2014年 09月 22日 ( 2 )

ヘイトクライム-金子市議の辞職勧告可決

 北海道新聞は、2014年9月22日、札幌市議会は「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ金子快之市議に対して辞職勧告を可決したと報じた。

 以下、北海道新聞の引用。


金子市議の辞職勧告可決 アイヌ民族発言 札幌市議会

 札幌市議会は22日、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ金子快之市議(43)に対し、議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はない。

 金子氏は決議後、札幌市内で取材に応じ「辞職の考えはない。来春の市議選に出馬し、有権者の審判を受ける」と表明。「発言を撤回する考えはない。タブーを恐れず発信を続ける」と述べた。

 議案は金子氏が所属していた最大会派、自民党・市民会議を除く6会派が同日、共同提出した。自民党・市民会議は別に金子氏に対して発言の撤回と謝罪を求める決議を提出したが、否決された。


by asyagi-df-2014 | 2014-09-22 18:18 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

持続可能な社会-教育問題から(2)

朝日新聞の記事は、生徒数が2008年度の89人から2014年度の156人へとV字回復した隠岐島前高校の話である。
 かってこの高校も、「かつて統廃合の崖っぷちに立っていた。97年に77人いた入学者は08年には28人に落ち込んだ。高校が消えれば、15歳以上の若者がいなくなる。地域にとっては、死活問題だった。」と全国的な流れの中に位置づけられていた。
 現在の日本の現状とこの隠岐島前高校の取り組みの意味の分析を、島根県立大学連携大学院の藤山浩教授の話として次のように示している。

「日本の高校は『蜘蛛(くも)の糸』の主人公のように、成長神話の糸にすがり、人より先に上へ上へと上がっていけと教えてきた。『東京すごろく』をよしとして生徒を都会に送り続けた。島前高校は人とつながり地域で生きる別のモデルをつくっている」

 この分析は、成長神話の行き着く先となる東京という仮定の捉え方を、「命」の問題を最重要課題とする「地域で生きる」という考え方に置き換えなければならないのではないかという問い掛けである。

 例えばそれは、「各地で高校が統廃合され『高校が地域の生命線』との意識が地元に広がったこと、正解のない問題を解く力の育成が求められるようになったことがあると見る。『都会の担い手を育てる教育が人口減少社会を生んでいる。地域と結びつく高校の流れは広がり、太くなるだろう』とする青山学院大教育人間科学部の樋田大二郎教授(教育社会学の話として説明される。

 まさしくここでは、教育という範疇だけにとどまらず、「成長戦略」という「成長神話」への問い掛けと再出発の必要性を、今こそ始めるときであることが語られている。
 それは一方では、「『これからは田舎が選ばれる時代』と取材で聞いたのが印象に残っている。人口減を解決する対処法を見つけることは簡単ではないかもしれないが、『選ばれる田舎』になるためには、地域が持つ力を高める努力がこれまで以上に必要になってくると思う。」との地域の側の大きな課題でもある。

以下、朝日新聞の引用。





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by asyagi-df-2014 | 2014-09-22 05:30 | 持続可能な社会 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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