2015年 12月 13日 ( 3 )

沖縄から-辺野古新基地建設のための辺野古掘削調査、最終段階に。

 標題について、琉球新報は2015年12月13日、「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に伴う新基地建設で沖縄防衛局は12日、大浦湾の長島付近にあったスパット台船1基を米軍キャンプ・シュワブ沿岸に移動させた。移動先で海底掘削(ボーリング)調査を実施すれば24カ所目となり最終調査地点となる。長島付近の別のスパット台船1基と掘削機を積んだ大型クレーン船1隻で掘削調査が確認された。」、と報じた。
 また、このことについて、「海底掘削調査が最終段階に入ったことに、抗議船船長の牧志治さんは『国は裁判の成り行きを見て工事を判断すべきだ。県や名護市を通さず、当たり前のように進めようとすることが納得いかない』と話した。」、と伝えた。

 あわせて、闘いの様子について、「シュワブのゲート前では市民らによる資材搬入阻止行動が続けられたが、機動隊が市民を排除し資材を積んだダンプカー5台を含む計18台が基地内に入った。抗議中、男性1人が機動隊に一時拘束されたほか、別の男性1人が体調不良を訴えて病院に搬送された。ゲート前には東京大学大学院総合文化研究科の高橋哲哉教授や稲嶺進名護市長、米退役軍人らの平和団体が訪れ、市民を激励した。高橋教授は、新基地阻止行動に共感を示し『日米安保を支持する本土が米軍基地を引き取って民意を変えなければ、(沖縄の)基地問題は解決しない』と訴えた。」、と報じた。


 以下、琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-12-13 16:10 | 沖縄から | Comments(0)

こうも続く差別発言。「市内の犬の登録数は今年9月末に2万6399頭。外国人は同時期に2万7028人と、もうすでに外国人のほうが多くなっている」

 こうも差別発言が続くと、やはり、日本社会にどこか歪みが大きくなっていることは間違いない。
 標題について、朝日新聞は2015年12月12日、「開会中の埼玉県川口市議会で、野口宏明議員(自民)の一般質問に、外国人市民の増加を犬の登録数と比較した差別的な発言があったとして、議会が議事録とネット配信用動画から一部削除する手続きをとったことが12日わかった。発言があったのは9日の国民健康保険の外国人加入者に関する質問。野口氏は「市内の犬の登録数は今年9月末に2万6399頭。外国人は同時期に2万7028人と、もうすでに外国人のほうが多くなっている」と述べた。」、と報じた。
また、その詳細について、「発言の冒頭に『例えは悪いが』と断りを入れたが、『不適切だ』とその日のうちに複数の会派から議長に申し入れがあり、議長が野口氏から事情を聴くなどしていた。この問題は11日の各会派代表者連絡会議で協議した結果、『外国人への差別、侮辱と受け取られかねない発言だった』と結論づけ、犬の登録数との比較部分の削除を決めた。野口氏は、取材に『誤解を招きかねない表現だった』と話している。」、と伝えた。


 差別発言者の「誤解を招きかねない表現だった」との常套語は、常に自らの差別性を証明している。


 以下、朝日新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-12-13 11:49 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

安倍晋三政権の経済政策を、毎日新聞に見る。

 2015年12月10日付けの毎日新聞の特集は、「首相現実を見てますか」、と始まる。
 安倍晋三政権の実態を描写し、非常に面白い。
 この特集を考える。
 まず、毎日新聞はこう切り出す。


 「自画自賛」と「大言壮語」のてんこ盛り? 最近の安倍晋三首相の経済政策を巡る発言である。アベノミクスの成果をことさらに強調し、「1億総活躍社会」実現の緊急対策でも、ギョッとさせるような目標数値が並ぶ。「安保」から「経済」へのシフトチェンジをアピールしたいのかもしれないが、一国の首相の「国民への約束」とは、かくのごときものでよいのか−−。

 「『自画自賛』と『大言壮語』のてんこ盛り」。


 実に、安倍晋三政権を言い当てている。
 まったくもって、「一国の首相の『国民への約束』とは、かくのごときものでよいのか」、と。
 それは、逆に、「こんな奴を選んだのか」、と私たちの方に返ってくる。

  その政策は、次のようにぶち上げられました。


「1億総活躍社会」実現への緊急対策
1 GDP600兆円の実現(2014年度は491兆円)
 ・法人税率を早期に20%台へ引き下げる道筋をつける
 ・低所得の年金受給者への3万円支給
 ・最低賃金の全国平均時給1000円への引き上げ(15年度は798円)
2 希望出生率1.8の実現(14年は1.42)
 ・17年度末までの保育施設の追加整備量を「40万人分」から「50万人分」へ拡大
 ・非正規雇用者の育児休業取得の促進
3 介護離職ゼロの実現(年間約10万人)
 ・特養など介護の受け皿の増加分を「38万人分」から「50万人分以上」へ拡大
 ・介護休業給付金を賃金の40%から67%へ引き上げ、休業期間の分割取得を認める


