2016年 07月 25日 ( 3 )

沖縄-北部訓練場ヘリパッド工事の実態-2016年7月24・25日

 2016年7月24日、25日沖縄を沖縄タイムスと琉球新報は次のように表した。



(1)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>防衛局、搬入口の抗議テント撤去を要請-2016年7月24日 05:01



 沖縄タイムスは、安倍晋三政権の「蛮行」の様子について、「東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設予定地、N1地区の裏側出入り口にある市民側のテントと車について、沖縄防衛局が8月5日までの撤去を求めたことが分かった。7月22日に職員と作業員が訪れてテントと車ごと囲むようにフェンスを作り、「要請」文を貼り付けた。N1地区への出入り口2カ所のうち表側(県道70号沿い)のテントは同様の要請の後、22日に撤去された。裏側では機動隊車両や民間警備員も24時間態勢の常駐を始めていて、市民は「ここも撤去して両側から資材を搬入するつもりだ」と警戒を強めている。」、と報じた。
 また、「この日はN1地区表側出入り口、G・H両地区出入り口、北部訓練場メインゲートの3カ所に監視カメラが新たに設置された。現場周辺の県道70号を完全に封鎖する交通規制はなかったが、福岡県警の機動隊員が19、22両日に続いて新川ダム入り口で検問を実施。車を止め、行き先や目的を詳しく聞き出そうとしたが、市民が反発すると引き下がった。」、と伝えた。
 さらに、「表側のテントや内部の備品は防衛局が持ち去ったままで、23日も市民側に返却などの連絡はない。現場は県道区域。防衛局は撤去の法的根拠について、本紙の問い合わせにも回答していない。三宅俊司弁護士は23日、現場の集会で『防衛局には何の権限もない。明らかな窃盗行為だ』と指摘した。」、と報じた。



(2)沖縄タイムス-高江ヘリパッド、30人座り込み 工事車両確認されず-2016年7月24日 11:35



 高江の24日の様子について、沖縄タイムスは、「午前11時現在、約30人が出入り口の向かい側で座り込み、全国から来た機動隊員らに「ここにヘリパッドを造る必要があるのか。なぜ私たちが反対しているのか知ってほしい」と訴えた。同出入り口からの工事車両の搬出入は確認されていないが、22日に設置されたゲート内で、沖縄防衛局の腕章を着けた数人が作業する様子がみられた。ゲート前に機動隊車両など4台が停車し、民間の警備員や機動隊員が警備している。」、と報じた。



(3)琉球新報-高江に全国から支援続々 市民「ありがたい」-2016年7月25日 05:01



 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事が再開された問題で、建設に反対する市民らに対し、全国各地から支援物資が続々と届いている。市民らがN1地区ゲート前を封鎖するために駐車していた車両やテントが撤去され、資機材が搬入された22日以降、さらに支援物資が増えた。東村高江の『ヘリパッドいらない市民の会のメンバーは「勇気づけられる。本当にありがたい。今後の闘いに役立てたい』と感謝していた。」、と報じた。
 また、「支援物資は水などの飲料やカップラーメン、菓子類などさまざまで、段ボール箱に『座り込みテント』宛てで届いたり『住民の会』のメンバーの自宅などに届いたりしている。支援物資には『諦めないで頑張って』などのメッセージが添えられたものもあるという。支援物資が入った段ボールは数十箱にも上る。『住民の会』の伊佐育子さん(50)は『今後の運動の支えになるもので本当にありがたい』と強調した。」、と伝えた。



(4)琉球新報-高江、大型トラックが砂利を搬入 環境家批判「やんばるの森に異物」-2016年7月25日 11:25



 琉球新報は、この工事の問題について、「『奥間川流域保護基金』の伊波義安代表は『砂利を運ぶということは、やんばるの森に異物を持ち込むということだ。これだけで自然破壊につながる』と強調。『なぜこのような貴重な自然を破壊するために大量の機動隊を導入するのか』と憤った。」、と伝えた。



(5)沖縄タイムス-高江、建設予定地への道路を整備 市民と機動隊の衝突なし-2016年7月25日 13:53



 沖縄タイムスは、2016年7月25日の状況と闘いについて、「東村高江周辺の米軍北部訓練場のヘリパッド建設で25日午前、建設予定地のN1地区につながる出入り口では、10台以上のトラックが砂利を運び、建設予定地までの道路整備などの作業を進めた。 100人を超える機動隊や警備員が警戒に当たる中で、工事に反対する市民ら約40人は「工事をやめろ」「森を壊すな」と抗議。市民と機動隊の衝突などはなかった。」、と報じら。



