2016年 07月 12日 ( 2 )

沖縄-米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設のため資機材を基地内に搬入に対し、る住民らがゲート前の県道70号沿いで反対抗議を続けている。

このことについて、沖縄タイムスは2016年7月12日、「東村高江の住民によると、11日午前6時前、資材を積んだ工事車両約10台が基地内へ入った。住民ら約60人がメインゲート前に集まり、「民意を無視するにもほどがある」などと憤った。午前10時40分ごろには、県警機動隊がゲート前に座り込む市民らを強制排除。その後も、断続的に排除が繰り返された。」、と報じた。
 また、「沖縄防衛局(中嶋浩一郎局長)は11日、米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設のため資機材を基地内に搬入し、工事に向けた書類を県に提出した。防衛省関係者によると、準備が整い次第、着工する。これを受け、翁長雄志知事は同日夜、県庁で記者会見し「今の状況では分かりましたということにはならない」と述べ、事実上、建設に反対する意向を示した。」、と伝えた。
 沖縄県の動きについて、「会見で知事は、11日に沖縄防衛局から工事着手に伴う赤土の流出防止や環境影響評価に関する書類が出され、国土交通大臣からは地方自治法に基づき、訓練場ゲート前のテントや車両の撤去を求める勧告が届いたことを明らかにした。その上で、参院選選挙区で基地建設に反対する伊波洋一氏が当選した直後に国側が一連の手続きをとったことを『用意周到にこの日を待っていたというのが見え見えで、到底容認できない』と強く批判。信頼関係を損なうような手法では、建設は厳しくなると指摘した。 知事は対応策を検討し、数日中に公表する方針を示した。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-07-12 12:09 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄は、沖縄の民意の重みを示した。「辺野古新基地建設は許されない。」、と。

 2016年7月10日、参議院選挙の結果がもたらされた。
 複雑な気持ちでいる。
 ここは、冷静に、沖縄選挙区の結果を考えてみる。
 次に繋げるために。


 沖縄タイムスと琉球新報は2016年10月11日、「『2016参院選 伊波氏が圧勝』『辺野古』を見直す時だ」、「参院選 伊波氏が大勝 民意の厚みの表れだ 新基地建設は許されない」、とそれぞれ社説を掲げた。
 両紙は、安倍晋三政権に向けてこのように主張する。


(1)沖縄タイムスの主張
①「審判は下った。辺野古問題の分水嶺となる決定的な選挙結果である。民主政治を前提にする限り、新基地建設計画を維持するのは、もはや不可能だ。」
②「一連の選挙で示された『沖縄の民意』は明白である。」
③「普天間飛行場の移設推進に向け強硬姿勢を示し続けてきた島尻氏をあえて沖縄担当相に抜てきし、経済界や市町村長への影響力を行使しつつ沖縄の分断を図り、辺野古推進勢力を拡大していく、という安倍官邸のもくろみは崩れ去った。我田引水の解釈で結果を取り繕うのではなく、見たくない現実に向き合う柔軟さと度量、まっとうさが大切だ。」
④「政府が、この期に及んでもなお、アメとムチの予算措置によって基地受け入れ層の拡大を図るようだと、沖縄社会は『受益層』と『受苦層』に分断され、取り返しのつかない傷を負うことになる。それは横のつながりを維持してきた融和的な沖縄社会をぐちゃぐちゃに押しつぶし、民主政治を破壊することにほかならない。」
⑤「選挙結果を受けて政府が真っ先に取りくむべきことは、『辺野古が唯一の選択肢』だという恫喝(どうかつ)まがいの一方的主張を取り下げることだ。」
⑥「行政権力をチェックする機能を持つ司法と、総務省の第三者機関が現状を憂慮し、そろって『話し合い解決』を求めたのである。それが筋だ。」
⑦「そもそもなぜ、沖縄だけがこのような一方的基地押しつけを甘受しなければならないのか。選挙結果を無視して新基地建設を進めるようなことがあれば、これはもう地方自治に対する国家の暴力的介入というほかない。普天間飛行場の辺野古移設計画は頓挫した。一連の選挙で示された『「沖縄の民意』は重い。政府は、直ちに計画見直しに着手し、県との話し合いに入るべきである。」
(2)琉球新報の主張
①「安倍政権の強行姿勢にも、沖縄はひるまない。将来を見据えた県民の不退転の決意の表れだ。新基地建設に反対する民意はかつてないほど厚みを増した。安倍政権が民意を無視し、新基地建設を強行することは許されない。」
②「伊波氏は、3期目を目指した沖縄担当相の島尻安伊子氏に11万票近い大差をつけた。辺野古新基地を拒否する民意は揺るがないことの証しである。「沖縄のことは沖縄が決める」との自己決定権の実現を目指すことを、政府に改めて宣言した意義は大きい。
③「米軍基地あるが故に起きた米軍属女性暴行殺人事件を受け、基地被害を断ち切らねばならないという県民の誓いも、選挙結果には込められている。」
④「安倍政権は、辺野古新基地建設が県民から拒否された事実から目を背けてはならない。現職閣僚の大敗には、米軍人・軍属が引き起こす事件に有効な防止策を打ち出せないことへの強い抗議が込められていることも知るべきだ。」
⑤「衆参両院の沖縄選挙区は全て『オール沖縄』勢力が独占したことからも、新基地建設を県民が受け入れる余地は一切ないことは明らかだ。にもかかわらず安倍晋三首相は伊波氏当選を受けても、辺野古移設を推進する考えを表明した。新基地建設の強行は民主主義の破壊にほかならない。正当性は沖縄にある。大きな不利益を受ける側の意向は尊重されてしかるべきだ。」
⑥「翁長雄志知事は一連の選挙結果を踏まえ、伊波氏の当選を『民意の総決算』と評した。新基地建設の是非が争点になる選挙は、これで終わりにしたい。それは難しいことではない。県民が『負担軽減にならない』と拒否している辺野古への新基地建設を、安倍政権がやめれば済むことだ。民主主義の原点に立ち返れば、当然のことである。」



 琉球新報は、沖縄の闘いについて、「新基地建設に反対する民意はかつてないほど厚みを増した。」と評した。
 2016年7月11日という「結果」の朝を迎えて、あらためて、「自分たちの地域のことは自分たちが決める」との自己決定権の実現を目指すことを見つめ直している。
 非常な過酷さや困難さが背景にあるとは言え、それでも闘いが高められている場所があることを、体幹深く刻み込みながら、自分たちの場所で、自らのあり方を問うていこう。


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-07-12 05:50 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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