2016年 01月 10日 ( 2 )

原発問題-除染作業は、「実際は『見えない下請け』が作業員を集める図式として定着、不正の温床になっている」。それは、「もぐらたたき」の状況と。

 標題について、福島民友は2016年1月9日、「除染で信頼できるのは『2次』まで」と、見出しを掲げた。
 その実態について、「昨年11月、楢葉町の除染現場で違法に派遣された労働者を働かせたとして、職業安定法違反の疑いで2次下請けの社長の男らが逮捕され、罰金刑を受けた。実際は3次下請けが集めた労働者を、雇用契約書を偽造して2次下請けの作業員に見せ掛ける―という手口だった。『人手が必要だが自前では全てを集められない。一方で自主規制の縛りもある。そこに、違法な業者が関与する余地が生まれる』。労働局の関係者は指摘する。」、と伝えた。
 また、「全国から集まる除染作業員の雇用をめぐるトラブルは後を絶たない。福島労働局が2015(平成27)年1~6月に実施した除染事業者に対する監督指導では、342事業者のうち法令違反があったのは233事業者で、全体の68.1%を占める。14年と13年の同時期はそれぞれ59.4%、68%で、状況は改善されていない。違反の続発を受け、大手ゼネコンなどの元請けは下請けへの指導を強化。大半の請負で元請けの目が届く『3次下請けまで』と自主規制を行っている。ただ、実際は『見えない下請け』が作業員を集める図式として定着、不正の温床になっている。男性が契約を交わしたのもこうした会社だった可能性がある。」、と続けた。
 こうした除染作業について、「『信頼できる業者だけなら問題が生じる可能性は低いが、(それを排除すれば)除染が思うように進まなくなる』と問題の根深さを指摘する。違法な業者が後を絶たない『もぐらたたき』の状況が続く。」、と福島民友は指摘する。


 この記事は、除染作業そのもの困難さだけでなく、除染作業に携わる労働者の過酷な労働実態をも、予想させるものである。
 再稼働とは、このことを当然のこととして折り込むと言うことでしかない。
 まさに、犠牲の上に成り立つ利益の追求なのである。


 以下、福島民友の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-01-10 11:03 | 書くことから-原発 | Comments(0)

沖縄-代執行訴訟の第2回口頭弁論が開かれる。

 辺野古埋め立て承認取り消し処分の取り消しを求めて国土交通相が提起した代執行訴訟の第2回口頭弁論について、琉球新報は2016年1月9日、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設をめぐり、翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消し処分の取り消しを求めて国土交通相が提起した代執行訴訟の第2回口頭弁論が8日午後2時から、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれた。国が行政不服審査制度を利用したのに加えて代執行訴訟も提起した理由について、多見谷裁判長は国側の姿勢を疑問視し、次回までに詳細に説明するよう求めた。多見谷裁判長は『防衛局長も国交相も行政主体としては国だし、行政組織としても内閣の一体の下にある。簡単に【行政不服審査は関係ない】という話にならない』と述べた。また多見谷裁判長は県側が出した『国が言う危険の除去策としての普天間飛行場閉鎖は、新基地の運用開始後か』『新基地の運用開始時期は現時点でいつごろと想定しているか』の質問について、国側に回答するよう求めた。」、と報じた。
この口頭弁論の様子について、「第2回弁論で、国側は『代執行訴訟は提訴から15日以内に主張・立証を終え、裁判所に判断してもらうものだ。国として証人尋問は不要と考えるので、次回で弁論を終結すべきだ』」と早期結審を求めた。県側は『国は訴状の中で初めて、県知事の承認取り消しに対する法令違反の内容に言及してきた。審理は必要な範囲で十分にやるべきだ』と反論した。国側は、裁判所が追加書面の提出期限とした12月28日より後の1月7日に県が提出した書面の扱いについて『代執行訴訟の趣旨を踏みにじるものになりかねない。準備書面は陳述(採用)しないという毅然(きぜん)とした訴訟指揮をお願いしたい』と主張した。県側は『国は12月28日に提出した書面で初めて海兵隊の問題に関する具体的な反論を行った。私たちとしては再反論しないということはできない』と反発した。県が7日に提出した書面の採用可否について、裁判所は29日に決定する。」、と伝えた。
 この件について、沖縄タイムスは2016年1月9日、「国側は『知事の新基地建設阻止の意思は固く、代執行以外での是正は困難』と主張。沖縄県側は『他の是正措置を経ておらず、訴えは訴権の乱用』と反論した。」、と報じた。


 以下、琉球新報及び沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2016-01-10 05:53 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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