 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2016-07-25 17:00 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-米兵が、酒気帯びで事故を起こし現行犯逮捕された。

 標題について、琉球新報は2016年7月25日、「沖縄署は23日、米空軍嘉手納基地所属の兵長(22)を道交法違反(酒気帯び)の容疑で現行犯逮捕した。呼気からは基準値の約5倍のアルコールが検知された。同署によると容疑者は『バーで2、3杯、ビールを飲んだ』と話し、容疑を認めているという。」、と報じた。
 また、「米軍属女性暴行殺人事件を受けた在沖米軍による飲酒規制が先月28日に緩和されて以降、県内に駐留する軍人の同容疑での逮捕が明らかになるのは2件目。容疑者は23日午後10時15分ごろ、北谷町美浜の町道交差点で、歩行者通行中のために一時停車していた車両に後方から衝突する事故を起こした。けが人などはいない。駆け付けた警察官が酒の臭いに気付き、検査したところ、呼気から基準値の約5倍のアルコールが検知された。」、と続けた。



以下、琉球新報の引用。



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by asyagi-df-2014 | 2016-07-25 09:04 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-沖縄タイムス特集【誤解だらけの沖縄基地】を読む(32)。

 沖縄タイムスの特集、「誤解だらけの沖縄基地」(32)を考える。
 第32回目は、「観光収入 基地上回る IT産業も成長続く」について。
  今回の沖縄タイムスは、「沖縄では『基地か』『経済か』が、たびたび論争の対象とされてきた。」沖縄の今の姿を報告する。
 それは、「『基地がなければ、沖縄経済は破綻する』という見方が残る。一方、『基地は経済の手かせ足かせ』『最大の阻害要因』といった考え方が広まっている。」という二律背反的な状況説明がが沖縄には残されてきた。
 この状況を変えたものの一つに、「観光産業の顕著な伸びがある。」、と沖縄タイムスは説明する。
沖縄タイムスは、観光収入と基地収入の実態について次のように対比させる。


(1)観光収入
①「県によると、2015年の観光客数は776万3千人、観光収入は5913億1500万円で、いずれも過去最高を更新した。沖縄返還の1972年と比べると観光客数は44万4千人から約17倍、観光収入は324億円から約18倍に増えたことになる。」
②「観光客数の成長率は過去20年で4・26%(年平均)、直近5年で8・81%(同)。米国の同時多発テロやリーマンショック、新型肺炎(SARS)のような感染症の流行で一時的に落ち込むことはあっても、順調に成長を続けている。」
③「那覇空港第2滑走路の建設などプラス要素もあり、沖縄観光コンベンションビューロー(平良朝敬会長)は30年度の観光客数は1523万人に達すると予測している。」
(2)基地収入
「基地従業員の所得や軍用地料、米軍関係者の消費支出を合わせた『基地関連収入(軍関係受け取り額)』は72年の777億円から2013年の2088億円と2・7倍の伸びにとどまる。県民総所得全体の伸び8・2倍を大幅に下回っている。」


 沖縄タイムスは、こうした実態を、次のように説明する。


「沖縄国際大学の富川盛武名誉教授の試算では、15年度に沖縄を訪れた外国人観光客の県内消費額は約2325億円に上ることが明らかになった。観光収入全体では78年以降、『基地関連収入』を上回り続けるが、外国人客の経済効果だけでもそれをしのぐようになった。基地経済の『発展の限界性』が浮き彫りになり、基地よりも産業活動が経済を成長させることがはっきりと示されている。」


 また、沖縄タイムスは次のように押さえる。


「外国人客数は11年度30万1400人から15年度167万300人に増え、さらに「伸びしろ」が見込まれる。ただ、基地として使用する土地を経済活動に生かすことができず、『機会費用の損失』につながっていると言えそうだ。」


 沖縄タイムスは、沖縄国際大学の富川盛武名誉教授の次の指摘をこの問題の結論とする。


「『基地がなければ生きることができない時期』があったことを認めつつ、こう続けた。
 『基地収入は予算を執行するだけで、日々の生産やサービスを生み出すわけではなく、経済主体ではない。観光やIT産業の成長を続けており、時間がたてばたつほど、基地が手かせ足かせになっている』」


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-25 05:30 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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