2016年 02月 18日 ( 3 )

沖縄-普天間5年内停止と20160218沖縄

 普天間の5年以内の運用停止に関して、沖縄タイムスは2016年2月18日、「『普天間は辺野古の代替施設が完成して移設が完了するまで使い続けるというのがわれわれの理解だ。日本国内の事情には関与しない』」。マケイン氏は沖縄タイムスの取材に、同要請が米政府と議会の議論の俎上(そじょう)にすら上っていないとの見解を示す。一方で、日本政府に対して同要請を明確に否定しない米政府への不満も示唆した。
 同公聴会が開かれる前にマケイン氏らが目を通した米議会報告書には5年以内の運用停止について『米当局は、代替施設が運用可能となる前に普天間を閉鎖するいかなる案も断固拒否した』『米政府の同意なしに日本政府が基地に関する事項を一方的に決める権限はない』と記述されていた。米国務省高官は『技術的に困難というのがわれわれの一貫した立場だ』と断言しつつ、『今も日本側で実現可能性があるように協議されているのは理解しかねる』と本音を漏らす。」、と 報じた。
 この要請とは、「『仲井真氏から普天間の5年以内運用停止の要請があったことを紹介しつつ、沖縄の負担軽減について米側の協力を要請した』。昨年4月27日。ニューヨークで開かれた外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)後の共同記者会見で、中谷元・防衛相は沖縄の要求を米側に伝えたと強調した。」、ことを指す。
 しかし、この要請について、「同席していたケリー国務長官とカーター国防長官は『沖縄の負担軽減について日本政府と協力したい』と述べるにとどめ、中谷氏の発言に呼応する場面は見られなかった。『あれは日本国内の事情を説明したものだとわれわれは理解している』。前述した国務省高官は米側が運用停止について言及しなかった理由をそう説明した。」、と伝えた。


 また、辺野古新基地建設反対の動きについて、「名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前には18日午前、新基地建設に抗議する市民約400人が集まった。辺野古弾薬庫に近い第2ゲート前で初めて早朝から集会を開き、『工事を強行するなら心臓部に近いここを封鎖する』と気勢を上げた。一方、海上では長島付近に設置されていたスパット台船1基が作業船に引かれ、100メートルほど移動した。作業は確認されていない。」、と報じた。


以下、沖縄タイムスの引用。







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by asyagi-df-2014 | 2016-02-18 15:55 | 沖縄から | Comments(0)

ヘイトクライム-法務省が複数のサイト管理者に削除を要請し、一部がヘイトスピーチ動画削除。

 標題について、東京新聞は2016年2月14日、「在日朝鮮人に対する差別的言動などのヘイトスピーチ(憎悪表現)の動画がインターネット上で公開されているのは人権侵害に当たるとして、法務省が複数のサイト管理者に削除を要請し、一部が応じていたことが、関係者への取材で分かった。ヘイトスピーチによる人権侵害を抑止するための法務省の措置が、動画削除につながった初のケース。」、と報じた。
 この件について、「関係者によると、問題となった動画は二〇〇九年十一月、東京都小平市の朝鮮大学校の校門前で在特会メンバーが『朝鮮人を日本からたたき出せ』と大声を出している内容など。動画配信サイト『ニコニコ動画』などを通じて公開されていた。法務省は名誉毀損(きそん)やプライバシーの侵害があると判断した動画や書き込みについて、プロバイダーなどに発信者情報の開示や削除を求めており、この動画も削除を要請。十三日までにニコニコ動画を含む複数のサイトが「人格権侵害」などの理由で削除した。」、と伝えた。
 また、あわせて、「法務省の要請に応じ、複数のサイトがヘイトスピーチの動画を削除したことは、差別的発言の拡散への一定の歯止めになると見込まれる。」、と人権侵害に一定の歯止と伝える一方、「削除要請の具体的基準は示されておらず、行き過ぎた対応が表現の自由の制限につながらないよう、慎重な対応を求める声もある。」、とも伝えた。


 以下、東京新聞の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-02-18 15:16 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

原発問題-大分合同新聞の特集「光見えぬ廃炉への道 福島第1原発の今」を読む。

 2016年2月14日の大分号新聞(以下、合同とする)の一面は、「光見えぬ廃炉への道 福島第1原発の今」との大見出しが踊った。
 合同は、この特集を、勇敢にも(そう思ってしまいました)始めた。
「1月下旬、日本記者クラブ取材団の一員として、福島県・福島第1原発の構内に入った」。と記者は、「日常として落ち着いたように見える光景と、変わらぬ原子炉の危険な状態との間に、言い難い隔たりを感じた。」、と次のように特集を始めた。


 溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)は放射線量が非常に高く、いまだに原子炉内のどこにあるのかさえ分からない。放射性物質を含んだ汚染水は今も、日々300トン発生し続けている。東京電力福島第1原発事故から間もなく5年。廃炉まで30年とも、40年ともいわれる道のりは光が見えないままだ。だが原子炉から離れたエリアでは、作業員が普通の作業着で行き交い仕事をこなす。日常として落ち着いたように見える光景と、変わらぬ原子炉の危険な状態との間に、言い難い隔たりを感じた。


 以下が記者の詳細な報告である。


①「ここは放射線量が高いので長くはいられません」。白い防護服にピンク色の防護マスクを装備した取材団に、東京電力福島第1廃炉推進カンパニーの社員が注意を促した。
 小高い丘から原子炉1~4号機の建屋を見下ろした。距離はわずか100メートルほど。水素爆発で壊れた3号機建屋の上部は鉄骨や鉄筋がむき出しのまま。生々しい爪痕がはっきり見えた。
 社員が持つ放射線量計は毎時150マイクロシーベルトを示していた。建屋側に数歩近づいただけで200マイクロシーベルトまで上がる。防護せずに5時間もいれば、一般人の年間被ばく限度とされる1ミリシーベルトに達する。思わずつばを飲み込んだ。
②最も困難とされる1~3号機の燃料デブリの取り出しは世界初の試みになる。ロボットなどを使い炉内を調査する技術開発を進めているが「本丸には至っていない」(廃炉推進カンパニー)。廃炉の進捗(しんちょく)状況を尋ねられた小野明福島第1原発所長は「数字で言うのはなかなか難しいが、せいぜい1割とかだろう」と渋い表情で語った。
③構内に所狭しと並ぶ高さ10メートル、直径12メートル、容量千トンの貯蔵タンクが目を引いた。汚染水を保管してあり、大小合わせて約千基に上る。
④汚染水はセシウム吸着装置などの除去設備を使って処理するが、トリチウムという放射性物質は除くことができずにためている。東電は汚染水の発生原因となる地下水が建屋に入らないよう手だてを講じているが、発生を止めるには至っていない。
 廃炉推進カンパニーの野呂秀明視察センター所長は「今後もタンクは増え続ける。配管といった条件を考えると、どこにでも造れるわけではない。限界に近づいている」と説明した。
⑤構内のあちこちには線量計が置かれている。体外、体内の被ばく状態はそれぞれ測定機で厳重に管理していた。除染で線量が減ったエリアでは、一般作業着の着用を徐々に広げている。昨年5月には大型休憩所もオープン。談笑しながら食事を取る作業員たちの姿もあった。


 東京電力福島第1原発事故の現在を、声として記者は届ける。


「防護せずに5時間もいれば、一般人の年間被ばく限度とされる1ミリシーベルトに達する。」
「廃炉の進捗(しんちょく)状況を尋ねられた小野明福島第1原発所長は『数字で言うのはなかなか難しいが、せいぜい1割とかだろう』と渋い表情で語った。」
「トリチウムという放射性物質は除くことができずにためている。」
「東電は汚染水の発生原因となる地下水が建屋に入らないよう手だてを講じているが、発生を止めるには至っていない。」
「今後もタンクは増え続ける。配管といった条件を考えると、どこにでも造れるわけではない。限界に近づいている」


 また、「帰りたい帰れない 福島県いわき市の仮設住宅」と原発事故で基本的人権を剥奪された人たちの「すっかり慣れた生活に不便は感じない。それでも『おら、家に帰りてえ。ここでは死にたくねえ。』」、との声を伝えた。
 避難指示を解除した楢葉町について、「全町避難をした自治体では初めてだ。町は住宅や交通、福祉、教育といった生活環境を徐々に回復させて復興を進める方針。松本幸英町長は『2017年春には5割の町民が帰町できるようになれば』と話す。だが7364人の住民のうち、避難解除から4カ月たった今年1月の時点で帰った人は421人。わずか5・7%にとどまる。」、と続ける。
 実際の現地の声を次のように伝える。


「楢葉に帰るだろうか。小さな子どもがいれば、いくら安全と言われても放射線の不安はやはり根強いだろうし、帰町が進むのは難しいのでは」

「年寄りばかりで帰ったって、しょうがねえ。買い物は遠くて歩けねえし、やっていけねえ」


 だから、「帰りたいけど、帰れない―。複雑な思いを抱えながら過ごしている。」、と。


 今回の特集の最後を、「5年をかけて一歩一歩進む現場の環境改善を目の当たりにし、逆に廃炉への途方もない時間の長さの方が強く印象に残った。」、とまとめた。


 以下、大分合同新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2016-02-18 06:38 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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