2016年 12月 14日 ( 6 )

沖縄県名護市の浅瀬で、オスプレイが墜落事故で大破。(4)-松永勝利さんのブログより-

 「3.11」は人間の命をあらためてきちっと基地委と見つめ直す契機であったはずであった。
 オスプレイが欠陥機であり、人に自然に、甚大な被害をもたらしてきたこともわかっていた。
 しかし、日本人は、反対の声を無視してきた。
 今、できることを尽くそう。


 オスプレイ墜落事故について、松永勝利さんのブログ(2016年12月14日)が次のように伝えています。


(1)今回のオスプレイ事故について琉球新報は紙面では当初から「墜落」と報じました。
(2)海兵隊は「着水」、防衛省は「不時着水」と発表しています。この発表を受けて報道機関の多くがニュースで「不時着」と報じています。
(3)過去に沖縄県内で起きた墜落事故も海兵隊が当初、墜落を否定し、「事故(アクシデント)」ではなく「出来事(インシデント)」と発表したこともありました。その後の米軍の事故報告書では「墜落」と断定していました。
(4)今回も機体は真っ二つに折れており、不時着ではなく、墜落です。
(5)これが不時着? 機体真っ二つで墜落にしか見えず 沖縄県のオスプレイ事故
(画像なし)
(6)米軍が「墜落」を使いたがらなかった過去の事故をまとめた記事をネットに上げました。下記です。以下、琉球新報の引用。


琉球新報-これが不時着? 機体真っ二つ 沖縄名護東沿岸のオスプレイ事故-2016年12月14日 11:38


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


(1)米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市安部の沿岸部で墜落した事故について、米海兵隊は報道発表文で「キャンプシュワブ沿岸の浅瀬に着水した」と発表し、防衛省も広報文で「不時着水」との表現を使っている。しかし現場の海岸浅瀬に横たわっている事故機をみると、真っ二つに機体が折れて大破し、回転翼も飛び散って原形をとどめていない。制御不能で墜落したとしか考えられない状態だ。米軍準機関紙「星条旗」は今回の事故を「墜落(クラッシュ)」と報じ、琉球新報も紙面では当初から事故を「墜落」と報じている。
(2)これまでも米軍はオスプレイなどの米軍機事故で「墜落」という言葉を使って発表することは少ない。機体が大破して事故規模が最も重大な「クラスA」に分類された事故でも「激しい衝撃を伴う着陸」を意味する「ハードランディング」という言葉を使うことが多い。
(3)2015年5月に米ハワイ州で発生したオスプレイの事故も機体が炎上し、乗員2人が死亡したにも関わらず「ハードランディング」と説明した。事故は機体価格(約72億円)を上回る約97億円の損害額と算定され「クラスA」に分類された。
(4)13年8月に米ネバダ州で発生したオスプレイの事故も「ハードランディング」と発表し「着陸失敗」と説明したが「墜落」を否定した。AP通信はこの事故を「墜落」と報じている。
(6)1998年7月に沖縄県の米海兵隊基地キャンプ・ハンセン内で起きた普天間飛行場所属のUH1ヘリの事故も海兵隊は当初「事故(アクシデント)」ではなく「出来事(インシデント)」と発表した。「墜落」ではなく「ヘリが着陸しようとした際、急速に降下して地面にぶつかった」と記していた。実際はヘリが樹木に激突して大破し、乗員4人が負傷した。99年4月に米側が発表した報告書の表題は「海兵隊ヘリ墜落事故(概要)」と記し、この事故を明確に「墜落」と断定した。琉球新報はこの事故も当初から「墜落」として報道した。
(琉球新報ニュース編成センター長・松永勝利)


by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 21:18 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野古・高江から-2016年12月14日

オスプレイ墜落事故は、前泊さんの次の指摘が真相を突く。
「県民が懸念していた事故が起きた。ここ数カ月は、普天間飛行場でのオスプレイの離着陸回数も増え、周辺有事が起きているのかと思われるような激しい爆音が続いている。事故直前までつり下げ訓練など激しい訓練に県民からの抗議も続いていた。時の政権や県政が新基地建設や日米安保の重要性を強調したりすると、米軍の訓練や事件が多発する傾向が出てくる。今回も、東村高江でのオスプレイパット建設を強行する日本政府の姿勢、辺野古裁判で沖縄県が敗訴確定という報道があった直後の事故。辺野古新基地建設の推進を容認する最高裁の姿勢などが米軍の緩みを招く要因にもなっているのではないか。県民を巻き込むような事故がいつ起きてもおかしくないような状況が続いている。米軍に対して常に緊張感を持たせるような厳しい対応が政府には求められる」


