2015年 02月 11日 ( 1 )

「建国記念の日に抗議する市民集会」に参加しました。

 2015年2月11日(水曜)に開催された「建国記念の日に抗議する市民集会」に参加してきました。
この集会では、安倍靖国参拝違憲訴訟・関西弁護団代表の加島宏弁護士の「首相の靖国参拝 何が問題か」と題しての講演がありました。
 この違憲訴訟についての概略は次のものです。

(1)被告;国、靖国神社、安部晋三首相
(2)請求の趣旨:①安部晋三は総理として参拝してはならない、②靖国神社は安部晋三の総理としての参拝を受け入れてはならない、③被告3者は連帯して、原告各自に1万円の損害賠償を支払え
(3)請求の原因;①参拝による信教の自由、回顧祭祀に関する自己決定権の侵害、②平和的生存権の侵害、③憲法尊重擁護義務を負う内閣総理大臣に対する期待権の侵害

 加島弁護士のこの講演のなかで、会場参加者に大きな驚きを与えたのは、「合祀者が戦後直ぐの37万人から1952年以降に246万にまでに膨れあがったからくり」についてでした。
 示唆された国立国会図書館にある「新編靖国神社問題資料集」を覗いてみましたが、確かに、厚生省引揚援護局復員課が作成し都道府県に送った「援発第三〇二五号 靖国神社合祀事務に対する協力について(昭和31年4月19日)」には、「法令に基づくその本然の事務の限界において、かつ、なし得る限り好意的な配慮をもって靖国神社合祀事務の推進に協力する。」と記述されていました。
 このことは、国のために殉じた人を祀ることを教義とする靖国神社が、実は国がこうした方法で関与することによって始めて成り立っているということを、事実として証明しているのです。
 つまり、この指摘こそ、何故靖国神社が問題なのかの根幹に関わる事柄でした。
 靖国神社に関してこの間説明されてきた「我が国における戦没者追悼の中心的施設」というものの欺瞞性が明らかにされています。

 加島弁護士の講演は、大きなものを残してくれました。


by asyagi-df-2014 | 2015-02-11 19:21 | 連帯を通して-市民運動の場で | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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