2016年 07月 18日 ( 3 )

沖縄-北部訓練場ヘリパッド工事の実態-2016年7月18日

 2016年7月18日の沖縄を、琉球新報は次のように表した。


①琉球新報-きょう高江に機動隊投入 全国から車両集結 米軍ヘリパッド建設-2016年7月18日 05:04
②琉球新報-工事関係車両35台が高江に続々到着 市民と機動隊がもみ合い-2016年7月18日 10:15
③琉球新報-高江の機動隊投入 「暴力団壊滅と同規模」 自民議席失い、政府強行-2016年7月18日 12:32


 琉球新報はその様子を伝える。


①「政府はヘリパッド工事再開に向け16日から、全国各地の機動隊員を県内に派遣。派遣された機動隊員は17日、北部地域に続々と集結している。抗議行動をしている市民らからの目撃情報によると、警視庁、大阪、福岡、千葉、愛知などの各機動隊車両が北部方面に走行していたり、北部地域のホテルの敷地内に駐車していたりするのが確認された。」
②「17日午後1時ごろには、N1地区のゲート前を千葉県警の機動隊車両3台が通過し、座り込みによる抗議行動をしている市民らが一時騒然となる場面もあった。同機動隊車両は付近に駐車した様子はなく、それ以降ゲート前に訪れなかったため、下見をしていたとみられる。」
③「国頭村と東村にまたがる米軍北部訓練場のヘリパッド新設工事に関して、鉄パイプなどを積んだ大型車両を含む工事関係車両35台が18日午前5時40分ごろ、東村高江にあるメインゲートへ続々と入った。資材搬入は11~16日の6日間連続で確認されたが、17日は確認されていなかった。」
④「一方、資材がメインゲートに搬入した同時刻に、米軍北部訓練場のN1ゲート前でヘリパット建設に反対し、座り込みを続ける市民ら約40人と機動隊約60人がもみ合う場面が見られ、現場は緊張感で包まれた。」
⑤「N1ゲート前は資材搬入を防ぐために、市民らがゲート前に複数台の車を止めており、その車に市民らがロープを結びつけようとしたところ、機動隊が止めに入り、市民らともめ合った。約30分間にわたりもみ合いが続いたが、けが人などは出ていない。」
⑥「参院選の投票箱が締め切られて約10時間後、東村高江の米軍北部訓練場メインゲート前には機動隊による人垣ができ、ヘリパッド建設に向けた関連作業の資機材搬入が始まった。政府は衆参全ての県内選挙区で自民党議員が議席を失ったことで、選挙対策のために控えてきた米軍基地建設を一気に強行し、県民を“敵視”するような方向にかじを切り始めている。」
⑦「一方、一部の警察、防衛関係者からは異論もある。警備関係者は『工藤会の壊滅作戦と同規模だ。重火器を持つ暴力団と一般市民を同一視するのは尋常じゃない』と苦渋の表情を浮かべ、特定危険指定暴力団工藤会の壊滅作戦で2014年に機動隊が約530人に増派された例を挙げ、同様に一般市民に対峙(たいじ)する政府の姿勢を疑問視した。」


  琉球新報が伝える警備関係者の『工藤会の壊滅作戦と同規模だ。重火器を持つ暴力団と一般市民を同一視するのは尋常じゃない』と苦渋の表情を浮かべ」、「同様に一般市民に対峙(たいじ)する政府の姿勢を疑問視」、との危惧感こそ、ごく当たり前の市民の考え方である。


 以下、琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2016-07-18 16:25 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-繰り返されるフレア(照明弾)発射事故。嘉手納基地のF15戦闘機がフレア(照明弾)3発を発射する。

 繰り返されるフレア発射事故。
 このことについて、琉球新報は2016年7月14日、「13日午前10時20分ごろ、米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が同基地上空で誤ってフレア(照明弾)を発射した。民間地への被害は確認されていない。嘉手納基地は同日夕、『パイロットの不注意でフレアを発射した』と誤射を認めた。同基地所属の米軍機は直近で2006年3月と8月、11年3月にもフレアを誤射しており、近隣住民からは『基地がある限り、事故はなくならない』などと反発する声が上がった。目撃者によると、機体は沖縄市方面から嘉手納基地に着陸しようと上空を旋回し、機体を水平にした後、着陸のため車輪を出した際に3発のフレアが発射されたという。」、と報じた。