 2016年12月14日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-海底で機体バラバラ 沖縄名護、救難用信号液にじみ出す-2016年12月14日 12:03


 琉球新報は、「ヘリ基地反対協議会のダイビングチーム・レインボー代表の牧志治さん(66)が14日午前、潮が満ちている時間帯に名護市安部沿岸で潜水し、13日夜の訓練中に墜落したとみられるオスプレイの機体を海底から撮影した。牧志さんは『機体はバラバラに海底に散乱し、機首部分の約4メートルしか原形をとどめていない。翼の折れた部分やエンジンも露出している』などの様子を確認した。」、と報じた。
 また、「牧志さんは『どれぐらいの範囲か分からないが(部品などが)散らばっている。引きちぎれた配線コードもあった。救難用信号のマーカー(液体)の緑色が(海中に)にじみ出ていた。(機体は)ベニヤ板で作ったのではないかと見えるぐらい、引きはがされている』と語った。」、と報じた。

 事故率の高さが指摘されるオスプレイに関し「こんな危険なものを(沖縄に)押し付けて、そのための基地を辺野古、高江に造ろうとしている。環境も住民生活も破壊している。国民の命を軽視している」と政府を批判した。


(2)琉球新報-米、オスプレイ当面運用停止へ 菅氏「不時着水」を強調-2016年12月14日 12:25


 琉球新報は、「米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市で墜落した事故で、日本側が原因究明までの飛行停止を求めていることについて、菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で『米軍から当面オスプレイの運用停止を行うとの連絡があった』と述べ、米軍がオスプレイの運用を停止する意向を示していることを明らかにした。菅氏は事故について『パイロットの意思で着水した』とも述べ、事故は『不時着水』だとの考えも強調した。」、と報じた。


(3)琉球新報-空中給油訓練中に不具合か オスプレイ墜落、米軍が国に説明-2016年12月14日 12:33


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日夜、名護市安部の沿岸部で墜落した事故で、川田司外務省沖縄担当大使と中嶋浩一郎沖縄防衛局長は事故原因について、KC130空中給油機からの給油訓練の際に機体に不具合が発生したと説明した。14日午前、知事との面談の中で明らかにした。」、と報じた。
 また、「『住宅地を避けた飛行中に不時着をせざるを得なかったと(米軍から)聞いている。それで名護沖に落ちた』と説明した。知事が事故は『墜落』だったと強調した点などについて、中嶋氏は『制御不能ということではなく、意図してその場所に降りたということだ』と述べた。」、と報じた。


(4)琉球新報-翁長知事、飛行停止、配備撤回を要求 「事故は墜落と認識」-2016年12月14日 12:38


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日夜、名護市安部の沿岸部で墜落した事故で、川田司外務省沖縄担当大使と中嶋浩一郎沖縄防衛局長が14日午前、県庁に翁長雄志知事を訪ねた。翁長知事は事故について『機体が大破している状況から事故は墜落だと認識している』と強調。『怒りを禁じ得ず、直ちに飛行停止とオスプレイの配備撤回を求める』と抗議した。」
②「翁長知事は米軍北部訓練場のヘリパッド建設を条件とした同訓練場の過半の返還について、ヘリパッドでオスプレイが運用されることを念頭に、今月22日に政府が式典を開催することに言及し『式典を開催するのは県民感情からも許されるものではない。そういうことを踏まえて物事を考えてほしい』と述べ、中止を求めた。」
③「川田氏らは事故を受けてニコルソン在沖米四軍調整官に抗議したことなどを説明した一方、事故に関する謝罪の言葉はなかった。」


