2015年 09月 06日 ( 3 )

元最高裁判所長官「集団的自衛権の行使を認める立法は憲法違反」の発言を考える。

 山口繁元最高裁判所長官「集団的自衛権の行使を認める立法は憲法違反」の発言について、考えてみます。
 まずは、明日の自由を守る若手弁護士会のブログから。
 次のように鋭く分析してみせます。


「以前、自民党の高村さんは「憲法の番人は、最高裁判所であって、憲法学者ではありません。もしそれを否定する人がいるとしたら、そんな人はいないと思いますが、憲法八十一条に反し、立憲主義をないがしろにするものである」と述べていますね。
 その憲法の番人である「最高裁判所」の元長官が「違憲」って言っているんですよ。
  自民党さんはなんて回答するかと思ったら
「現役を引退された一私人の発言にはコメントしない」んだそうです(中谷防衛大臣)
「防衛大臣が答えた通り」だそうです(菅官房長官)
 内閣の「憲法の番人」は
「いちいちコメントしない」んだそうです(横畠内閣法制局長官)
 おいおい、砂川判決をやたらと持ち出すのは、「最高裁判所」が根拠じゃなかったんかい?
 その最高裁判所の元長官も「違憲」って言っているんだよ?
 もう自分のお友達の発言以外、聞く耳持ちません、ってことじゃん。
 それこそ民主主義をないがしろにした上 憲法によるしばりを無視して「立憲主義をないがしろにする」姿勢、そのものじゃない?」


 そして、明日の自由を守る若手弁護士会は、このことを次のように軽くまとめてみせます。


「自民党さんの改憲草案では公益および公共の秩序に反する表現行為はダメだから公益(自民党さんが必要だと思っている集団的自衛権)に反する表現(違憲だ、という意見)は、無視していいってことになるんでしょうけどね。」


 確かに、「集団的自衛権」反対は公益および公共の秩序を守る表現行為です。


 次に、琉球新報の社説です。次のように、理論を展開します。


「安倍政権が法的正当性を担保する根拠として寄り掛かってきた最高裁の元トップが違憲と断じたインパクトは大きく、安保関連法案の法的正当性は完全に破綻した。
 憲法調査会で参考人として発言した3人の憲法学者全員、複数の元内閣法制局長官に加え、元最高裁長官がそろい踏みし、違憲と突き付けた。廃案を迫る決定打の意味合いがある。」と。
 だから、安倍晋三政権は、「無理に無理を重ねた解釈によって合憲だと言い張ることはもう無理だ。まともな民主主義国家ならば、強引に成立させる愚を犯すまい。」と。
 従って、「安倍政権は安保関連法案の成立を断念すべきだ。」と、結論づける。
 また、あきれ果てて開いた口が塞がらないとばかりに、もういいかげん分かれよと最後通牒を突きつけます。

 「本末転倒した今の状況はこの国が全体主義に近づく前触れに映る。」
 「『ああ言えばこう言う』の類いで言を左右する政権与党に、国民を危険にさらす法案の命脈を委ねるわけにはいかない。」


 こんなことを言われてしまった政権はどれぐらいあるのだろうか。

 以下、明日の自由を守る若手弁護士会ブログ及び琉球新報の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-09-06 16:45 | 書くことから-憲法 | Comments(0)

沖縄から-3,800人。辺野古新基地建設断念、辺野古工事再開NOで県民集会。

 2015年9月5日に開催された県民集会について、沖縄タイムスは20165年9月6日、名「護市辺野古の新基地建設に反対する県議会与党や県選出野党国会議員などでつくる『止めよう辺野古新基地建設!実行委員会』は5日、名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前で県民集会を開いた。3800人(主催者発表)が結集し、安倍晋三政権に、現在停止している新基地建設の関連工事を再開せず新基地建設断念を求めると同時に、安全保障関連法案の廃案を求めシュプレヒコールを上げた。」と、報じた。
 また、この集会について、「新基地建設をめぐっては県と国の集中協議に伴い、9日まで政府が建設関連の工事を停止している。実行委は集会を開くことで、協議期間を終えた10日以降も工事を再開せずに新基地断念を求める県民の意思を示す狙いがある。会場となったゲート前は午前中から雨が降り続いたが、集会が始まる午後2時には小雨に。最後には晴れ間が広がり、登壇者の一人は「雨にも負けず、アベにも負けずだ」と新基地建設断念と安保法案の廃案に向けた結束を呼び掛けるなど会場は熱気に包まれた。壇上でのあいさつでは政府への抗議と同時に、翁長雄志知事による前知事の埋め立て承認の早期取り消しを期待する声が相次いだ。実行委共同代表の一人、照屋寛徳衆院議員(社民)は「集中協議後、翁長知事は間髪を入れずに毅然(きぜん)として一刻も早く承認を取り消してもらいたい」と知事の政治決断を要望した。」と、伝えた。

 「『SEALDsRYUKYU(シールズ琉球)』の 小波津義嵩(よしたか)さん(名桜大2年)の『武器に頼り平和をつくる時代は終わった。沖縄から真の積極的平和主義が全国に広がっている』と訴えた。」との声が、沖縄だけでなく、日本全国に、世界に広がっていく闘いにならなければならない。

 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-09-06 10:37 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄から-米で夜間訓練中に米軍ヘリ着陸失敗 1人死亡11人負傷

 米軍ヘリの着陸失敗について、沖縄タイムスは2015年9月5日、「米南部ノースカロライナ州のキャンプ・レジューン海兵隊基地で2日午後9時ごろ(日本時間3日午前10時ごろ)、夜間訓練中の大型輸送ヘリコプターCH53Eが着陸に失敗し、乗っていた海兵隊員1人が死亡、11人が負傷していたことが分かった。」と、報じた。
この事故の様子やヘリについて、「当局は、事故原因などの詳細は明らかにしていないが、通常よりも速い速度で着地する『ハードランディング』したと説明している。CH53Eは2004年に沖縄国際大に墜落したCH53Dの後継機で、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場には8機配備されている(14年10月末時点)。1999年4月には、沖縄本島の米軍北部訓練場の沖合に落ち、乗員4人が死亡する事故が起きている。」と、伝えた。

 安倍晋三政権は、この事故の原因究明の結果をきちっと把握し、国民に知らしめる必要がある。

 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-09-06 05:28 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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