厳しい』との見解を示した。提供施設内での射撃演習が原因だった場合、日米地位協定によって第1次裁判権が米側にある上、流れ弾が過失によるものであれば『故意を成立要件とする器物損壊を問えない』としている。」
②「捜査幹部は、米軍側と調整した上で『まずは車両やタンクの傷が流れ弾による被害なのかどうかを調べる必要がある』と強調。さらに『どこで、誰が、どの方角へ撃ったのか、損壊する目的だったのかを証明するのはハードルが高い』とする。別の捜査幹部も『米軍がすでに銃弾を回収し、被害当時の現場保存ができていない』として、立件を困難視した。」
③「2008年12月に、金武町伊芸区で米軍のものと見られる流弾が車のナンバープレートにめり込んだ事件では、県警は『何者かが目的を持って損壊したとは認めがたい』とし、器物損壊で立件していない。」


(5)沖縄タイムス-基地問題の誤解解く冊子 沖縄県HPからダウンロード可-2017年4月16日 14:37


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県基地対策課は、県内外へ沖縄の米軍基地に関する正確な情報を届けることを目的に、基地問題を解説する冊子を作成した。2016年度は4万部発行し、沖縄県内の市町村や学校、図書館のほか、全都道府県と約1700の全市町村に送付する。(※沖縄県庁のホームページでダウンロードできる)」
②「冊子は、(1)米軍基地の歴史(2)基地の現状と日米地位協定(3)基地経済(4)辺野古新基地建設問題-の4章で構成。疑問に答える形で、写真やデータ表などとともに、解説文を掲載している。」
③「『普天間飛行場は田んぼに囲まれ何もないところに造られた』『沖縄は基地経済に依存している』『地主は大金持ち』などの誤解に対し、丁寧に解説。沖縄振興予算の一括計上の仕組みにも触れ『もらいすぎ』との誤解も解いている。」
④「全31ページのうち新基地建設問題は9ページを割き詳述。辺野古反対の民意や大浦湾の豊かな自然環境などを写真や図を使いながら紹介。基地対策課は観光客と接するタクシー、バス会社にも配布する予定で『多くの人に正しい認識を持ってほしい』としている。」


(6)沖縄タイムス-「辺野古を元気にしたい」 琉球ガラスでアクセサリー 宮城辰喜さん、販路拡大に意欲-2017年4月16日 10:29


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古に住む宮城辰喜さん(36)が琉球ガラスを使ったアクセサリー作りに奮闘している。2月、区内に工房を構え、ピアス、イヤリングなどを制作している。現在は一部の工芸館での販売だが、県内のリゾートホテルや観光施設へ販路を広げたいと意気込む。『辺野古は基地問題だけではない。ものづくりで地域を元気づけたい』と話す。」
②「1400度の熱で水あめのように溶けたガラスを鉄製の棹(さお)で巻き取り、直径2センチの球に形を整えたところではさみで切り落とす。しばらく冷やし、金具をつければ色鮮やかな琉球ガラス製ピアスの完成だ。左右で大きさが変わらないよう0・1ミリ単位で気を配る。」
③「生まれも育ちも辺野古区。高校を中退し将来が描けなかった18歳の頃、叔父が琉球ガラスの工房を見せてくれた。もともと手先を使うプラモデルが好きだった宮城さんは、すぐにのめり込んだ。やんばるガラス工芸館、森のガラス館の工房で修業し、食器類、つぼ、花瓶など一通り基本を覚えた。アクセサリー作りは20歳の時、彼女へプレゼントしたことが始まり。仕事の合間を縫っては試行錯誤を重ねてきた。『当時の彼女もすごく喜んでくれた。デザインを工夫すれば、ファッション分野で琉球ガラスの需要はまだまだある』。今後は工房を拡張し、職人仲間も増やしたいという。また28日まで、沖縄タイムス社のクラウドファンディングサイト『Link-U』を活用し支援を募る。宮城さんは『将来は学校や保育園に出向き、地域の子供たちにガラス細工の楽しさを教えたい』と地域への還元も視野に入れる。」


