2016年 11月 14日 ( 3 )

沖縄-辺野古・高江から-2016年11月14日

「排ガスの中に含まれ、発がん性を含む可能性がある『黒色粒子』が米軍嘉手納基地の方向から流れていることが12日までに分かった。」〈琉球新報〉
生きるための環境〈条件〉が政治的に侵されているのが、沖縄の現状である。


 2016年11月14日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-オスプレイ着陸失敗 米東部、クラスAの機体損傷-2016年11月14日 06:30


 琉球新報は、「米海軍安全センターは、海軍の垂直離着陸輸送機MV22Bオスプレイが現地時間の10月26日午前10時47分、米東部メリーランド州のパタクセントリバー海軍空軍基地で着陸に失敗し、機体を損傷する事故を起こしたことを11日までに公表した。被害損害が200万ドル以上の「クラスA」に分類した。米海軍安全センターによると、事故機は海軍航空システム軍所属で、着陸時に着陸脚の先端部分が破損したとした。乗務員などにけが人はない。事故原因などは明らかにされていない。」、と報じた。


(2)琉球新報-騒音時に「黒色粒子」増 沖縄・嘉手納基地周辺 悪臭は米軍機の可能性-2016年11月13日 06:30


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「沖縄県嘉手納町で長年問題となっている悪臭問題を巡り、風向、風速と騒音を同時に計測した町の初めての調査で、排ガスの中に含まれ、発がん性を含む可能性がある『黒色粒子』が米軍嘉手納基地の方向から流れていることが12日までに分かった。騒音発生時に黒色粒子の量が増えたことも確認された。また、航空機の燃料などに含まれる揮発性有機化合物の濃度が、同町屋良の観測地点で計測した臭気レベルの測定結果に連動していることも判明し、風向などから同基地の米軍機からの排ガスが悪臭の原因となっている可能性が高いことが裏付けられた。」
②「北海道大学の松井利仁教授のグループが嘉手納町屋良のニライ消防本部屋上で測定した。観測地点は嘉手納基地内の海軍の哨戒機駐機場の北西に位置する。黒色粒子の量や粒子の個数、揮発性有機化合物の濃度、臭気レベルを測定し、騒音レベルと風向、風速と併せて分析した。町基地渉外課は11日、自治会長などを対象に嘉手納基地由来の大気汚染物質調査の中間報告会を開催し、松井教授が分析結果について説明した。黒色粒子は細かなすすなどの微粒子で、発がん性物質を有している可能性があるが、今回の調査では成分まで分析していない。」
③「調査では、P3C哨戒機、P8哨戒機などが駐機する嘉手納基地の海軍駐機場などから、ニライ消防本部に流れる風向き(北東から東南東)で高濃度が測定された。嘉手納町では、長年にわたり町民から悪臭についての苦情が多く寄せられているが、原因は特定されていなかった。町は本年度から独自で松井教授らに調査を委託していた。」
④「揮発性有機化合物の調査は2016年9月から、黒色粒子量の調査は15年9月に開始された。来年3月に本年度の調査報告書が提出される。松井教授は『嘉手納町は航空機騒音による被害が大きいが、国は睡眠障害などの疾患も引き起こす【公害】を放置している。今回の調査で、風向・風速・昼夜・騒音など複数の要因を同時に分析することで、悪臭の発生源をより明確にしたい】としている。」


(3)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>民間ヘリで資材運搬-2016年11月14日 13:33


 沖縄タイムスは、「米軍北部訓練場のヘリパッド建設に関し、沖縄防衛局が14日午前、訓練場内で民間の大型ヘリコプターを使って工事用の資材を運搬した。目撃した複数の市民によると、ヘリは午前9時半すぎから発着場のH地区と、その北東にある海岸付近を土のうのような資材を積んで9~10回往復していた。午前11時半ごろには訓練場外に飛び去ったという。」、と報じた。


 以下、琉球新報及び沖縄タイムスの引用。



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by asyagi-df-2014 | 2016-11-14 18:15 | 沖縄から | Comments(0)

「土人」「シナ人」発言を考える。(22)

 大阪府警の機動隊員による「土人」「シナ人」発言を考える。
 「差別する側の意識が変わらないと問題は解決しない」、と識者は評する。
 つまり、差別する側の植民者の自覚がなされるのかどうかだ。
 人種差別撤廃条約に違反する問題なのだ。


