2016年 03月 09日 ( 2 )

原発問題-大津地裁(山本善彦裁判長)は、関西電力高浜原発3、4号機の運転を差し止める決定。関電は3号機を停止させる方針。

 仮処分決定で稼働中の原発が止まることになった裁判所の決定について、沖縄タイムスは2016年3月9日、「関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転禁止を隣接する滋賀県の住民が申し立てた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)は9日、運転を差し止める決定をした。決定は直ちに効力を持ち、関電は2基のうち運転中の3号機を停止させる方針。住民側弁護団によると、仮処分決定で稼働中の原発が止まるのは全国初。
 東京電力福島第1原発事故後、原発の再稼働や運転を禁じた司法判断は3例目で、うち原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査に合格して再稼働した原発の運転を禁じたのも初のケース。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-03-09 17:25 | 書くことから-原発 | Comments(0)

『戦場ぬ止み』上映会・三上智恵監督講演会を、ちゃーすが大分の会が開催しました。

 ちゃーすが大分の会は、2016年3月5日(土曜)、大分市のコンパルホールで、『戦場ぬ止み』上映会・三上智恵監督講演会を開催しました。
50名越えの参加者があり、「戦場ぬ止み」の上映は少なからぬ衝撃をもたらしたようでした。
 また、「3月4日『和解』」の次の日ということで、三上智恵監督の講演は臨場感溢れるものとなりました。ただし、本人は、ここ数日間はインフルエンザで倒れ、ゲート前には居れなかったとのことでしたが。 
 それでも、仲間のカメラマンが撮ってくれた映像をインタ-ネットネットに立ち上げて、それを講演最初に見ることができました。大分の会場参加者は、まさしく三上監督作品の映像を真っ先に見ることができるという栄誉を受けることができたのでした。
 「和解」という語の持つある種の不透明さを持たざるを得なかった会場参加者に、辺野古の闘う人々の笑顔がこの「和解」の意味を語ってくれていました。

 さて、三上智恵さんの講演での幾つかの話を、なるべく近い形でと努力して意訳しました。


・辺野古新基地建設に何故反対するのか、それは、単に基地負担割合の問題ではない。
 反対するのは、自分たちの意志で、自分たちの金で、「戦争する。出撃する。」基地を作るということになるからだ。つまり、戦争にかかわるかどうかということなのだ。

・この訴訟の問題の本質は、「沖縄」ではなく「日本」に変えるべきだ。このまま行くと日本はひどい国ということになってしまう。

・ファルージャの悲劇、殺戮をしたのは。沖縄の海兵隊だった。その海兵隊員の肩章には[OKINAWA]の文字があった。イラク人にとって、当然のこととして、沖縄に対して、「何で見殺しにするの。何で止めてくれないの。」ということになる。このことをよく考えて。


・「中断」と「中止」の違いはどういうことなのか、考えてほしい。

・なぜ「和解」なのかを考えるとき、次のことが言える。
 一つには、裁判長の訴訟指揮をみていて、「このままやっても国は勝てないよ」という国へのメッセージを感じた。それは、国が飛躍し過ぎているのではないか、という裁判所の意志。
 二つには、夏の参議院議員選挙に向けての野党共闘を通して、「辺野古反対」を公約にする候補が出てきた状況がある、それを国が考えたということ。またあわせて、どうせ参議院議員選挙の間は工事ができないという国の思惑。

・和解条項に、判決の確定後、国と県の双方が「判決に従い、互いに協力する」と記載されている。これがいやな感じになっている。

・でも、休めるだけでもいい。

・「中断」の時期は、琉球新報が1年間、沖縄タイムスが半年となっているが、まだよくわからない。


・ここで、大事なことを伝えたい。エアシーバトル構想について。是非考えてもらいたい。
 三上さんは、「三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第29回」で、次のように訴えていました。


「アメリカが西太平洋地域の安全のために、第1列島線の内部の制限戦争を想定して訓練をする」。安保条約を維持する日本は今のところそれに協力する以外にない。しかしそれは少なくとも我々沖縄県民の安全とは真逆の方向である。我々の命と生活を守るのなら、アメリカの安全戦略に付き合っていたらこっちが危ないのだ。日本全体も、今まさに考える岐路にある。自分たちの安全を守ることとアメリカの安全を守ることの整合性がとれなくなった場合に、一体どちらを選ぶのですか?
 我々は既にアメリカと命運を共にする泥舟に乗っているも同然だ。こんな大事なことをちゃんと考えてくれる政府を作り、沈まない船に乗り換えるために、日本に住む大人たちは今相当頑張らないといけない。
         ※エアシーバトル構想については、引用を参照してください。

 最後に、三上さんは、講演の中で、次のように、語り込んでいました。
 最初の「標的の村」の時は、絶望の中に居た。
次の「戦場ぬ止み」では、希望を盛り込んだ映像だった。
 今、年内の公開を目標に新作に取り組んでいる。
三上智恵さんは、その新作で、何を、どのように語りかけてくれるのか。
実は、三上智恵監督は、「三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第38回」のなかで、最後の言葉を次のように報告しています。


『自分たちの選択、その先に未来がある。いろんなことがおかしくなっていいるけれど、わたしたちはまだ、民主主義を手放してはいない。』


 会場参加者は、三上智恵さんが次作で、是非とも希望に満ちた民主主義の未来を映し出してほしいとの思いを、それぞれの責任を胸にする中で、受け取ることができました。

以下、三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第29回から関連事項の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-03-09 06:02 | 連帯を通して-市民運動の場で | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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