(7)沖縄タイムス-[話題本題]沖縄タイムス編集局編著、「これってホント!? 誤解だらけの沖縄基地」「ポスト真実」と闘う道-2017年4月15日 09:25


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「沖縄について、ほかの地域の人たちが無関心なのは、新聞やテレビなどマスコミの扱いが少なすぎるからだ。しかし、沖縄では米軍新基地の建設、米軍と自衛隊の強化、日米安保、地位協定の矛盾など、沖縄を超えて日本全土の将来に関わる事件が日常的に発生している。それでも、『中央』で報道されることは、なかなかなかった。まるで『沖縄隠し』の陰謀のようだった。しかし、辺野古と高江での工事強行、それに対する持続的な抵抗闘争もあり、ようやく日本の中で沖縄を無視できない状況になっている。オスプレイが大浦湾を挟んだ辺野古対岸の安部の海岸へ墜落し、普天間飛行場へは胴体着陸した。全国から高江の闘争圧殺に派遣された機動隊員の『土人』発言に、流行作家百田尚樹氏の『沖縄2紙を潰せ』」と暴言も続いている。」
②「本書は沖縄の現状に対する誤解を解き、曲解を正し、デタラメを批判する地元の記者たちによる、冷静かつ説得的な連載を編集したものである。知らない人には驚異的な事実を、ある程度知っている人にはさらに深い知識を、それなりに知っている人には適切に整理する機会を与えてくれる。」
③「沖縄外の人たちは沖縄に対して、無知と無関心で過ごしてきた。だが、これからは安倍政権で成立した戦争法制下、自衛隊の米国の戦争参加が現実化し、日本全土が沖縄化しそうだ。政府の憲法無視というべき沖縄の自治への攻撃が各地に広がり、秘密保護法施行の後、共謀罪の強行採決が図られ、監視と管理が深まろうとしている。」
④「敗戦以来、日本は沖縄に不平等、不条理、二重基準を押しつけて繁栄を謳歌(おうか)してきた。沖縄への無知は、自分自身の存在基盤の脆弱(ぜいじゃく)さに対する無知であり、未来へ進むべき道への無知でもある。『沖縄問題』が解決されるまでは同じことを繰り返し、繰り返し指摘しなければならない、というのが、この本を綴(つづ)った記者たちの決意である。それが偏見と差別と俗情とデマに満ちた『ポスト真実』と闘う道だ。本書が事実を解き明かす手法は、私たちの身の回りを認識するための最も有効な方法なのだ。」(鎌田慧・ルポライター)




by asyagi-df-2014 | 2017-04-16 17:29 | 沖縄から | Comments(0)

恩納村で起きた「事故」。琉球新報は、「海兵隊は本国に撤退せよ」と主張する。

 琉球新報は、「起きてはならない事故が恩納村で起きた。米軍キャンプ・ハンセン内の安富祖ダム工事現場で、米軍の流れ弾とみられる損傷が水タンクと作業員の車から見つかった。」、と紹介する。
 実は、この「事故」を沖縄タイムスは2017年4月14日、「米軍の流れ弾か? 沖縄・恩納村 車と水タンクに傷」、と次のように報じていた。


(1)沖縄県の米軍キャンプ・ハンセン内で恩納村が進める安富祖ダム工事現場で、銃弾のような物が見つかり、近くの水タンクや日本人作業員の車などに傷がついていたことが14日、分かった。沖縄防衛局によると米軍の流れ弾の可能性があるという。
(2)同日、沖縄防衛局が恩納村から連絡を受けて発覚。防衛局によるとけが人はいない。見つかった銃弾のような物はいずれも米軍が回収し、事実関係を調査しているという。防衛局は在沖米海兵隊に抗議し、原因究明と再発防止を求めた。
(3)銃弾のようなものが見つかったのは、ハンセン内にある同村発注のダム工事現場。6日は現場にあった水タンクに穴が開き、タンクの中から長さ数センチ、直径数ミリの銃弾のような物が見つかった。13日は作業員が止めていた車両に傷がついており、近くに同サイズの銃弾のような物が落ちていた。石川署によると14日午後3時ごろ、同村から「弾らしき物が発見された。調査して連絡する」との通報があったという。
(4)県警幹部は、車両の被害状況について「穴は空いておらず、傷の特徴から弾痕と断定できていない」という。流弾による被害かどうかについては「事実関係をしっかり調べる必要がある」として、現場での捜査が必要との考えを示した。


 さて、琉球新報は「海兵隊は本国に撤退せよ」の根拠を次のように示す。


(1)流弾があった当時、周辺に人がいたり、方向がそれていたりすれば大惨事になった可能性がある。キャンプ・ハンセンでの流弾被害は戦後幾度も繰り返されてきた。住民と基地の近さに原因があるのは明らかだ。狭い沖縄で危険な実弾演習をすること自体が間違っている。
(2)キャンプ・ハンセンを管理し、主に演習を行う海兵隊はそもそも沖縄に不要といわれる。住民の安全を考えるなら、海兵隊は本国に帰ってもらうしかない。どうしても実弾演習が必要というなら本国の広大な演習場で実施すればよい。
(3)恩納村や県、沖縄防衛局によると、6日に工事現場の水タンクに穴が空き、タンク内から銃弾らしきものが発見された。13日には現場に止めてあった作業員の車に傷があり、近くに銃弾らしきものが落ちていた。
(4)こうした危険にさらされる場所が日本のどこにあるのか。安倍晋三首相は13日の参院外交防衛委員会で、沖縄の基地負担軽減は「安倍政権が米国と交渉して実現した」と主張した。だが首相が言う「軽減」とは新たなヘリパッド建設を条件とした北部訓練場の過半の返還や効果が疑問視される軍属の範囲明確化など、いずれも見せ掛けだけのものだ。


