2015年 08月 29日 ( 3 )

原発問題-モミの一部について、放射線の影響で成長が止まった可能性があると発表

 標題について、時事通信は2015年8月28日 、「放射線医学総合研究所は28日、東京電力福島第1原発事故の避難指示区域に自生するモミの一部について、放射線の影響で成長が止まった可能性があると発表した。検証を依頼した環境省は今後、詳細な再検証を検討する。避難指示区域の動植物の形態変化が見つかったのは初めて。」と、報じた。
 その内容については」、環境省によると、放射線量が最も高い福島県大熊、浪江両町の『帰還困難区域』で昨年12月、主幹の成長が止まっているモミが多数見つかった。3地点で計441本を調べたところ、空間放射線量が高い地点の順に98、44、27%の出現率だった。変化は12年以降に多く発生し、14年には減少していた。比較のため茨城県で実施した118本の調査では、6%の出現率だったという。
 放医研によると、モミなどの針葉樹は放射線の影響を受けやすいほか、風害や食害などによっても形態変化が起きるという。」と、伝えた。

 以下、時事通信の引用。






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by asyagi-df-2014 | 2015-08-29 17:15 | 書くことから-原発 | Comments(0)

原発問題-九州電力、川内原発1号機を9月10日から営業運転へと。

 川内原発1号機の再稼働に関して、朝日新聞は2015年8月28日、「九州電力は28日、新規制基準下で初めて再稼働した川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市、89万キロワット)が、9月10日から営業運転に移る見通しだと発表した。今月31日に原子炉がフル稼働となり、原子力規制委員会の最終検査で問題がなければ営業運転となる。再稼働を巡る約2年間の手続きが全て終わる。」と、報じた。


 九州電力は、20日に設備の一部で海水が漏れる事故を重く受けとめることなく、当然のように「9月上旬」という予定に合わせて、再稼働を巡る約2年間の手続きを全て終わらせようとしている。
 九州電力は、「原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである。」(福井地裁判決)との考え方を否定し、経済効率性だけにに依拠している。
その担保となるものは、「福島原発事故のような重大事故の再発をたまにはそのような事故が発生することも致し方のないことと考える」ことに繋がる新規性基準命に依存しているに過ぎないのにである。

 「福島原発事故のような重大事故の再発を絶対に避けるべき」であり、川内原発1号機の再稼働は許されない。

 以下、朝日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-08-29 10:34 | 書くことから-原発 | Comments(0)

沖縄タイムス社説([戦後70年 地に刻む沖縄戦]朝鮮人軍夫 飢えと差別と重労働と)を読み返す。

 2015年8月25日付けの沖縄タイムスの社説が二日遅れで届いた。
 この見出しから、響くものがあった。「戦後70年」を考える時、やはり必要な視点であるとの思いから、本紙を再度読み返し、このことを考えてみた。

 沖縄タイムスは、「戦後70年」を考える時必要な視点を、二点挙げる。
(1)朝鮮人軍夫は、決して忘れてはならない存在でありながら、人々の記憶から忘れられつつある存在だ。朝鮮人軍夫の沖縄戦体験は、現在につながるさまざまな問題を内包している。
(2)市町村史には、朝鮮人軍夫に関する証言が少なくない。日本兵の露骨な朝鮮人蔑視と居丈高な態度が目立つが、沖縄県民も決して差別感情から自由ではなかった。
 この(2)の視点の総括がないなかでは、(1)の視点での「戦後70年」の振り返りも正当なものにはならない。
 (2)の視点については、沖縄タイムスも、「『一視同仁』『内鮮一体』と言いながら、沖縄での扱いは理不尽極まるものだった。」、「収容所に収容され、ポツダム宣言受諾の報に接したとき、彼らは戦争が終わったことを深くかみしめ、快哉(かいさい)を叫んだという。敗戦を解放と受け止め喜んだのは、日本兵とともに戦ったはずの『植民地朝鮮』からきた軍夫であった。」と、沖縄の問題として押さえる。
 実は、(1)(2)の視点とは、「侵略」の歴史を理解し、「侵略戦争の実態」を正確に把握することなのである。

 沖縄タイムスは、「韓国人慰霊塔」からの告発を次のように表記している。


「糸満市摩文仁の平和祈念資料館の裏、道をはさんだ場所に小さな公園がある。石を積み上げたまんじゅう型の塔が平和祈念堂をバックに建っている。『韓国人慰霊塔』。
 隣の資料館には引きも切らず観光客が訪れるが、ここまで足を延ばす人は少ない。
 公園内の円形広場に、故国の方向を示す矢印が埋め込まれている。なぜ、矢印を刻んだのだろうか。碑文を読むと、矢印に込められた痛切な思いが伝わる。
 『この沖縄にも徴兵、徴用として動員された1萬余名があらゆる艱(かん)難(なん)を強いられたあげく、あるいは戦死あるいは虐殺されるなど惜しくも犠牲になった』
 『祖国に帰り得ざるこれら冤(えん)魂は、波高きこの地の虚空をさまよいながら雨になって降り風となって吹くであろう』」


 「韓国人慰霊塔」からの告発に、日本という国は、これまで答えきれていなかった。
 「祖国に帰り得ざるこれら冤(えん)魂は、波高きこの地の虚空をさまよいながら雨になって降り風となって吹くであろう」との告発に、きちんと答えていくことが、「戦後70年」を振り返ることだ。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-08-29 05:30 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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