2015年 07月 02日 ( 1 )

確かに、「それほど、広告ボイコットは効くのである。」

 江川紹子さんのブログに出会った。
 今回の事も含めて、江川の主張は、「言論の自由を重んじる社会では、言論には言論で対抗するのが、原則だろう。自由な議論の中で、事実に反する見解や陰謀史観の類いは淘汰されたり、人々に信頼されなくなっていく。」と、いうことである。
 今回の自民党議員からの「広告ボイコットは効く」発言の真意を、江川の文章の「マルコポーロ事件」から、あらためて教えてもらった。
 江川は、その顛末を次のように伝える。

 発端は、文藝春秋社が発行していた月刊誌『マルコポーロ』2月号に掲載された「ナチ『ガス室』はなかった」と題する記事だった。巷に転がっているホロコーストを否定したり矮小化する文献や資料を切り貼りしたもので、ユダヤ人大量虐殺は作り話などとする内容だった。これに憤慨した米国のユダヤ人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(SWC)が、駐米大使などに抗議をする一方、大手企業に同誌への広告出稿を取りやめるよう働きかけた。

 SWCは、同誌に対しては直接抗議せず、反論掲載などの同誌からの交渉申し入れにも一切取り合わなかった。同誌が発売されたのは1月17日だが、同月19日には広告ボイコット要請を行う素早さだった。フォルクスワーゲン、カルティエジャパン、マイクロソフト、フォリップモリス、三菱自動車や三菱電機などが、広告拒否を表明。カルティエのように、『マルコ』一誌だけでなく、文藝春秋社のすべての雑誌から広告撤退を決めた社もあった。

 決着がつくのは早かった。文藝春秋社は、同月27日には同誌の廃刊を決め、渡米した担当者がSWC側に謝罪。30日には廃刊を正式に社内外に伝えている。その後、社長が引責辞任した。

 江川は綴る
 「それほど、広告ボイコットは効くのである。」と。
 「異論を封じるだけでなく、身内の言論も規制する。ますます『不自由』で、いよいよ『非民主的』になってゆく自民党。『自由民主党』の名称は、もう返上した方がいいのではないか。」とも。

 人の意見にすがりついてはいけないなと感じながらも、江川紹子さんの指摘に大きく頷いている。

 以下、江川紹子のブログの引用。






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by asyagi-df-2014 | 2015-07-02 05:44 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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