(5)琉球新報-沖縄県議会議長も欠席 北部訓練場返還式典「適当ではない」-2016年12月14日 14:40


 琉球新報は、「22日に名護市で予定される米軍北部訓練場の過半の返還に伴う式典に関し、県議会の新里米吉議長は14日、『適当ではない』と述べ、欠席する考えを示した。県議会の各会派の代表者会議で明らかにした。同式典は、翁長雄志知事も12日に欠席することを発表していた。代表者会議では、野党の自民が『堂々と議長が出席して返還を歓迎し、基地の整理縮小が負担軽減につながるという意思表示をすべきだ』と要望した。一方、与党3会派はこれまで県議会が北部訓練場のヘリパッド建設中止を決議していることや、名護市安部の沿岸で発生した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故に対する県民感情を踏まえるべきだなどとして、出席しないよう求めた。」、と報じた。


(6)琉球新報-米軍がフライトレコーダー回収 沖縄墜落現場、捜査申し入れに回答なし-2016年12月14日 15:36


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日夜、名護市安部の沿岸部で墜落した事故で、14日午後2時36分、墜落現場周辺にいる米軍人らが、機体からオレンジ色の箱を回収しているのが確認された。箱には『フライトレコーダー』『ドゥー ナットゥ オープン』と記載されている。フライトレコーダーは事故原因の分析につながる飛行データを記録する装置。一方、日本側で捜査権を持つとされる第11管区海上保安本部は14日未明に米軍側に口頭で捜査の申し入れをしたが、半日以上経過した14日午後3時現在、米軍側から回答はないという。」、と報じた。


(7)琉球新報-翁長沖縄県知事「法治国家ではない」  防衛局長、沖縄大使と面談へ-2016年12月14日 11:14


 琉球新報は、「名護市安部の沿岸部に米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落したことを受け、翁長雄志知事は14日午前、県庁で記者団に「本当にとんでもない出来事だ。法治国家ではない」と強い口調で批判した。その上で「(中嶋浩一郎沖縄)防衛局長、(川田司外務省)沖縄大使を呼んでいるので、強く県民の気持ちを伝えたい」と述べた。」、と報じた。


(8)琉球新報-防衛相、米に飛行停止申し入れ 米側説明「不時着水」と強調-2016年12月14日 11:49


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「稲田朋美防衛相は14日未明、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日夜に名護市安部の沿岸部で墜落した事故について『コントロールを失った状況ではなく、パイロットの意思で着水したという説明を現時点で受けている』と米側の説明を引用し『不時着水』だと強調した。防衛省で記者団の質問に答えた。稲田氏は14日午前2時20~50分の約30分間、在日米軍トップのマルティネス司令官と電話会談し、事故の原因究明、情報提供、安全が確認されるまでの飛行停止を申し入れた。」
②「防衛省はオスプレイの事故に関する広報文でも米側が説明しているとして『「オスプレイの不時着水』と明記している。防衛省によるとマルティネス氏は『沖縄の人々に与える重大性はよく理解している。事故原因は調査中だが、事故の不安がある人に対してオスプレイは安全な航空機だと理解してもらうために、できるだけのことはしたい』などと話したという。」


(9)沖縄タイムス-オスプレイ墜落:関係首長、飛行停止を要求「集落に近く一歩間違えば大惨事」-2016年12月14日 11:20


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「稲嶺進名護市長は14日午前、名護市安部の海岸のオスプレイ墜落現場を確認した後、市役所で報道陣の質問に応じ、『恐れていたことが現実のものになった。(墜落現場は)安部の集落に近く、一歩間違えばそれこそ大惨事だ」と憤った。」
②「第一報を13日夜、市職員からの電話で知ったという。『起こるべくして起こった。常にわれわれはこういう危険にさらされている』と危機感をあらわにした。墜落現場が辺野古新基地の滑走路が建設された場合の米軍機飛行ルートとなっていることにも言及し、『滑走路ができれば、さらに危険度が増すのは明らか。市民は安心して眠れない、日常の生活もできないという状況に置かれてしまう』と指摘した。同日中に沖縄防衛局を訪れ、抗議する意向も示した。」
③「東村の伊集盛久村長、大宜味村の宮城功光村長も同日、事故原因が究明されるまでオスプレイの飛行中止を求めた。」
④「普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長は14日午前、記者団の取材に応じ、13日夜のオスプレイ墜落事故について『安全が確認できるまでは絶対にオスプレイの飛行は停止してもらいたい』と強調。早ければ同日中にも沖縄防衛局など関係先に対し、直接飛行停止を求める考えを示した。佐喜真市長は事故について『われわれの一番懸念していたことが起こってしまった。非常に残念だ』と改めて遺憾の意を示した。その上で『万が一、こういう事案が普天間飛行場周辺で起きれば、大惨事となりかねない』として、安全確認までの飛行停止が必要な理由を説明した。」


