2015年 07月 17日 ( 2 )

沖縄から-第三者委員会検証結果(1)

 2015年7月16日、第三者委員会の検証結果が翁長沖縄県知事に報告されました。
 沖縄タイムスの翁長知事との「一問一答」での気になる部分を再掲します。

記者 報告書をすぐに公開しない理由。判断をいつごろまでに下すか。
知事 約半年にわたって、第三者委員会が公正公平中立ということで今日までやってまいりました。報告書が百数十ページ、補強するものが四百数十ページと聞いていますけど、そういうようなものの精査が大変重要であるので、要約版を配っていますので、それで皆様方も理解をいただき、先ほどの言葉の中でも申し上げましたが、報告書につきましては精査が終わり次第、関係資料、議事録を含めて公開します。そういったことで理解をいただきたい。判断の時期は相手もいることですので、いま言ったように対話が始まっているということもあります。大変シビアな対話になると思いますが、やはりこういったこともにらみながら、その間にしっかりと検証させていただき、ある意味で公約である新辺野古基地は作らせないというものをいかに効果的に判断できるかということをこれから一生懸命に頑張っていきたい。

記者 国は法的な瑕疵はないと主張している。第三者委の結論とはまったく違う。
知事 政府は当初からそのような話をしているので、ただ私たちはその意味では疑問を持ちつつ、公正公平な第三者委員会を作って、その瑕疵がないかどうかをいろいろさせてもらっている。具体的な流れからすると、制限区域内に海上保安庁の船、工事船が入っているのに県の調査船は入られない。そういったことも今日までございましたので、そういったことも踏まえた上で、私たちからすると瑕疵があったということをしっかりと検証して、また私の論拠としていきたいと思っています。

記者 報告書の詳細は関心が高い。精査にどのぐらいの時間をかけるか。
知事 私自身で読んで、これぐらいだろうなというものではないので、それにしてもそう長く検証時間が必要というわけではないが、私がいつまでといったらそれがひとり歩きしてこうなりますので、常識的に考えれば今言う工事もどのように進むかというのもありますからそれ相応の期間とかいいようがありません。長期的にどうのこうのではなくて、そういったもんだろうなと思います。

記者 今回、瑕疵があったというのは県の審査手続きに瑕疵があったという認識か。
知事 要約版に出ている以外は私も知りませんので、あのー今の段階ではその内容だとしか言えません。きょう初めて百数十ページや、四百数十ページをもらっていますので、その一行もまだ私は読んでいませんので、要約版でご理解をいただければと思います。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-07-17 11:36 | 沖縄から | Comments(0)

原発問題-伊方原発再稼働は「あまりに危険」

 大分合同新聞は2015年7月15日、規制委員会の審査合格について、「『極めて不安な決定だ』。1985年から別府湾などで断層を調査してきた高知大学総合研究センターの岡村真特任教授(地震地質学)は、伊方原発が活動性の高い『中央構造線』から6~8キロしか離れておらず、四国電力が想定している地震の揺れも過小で『あまりに危険だ』と訴える。」と、報じた。

 「四国電は『過去1万年間は動いた形跡がない』と3号機を建設した。どんな調査をしたのかと、強い不信感を持った。ここに造ったこと自体が間違いだ」とする岡村真特任教は、「『脆弱(ぜいじゃく)に造ったものにいくら突っかい棒をしても限度がある』とする。650ガルは『他の原発に比べても小さすぎる。1千ガルでも十分とはいえない』。断層帯から近いため揺れがすぐに到達し、原子炉を緊急停止するための制御棒の操作が困難になる恐れがあるとも指摘する。」と、結論結論づける。

 また、大分合同新聞は、地元住民の不安の声を続ける。
 「『もし事故が起きれば避難できず、あきらめるしかない。』元町職員の蓮池通政さん(65)が不安を明かす。伊方原発は佐田岬半島の付け根にある。半島は長さ約40キロで幅は最も狭い場所で約800メートルしかない。原発から半島の奥側に住む約5千人にとって、半島の中央を走る国道197号線が『命の道』(地元住民)だが、原子炉建屋から最も近いところでは約1キロしか離れていない。蓮池さんは『事故の際、原発方面へ避難しようと考える住民はいない』と話すが、原発と反対方向に逃げても半島の先端で海に突き当たる。・・・特別養護老人ホーム『三崎つわぶき荘』の渡辺太志施設長(37)は『入所者の大半は自力で歩くのも困難。車の数も十分でない』と表情を雲させる。」

 『もし事故が起きれば避難できず、あきらめるしかない。』という声に、だれがきちっと答えるのか。
 『脆弱(ぜいじゃく)に造ったものにいくら突っかい棒をしても限度がある』ことを、もういいかげん気づくべきではないか。

 以下、大分合同新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-07-17 05:41 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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