2015年 11月 12日 ( 3 )

沖縄から-沖縄防衛局は、辺野古沖ボーリング調査で4カ月半ぶり掘削を再開。

 標題について、沖縄タイムスは2015年11月12日、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は12日午後、海底地盤の強度などを調べるボーリング調査の掘削作業を再開した。6月30日以来、約4カ月半ぶり。」、と報じた。
 このことについて、「翁長雄志知事は埋め立て承認取り消しの違法性をめぐる法廷闘争が避けられない情勢の中、司法判断が出るまで作業を中断するよう求めてきた。県内の反発は一段と高まっている。防衛局は10日から2隻のスパット台船を現場海域に運び入れ、海底に固定するなど準備を進めてきた。12日午後2時20分過ぎ、大浦湾の長島付近に停泊する台船1隻から掘削棒が海面に降りていくのが確認された。昨年8月に始まったボーリング調査は全24地点のうち、深場5地点での掘削を残している。その他、埋め立て予定区域の地層を把握するための音波調査を実施している。」、と伝えた。

 以下、沖縄タイムスの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2015-11-12 17:20 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第34回


 沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。

 
 今回の報告は、特に、締め付けられる。
 三上さんは、こう綴った。


 だから私は、これらの動きと一緒になってこの日を節目にするようなリポートは一切出したくなかった。しかし、今回は違う。県民が身体を張って政府の圧力に抗している辺野古の現場に、警視庁の機動隊が投入されたのだ。11月4日、まだ暗いうちからキャンプシュワブのゲート前に練馬・品川・多摩ナンバーの警察車両が続々やってきた。のっぺりした表情の見慣れない警官がぞろぞろと降りてくる。「いよいよ平成の琉球処分か!?」という怒号があちこちから上がった。


 そして、こう私たちに語りかける。


 86歳になる島袋文子さんのことは何度もこのページに書いてきたが、私は彼女や島のお年寄りが抱えてきた癒えない悲しみと重い荷物を少しでも楽にすべく、辺野古の計画の白紙撤回を勝ち取るためにテレビや映画のドキュメンタリーに取り組んできた。ところが計画の白紙撤回どころか状況は悪化、毎日彼女が般若のような形相で機動隊にくってかかる場面を現場や報道で見て、胸が張り裂ける思いだ。
 そして悪性リンパ腫という大病から生還し、まだまだリハビリ途中の山城博治さん。治療器具を埋め込んだその身体でどれだけみんなを守るために無理をしてしまうのか、しかし警視庁の機動隊の姿を見た彼を誰も止められるわけがない。命を削って現場を指揮する彼の姿を、今回の動画は少々長いがちゃんと見て欲しい。後半に、文子おばあと平良悦美さんという、辺野古の闘いを象徴する二人の80代の女性を守るために博治さんが彼女たちを抱きしめる場面がある。なんて壮絶な愛情だろう。
 無機質な表情で命令のままに黙々と人間を排除していく機動隊に対し、こちらが持つ武器は人間を慈しみ、尊厳を守り、心の底に横たわる正義に照らして判断をする行動力だけだ。だがそれは思いのほかもろくはない。身体を鍛えてなくても、若くもなく体力がなくても、抵抗している県民の側が持っている強さは彼らを圧倒していく。


 さらに、「現場はまた一つ大きな感動を共有し、また一つ強くなった。」、と。


 翁長知事夫人の樹子さんはゲート前で「万策尽きたら最後は夫婦で座り込みます」と覚悟を語った。そして「まだ万策尽きてはいない。日本中から、世界中から支援がある。これからも諦めず心を一つにしていきましょう」と続けた。


 私たちは、この報告から、何を受け取ることができるのか。


 以下、三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記第34回の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-11-12 11:27 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-米軍基地を本土に引き取り、平等な負担を目指す新たな市民運動が、九州各地で芽吹きつつある。

 標題の新たな動きについて、沖縄タイムスは2015年11月11日、「長く沖縄に押し付けてきた過重な米軍基地を本土に引き取り、平等な負担を目指す新たな市民運動が、九州各地で芽吹きつつある。賛同する長崎と熊本、福岡の県民16人が5日、福岡市に集まり、名護市辺野古への新基地建設問題が切迫する中で『私の地元には来ないで、という論理を克服したい』『移設できる広い場所はある』と思いを語った。連携を深めるため『九州ネットワーク』の結成を決め、今後の活動について意見を交わした。集いは9月に設立された「本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会」(里村和歌子世話人)が催した。」、と報じた。
 このことについて、「10年前から著書で在沖米軍基地の本土移設を訴えてきた野村浩也・広島修道大学教授は『日本人は引き取り運動によって、基地の押し付けという沖縄人への差別をやめられる。自らの足元で基地をあらためて撤去すれば安保も廃棄可能だ。日本人自身の尊厳を取り戻せる運動であり、今後も広がるだろう』と予測する。」、と付け加えた。

 この間、高橋哲哉の「沖縄の米軍基地」の著書でも、「県外移設は、平和を求める行為と矛盾しないのはもとより、『安保保障』の主張と矛盾するものではない。『本土』の人間が安全保障を求めるなら、また平和や『安保廃棄』を求めるなら、基地を引き取りつつ自分たちの責任でそれを求めるべきであり、いつまでも沖縄を犠牲にしたままでいることは許されない。県外移設が『本土』と沖縄、『日本人』と『沖縄人』の対立を煽るとか、『連帯』を不可能にするなどという批判は当たらない。県外移設で差別的政策を終わらせてこそ、『日本人』と『沖縄人』が平等な存在としてともに生きる地平が拓けるのである。」
、と提起されている。


 辺野古新基地建設の問題は、一つには、「県外移設で差別的政策を終わらせてこそ、『日本人』と『沖縄人』が平等な存在としてともに生きる地平が拓ける」ことを日本人全体に問うている。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-11-12 05:52 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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