2014年 12月 24日 ( 1 )

沖縄から-三上智恵の沖縄〈辺野古・高江〉撮影日記第21回

沖縄の地で、体を張って新しい歴史を作ろうとしている人たちがいる。
 そこには、その煌めきの記録を残そうとしているジャーナリストがいる。
だとしたら、その生きざまの瞬間を私たちは受け取る必要がある。
三上知恵の沖縄撮影日記。
 
  今回の報告は、「この連載も今年はこれで最後だ。」とされ、「毎週水曜日に欠かさず更新してきたこの撮影日記は週に一度から月に一度に変更することになった。」との報告であった。
 恐らく、三上さんが伝えたいだろうこと。
「沖縄では確かに、大きな何かが変化した。しかし日本の国としては、パワーアップした安倍内閣が暗黒の時代を引き寄せている。来年は沖縄の真価が問われる年になる。島の命の連なりを支えてきた紺碧の海を背に、譲れないものをどう守るのか。恵みの海を潰し、先祖の顔を潰して、子孫の宝まで差し出す愚に気づいてしまった沖縄県民が、どこまで鈍角の闘いを展開できるのか。それは困難この上ない長い道のりで、ゴールなど有るのかも知れぬが、少なくとも去年の暮れよりも今のほうが、私は来年に希望を持っている。」
 そして、このことも。
「骨太で根性が有って、口は悪くても情が厚い旧久志村の女性たち。基地反対運動の取材から入ったために拒絶から始まった辺野古区の人々とのつきあいなのだが、通うほどに引き寄せられる。辺野古区にのしかかる基地問題は沖縄の、日本の命運を左右する問題だ。しかし政治の思惑に翻弄され揺さぶられ続ける中でも、地域の和を自衛手段とし、誇りを持って生きようとする人たちの未来を、私は全力で守りたい。
 敗戦の惨めさを超え、押しつけられた基地と折り合いを付け、プライドを失わないように生きてきた沖縄。その縮図が辺野古だ。「彼らは容認派である」とレッテルを貼り、負の歴史と決別できない自分たちの不甲斐なさを基地に寄り添う人たちになすり付けてきた構図にわたしたちはそろそろ気付くべきだし、その先に進む展望を共に分かち合う時期に来ているのだと思う。」

 以下、三上知恵の沖縄撮影日記の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-12-24 22:04 | 沖縄から | Comments(0)

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