 以下、琉球新報、沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 16:33 | 沖縄から | Comments(0)

辺野古裁判沖縄県敗訴を考える。(2)

 琉球新報は2016年12月12日、「名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で最高裁は12日までに、上告審判決を今月20日午後3時に言い渡すことを決めた。辺野古沿岸部の埋め立て承認取り消しを違法とし、知事が敗訴した福岡高裁那覇支部の判決の見直しに必要な弁論を開かないため、県側敗訴が確定する見通し。」、と報じた。
今回の「辺野古裁判沖縄県敗訴」を考える

 このことに関して、琉球新報は2016年12月13日、「『辺野古』県敗訴へ 自治否定は禍根残す 民主主義守る闘いは続く」、と社説を掲載した。
 この琉球新報の主張を要約する。


Ⅰ.主張


(1)民主主義と地方自治を踏みにじるなら、司法の正義は失墜する。歴史に禍根を残す国追随の司法判断が確定しようとしている。
(2)立法、行政、司法の三権が均衡を保ち、行き過ぎた権力行使に歯止めをかける-。三権分立の中で司法に課された役割をかなぐり捨て、民主主義と沖縄の自治を否定する判決がこのまま確定していいのか。重大な疑念を禁じ得ない。
(3)最高裁判決まで1週間ある。戦後71年、県内移設条件付きの普天間返還合意から20年余を経ても、辺野古の海の埋め立てを阻んできた民意の力を再確認し、これからも続く試練に立ち向かう県民の気概を研ぎ澄ましたい。


Ⅱ.批判の論点


(1)米軍普天間飛行場に代わる名護市辺野古への新基地建設は、地方自治体と首長の権限を巡り、県と国が全面対立する構図を生んだ。1999年の地方自治法改正により、国と地方自治体が独自の権限を持ち、対等な関係になった。地方が譲れない重大問題で国に対抗する論理を構築して渡り合い、国も司法もそれを無視できない時代が到来しているのだ。辺野古新基地問題はその象徴であろう。ところが、福岡高裁那覇支部が下した一審判決は地方分権に逆行し、国と県をかつての「主従」の関係に落とし込んだ。当然ながら、多くの行政法学者が最高裁での見直しは不可避と主張してきた。国土交通相の是正指示に従わない知事判断を違法とした判決は司法の公平性に背を向け、国の主張の引き写しと見なすしかない。
(2)普天間飛行場の移設先を「辺野古が唯一」とする安倍政権の主張を追認し、高裁判決は辺野古埋め立てをやめれば「普天間飛行場の被害を継続するしかない」というどう喝さえ繰り出した。埋め立てによって米軍基地ができる可能性がある40都道府県の全知事が拒んだ場合を想定し、判決文はこうも記した。「国防・外交に本来的権限と責任を負うべき立場にある国の不合理とは言えない判断が覆されてしまい、地方公共団体の判断が優越しかねない」。安全保障などで国と地方が対立した場合、自治体の意向など全く考慮することなく、国がやりたい放題できる論理構成だ。全自治体に刃(やいば)が向く危うさがある。
(3)幾多の選挙で示された辺野古ノーの民意を無視し、強権行使一本やりの安倍政権と同調した乱暴な論理がちりばめられている。基地の重圧にあえいできた沖縄の戦後史に思いをはせることもなく、独断と決め付けによる事実誤認が多い判決が無批判に最高裁で確定することは許されない。