 この上で、琉球新報は、このように結論づける。


 「沖縄の現実は「軽減」どころではない。危険と隣り合わせの過重負担がいまだ続いている。元凶は不必要に大きな演習場を手放さず、危険な訓練を繰り返す米海兵隊だ。真の負担軽減とは、政府が海兵隊撤退を求めることだ。」


 また、琉球新報は、次のように押さえる。


 「一方で2008年に起きた金武町伊芸の流弾事件を念頭に、県警内では立件困難との見方もある。伊芸の事件では県警の基地内立ち入り調査や部隊への事情聴取などに米軍の協力が得られなかった。公務中の第一次裁判権が米側にある不平等な日米地位協定が真相解明を阻んだ。同じことを繰り返してはならない。国民の生命に危機が迫っているのだ。政府は捜査への協力を米軍に求める責任がある。現場にあった銃弾らしきものは米軍が回収しており、関与は明らかだ。責任の所在を明確にするだけでなく、沖縄の過重負担解消策を日米政府は真剣に考えるべきだ。」


 安部晋三政権が「沖縄の基地負担軽減は『安倍政権が米国と交渉して実現した』」と誇示する度に、基地からの被害住民を、いや、沖縄そのものを深く蹂躙している。
 本当の意味で、「沖縄の過重負担解消策を日米政府は真剣に考えるべき」時を迎えている。





by asyagi-df-2014 | 2017-04-16 12:19 | 沖縄から | Comments(0)

「教育勅語」を考える。(4)-教育勅語 高橋源一郎 氏 現代訳より-

 松島泰勝さんのブログで、「教育勅語 高橋源一郎 氏 現代訳」、を見つけました。
 この高橋源一郎の教育勅語現代訳から、「教育勅語」を考えます。
まずは、全文掲載します。


教育勅語①「はい、天皇です。よろしく。ぼくがふだん考えていることをいまから言うのでしっかり聞いてください。もともとこの国は、ぼくたち天皇家の祖先が作ったものなんです。知ってました? とにかく、ぼくたちの祖先は代々、みんな実に立派で素晴らしい徳の持ち主ばかりでしたね」

教育勅語②「きみたち国民は、いま、そのパーフェクトに素晴らしいぼくたち天皇家の臣下であるわけです。そこのところを忘れてはいけませんよ。その上で言いますけど、きみたち国民は、長い間、臣下としては主君に忠誠を尽くし、子どもとしては親に孝行をしてきたわけです」

教育勅語③「その点に関しては、一人の例外もなくね。その歴史こそ、この国の根本であり、素晴らしいところなんですよ。そういうわけですから、教育の原理もそこに置かなきゃなりません。きみたち天皇家の臣下である国民は、それを前提にした上で、父母を敬い、兄弟は仲良くし、夫婦は喧嘩しないこと」

教育勅語④「そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、博愛精神を持ち、勉強し、仕事のやり方を習い、そのことによって智能をさらに上の段階に押し上げ、徳と才能をさらに立派なものにし、なにより、公共の利益と社会の為になることを第一に考えるような人間にならなくちゃなりません」

教育勅語⑤「もちろんのことだけれど、ぼくが制定した憲法を大切にして、法律をやぶるようなことは絶対しちゃいけません。よろしいですか。さて、その上で、いったん何かが起こったら、いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕してください」

教育勅語⑥「というか、永遠に続くぼくたち天皇家を護るために戦争に行ってください。それが正義であり「人としての正しい道」なんです。そのことは、きみたちが、ただ単にぼくの忠実な臣下であることを証明するだけでなく、きみたちの祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんです」

教育勅語⑦「いままで述べたことはどれも、ぼくたち天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓であり、その子孫であるぼくも臣下であるきみたち国民も、共に守っていかなければならないことであり、あらゆる時代を通じ、世界中どこに行っても通用する、絶対に間違いの無い「真理」なんです」

教育勅語⑧「そういうわけで、ぼくも、きみたち天皇家の臣下である国民も、そのことを決して忘れず、みんな心を一つにして、そのことを実践していこうじゃありませんか。以上! 明治二十三年十月三十日 天皇」


 これは、「教育勅語」を活かさなくてはならないという者たちの肉声です。
 前は、聞こえよがしにつぶやいていたものを、今は、目をつり上げてここぞと道を説いています。
 ほら、またがなり立て始めています。もっと激しく。

「はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕しなさい。」

 「というか、永遠に続くわれらの天皇家を護るために戦争に行かなくては。。それが正義であり『人としての正しい道』なんだ。そのことは、おまえたちが、ただ単に私の忠実な臣下であることを証明するだけでなく、おまえたちの祖先が同じように忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるのだ。」




by asyagi-df-2014 | 2017-04-16 08:06 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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