2015年 05月 24日 ( 2 )

NPT決裂

 国連本部で約1カ月にわたって開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、決裂という結果で終わった。
 このことについて、毎日新聞は、「米ニューヨークで開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は22日、中東の非核化に向けた米国とアラブ諸国との見解の相違を埋められないまま終了した。背景にはイランの核開発を巡る中東情勢の変化がある。米欧などがイランとの交渉で一定の「平和的な」核開発を認めつつある中、イランと敵対する潜在的核保有国イスラエルは態度を硬化。最大の同盟国・米国も、イスラエルの安全が保障されるまで非核化に同意できないとの方針を強めざるを得なかったとみられる。」と、報じた。
 この中で、アメリカが果たした役割については、「イスラエル紙ハーレツによると、トーマス・カントリーマン米国務次官補(安全保障・不拡散担当)は19日、急きょイスラエルを訪問。外務省高官らとNPT会議などについて『集中的な協議』を重ねた。米国の最終的な判断に、イスラエルの意向が大きく反映された可能性がある。オバマ米大統領は22日、ワシントンで開催されたユダヤ系団体との会合で『イスラエルの安全保障に対する決意は今もこれからも揺るぎない』と強調した。米議会保守派を中心にイランとの核交渉に批判的な声が根強い中、NPT会議でのオバマ政権の判断には、核交渉についてユダヤ系議員から理解と支援を得る狙いがあった可能性もある。」と、伝えた。
 一方、毎日新聞は、「広島、長崎への原爆投下から70年の今年、被爆者たちは「核兵器なき世界」に向けて前進することを願っていただけに『核の恐ろしさが分からないのか』と失望を隠さない。一方で『諦めるわけにはいかない』と核廃絶への決意を新たにする声も聞かれた。」と、被爆者の落胆の声を報じた。

 いずれにしろ、日本の「集団的自衛権」の行使は、こうしたアメリカの政策に容易に「従属」するということになる。


 以下、毎日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-05-24 08:38 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第22回

 沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。


三上知恵の沖縄撮影日記。
 
  今回の報告は、まずは、翁長知事の「うちなーんちゅ、うしぇーてぇー、ないびらんどー!」から。
 この言葉は、「直訳すれば『沖縄の人間をないがしろにしてはいけませんよ』となる。でも私が翻訳家の戸田奈津子さんだったら、『沖縄を舐めるんじゃない!』と訳す。」。
 それは、「率直すぎて、政治家として云々と論評したい人もいるだろうが、戦後70年『安全保障』という名のいくさごとに翻弄され、騙され続けてきた沖縄からすれば、聞こえが良く丁寧で、虚飾に満ちて、結局は残酷な事態を引き寄せる言葉を使ってきたいわゆる『政治家の言葉』など、もう聞きたくもない。単純でも、感情的でもいい。実直で誤魔化しのない自分たちを代弁する言葉が聞きたいのだ。」と。
 また、「私は2月からこの辺野古のドキュメンタリー映画の編集で籠もりっきりになっていた。4月後半にようやく完成。現場に戻ってみて、世論は少しずつ良くなっているものの、阻止行動のきつさが増していることに胸が痛くなった。毎日こんな事を続けられるわけがない。灼熱地獄の夏はもう始まっている。早く全国に知らせて助けを求めなくては。私にできることは、少しでも早く、少しでも多くの人に知らせることしかない。」とも。

 ということで、三上知恵の沖縄撮影日記が再開します。
 三上さんには、期待しています。体に気をつけて。

 忘れていました。
三上さんの新しい作品のタイトルは、『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』です。これは、いくさ場にトドメを刺して終わらせよう、という辺野古の座りこみ現場に掲げられた琉歌に由来するものだそうです。

「沖縄を舐めるんじゃない!」
最新作『戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)』緊急上映決定!

 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-05-24 06:10 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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