 何とまあ、空々しい数字が並べられていることか。
 それならばということで、安倍首相の発言集。



①「『三本の矢』の政策によって経済を成長させ、(略)経済の好循環を我々は作り出すことができたわけでございます……」
②「『1億総活躍社会』が実現できれば、安心感が醸成され、将来の見通しが確かになり、消費の底上げ、投資の拡大にもつながります」
③「(安倍政権発足以降の)3年間、マイナスからプラスへ、あきらめから希望へ、日本を大きく変えることができました。やればできる!」


 まさに、「『自画自賛』と『大言壮語』のてんこ盛り」。
 切って返す力で、安倍晋三及び安倍晋三政権批判集。


①「アベノミクスが当初の目標通り進んでいないのは明らかです。『国内総生産(GDP)実質2%、名目3%の成長』を打ち出したが、その気配が見えてこない。さらにインフレ目標2%も先延ばしにされている。『新三本の矢』や今回の緊急対策といった新政策を打ち出し、『経済の安倍』で国民の期待をつなぎ留めて政権を維持したいと計算し、あえて大言壮語の勇ましい態度で臨んでいるのでは」(塩田潮)
②「道筋も財源も不透明」(日経、11月27日付朝刊)
③「実現可能性を考えると、いささか乱暴な印象が拭えない」、「緊急対策による予算の上乗せに動くのでは、アクセルとブレーキを同時に踏むようなもの」(産経新聞)
④「民主党政権が最低賃金1000円を掲げた時、自民党は『アンチビジネス以外の何物でもない』と批判した」(枝野幸男)
⑤「とても経済政策と呼べるものではありません」、「目標値と支出項目ばかりを並べているだけで、財源の裏打ちがない。『経済成長すれば財源は増える』との考えかもしれないが、楽観が過ぎる。目標に至る道筋を示すべきです」(武田晴人)
⑥「例えば国民は『賃上げしてやるから消費に回せ』と言われても、将来の社会保障に不安がある以上、貯蓄に走る傾向は変えられない。企業も同じです。不安が消えないから設備投資や人件費を抑え、内部留保をため込む。法人税を下げれば設備投資が増え、経済がうまく回ると考えるのは、現実を直視していない」(武田晴人)
⑦「『所得倍増』の立案には約3年間を費やし、民間の有識者など各方面から1000人ほどの意見を聞いて練り上げた。今回の『1億』のような、思いつきの言葉の羅列ではなかった」(武田晴人)
⑧「『所得倍増』では経済成長を、完全雇用や格差是正などの目的を達成するために必要なものと位置付けました。しかし今回は成長それ自体が目的になっている。高度成長の夢をそのまま投影しているだけで、成長したあの時代に戻ろうよという懐古主義。だから日々現実の厳しさと向き合う国民には響かないのです」(武田晴人)
⑨「これでは『女性はたくさん子どもを産んで、もっと働け』というメッセージしか伝わってこない」(泉宏)
⑩「最終目標である憲法改正のためには、常に経済政策を打ち上げ、国民の注目を引き付けておく必要がある。つまり現実の直視や反省ではなく、『やればできる』と気合充実のヤンキーのような強い姿勢を見せ続けるしかない、と考えているのかもしれません」(泉宏)
⑪「集団的自衛権を行使できるように9条を解釈変更したため、そこは実質的に改憲できたと言っていい。首相の狙いは9条にこだわらず、憲法の条文自体を変えることに移っています。来年夏のダブル選を視野に入れた参院選で『経済の安倍』のまま議席増を果たして改憲の土台を固め、残る任期でじっくり改憲に取り組み『改憲を成し遂げた初の首相』として歴史に名を刻む。『大言壮語』と言われても、花火のように経済政策を打ち上げ続けるのはそのためでしょう」。(泉宏)


 最後に、毎日新聞はこのように批判を積み上げた上で、やさしく、「『私はウソは申しません』。池田元首相はテレビコマーシャルでそう語った。今、安倍首相が同じ言葉を口にしたら、国民はどう感じるだろうか。」、とまとめた。



 安倍晋三政権の経済政策について、武田晴人(経済史)さんは、「目標値と支出項目ばかりを並べているだけで、財源の裏打ちがない。『経済成長すれば財源は増える』との考えかもしれないが、楽観が過ぎる。目標に至る道筋を示すべきです」、と正確に指摘する。
 また、安倍晋三という人の「戻りたがり」病を、武田晴人(経済史)さんは、「しかし今回は成長それ自体が目的になっている。高度成長の夢をそのまま投影しているだけで、成長したあの時代に戻ろうよという懐古主義。だから日々現実の厳しさと向き合う国民には響かないのです」、と一刀両断する批判は、まさに、正しい。
 泉宏さんが描いてみせる、安倍晋三の「来年夏のダブル選を視野に入れた参院選で『経済の安倍』のまま議席増を果たして改憲の土台を固め、残る任期でじっくり改憲に取り組み『改憲を成し遂げた初の首相』として歴史に名を刻む。」という大言壮語な野望を、決して許してはならない。

 以下、毎日新聞も引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-12-13 06:37 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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