2015年 02月 27日 ( 2 )

米軍再編-「日米防衛協力のための指針の見直しに関する中間報告」を考える。


  米軍再編のあり方を考えるために、日本弁護士連合会の「日米防衛協力のための指針の見直しに関する中間報告」(以下、「中間報告」とする)及びこれに基づく見直しに対する意見書」を基に考える。

 日弁連は、「中間報告」について、次のように断定する。

「憲法の恒久平和主義及び立憲主義に違反しており,この中間報告に基づいて,これまでの日本の安全保障政策を根本的に転換するような見直しをすることは,恒久平和主義及び立憲主義に違反し, 国民主権原理をないがしろにするものであり,行うべきでない。」

 実は、この指摘に尽きるのであり、安倍晋三政権の方向性は問題性は、ここにある。

 この意見書では、「中間報告及びこれに基づくガイドラインの見直しの憲法上の問題点」との中で、その理由を、(1)恒久平和主義に違反する、(2)立憲主義に違反する、(3)国民主権に照らして問題である、と具体的に指摘する。
 この上で、今回のガイドラインの見直しの合意について、次のように論破する。

 「今次ガイドライン見直しの合意は,日本の防衛体制に極めて大きな影響を及ぼすことは必至である。しかも,これまでのガイドラインの策定作業は,集団的自衛権の行使は認められないという従来の政府の憲法第9条等の解釈の枠組みの範囲内で行われたが,今次ガイドライン見直しは,憲法上の重大な問題を有し,日本の安全保障政策,国民の生命と安全,更には基本的人権の在り方に極めて重大な影響を与えるものである。従来のガイドラインの策定とは全く性質を異にし,憲法第9条等の枠組みを超え,憲法違反の内容を含めた安全保障政策の根本的な転換がなされようとしているのである。このような日米両政府間での合意に向けての手続が,主権者である国民がその情報を知ることができず,国民的議論も国会での審議も行われない状態の下で進められている。したがって,中間報告に基づくガイドラインの見直しは,恒久平和主義及び立憲主義に違反し, 国民主権の原理をないがしろにするものである。」

 安倍晋三政権の標榜する「積極的平和主義」という政策は、米軍再編に向けて米国に追随するためのつじつま合わせのものでしかない。

 以下、「日米防衛協力のための指針の見直しに関する中間報告」 及びこれに基づく見直しに対する意見書の引用。(ちょっと長いです)





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by asyagi-df-2014 | 2015-02-27 18:50 | 米軍再編 | Comments(0)

沖縄から-米高官が抗議排除を主張 幹部「拘束は上官の指示」

 沖縄タイムスは、2015年2月25日、「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設状況を確認するために今年1月上旬に来沖した米国防総省高官らが、キャンプ・シュワブゲート前の抗議活動を排除する必要性を主張していたことが24日までに分かった。複数の国防総省筋が本紙の取材に明らかにした。一方、同キャンプの幹部は同日、来県中の参院沖縄北方特別委員会に対し『上官の指示で拘束した』と明らかにした。」と、報じた。

 今回の「逮捕」劇に、米国防総省高官の意向と実際の「上官の指示による逮捕」があったことがわかってきている。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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by asyagi-df-2014 | 2015-02-27 05:30 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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