Ⅲ.今後について


(1)上告審判決を待って、安倍政権は停止していた辺野古での工事再開に突き進むとみられる。翁長知事や県民世論に圧力を強め、諦念を植え付けようと躍起になるのは目に見えている。沖縄は一層厳しい局面に立たされる。だが、沖縄戦の住民犠牲と米軍統治下と日本復帰後も続く米兵らによる事件・事故を踏まえ、人権保護と環境保全とは相いれない新基地建設に毅然と反対を貫く民意の正当性はいささかも揺るがない。徹底抗戦は続く。
(2)最高裁判決が出ても、翁長知事は「新基地建設をあらゆる手法で阻止する」と明言している。新基地の設計・工法の変更申請に伴う知事の承認権限の行使がある。翁長知事が申請を認めなければ、申請のたびに工事は止まる。沖縄防衛局は大浦湾のサンゴを移す特別採捕許可を得る必要があるが、生態系に潰滅的打撃を与えると主張する県が許可しない可能性が濃厚だ。名護市の権限も多くあり、国が意のままに新基地建設を進められない要素は多い。


 私たちにとって、今考えなくてはならないことは、いつまでこのように沖縄に押し付けていくのか、ということではないか。
 琉球新報は、このように述べている。


「戦後71年、県内移設条件付きの普天間返還合意から20年余を経ても、辺野古の海の埋め立てを阻んできた民意の力を再確認し、これからも続く試練に立ち向かう県民の気概を研ぎ澄ましたい。」


 以下、琉球新報の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 10:48 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄県名護市の浅瀬で、オスプレイが墜落事故で大破。(3)-前泊 博盛さんのブログより-

 「3.11」は人間の命をあらためてきちっと基地委と見つめ直す契機であったはずであった。
 オスプレイが欠陥機であり、人に自然に、甚大な被害をもたらしてきたこともわかっていた。
 しかし、日本人は、反対の声を無視してきた。
 今、できることを尽くそう。


 オスプレイ墜落事故について、前泊 博盛さんのブログ(2016年12月14日)が次のように伝えています。


 共同通信から「オスプレイがうるま市沖に不時着」のニュースが入りました。14日に日付が変わった直後の0時13分。
 コメントを求められ「県民が懸念していた事故が起きた。ここ数カ月は、普天間飛行場でのオスプレイの離着陸回数も増え、周辺有事が起きているのかと思われるような激しい爆音が続いている。事故直前までつり下げ訓練など激しい訓練に県民からの抗議も続いていた。時の政権や県政が新基地建設や日米安保の重要性を強調したりすると、米軍の訓練や事件が多発する傾向が出てくる。今回も、東村高江でのオスプレイパット建設を強行する日本政府の姿勢、辺野古裁判で沖縄県が敗訴確定という報道があった直後の事故。辺野古新基地建設の推進を容認する最高裁の姿勢などが米軍の緩みを招く要因にもなっているのではないか。県民を巻き込むような事故がいつ起きてもおかしくないような状況が続いている。米軍に対して常に緊張感を持たせるような厳しい対応が政府には求められる」と答えました。
  今回は海上での事故ですが、日々、普天間での訓練を見ている限り、事故はどこで起きてもおかしくない状況にあります。
 私の家の上空もオスプレイの飛行ルートに何時の間になってしまっています。「先生の家は米軍に狙われてるんですよ」という学生たちの言葉が冗句に聞こえないくらい、酷い爆音被害に日々晒されています。13日も夜10時半すぎまでオスプレイや米軍ヘリの爆音が続いていました。子供たちが寝静まったあとでの共同通信からの深夜の電話でした。
 いま1時のNHKニュースでオスプレイ不時着の速報です。


 前泊さんの次の指摘が今を映し出している。


「時の政権や県政が新基地建設や日米安保の重要性を強調したりすると、米軍の訓練や事件が多発する傾向が出てくる。今回も、東村高江でのオスプレイパット建設を強行する日本政府の姿勢、辺野古裁判で沖縄県が敗訴確定という報道があった直後の事故。辺野古新基地建設の推進を容認する最高裁の姿勢などが米軍の緩みを招く要因にもなっているのではないか。県民を巻き込むような事故がいつ起きてもおかしくないような状況が続いている。米軍に対して常に緊張感を持たせるような厳しい対応が政府には求められる」


by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 08:32 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄県名護市の浅瀬で、オスプレイが墜落事故で大破。(2)

