2014年 12月 11日 ( 1 )

ヘイトクライム-ヘイトスピーチは人種差別 在特会側への賠償命令確定

最高裁第三小法廷(山崎敏充裁判長)は、9日付の決定で、在特会側の上告を退けた。
このことで、2014年年7月の二審・大阪高裁判決(「『在日特権を許さない市民の会』(在特会)の会員らによるヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を人種差別と認め、在特会側に計約1200万円の賠償と街宣活動の差し止めを命じた」)が確定した。
 この経過は、次のものであった。
「昨年10月の一審・京都地裁は『在日朝鮮人に対する差別意識を世間に訴える意図の下、在日朝鮮人という民族的出身に基づく排除で、人種差別撤廃条約が禁止する人種差別にあたる』と認定。『条約上の責務に基づき、人種差別行為に対し、被害者の効果的な保護や救済措置となるような額にするべきだ』とし、名誉毀損(きそん)訴訟としては異例の高額賠償を命じた。」
「今年7月の二審・大阪高裁も『何の落ち度もない児童らが、民族的出自だけのために卑俗な攻撃にさらされた。人種差別という不条理な行為で受けた精神的被害は多大だ』と述べ、一審判断を支持した。」
「在特会側が二審判決を不服として上告していたが、最高裁も主張を退けた。」

 実は、こうした判決が出されてきているにも関わらず、この7日にも、「国内外からの観光客が集う京都・八坂神社前。休日の7日、古都に罵声が響く。『政府は朝鮮人を日本からたたき出せ』。『在日特権を許さない市民の会』(在特会)のデモ隊が、ヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)を繰り返した。」(朝日新聞)という実態が繰り返されてきた。

 朝日は、「子供が朝鮮第一初級学校に在校中にヘイトスピーチに遭遇した金尚均・龍谷大教授は言う。「娘はショックを受け、『朝鮮人って悪いの』と聞いてきた。ヘイトスピーチは単なる不快な表現ではない。相手に自尊心を喪失させる、深刻な被害を生じさせる行為だ」との説明を加えている。

 12月10日は、世界人権デーである。
 このことを肝に銘じて、ヘイトクライム、ヘイトスピーチに立ち向かおう。

 以下、朝日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-12-11 05:39 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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