2015年 06月 12日 ( 1 )

沖縄からー米軍普天間飛行場の騒音被害の状況は「違法な権利侵害」

 2015年6月11日、米軍機の騒音によって静かな暮らしを妨害され精神的な苦痛を受けたとして周辺住民約2200人が、国に約10億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、那覇地裁沖縄支部であった。
 この判決について、琉球新報は「国に約7億5400万円の支払いを命じた。『騒音被害は深刻かつ広範だ。受忍しなければならない程度とは評価できない』と明言している。」と、報じた。

 沖縄タイムスは、「政府の騒音対策の不十分さや根本的解決に向けた取り組みの弱さが、司法によって厳しく指弾されたのである。」と断じている。
さらに、琉球新報は、「嘉手納基地でも3次にわたり爆音訴訟があり、1次、2次では一審と控訴審でそれぞれ賠償が命じられた。1県だけで爆音をめぐる国への賠償命令が7回も下ったのだ。こんな県がどこにあるか。裁判所が賠償を命じるというのは、沖縄の現状が合法の範囲を逸脱すると認めたに等しい。賠償命令が繰り返され、一向に改善されないのなら、違法は常態化するということになる。では、違法状態の原因者である米軍基地を国が撤去しようとせず、違法な飛行を止めようともしない沖縄は、国が違法状態の永続を住民に強制しているということだ。一地域に永続的違法を強制する国が、法治国家と言えるのか。」と、指弾した。

 「 一地域に永続的違法を強制する国が、法治国家と言えるのか。」。
 問題は、このことに尽きる。

 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-06-12 18:34 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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