2015年 01月 01日 ( 1 )

沖縄タイムス社説とともに2015年を。

2015年の始まりを、大分・竹田の地で、降り荒ぶ雪を見ながら考えている。
 「日本社会が分水嶺(れい)を迎えているだけでなく、沖縄にとっても今年は将来を決定づける重要な年である。」と、沖縄タイムスは、年頭に訴える。
 確かに、日本社会は分水嶺を迎えることになる。
 安部晋三政権という大きな反動のうねりを越えなけねばならない。
 だとしたら、これを越える新しい波動が必要になる。
 痛いことではあるが、私には「3.11」によって「現実」と「未来」をみることができた。
 出発はそこしかない。

 沖縄タイムスは、四つの亀裂を示す。
 「日本は現在、三つの深刻な『社会的亀裂』を抱え分断化が進んでいる、と佐々木毅東大名誉教授は指摘する(『潮』1月号)。一つは経済的な格差という亀裂。二つ目は世代間の亀裂。三つ目は都市と地方の亀裂である。佐々木さんは触れていないが、もう一つ大きな亀裂が横たわっているのを見逃すわけにはいかない。米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐる沖縄とヤマト(政府)の深刻な亀裂だ。」
 特に、四つ目の亀裂については、このように描写する。
 「新基地建設のために政府が牙をむいて県民に襲いかかってくる、という話だ。これは弁解の余地のない『沖縄差別』であり、代表制民主主義の否定である。」 

 この四つ目の亀裂は、沖縄にとっては極めて現実的な問題である。ただ、実は、これは沖縄だけの問題ではない。自己決定権を正しく主張する地域の闘い、想いに対しては、「政府が牙をむいて襲いかかってくる」ことを肝に命じなけねばならないことになる。
 それが、2014年7月1日の閣議決定や特定秘密法等の意味なのである。

 最後に、沖縄タイムスは、翁長知事に対して、「国政にパイプを持たない翁長知事にとって、これからの県政運営は多事多難である。戦後70年の劈頭(へきとう)に立って、『平和と暮らしを守り抜く』という強力なメッセージを内外に発信し、自立に向けた姿勢を示してもらいたい。」と、結んだ。

 平和と暮らしを守り抜く。
 このことこそ、2015年の私たちの課題である。

 以下、沖縄タイムスの引用。





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by asyagi-df-2014 | 2015-01-01 15:40 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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