 「3.11」は人間の命をあらためてきちっと基地委と見つめ直す契機であったはずであった。
 オスプレイが欠陥機であり、人に自然に、甚大な被害をもたらしてきたこともわかっていた。
 しかし、日本人は、反対の声を無視してきた。
 今、できることを尽くそう。


 オスプレイ墜落事故について、琉球新報は、次のように伝える。


(1) 琉球新報-オスプレイ墜落 名護東沿岸、夜間訓練中 乗員5人、2人けが-2016年12月14日 06:30


 第11管区海上保安本部などによると、米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日午後9時50分ごろ、名護市安部の沿岸部で墜落した。機体は大破し、プロペラや胴体が折れているのが確認できる。夜間訓練中だったとみられる。乗員は5人で、全員が海軍病院に搬送され、2人がけがをしたもよう。11管は巡視船2艇を出動させ調査している。本土復帰以後、県内での米軍機墜落事故は今回を含め48件。

 オスプレイを巡っては県などが配備撤回を求めている。政府は同機種が拠点とする米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を進める計画で、北部訓練場の先行提供されているヘリパッドでもオスプレイが運用され、騒音被害が発生しており、今回の事故で県民の反発がさらに高まるのは必至だ。
 在沖米海兵隊報道部は14日午前1時ごろ、リリースを発表。キャンプ・シュワブ沿岸部の浅瀬に「着水」した。事故原因は不明。所属は普天間の第36海兵航空群。嘉手納基地所属のHH60救難ヘリが救助した。第3海兵遠征軍も13日夜、短文投稿サイトのツイッターで「沖縄の沖合でMV22の事故が起きた」と投稿した。
 県の池田竹州基地防災統括監は「政府は北部訓練場でヘリパッドを建設している。そこで使われる航空機が事故を起こしたのは間違いない。宜野座ではつり下げ訓練の問題があり、県民の不安が募っていた直後の事故だ」と述べ、事故の詳細を把握次第、抗議などを検討する考えを示した。
 米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長は「県民や市民に不安を与える、あってはならないことが起きた。極めて遺憾だ。だからこそ一日も早く普天間飛行場を返還してほしい」と述べ「詳細を確認しながら対応したい」と話した。
 川田司外務省沖縄担当大使は13日夜、ニコルソン在沖米四軍調整官に遺憾の意を伝えた。東京・市谷の防衛省には一報を受けた幹部らが続々登庁し、情報収集に当たった。
 県には13日午後11時半ごろ、沖縄防衛局から事故の連絡があった。一方、事故の詳細は伝わっていないため、県は14日早朝から対策を協議する。


 また、「やっぱり落ちた」との住民の声を次のように伝えた。


(2)琉球新報-やっぱり落ちた オスプレイ墜落 住民恐怖、欠陥機懸念現実に-2016年12月14日 07:30


 【名護】13日夜、名護市安部沿岸の岩礁の上で米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが墜落しているのが確認された。目撃した付近住民の宮城元作さん(46)によるとオスプレイとみられる赤い光が低い位置で飛行している中、急に飛行音が聞こえなくなり、下へ落ちたという。14日午前0時半ごろ、本紙記者が名護市安部の沿岸で破損した機体を確認した。

 オスプレイが落ちる光を目撃した宮城さんは取材に対し時間帯は不明だとし「見た時には(既に)低かった。だんだん落ちて、急に音が聞こえなくなった。(こうした状況は)初めてで驚いた」と話した。
 付近住民によると、13日午後9時半ごろから14日午前0時すぎまで、米軍ヘリとみられる3機が旋回しているのが確認された。オスプレイが墜落した周辺の海域を捜索していたとみられる。
 13日夜にいざり漁でタコを取っていた男性によると、カメラのフラッシュらしき光が見えた。陸上部で機体の破片のような物を確認した住民もいるという。
 本紙記者によると、機体の周辺には懐中電灯を光らせている米兵ら4人の姿が見えた。機体の10メートル以内に米兵1人、100メートル離れた所にほかの米兵3人が歩き回っていた。周辺では、パラシュートとみられる物も確認された。


by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 07:50 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄県名護市の浅瀬で、オスプレイが墜落事故で大破。

 「3.11」は人間の命をあらためてきちっと基地委と見つめ直す契機であったはずであった。
 オスプレイが欠陥機であり、人に自然に、甚大な被害をもたらしてきたこともわかっていた。
 しかし、日本人は、反対の声を無視してきた。
 今、できることを尽くそう。