 このことを、琉球新報は2016年7月15日の社説で、「フレア発射事故 『操作ミス』では済まされぬ」、と批判した。
 この社説の要約は次のものである。


(1)事故の経過
①「嘉手納基地のF15戦闘機がまたもフレア(照明弾)3発を発射する事故を起こした。『またも』と強調せざるを得ないのは、それほどフレアの事故が相次ぐからだ。」
②「2000年以降に限っても、02年にF15戦闘機がフレアを落下、空中で燃焼させた。03年にも離陸直後のF15戦闘機がフレア6個を滑走路に落下、燃焼させた。06年は3月にF15戦闘機が空中でフレアを発射。米軍は基地上空と言い逃れたが、民間地上空との目撃証言が複数あった。同年8月にもF15戦闘機がフレアを発射。この時は米陸軍貯油施設内の芝生を焦がした。貯油施設への引火や、国道58号沿いのフェンスから20メートルの至近であり、通行車両を巻き込む大惨事の恐れすらあった。11年にはAVハリアー機が離陸後にフレアを発射し燃焼させた。そして今回の発射事故だ。多発する事故を列挙するだけで紙幅が尽きそうになるほどだ。
③「発射事故のたびに米軍は『パイロットの不注意』と事故原因をパイロットのミスに転嫁し、『基地周辺に危険はなかった』と事故を軽視する態度を示している。」


(2)問題点
①「これほどの事故多発を、不注意や操作ミスで片付けるわけにはいかない。パイロットの指先が触れるだけでフレアが発射される構造上の問題がありはしないか。誤射を防ぐ安全装置はないのか。あっても機能しないのか。」
②「操作ミスだとしても、これほどの頻度で多発するのは、練度の低さや、未熟なパイロットに訓練をさせていることに問題がある。事故がこれだけ続くと、もはや人為ミスの言い逃れは通用しない。戦闘機訓練そのものを見直すべきだ。」
③「『基地の周辺に危険はない』という釈明も通用しない。国道から間近い貯油施設での事故を忘れてはならない。」


(3)琉球新報の主張
「米軍は納得いく原因究明と対処策を示す責任がある。事故多発を放置する日本政府の責任も大きい。米軍任せにせず、民間航空機事故の際の事故調査委員会を差し向けるくらいの気概を示すべきだ。
 三沢基地から29機ものF16戦闘機が飛来する異常事態の中でのフレア発射事故である。したい放題、無責任の対応は許されない。」


 こうしたフレアの事故が、「多発する事故を列挙するだけで紙幅が尽きそうになるほど」にも起きていたことに気づかなかった。
 まさしく、「日本政府の責任も大きい。米軍任せにせず、民間航空機事故の際の事故調査委員会を差し向けるくらいの気概を示すべきだ。」、との指摘は、ごく当たり前の要求だ。
 安倍晋三政権は、まずは、このことからきちっと対応すべきではないか。


以下、琉球新報の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-18 12:20 | 沖縄から | Comments(0)

原発問題-四国電力は1次冷却水ポンプで、放射性物質を含まない水が漏れるトラブルがあったと発表。3号機の再稼働は8月上旬にずれ込む見通し。

 標題について、愛媛新聞は2016年7月17日、「愛媛県と四国電力は17日、伊方原発3号機の原子炉に冷却水を送る1次冷却水ポンプで、放射性物質を含まない水が漏れるトラブルがあったと発表した。部品に不具合があり交換に約1週間かかる予定で、四電が7月下旬を目指していた3号機の再稼働は8月上旬にずれ込む見通し。環境への放射能による影響はないとしている。」、と報じた。
このトラブルについて、「県と四電によると、17日午前7時半ごろ、3号機の中央制御室で、調整運転していた1次冷却水ポンプから漏れる純水の量が増大していることを確認。漏水を防ぐポンプのシール部に不具合があるとみて交換を決めた。漏れた純水は原子炉格納容器内のタンクに回収されているが、午後4時半時点でも漏えいは収まっていないという。県はB区分異常として発表。従来は48時間内の発表だが、再稼働に伴う作業で県民の関心が高いとして異常発生当日に公表した。」、と伝えた。


 以下、愛媛新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-18 04:45 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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