2015年 04月 26日 ( 1 )

沖縄から-不誠実極みではないか

 沖縄タイムスは、2015年4月25日、中谷元・防衛相の「米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止の定義を『飛行機が飛ばないこと』と発言した3月26日の同委員会答弁は不正確だったとして撤回した。」と、報じた。
 この「5年以内」の問題は、安部晋三政権にとって、「『5年以内』は自民党県連が普天間の移設先を『県外』から『辺野古容認』に転換した際の条件で、仲井真弘多前知事が辺野古埋め立て承認をする直前の2013年12月17日に安倍晋三首相に要請し、約束させた。政府は翁長雄志知事就任後も『5年以内』に取り組むことは『不変』としている。」というものであったはずである。

 このことについて、沖縄タイムスは「『飛行機が飛ばない』以外の運用停止があるのか、理解に苦しむ答弁である。発言から透けて見えるのは、仲井真弘多前知事と安倍晋三首相との間で交わされた5年以内運用停止が『不可能だ』という本音である」と、解説する。。 また、「当初から政府内には『乾いた雑巾を絞るようなもの』と困難視する声が強く、米側も『空想のような見通し』と否定的だったにもかかわらずだ。今月開かれた中谷防衛相とカーター米国防長官との会談で、日本側は話題にすらしていない。仲井真氏には埋め立て承認を得るために見通しもない『幻想』を抱かせ、翁長雄志知事には手のひらを返し『幻想を与えるな』という二重の不誠実である。」と、評する。

 少なくとも、「普天間5年内停止」は仲井真前沖縄県知事の拠り所であったわけで、前知事にとっては無残である。
 沖縄タイムス紙上では、米国側からの「空想のような見通し」という情報は度々紙上でも掲載されてはきたので、このことは予想の範囲内ではあってとしても、安部晋三政権のやり方は、不誠実の極みである。

 改めて、「辺野古への移設を強引に進めるのは無理である。」ことを安部晋三政権は、真摯に考えなけねばならない。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-04-26 12:00 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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