2016年 06月 16日 ( 3 )

原発問題-東京電力の清水正孝社長が「炉心溶融という言葉を使うな」と指示。

 標題について、東京新聞は2016年6月16日、「東京電力が福島第1原発事故当初、原子炉の核燃料が溶ける『炉心溶融』が起きていたのに『炉心損傷』と過小評価の説明をしていた問題で、同社が原因調査を依頼していた第三者検証委員会が『当時の清水正孝社長が【炉心溶融という言葉を使うな】と社内に指示していた』との報告書案をまとめたことが16日、関係者への取材で分かった。同日午後、正式に取りまとめる。」、と報じた。
 また、「事故当時、原子炉が最も深刻な事態にあるのかは国民が注視していた。事故を過小評価するような説明に経営トップが関わっていたことが明らかになり、改めて姿勢が問われそうだ。」、と伝えた。


 以下、東京新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2016-06-16 17:07 | 書くことから-原発 | Comments(0)

沖縄-本土復帰の1972年から2015年の44年間で、沖縄県警が摘発(逮捕)した「凶悪犯」の人数は人口1万人当たりの平均で「米軍関係者」は3・39人で、「県人等」0・98人の約3・5倍。

 標題について、沖縄タイムスは2016年6月16日、「本土復帰の1972年から2015年の44年間で、沖縄県警が摘発(逮捕)した殺人、強盗、放火、女性暴行の『凶悪犯』の人数は人口1万人当たりの平均で『米軍関係者』は3・39人で、『県人等』0・98人の約3・5倍に達していることが15日、沖縄タイムスの調べで分かった。」、と報じた。
 その内容について、「復帰直後の1970年代は社会情勢が不安定になり、凶悪犯も増加した。72~79年の『米軍関係者』の凶悪犯摘発数は69~29人で推移。70年代の人口1万人当たり平均では『米軍関係者』が10・35人で『県人等』2・17人の約4・8倍に上っている。当時は全逮捕者の約10人に1人が米軍関係者。凶悪事件が頻発し、県警も『(米軍関係者の)凶悪犯は一般人より比率が高い』(80年、犯罪統計書)と警戒していた。」、「『県人等』との比率は80年代に3・71倍、90年代に2倍に下がったが、近年10年では2・3倍と再び、高まる傾向となっている。米軍犯罪が起きるたびに、インターネット上などでは『米軍関係者の犯罪数は県人に比べて少ない』との指摘もあるが、凶悪犯の発生率は米軍関係者の方が高い。」、と伝えた。
 

 また、「統計は県警が摘発した数で、基地内で発生した事件や、基地に逃げたまま逮捕できないケースは数値に反映されない。米軍事件の実態は、統計より深刻な可能性が高い。」、と続けた。


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-06-16 12:08 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第51回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。



 今回の報告では、「それでもさらなる国防の負担を島々にねじ込もうとする勢力は、悲しみに暮れる時間も与えてはくれない。」、と訴える。
 三上さんは、日本政府の、防衛局の現在の手法(やり方)は、「FAKE」という文字で表されると指摘する。



「私はこの2ヶ月で3つの説明会を見た。いずれも沖縄防衛局の森企画部長が説明にあたった。とても穏やかに誠意を持って忍耐強く話されているなと感心した。大変誠実で理性的な方だと思う。しかし彼の態度とは裏腹に、説明される内容は要点をずらした同じ話ばかり。礼儀正しく丁寧な口調ではあっても『住民の疑問に本気で向き合う誠意』は、ない。
 『FAKE』という文字が浮かんだ。そうだ。これはすべてフェイク、この場は偽物なのだ。
 『住民に誠意を持って丁寧に説明し』『住民のご理解を頂いて』『住民の安全はもちろん最優先で』…。沖縄に基地を押しつける場面では、これが国側の常套句だ。しかし人権を奪うような理不尽な生活環境を強要しながら、いくら『丁寧に』説明しても『ご理解』を引き出せるわけがない。それでも何百回も繰り返し催眠術よろしく『丁寧に』説明を重ねれば『思考停止』や『麻痺』『諦め』から来る『ご理解』をもぎ取れるのかも知れない。」


