2015年 08月 31日 ( 2 )

「いつか教科書に載る景色」と、朝日新聞は報道。

 8月30日の「安保関連」法案反対の行動について、朝日新聞は23015年5月31日、「いつか教科書に載る景色」と標題をつけ、「安全保障関連法案を審議している国会議事堂は30日、法案反対の声に包まれた。安倍政権の政策すべてに反対というわけではないという人もおり、デモ参加者は立場を超えて法案反対で足並みをそろえた。今後はデモが一過性に終わらず、投票を通じた政治参加につながるかも焦点になる。小雨の国会前。色とりどりの雨傘の間から学生団体の声が響き、労働組合や宗教団体ののぼり旗が林立した。老若男女が声を上げた。」と、報じた。
 この記事の中で、掲載された参加者の声。


「国会前の車道を埋め尽くして人々が声を出している。怒りであり、叫びです。憲法を守った方がいいっておかしな主張ですか」
「いつか教科書に載る景色ですね」
「これだけの声を反映できない安保法案は、国民主権をないがしろにするものだ」
「動員が多かったからね。今日は市民が自発的に集まっている。いい光景じゃないか。民主主義が定着したんだね」
「SEALDsの存在が後押しになり、声を上げていいと実感できた」


 海外メディアの声も。


「安保関連法案への反対デモについて海外メディアは、若い世代の抗議の広がりを中心に伝えている。米英メディアは日本時間30日午後、主要ニュースとしてデモの様子を報じた。英BBCのリポーターは国会前からデモ参加者を背に中継。「子どもたちを戦争に行かせたくない」と訴える声を伝えた。AP通信は「労働組合や年配の左翼活動家によるデモが一般的だった日本で、学生や若い母親によるデモに注目が集まっている」と報じた。
 一連のデモを『1960年代以来の規模』と指摘したのはロイター通信。60年代の学生運動とは異なって暴力を否定していることや、平和主義的な憲法の尊重を求めていることを、学生団体「SEALDs」の中心メンバーに取材して伝えた。仏AFP通信は、音楽家の坂本龍一さんが国会前のデモに参加したことを紹介。若者の抗議は『法案に反対する声の広がりを物語っている』とした。一方、中国国営中央テレビは30日、国会前の映像を含めて繰り返しデモについて報道。『多くの国民が、この法案が日本の平和憲法のあり方に挑戦するものであるとして廃案を求めた』と伝えた。」


 朝日新聞は、記事の中で、次のように主張した。


「代表制民主主義は選挙が基本だが、消費税やアベノミクスなどの争点をめぐって国民の価値観が多様化する中、代表にすべてを任せるのは無理がある。安保法案について世論調査で反対や慎重論が多数を占め、反対デモが起きているのは、為政者と民意の間にずれが生じているからだ。政策を丁寧に説明し有権者の声を聞く取り組みが不十分であることを政治家はわきまえるべきだ。」


 以下、朝日新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-08-31 10:15 | 書くことから-憲法 | Comments(0)

沖縄問題-菅官房長官は「工事は予定通り(集中協議の)1カ月が終わったら再開する」と。双方の主張は大きく隔たったまま。

 政府と沖縄県の協議について、琉球新報は2015年8月30日、「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐる県と政府の集中協議の第4回会合が29日、那覇市内のホテルで開かれた。協議に先立って菅義偉官房長官と意見交換した自民県連の具志孝助幹事長によると、菅官房長官は県連役員らに『工事は予定通り(集中協議の)1カ月が終わったら再開する』と述べた。協議最終回の第5回を前にした4回目の会合でも、双方の主張は大きく隔たったままだ。」と、報じた。
 また、沖縄県側については、「翁長雄志知事は協議終了後、『協議が延期されなければそこからの対応になる。ありとあらゆる手段を使って辺野古に基地は造らせないということはしっかり持っている』と述べ、期間終了後、辺野古埋め立ての知事承認を取り消すことを示唆した。」と、伝えた。
 普天間飛行場の5年以内の運用停止の問題については、「辺野古移設との関連を尋ねた翁長知事に対し、菅氏は「お互い考え方が違う」などと述べるにとどめ、5年以内運用停止は辺野古移設が前提であることを否定はしなかったという。」とも。
 さらに、今後の協議については、「翁長知事は協議後、記者団に『いずれにしろ厳しい状況だというのははっきりしている。話し合いは今後もシビアになる』と述べた。菅氏は『危険性除去の方法について著しく距離がある』と述べた。」と、報じた。

 翁長沖縄県知事には、辺野古問題『世界は見ている』とする海外著名人の声明を、もしも迷うような時があれば、「苦渋の選択」という迷路に入り込まないために、刻んでいてほしい。


 「翁長知事が埋め立て承認取り消しをしないようなことがあったら、それは違法なプロジェクトに加担するということになる。もちろん翁長知事はそれを分かっているはずであり、決定的な行動に出ないことが沖縄社会に爆発を引き起こすであろうことも分かっているはずだ。
 沖縄の人々は、知事が無条件で妥協や取引も全く伴わない埋め立て承認取り消しを行うことを求め、期待していることを明白にしている。
 我々は沖縄の人々のこの要望を支持する。」


 世界は見ている。
 私達も見ている。

 以下、琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-08-31 05:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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