 墜落事故の経過について、沖縄タイムスは、次のように伝える。


(1)沖縄タイムス-オスプレイ、沖縄近海に不時着 機体は大破…2人負傷か-2016年12月13日 23:48


 防衛省幹部によると13日夜、沖縄本島東沖合でオスプレイ1機が海上に不時着したとの情報が米軍を通じてあった。防衛省関係者によると、オスプレイは普天間飛行場所属で、搭乗していた5人は14日午前0時ごろに米側が全員救助したという。2人がけがをしている模様だ。沖縄県の翁長雄志知事はオスプレイ配備に反対しており、2012年の県内配備後、国内初の重大事故に県民の反発が高まるのは必至だ。

 着水時の状況は分かっておらず、墜落したかなどは分かっていない。救助現場は名護市の東岸約1キロの洋上。名護市安部の海岸の浅瀬にオスプレイの残骸とみられる大破した機体が確認された。

 名護市安部沖合では、少なくとも米軍のオスプレイ2、3機が海面をライトで照らしながら捜索する様子を本紙記者が確認した。

 オスプレイは12年10月、普天間飛行場に配備された。開発段階から墜落事故が相次ぐなど安全性への懸念から、配備前の12年9月には配備に反対する10万人規模の県民大会が開かれたが、米軍が配備を強行した経緯がある。


(2)沖縄タイムス-<オスプレイ不時着>深夜の事故、騒然 海岸に残骸-2016年12月14日 06:51


 不安が現実になった。オスプレイが沖縄県近海に着水との一報が入った14日午前0時、名護市安部の海岸の浅瀬ではオスプレイの残骸とみられる機体が確認された。名護市安部では13日午後10時半すぎ、米軍機が旋回訓練しているとの地域住民の目撃情報があり、午後11時を過ぎても民間地と海上をオスプレイとヘリが旋回。ヘリ2、3機が海面にライトを照らし、不時着したオスプレイを捜索しているとみられる様子が確認された。

 安部に住む60代女性はイザリ漁をするため、午後9時半ごろから海に出たところ、「安部の海岸の岬付近の海中で、約1メートルの羽っぽい破片を見た」と表情をこわばらせた。

 「海岸付近で米兵が捜索していたので、懐中電灯を振って米兵に場所を知らせた」という女性は、海の中から破片を持ち上げ、近くの岩の上に置いて米兵に知らせた。

 安部に住む男性(47)も、オスプレイとみられる米軍機の異変を目撃していた。「赤いライトが水面に近づき、その後、ヘリの旋回音が消えた」と説明した。

 名護市三原に住む女性(68)は「午後11時ぐらいに遠くでヘリのような変な音は聞こえたけどよくわからない。不時着ならば怖い。早く撤去しないといけない」と不安がった。

 一方、オスプレイが沖縄県近海のどこに不時着したのかという情報が錯綜(さくそう)し、米軍側から正確な情報が入らない中、県警や第11管海上保安本部も情報収集に追われ混乱した。

 県警本部は事故発生後、情報収集の拠点を本部3階の参事官室におき、内閣官房沖縄危機管理官や県警職員が情報収集。うるま署には「津堅島沖合に墜落」との情報があり、全国メディアや関係機関からの電話が殺到。4~5人の当直の署員が対応に追われていた。部品落下や墜落の危険に備えて、署員がうるま市内をパトロールした。


(3)沖縄タイムス-<オスプレイ不時着>宜野湾市長「大変残念だ」-2016年12月14日 06:27



 オスプレイ不時着について、宜野湾市の佐喜真淳市長は14日未明、「こうしたことが起きぬよう普天間飛行場の一日も早い返還をと訴えてきたが、市民が最も懸念していることが起きてしまった。大変残念だ」と述べた。

 その上で「オスプレイについては安全性の懸念から市として訓練移転など求めてきた経緯もあるが、今後のことは詳細を見た上で考えたい」と述べ、状況を確認の上で米軍への抗議やオスプレイの飛行停止要求といった今後の市の対応を検討するとした。沖縄タイムスの電話取材に答えた。


by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 07:38 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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