 今回の三上さんの報告は、あらためて米軍再編の問題点を次のように提起する。


(1)「今回、宮古島に配備される地対艦ミサイル部隊は、敵の軍艦が宮古海峡を通れないようにするためのもの。それは説明会でも言っている。宮古島への直接攻撃に対応できる装備ではない。しかし『それが島の安全のため』と100回言われれば、私たちを守るためなのねと信じた方がラクになれる。そうなのだ。理性で理解させるのは無理でも、最終的には思考停止でもいい。最悪そこまで持っていくのが彼らの任務なのかもしれない。」
(2)「しかしこの任務は一体誰の幸福や利益のために遂行されているのだろう? 南西諸島の軍事要塞化を、ここまで住民を置き去りにしてでも無理矢理進めようという意志は、どこから生まれてきたのか? 天の上でFAKEな説明会の糸を操る主は、その顔が見えない。
 ひとつ、確かに解ることは、森さんを始めここにいる防衛省の担当者が自衛隊基地を造りたい本体ではないこと。しかしみんなで示し合わせて大事な何かを隠していること。そして誰一人として楽しそうではないこと。一体この仕組みを動かしているのは誰なのか。」
(3)「私は今、5年前に自衛隊幹部の教育機関『統合幕僚学校』がまとめたリポートを読んでいる。500ページにも及ぶ膨大な量で、諸外国の最新の軍事情報の調査研究から将来の防衛計画に繋げる目的でまとめられたものだ。驚くのはここに示唆されていることが怖いほどすべて、この5年で実現されてしまっていることだ。報告の中核は2011年にアメリカ国防総省が打ち出した『エアシーバトル構想』を受けての提言であり、日本の自衛隊はこれに積極的に貢献するべきだと訴える。そのためには集団的自衛権をはじめ、武器輸出の解禁、民間からの徴用などが必要だとしていて、なんとこれはすべて安倍政権が実現させている。」
(4)「さらに驚くのは、戦争や内乱、災害時に憲法を停止させ内閣が強権を掌握できる『国家緊急事態法』の整備についても触れている。熊本地震発生の翌日に菅官房長官がすかさずこれに言及したのも、国防上必要だとするこのような報告書の内容が基底にあったのか。また、防衛産業の育成の必要性にも言及しているが、それも目下進んでいる。となると、ここに書かれている下地島空港の軍事利用や改憲までも現実になりはしないか、不気味な感覚に襲われてしまう。何より、自衛隊のトップが国防上必要だと提言した内容がほとんど実現していく国というのは、軍部に決定権がある軍民統制と変わりがないではないか。それともこのリポートの提言と現実が一致したのは単なる偶然に過ぎないのだろうか。」
(5)「『日本人に公表はできないが、有事の際自衛隊はアメリカの指揮権下に入る。そのことは吉田茂を始め日本のトップが保証してきた』という事実だ。沖縄にいると日々のニュースで軍の動きが取り上げられるので実感するのだが、この十数年、日米の合同演習、共同訓練が頻繁になり、基地の共同使用が進み、しかしその内容をみると、自衛隊はこのまま行けば米軍の下部組織のようになってしまうのでは? という疑念を払拭できないでいたが、なんのことはない。最初からアメリカのために作られ、アメリカの意の範囲内でしか動けない軍隊だったということのようだ。それならやはり、日本は軍事的には植民地のままということになる。」
(6)「統合幕僚リポートでは、今進んでいる先島の軍事要塞化と大いに関わりがあるエアシーバトル構想についても、米中の軍事衝突を想定し、南西諸島を『主戦場』と位置づけていることをはっきり認めた上で、この地域の防衛強化を叫んでいる。そもそもなぜA国がB国の優位に立つために、我々が自国の領土を戦場にされなければならないのか全く理解不能だが、矢部氏の指摘通りであれば、日本は『アメリカの作戦を離れてはどんな国防も不可能』という、絶望的な地点に行き着いてしまう。」


 今回、最後に三上さんは、「そうだとしてもなお、やはり私には解せない。そのためにこの島々が主戦場になるという想定をなぜ易々と受け入れるのか。そうならないための軍備だ、などと、沖縄戦の教訓も軽んじて簡単に言ってしまえるのか。」との想いの果てに、このように本気で日本政府に、防衛局に怒りを持って語りかける。



 それならいっそのこと、こう言って欲しい。
 「第1列島線から中国の軍艦を出さないというのはアメリカの軍事戦略です。それに乗っかって一応この島にミサイルを置きますが、いやなに絶対に発射なんてしませんよ。そんなことをしたらここが戦場にされちゃうんで、そういう事態にならないことを保証します。心配ないです。協力するふりをするのも抑止力です。でもこの軍事作戦は日本にとってまずいので、違う方向に変えて見せます。絶対に。10年以内に!」と。

 国防に携わる仕事には苦しい事情がたくさんあるだろう。でも島民にはどこかで本音で語って欲しい。自分の家族を守るのと同等に、宮古島や石垣島の島民の命が何より大事だと説得して欲しい。国防に関することだからといって騙しも誤魔化しも当たり前だと思わないで欲しい。こっちも命がかかっているし、子どもたちの未来が掛かっているのだから、どんなことをしても嘘を暴いていく。が、何故、国民の安全を守ろうという人たちと、こんなに対立を続けなければならないのか。国防が仕事だという人たちと、沖縄は何年、悲しい、空しい応酬を強いられなければならないのか。お互いに不幸なだけではないか。

 防衛省のみなさんにお願いです。国境に生きる私たちの命を本気で守るつもりがあるなら、もっともっと違う言葉が用意できるはずではありませんか? 危険や負担は伴うけれど、全力で軽減させるから協力して欲しいと、腹を割って誠意を持ってぶつかってきてから初めて、議論が始まるのではないですか? FAKEで押し通すのは、もうやめにしませんか?




三上智恵監督新作製作のための製作協力金カンパのお願い

『戦場ぬ止み』のその後――沖縄の基地問題を伝え続ける三上智恵監督が、年内の公開を目標に新作製作取り組んでいます。製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。

■振込先
郵便振替口座:00190-4-673027
加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会

◎銀行からの振込の場合は、
・ 銀行名:ゆうちょ銀行
・ 金融機関コード:9900
・ 店番 :019
・ 預金種目:当座
・ 店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
・口座番号:0673027
・加入者名:沖縄記録映画製作を応援する会


 以下、三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記第51回の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-06-16 05:56 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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