2015年 03月 09日 ( 1 )

グレンデール市の慰安婦像裁判は、『民主主義の根本的な原理に反する』として原告の負け。

 2015年3月6日付けの小山エミさんの「グレンデール市の慰安婦像裁判は、なぜ原告のボロ負けに終わったのか」というブログ記事を、NPJで見つけました。

 事件の概要は、次のようなものでした。

2013年7月、第二次世界大戦における従軍慰安婦問題で、当市の公園に慰安婦の少女像が建立された。アメリカ東部州では、ニューヨーク州ウエストバリー(英語版)、ニュージャージー州のパリセイズパーク(英語版)とハッケンサック(英語版)で慰安婦の碑が建立された例があったが、アメリカ西部の州での慰安婦にかかわる建立は初めてであった。
これに対して「歴史の真実を求める世界連合会」を名乗る日系人(グレンデール市民ではない)団体が、グレンデール市を相手取って慰安婦像の撤去を求める訴訟を起こしたが、2014年8月4日、中央カリフォルニア管区連邦地方裁判所は原告には裁判を起こす資格がないとしてその請求を棄却した。

「昨年11月末にはじまった裁判がこれほど早く決着したのは、被告グレンデール市の請求にこたえ、裁判所が今回の訴訟をSLAPP(strategic lawsuit against public participation 直訳すると『市民参加を妨害するための戦略的訴訟』)と認定したからだ。」と、小山さんは評してているが、問題の本質は「原告や被告がどういう立場であるかということより、「豊富な資金にあかせて恫喝的な裁判を起こし、言論の自由を妨害あるいは萎縮させようとしている」という本質的な構図を認めたかたちだ。」ということにある。つまり、この訴えがSLAPP裁判であったということだ。

ブログの最後には、次のようにまとめれている。

「それでもまったくかれらの主張が受け入れられることはなく、あっさり本音を見ぬかれたうえで、SLAPPと認定されてしまった。あれだけ大騒ぎして多額の寄付を集めておきながら、持論すら述べないまま『民主主義の根本的な原理に反する』とまで断定され棄却されてしまったという『世界の現実』に、GAHTを支援した日本の人たちは何を思うのだろうか。」

 この指摘を充分に受けなければならない。

 以下、ブログの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-03-09 23:06 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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