2015年 10月 02日 ( 3 )

沖縄から-ハブから高濃度のPCBについて、政府は「基地起因と言えず」。

 「沖縄県浦添市北西部で採集されたハブの体内に、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)や、毒性が高く使用が禁止されている農薬のDDTが高濃度で蓄積されていることを名桜大学と愛媛大学の研究グループが3日までに突き止めた。」という沖縄タイムスの2015年9月4日付けの記事の続報として、2015年10月1日、「政府は29日、沖縄県浦添市北西部で捕獲されたハブから有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)や使用が禁止されている農薬のDDTが検出された問題で、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の有害物質が発生源の可能性があるとの指摘に関し、『当該分析結果が同地区に起因するものとは一概に言えない』とする答弁書を閣議決定した。」、と報じた。
 このことに関して、沖縄タイムスは2015年10月1日、「米軍が1970年代、沖縄県浦添市の牧港補給地区(キャンプ・キンザー)で環境調査を繰り返し、農薬やポリ塩化ビフェニール(PCB)による高濃度汚染を把握していたことが30日、米軍文書で分かった。農薬のクロルデンは環境省指針の178倍に達した。約40年が経過した今も、汚染が残っている可能性がある。・・・ 環境総合研究所(東京)の池田こみち顧問は「農薬は極めて高い濃度。残留性は高く、汚染が残っている可能性がある。生物への蓄積も懸念される」と指摘した。キンザー周辺のハブやマングースにPCBとDDTが蓄積されているとの最近の研究とも符号する。」、と疑問を伝えた。

 「農薬は極めて高い濃度。残留性は高く、汚染が残っている可能性がある。生物への蓄積も懸念される」との指摘は、政府及び地方公共団体にとって、緊急性のある課題である。

 以下、沖縄タイムスの引用。





More
by asyagi-df-2014 | 2015-10-02 16:54 | 沖縄から | Comments(0)

労働問題-大阪市が、「能力不足」での分限免職

 大阪市が「能力不足」で免職をした問題について、朝日新聞は2015年10月1日は、「大阪市は30日、指導や研修を重ねても仕事上のミスが改善されないとして、職員2人を民間の解雇にあたる「分限免職」にしたと発表した。橋下徹市長の主導で制定された職員基本条例の処分要綱に基づく分限処分は初めて。不祥事での懲戒処分などが理由の分限免職ではなく、『能力不足』での免職は異例だ。」、と報じた。

 これまで、日本の評価制度の導入については、管理的支配発想だけに基づく懲罰的身分制度の導入でしかないことを指摘してきた。
 働く者にとって、現行の評価制度は、問題である。

 以下、朝日新聞の引用。





More
by asyagi-df-2014 | 2015-10-02 09:30 | 書くことから-労働 | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第32回

 沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
 だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
 三上知恵の沖縄撮影日記。

 
 今回の報告では、「今全国に伝えたいと思って映画にした。」のは、この映画が、「今の政権に抗う日本の大衆にとって特効薬になりうると思った。」から、と。

 そして、山城博治の人となりを次のように描くとともに、三上智恵の思いを伝える。


 「沖縄には歴史に残る大衆運動のリーダーたちがたくさんいる。阿波根昌鴻、瀬長亀次郎、安里清信、挙げればキリがない。辺野古の闘い20年を振り返っても金城祐治、当山栄、大西照雄…他界された方だけでも、これだけ素晴らしい方々がいた。そんな伝統ある辺野古の現場を今任されているヒロジさんの凄さというのは、類い稀な作戦を繰り出す能力だけではなく、実はこのゲート前を大芸能大会付きのピクニックの場に仕立て上げていったことだと思う。
 日米両政府を向こうに回して終わらない闘いを強いられてきた沖縄の知恵は「鈍角の闘い」である。まさに老若男女が好きな時間に好きなスタイルで参加していい、それこそが強みなんだという場を作りきれたのは、ヒロジさんのキャラクターと経験値である。私は、みんなが参加したくなる空気を維持していくこの知恵こそ、今全国に伝えたいと思って映画にした。」

 「政治なんて興味ない、何をやっても変わらないと、大衆が汗も知恵も絞らずに来た数十年の積み重ねでここまで日本が劣化したのだ。巻き返しを図るには、大衆が危機感で集まるだけでなくそこから心躍らせ、面白がることができる、さらに人を呼べる抵抗の現場をどう作っていくのか。継続しない運動は、権力者にとって恐れるに足りない。折れず、ひるまず、継続するパワーを獲得することが、実は一番大事なポイントだ。
 ヒロジさんというリーダー像は、今の政権に抗う日本の大衆にとって特効薬になりうると思った。権力を笑い、自らの可笑しさも笑い合いながら、歌って踊って怒って泣いて座り込むのだ。ここは私たちの暮らす土地であり、子どもたちに渡す、先祖から引き継いだ大切な島なのだから。」


 私たちに見えるのは、「間もなく迎える知事の承認取り消しを、辺野古の現場は揺るぎない体制で迎えようとしている。」、と静かな笑みを浮かべながら、沖縄の、辺野古の闘いに居る彼女の姿である。

 以下、三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第32回の引用。




More
by asyagi-df-2014 | 2015-10-02 05:30 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