 沖縄タイムスは2016年10月28日、-「ありのままの沖縄を見てよ 脚本家・上原正三さん【インタビュー「土人」発言・8】」、インタビュー記事を掲載した。
上原正三さんは、次のようにインタビューに答えた。


(1)45年前、「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使いと少年」で人間の集団心理の怖さを描いた。今、政府に逆らう沖縄の人間を「土人」「シナ人」と呼び、歯止めの利かない罵詈(ばり)雑言がインターネット上であふれているが、これも集団心理。若い警察官はそれらを真に受けたのだろう。沖縄はどんな歴史をたどったのか、辺野古や高江の問題がなぜ起きているのか。自分の目で見て考えてほしい。
(2)1955年に上京した時、下宿のおばさんが「沖縄には『土人』がいるそうね」と興味深そうに聞くので「あ、僕が沖縄の『土人』です」と笑顔で答えたら「えっ」と目を丸くした。その後、僕にとてもよくしてくれ、長く交流が続いた。
(3)大学在学中、沖縄出身を理由に一度だけ下宿を断られたことがある。差別は無邪気な無知がもたらす場合が多い。相手のことを知らないのに、風評だけで知ったつもりになる。まずは知る努力が必要だ。立場の違う者同士が罵(ののし)り合えば対立は深まるだけ。こんな時こそ沖縄も冷静に「ぶらっと遊びに来て、ありのままの沖縄を見てよ」と語り掛けた方がいい。ビギンが「いちゃりば結」と、シマンチュの美しい伝統を歌っている。その先に理解が生まれる。きっと。


 「差別は無邪気な無知がもたらす場合が多い。相手のことを知らないのに、風評だけで知ったつもりになる。まずは知る努力が必要だ。」
 確かに、一つの真理ではある。
 だが、どうやったら、植民地主義は克服されるのか。
 


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-11-14 12:46 | 沖縄から | Comments(0)

原発問題-日本は、核不拡散条約(NPT)非加盟で核兵器保有国のインドと原発輸出を可能にする原子力協定に署名。

 朝日新聞は2016年11月11日、標題について次のように報じた。


(1)安倍晋三首相は11日、インドのモディ首相と首相官邸で会談し、日本からインドへの原発輸出を可能にする原子力協定に署名した。インドは核不拡散条約(NPT)非加盟の核兵器保有国。日本はインドが核実験した場合の協力停止措置の明記を目指したが、関連文書への記載にとどまり、安保政策への制約を嫌うインドも自国寄りに解釈できる余地を残した。
(2)日本がこれまでに原子力協定を結んだのは14カ国・機関あり、日本が輸出元となってNPT非加盟国と結ぶのは1985年の中国(92年にNPT加盟)に続いて2例目。日印の協定は、原発輸出に向け、日本の関連技術や物資の移転を可能にするもので、交渉は民主党政権時代の2010年に始まった。
(3)インドはすでに米国やフランス、韓国など8カ国と協定を結んでいる。日本は唯一の戦争被爆国として、核軍縮・不拡散外交を進めている。このためインドが他国と結んだ協定にはない、核実験した場合の協力停止措置を明記するよう求めてきた。だが、インド側が難色を示し、協定自体には明記されず、協定とは別の「見解及び了解に関する公文」と題する関連文書で折り合った。
(4)関連文書は、「日本の見解」として、2008年9月にインドが行った「核実験モラトリアム(一時停止)」声明を協定の「不可欠の基礎」とし、変更が生じた場合、協定を終了できる権利を有すると記載。インド側もモラトリアム声明を再確認し、これらを「両国の見解の正確な反映と了解する」としている。
(5)安倍首相は会談後の共同記者発表で、「原子力の平和的利用について、インドが責任ある行動を取ることを確保する法的な枠組みだ」と強調。「NPTを締結していないインドを国際的な核不拡散体制へ実質的に参加させることにつながる」と話した。ただ、インド側は「核開発は自国の権利」という立場を維持しているとみられ、モディ首相は会見でこの点に一切言及しなかった。
(6)日印共同声明の骨子
・日印原子力協定の締結を歓迎
・インド西部で2018年に新幹線を着工し、23年に開業
・太平洋・インド洋の安定と繁栄のために協力
・日本の官民がインド製造業の人材育成のため学校を開き、10年間で3万人を訓練


 もともと「核開発は自国の権利」と「原子力の平和的利用」は、両立しない。


 以下、朝日新聞の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-11-14 10:05 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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