2014年 10月 26日 ( 1 )

松代大本営看板問題 -負の歴史に真摯に向き合ってきたこれまでの長野市の取り組みからすると、もったいないことである。

以前、長野市松代町の松代大本営地下壕(ごう)入り口に市が設置した看板で、朝鮮人労働者が工事に携わることになった経緯を伝える文章のうち、「強制的に」の部分に市がテープを貼って見えないようにした問題を取り上げた。
 今回、壕を管理する長野市が、「多くの朝鮮や日本の人々が強制的に動員されたと言われています―。と、「と言われている」と伝聞表現にして、決着を図った格好で、結論を発表した。
 このことについて、信濃毎日新聞は社説で、「市役所内の検討だけで案内板を掛け替えて終わらせてしまっては、もったいない。」と、報じた。
 また、その結論を、「来年で終戦から70年になる。戦争の記憶は風化が進む。だからこそ、市民と一緒になって検証しながら身近な歴史を学ぶ積極的な仕掛けをつくりたい。子どもたちの関心を引き付ける機会にもなる。市役所内の検討だけで案内板を掛け替えて終わらせてしまっては、もったいない。」と、している。

 確かに、このままの結果にすることは、負の歴史に真摯に向き合ってきたこれまでの長野市の取り組みからすると、もったいないことである。
 長野市を訪れ、松代大本営の事実に衝撃を受けるとともに、未来を見つめるための教材化しているその姿に感動を受けた者の一人として、やはりこの長野市の結論は、どうしても間違っていると言わざるを得ない。

 以下、信濃毎日新聞の引用。




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by asyagi-df-2014 | 2014-10-26 05:40 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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